JPS6370801A - 反射防止部材 - Google Patents

反射防止部材

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JPS6370801A
JPS6370801A JP61216788A JP21678886A JPS6370801A JP S6370801 A JPS6370801 A JP S6370801A JP 61216788 A JP61216788 A JP 61216788A JP 21678886 A JP21678886 A JP 21678886A JP S6370801 A JPS6370801 A JP S6370801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antireflection
film
antireflection films
partition walls
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP61216788A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakano
健司 中野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、反射防止部材に関し、特に車載用能動ディス
プレイ(ここで、能動ディスプレイとは、自己発光型デ
ィスプレイをいう)のフィルタとして用いると、該ディ
スプレイの視認性を向上させるものである。
[従来の技術] 従来、事務機器用能動ディスプレイ、車載用能動ディス
プレイには、画面表面のギラツキや反射を軽減するため
フィルタが用いられている。
第3図は、事務機器用CRT (Ca t hod e
Ray  Tube)の表面に取付けるフィルタの1例
を示す縦断面模式図である。第3図に示すように該フィ
ルタは、反射防止膜付ガラス10の裏面に直線偏光フィ
ルム20,1/42位相差板30、及びガラス40を積
層して構成されている。
該フィルタはまずフィルタ表面の反射1をガラス10の
反射防止膜で防止し、次にフィルタ表面を通過しフィル
ター裏面およびCRT表面で反射した光2は直線偏光フ
ィルム20及び1/4λ位相差板30で吸収し、ディス
プレイ70の光4のみを見る者に到達させようとするも
のである。第4図は車載用CRTの表面に取付けるフィ
ルタの1例を示す縦断面模式図である。第4図に示すよ
うに該フィルタはシボ付きガラス50裏面にライトコン
トロールフィルム(以下LCFという)60と、ガラス
板40とを積層して構成させる。ここでLCF60は斜
めからの太陽光等を遮光してC車載用フィルタは、ユー
ザーの手にふれやすい位置におかれるのが普通であり、
上記事務機器用フィルタとして用いると、フィルタ表面
の反射防止膜に指紋等の汚れなどが付きやすく、付着し
た汚れのために反射を防止しえない場合が少なくない。
又、斜め方向からの太陽光等強い光が入射すると、直線
偏光フィルム及び1/4λ位相差板だけではフィルタ裏
面やCR7表面の反射を十分に吸収できなかった。
一方、上記車載用フィルタには、ユーザーの手にぶれや
すいことを考慮して、反射防止膜は、フィルタ表面に形
成されていない。 ・ 本発明は、上記事情に鑑みて案出したものであり、斜め
からの太陽光等によるディスプレイ前面のギラツキ及び
指先の汚れ等による反射防止膜の反射防止作用の低下を
有効に防止することのできる反射防止部材を提供しよう
とするものである。
[問題点を解決するための技術的手段]本発明に係る反
射防止部材は、ベース部材と、該ベース部材表面に形成
した反射防止膜と、該反射防止膜表面に形成した、表面
方向に突出しだ多数の隔壁から成る隔壁部と、 を有することを特徴とする。
ベース部材は、反射防止部材の用途によっても異なり、
例えばCRTの表面に貼着する場合には、裏面に粘着層
をもつ透明フィルムとすることができ、又、反射防止部
材をCRT等のディスプレイ用フィルタとして用いる場
合には、積層したガラス基板及び円偏光板をベース部材
として挙げることができる。
反射防止膜は、従来と同様のものでよく、M9Ft、A
I 203、Zrot等!真空蒸着又tit、スパッタ
リング等により、光学的厚さで、11層又は、多層に形
成する。
隔壁部は、表面方向に突出した多数の隔壁を有する。隔
壁が反射防止膜から突出する角度は、特に限定せず、反
射防止膜から、垂直に突出し、あるいは所定角度をもた
せて突出させるか、は任意である。又、隔壁相互の間隙
、隔壁を突出させる長さ、隔壁の厚みは視認性を考慮し
て定められる。
又、隔壁は、例えば、光吸収性を考慮して、黒色等に着
色してもよい。
[実施例] 以下、本発明の具体的な1実施例を図を参照しつつ説明
する。
本実施例は、本発明を車載ディスプレイ用フィルタとし
て用いる1例である。
第1図は、本実施例に係る反射防止部材の概略縦断面図
である。第1図に示すように、該反射防止部材は、ポリ
エステルフィルム100と、該ポリエステルフィルム1
00の1端面表面に形成した3層の反射防止膜102と
、該反射防止膜102から表面方向に突出した多数の格
子形状の隔壁104と、前記ポリエステルフィルム1o
Oの反射防止膜を形成しない他端面に積層した円偏光板
106と、ガラス基板108と、から構成される。
以下、上記反射防止部材の製造方法について述べる。
まず、200μmの厚みのポリエステルフィルムを用意
し、スパッタリングで、フィルム側から、順に−AIz
O31/4λ膜と、Zr0t2/4λ膜及びMgFt1
/4λ膜を81層した3層の反射防止膜102を形成し
た。
次に上記311反射反射防止作用光性樹脂をドクターブ
レード法により塗布した。第2図(その1)(その2)
は、紫外線照射により、上記塗布した感光性樹脂を感光
硬化させ、格子状の隔壁を反射防止膜102表面に形成
する工程を示す模式図である。第2図(その1)に示す
ようにドクターブレード法により塗布した感光性樹脂2
00に対して格子形状に対応したコントラストを有する
ハードマスク201を介して紫外線を照射し、感光部を
硬化させる。
その後、弱アルカリ水溶液のスプレー噴射により、紫外
