JPS6370405A - 超電導マグネツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、着脱式電流リードを備え、磁気共鳴診断装
置等に使用される超電導マグネット７Ｃ関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第９図は従来の超電導マグネットを示し、図において、
超電導コイル（１）は液体ヘリウム等？収納した内容器
（コ）内に配置され、内容器（，２）はＸ空容器（、？
）に収納きれている。内容ｉ　（，２）と真空容器（３
）との間には、液体窒素を内蔵する液体窒素容器（４＋
が配置されている。第１の熱シールド（り）は、液体窒
素容器（舗に内蔵された液体窒素によって冷却され。

同時に内容器（２）？包囲して内容器（２）への侵入熱
？と低減するために設けられている。第二〇熱シールド
（６）は、第１の熱シールド（よ）のさらに内側にあっ
て内容器（，２）を包囲し、内容器（，２＋内の液体ヘ
リウムの蒸発ガスによって冷却でれる。連結管（７）は
、内容器（コ）と、Ｘ９容器（，７１とを連結し、液体
ヘリウムの注液、液体ヘリウムの蒸発ガスの排気、さら
に超電導マグネット（１）の励磁、消磁時に着脱式電流
リード（テ）を装着するものである８安全弁（に）は、
超電導コイル（１）が常電導に転移し、急激に液体ヘリ
ウムが蒸発した場合等に開いて危険を遵けるものである
。着脱式電流リード（テ）は取付７ランジ（１０）に取
付けられており、低温部コネクタ（／／）、高温部コネ
クタ（／コ）を有してｂる。励磁用電源（／３）は超電
導コイルを励磁するためのものである。（ハ・は電流ケ
ーブルである。蒸発ガス流入口（１５）は、着脱式電流
リード（テ）を冷却するために設けられている。（／６
）は排気口である。

従来の超電導マグネットは以上のように構成されており
、超電導コイル（１）の励磁またけ消磁は、次のような
手順によっていた。通常、着脱式電流リード取付フラン
ジ（１０）には、メクラブタが取付けられており、励磁
時にはこのメクラブタを取外し、着脱式電流リード（ｑ
）を連結管（７）に挿入し、低温部コネクタ（／／）を
接続し、取付フランジ（１０）に着脱電流リード（テ）
を取付ける。続いて励磁用電源（／３）より、電流ケー
ブル（ハ弓を引き、着脱式電流リード（デ）の高温部コ
ネクタ（／コ）と接続して励磁する。

また、励磁後は、逆の手順で着脱式電流リード（９）は
外して−た。

なお、超電導コイル（１）の消磁の場合についても同様
の手順によっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の超電導マグネットは以上のように構成されており
、着脱式電流Ｉノード（９）の脱着時には連結管（７）
を完全に開く必要がある。このため連結管（７）内へ空
気が侵入して凍結し、場合によっては低温部コネクタ（
／／）に結氷が付着し、接続が不完全となる問題点があ
った。また、内容器（コ）の内圧が高いまま、連結管（
ワ）を開くと、瞬間、低温ガスが噴出し、取扱上危険が
伴うという問題点があった。

全に、かつ、確実にできる超電導マグネットを得ること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る超電導マグネットは、内容器と真空容器
をつなぐ連結管の上端に、着脱式電流リードを装着する
場合に開くゲート式パルプを設げるとともに、ゲート式
パルプと着脱式電流リードとの間に、着脱式電流リード
がスライド可能なシールが設けられている。

ることなく着脱式電流リードの装着ができる。

〔実施例〕

第１図、第２図はこの発明の一実施例を示し、図におい
て１脱式電流リード（ｑａ）は、シール（／テ）の部分
でスライド可能になっている。取付フランジ（１０ａ）
にはゲート式パルプ（／７）が取付けられている。アダ
プタ（７ｇ）は、着脱式電流リード（９ａ）の引抜時に
低温部コネクタ（／／）が入る部分であり、ゲート式パ
ルプ（／７）に取付けるフランジを備えている。シール
（／ｑ）＃ｉ、着脱式電流リード（９１１）とアダプタ
（／ざ）との間にあって、着脱式電流リード（Ｖａ）の
スライドを可能にしており、シール（／９）を加温する
ヒータ（，２のが付設されている。ゲート式パルプ（／
７）は、ゲート（２／）、レバー（２コ）を備えてＡる
。に３）はヒータ用電源である。

その他、第１図におけると同一符号は同一ないし相当部
分を示しており、説明は省略する。

以上の構成により、超電導コイル（１）を励磁する場合
は、通常、ゲート式パルプ（／７）の上部に取付けられ
ているメクラブタを取外し、着脱式電流リード（ｙａ）
を、第３図に示すように、ゲート式パルプ（／２）に取
付ける。取付後、ゲート式パルプ（／７）のレバー（，
２，２）によってゲート（、！／）を開き、第２図のよ
うに、着脱式電流リード（９ａ）を挿入して低温部コネ
クタ（／／）を接続する。ついで、従来例と同様に、励
磁用電源（／３）を接続して励磁する。このとき着脱式
電流リード（９ａ）にはリードの冷却のため、流入口（
／りおよび排気口（／６）を設けており、シール（／テ
）が過冷却されてガス漏れの原因となる。これを防止す
るためヒータ（ＸＱ）にヒータ用電源（２３）により通
電し保温する。

励磁終了後は、逆の手頴で着脱式電流リード（９ａ）を
取外す。

なお、上記実施例ではゲート式パルプ（／７）を使用し
た例を示したが、ボール式パルプにしてもよく、同様の
効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、内容器と真空容器を
連結する連結管の上部に弁を取付け、着脱式電流リード
を着脱するようにしたので、蒸発ガスの噴出がなく、空
気の侵入もない、安全で信頼性の高いものが得られる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の縦断面図、第二図は第１
図のものの一部拡大断面図、第３図は同じく作用説明用
断面図、第９図は従来の超電導マグネットの縦断面図で
ある。 （１）・・超電導コイル、（２）・・内容器、（３）・
・真空容器、（７）・・連結管、（？ａ）・・着脱式電
流リード、（／Ｊ）・・励磁用電源、（／７）・・ゲー
ト式パルプ（弁）、（／９）・・シール、（，２０）・
・ヒータ。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第１図 １　・　μ電導つイル ２　、　内謬番 ３　　真空ぶ器 ７　、　遭１１宮 ９ａ　　　１欣３だ電；免リード １７　　　　勺−一ト式゛１１′ノＬコ°°　（キ）ｐ
ｆ（２）３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）超電導コイルと、この超電導コイルを収納し極低
   温に冷却、保持する内容器と、この内容器を包囲し真空
   断熱する真空容器と、前記内容器と前記真空容器を連結
   する連結管と、前記超電導コイルを励磁する励磁用電源
   と、前記超電導コイルと前記励磁用電源を接続する着脱
   式電流リードと前記連結管上端部に設けられ前記着脱式
   電流リードを挿入可能な弁と、この弁と前記着脱式電流
   リードとの間に介在したシールとを備えてなる超電導マ
   グネット。
2. （２）ゲート式弁でなる弁を備えた特許請求の範囲第１
   項記載の超電導マグネット。
3. （３）ポール式弁でなる弁を備えた特許請求の範囲第１
   項記載の超電導マグネット。
4. （４）シールを加温するヒータを備えた特許請求の範囲
   第１項記載の超電導マグネット。