線の未照射部を洗浄し、水洗、乾燥を経て、さらに紫外
線を再照射すると、第2図(その2)に示すような格子
形状の隔壁が形成される。
その後、該隔壁を黒色染色して反射防止膜102の表面
に、表面方向に突出した多数の隔壁の形成を完了した。
次に、直線偏光フィルム及び1/4λ位相差板から成る
円偏光板を用意した。該円偏光板は、市販のものである
。又、通常のソーダガラス板を用意してポリエステルフ
ィルム100の反射防止膜102が形成されている側の
裏面に、ポリエステルフィルム100側から順に直線偏
光フィルム1/4λ位相差板、ガラス板を積層して、各
々の周縁部を接着剤で接着し、さらに額縁部材200を
外周面に嵌合させて、上記反射防止部材を完成させた。
(実施例に係る反射防止部材の効果) 上記実施例の反射防止部材を、車載用能動ディスプレイ
のフィルタとして用いた場合、まず、フィルタ表面にお
ける反射は、反射防止vA102により防止される。又
、斜めからフィルタに入射する太陽光等の強い入射光は
隔壁104によってカットされるのでフィルタ内に入射
しない。さらに隔’1104によってフィルタが、手の
触れやすい位置に配置されても指先の汚れ等が反射防止
膜に付着せず、指紋等の汚れにより反射防止効果を損う
ことはない。尚、隔壁104は夜間、ディスプレイから
発光した光の拡散を防ぐため、ディスプレイの光が窓等
に写ることも防止する。
次に隔壁104の間から反射防止19102を透過して
入射した光は、円偏光板106に入射する。
円偏光板106に入射した光は、まず、直線偏光フィル
ムにより直線偏光をうけ、さらに1/4λ位相差板によ
り右又は左に円偏光をうけて、ガラス板108方向へ透
過する。該透過光は、ガラス板の表面及び裏面あるいは
ディスプレイ表面等で反射され、円偏光方向を逆転して
再び1/4λ位相差板に入射し、さらに左又は右に円偏
光をうけて直線偏光フィルムに再び入射する。かかる入
射光で、当初円偏光板で、直線偏光された光と直交する
方向に偏光されたものは、再び直線偏光フィルムに入射
する際に吸収される。
このため、上記反射防止部材をフィルタとして用いると
ディスプレイに入射した外光がディスプレイ前面で反射
することが防止され、極めて良い視認性を吸収される。
[発明の作用及び効果] 本発明に係る反射防止部材は、ベース部材と、該ベース
部材表面に形成した反射防止膜と、該反射防止股上に形
成した多数の隔壁からなる隔壁とを有するものである。
隔壁部は、反射防止膜に対して所定角度を有する入射光
をカットする。又、多数の隔壁が表面方向に突出してい
るため指先等の汚れか゛、反射防止膜に付着することを
防止し、反射防止膜に付着した汚れにより、反射防止効
果が、減少することを抑制する働きを有する。
このため、本発明に係る反射防止部材を車載用ディスプ
レイ等の表面に取付けるとディスプレイの視認性を向上
させ、又、表面に汚れが付着することを防止して汚れに
よる視認性の低下を防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る反射防止部材の概略縦断面図で
ある。 第2図(その1] (その2)は紫外線照射により感光
性樹脂を感光硬化させ格子状の隔壁を形成する工程を示
す模式図である。 第3図は、事務機器用、CRTの表面に取付けるフィル
タの1例を示す縦断面模式図である。 第4図は、車載用CRTの表面に取付けるフィルタの1
例を示すtt1断面模式図である。 10・・・反射防止膜付ガラス 20・・・直線偏光フィルム 30・・・1/4λ位相差板 40・・・ガラス 50・・・シボ付きガラス 60・・・ライトコントロールフィルム70・・・ディ
スプレイ 100・・・ポリエステルフィルム 102・・・反射防止膜 104・・・隔壁 106・・・円偏光板 108・・・ガラス板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベース部材と、 該ベース部材表面に形成した反射防止膜と、該反射防止
    膜表面に形成した、表面方向に突出した多数の隔壁から
    成る隔壁部と、 を有することを特徴とする反射防止部材。
  2. (2)ベース部材は裏面に粘着層をもつフィルムである
    特許請求の範囲第1項の反射防止部材。
  3. (3)ベース部材は円偏光板である特許請求の範囲第1
    項の反射防止部材。
  4. (4)ベース部材はガラス基板と該ガラス基板に積層さ
    れた円偏光板とからなる特許請求の範囲第1項の反射防
    止部材。
  5. (5)隔壁部の隔壁は、格子状又はハニカム状をなして
    形成される特許請求の範囲第1項の反射防止部材。
JP61216788A 1986-09-12 1986-09-12 反射防止部材 Pending JPS6370801A (ja)

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JP61216788A JPS6370801A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 反射防止部材

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JP61216788A Pending JPS6370801A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 反射防止部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004021051A3 (de) * 2002-08-13 2004-09-16 Fujitsu Siemens Computers Gmbh Anzeigevorrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004021051A3 (de) * 2002-08-13 2004-09-16 Fujitsu Siemens Computers Gmbh Anzeigevorrichtung
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