JPS6368Y2 - - Google Patents

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JPS6368Y2
JPS6368Y2 JP1986073274U JP7327486U JPS6368Y2 JP S6368 Y2 JPS6368 Y2 JP S6368Y2 JP 1986073274 U JP1986073274 U JP 1986073274U JP 7327486 U JP7327486 U JP 7327486U JP S6368 Y2 JPS6368 Y2 JP S6368Y2
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JP
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bag
acid
foaming agent
bag body
filled
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JP1986073274U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてゴキブリやハエ等の有害生物
を駆除する有害生物駆除用物質、発泡剤、酸等の
組合せによる燻煙剤又は燻蒸剤を有する容器に関
するものである。
(従来の技術) 従来に於いては、酸と有害生物駆除用物質と発
泡剤とをその使用時に接触させるために複雑な機
構の容器を採用しており、その取扱いに不便であ
つた。
又各物質の量の調整及び組合せの交換も行い難
い欠点を有していた。
(技術的課題) 而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、構造が簡単でメーカー側にとつてその
量産が容易であり又使用者側にとつても使い易い
容器を提案することを技術的課題とするものであ
る。
(技術的手段) 本考案では上記の技術的課題を解決するために
袋体内に酸を密封する一方、別の袋体内に発泡剤
と有害生物駆除用物質とを混入密封しこれら両者
を容器内に収容しその使用時に両袋体をピンで突
き破つて、酸と発泡剤と有害生物駆除用物質とを
接触させるように成してある。
以下に図示の実施例に基きその内容について説
明する。
第一の実施例(第1図)について。
1は金属製、プラスチツク製、紙製等の容器本
体でその底部に発熱助剤17を入れてある。
該発熱助剤17の例としては下記の物質があ
る。
亜硫酸塩、アンモニウム塩、亜鉛紛末、アルミ
ニウム粉末、ジシアンジアミド、シアナミド、ウ
レタン、木粉、セルロイド、ニトロセルロース、
硝酸塩、硝酸エステル、過塩素酸塩、塩素酸塩、
重クロム酸塩過酸化物、クレー、タルクケイソウ
土、ベントナイト、カオリン、シリカ、メラミ
ン、炭酸カルシウム炭酸マグネシウム、炭酸マン
ガン、炭酸バリウム、重炭酸ナトリウム、尿素、
チオ尿素、塩化カルシウム、無水フタル酸、シド
ラジン酸、CMC(カルボキシメチルセルローズ)、
デンプン、グアニジン水酸化カルシウム、酸化カ
ルシウム等である。
2は第一の袋体で合成樹脂加工袋、アルミ箔袋
等であり該袋体2内に酸3を充填密封してある。
該酸3としては例えば酢酸、シユウ酸、酒石
酸、安息香酸、蟻酸、塩酸、硫酸、硝酸、リン
酸、スルフアミン酸等を挙げることが出来る。
7は発泡剤8Bを充填密封した第三の袋体で前
記袋体2上に載置してある。18は熱溶融性の材
質で形成した第二の袋体で有害生物駆除用物質1
6と発泡剤8Aとを混入充填密封してある。
有害生物駆除用物質16として下記のものを挙
げることが出来る。
殺虫剤としては例えばO,O−ジメチル−O−
(2,2−ジクロロ)ビニルホストフエート
(DDVP)であり、殺菌剤としては例えばN−
(3′,5′−ジクロロフエニル)−1,2−ジメチル
シクロプロパンジカルボキシイミド(フミレツク
ス)である。前記した発泡剤8Aと発泡剤8Bと
は下記の異種の物質を夫々適宜選択すればよい。
例を挙げると、アゾジカーボンアミド、ジニロ
ソペンタメチレンテトラミン、ジアゾアミノベン
ゼン、ヘキサメチレンテトラミン、バリウムアゾ
ジカルボキシレート、アゾビスイソブチロニトリ
ル、p−トルエンスルホニルヒドラジド、ベンゼ
ンスルホニルヒドラジド、p,p′−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、トリヒドラジ
ノトリアジン、N,N′−ジニトロソーN、N′−
ジメチルテレフタルアミド、t−ブチルアゾホル
ムアミド、2,2′−アゾビスイソブチロアミド、
2,4−ビス−(アゾスルホニル)トルエン、2
−(カルバモイルアゾ)イソブチロニトリル、1,
1′−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、メ
チル−2,2′−アゾビスイソブチレート等があげ
られる。
而して、袋体18は前記袋体7上に載置する。
9は孔をあけ易い材料例えば、アルミ箔で構成
した抑え板で前記した第一の袋体2、第三の袋体
7、第二の袋体8が飛出さない程度であればよ
い。
10は貫通孔11を有する噴煙板、12は公知
の蓋体である。15は抑え板9と噴煙板10との
間の空間部、Pはピンである。
(作 用) 上記の技術的手段は下記の如く作用する。
先ず、蓋体12を開けて容器本体1より取り除
いた後、ピンPを用いて噴煙板10の貫通孔11
内を貫通せしめて抑え板9を突き刺して破り、各
袋体1,8,7,2を貫通せしめて発熱助剤17
に達するまで該ピンPを突き刺す。
然る時、袋体2内の酸3の一部は発熱助剤17
と接触し発熱現象を生じる。
一方、該酸3の他の一部はピンPにより突き刺
された孔を通つて袋体7内の発泡剤8Bと接触し
発熱する。この発生した熱は熱溶融性の袋体18
を溶かし発泡剤8Aを発熱せしめると同時に有害
生物駆除用物質16を揮散せしめ、前記ピンPに
より突き刺された孔より空間部15へ噴出せしめ
られ、噴煙板10の貫通孔11を通つて大気中へ
放出される。
第二の実施例(第2図)について。
本実施例に於いて第一の実施例と同じ部分には
同じ番号を附してある。
本実施例の特徴は発熱助剤17内に酸3を充填
した2つ折りの袋体2を入れ、該発熱助剤17の
上に発泡剤8Aと有害生物駆除用物質16とを混
入した袋体18を積層し且つ空間部15内に臭
気、酸性蒸気の除去を目的とするアルカリ含浸空
気透過膜19を張つた点にある。
而して、その作用は第一の実施例と略同じなの
で説明は省略する。
(効 果) 而して、本考案は叙上の如き構成及び作用を有
するので下記の如き効果がある。
(a) 酸3は充填密封せしめた第一の袋体2と、発
泡剤8Aと有害生物駆除用物質16とを充填密
封した第二の袋体18とを同時に容器本体1内
に積層収容せしめたので、使用者にあつては蓋
を開けて単にピンを突き刺すだけで酸と発泡剤
とによる反応熱を介して一気に連鎖反応的に能
率よく発泡剤の発熱と同時に有害生物駆除用物
質を揮散せしめることが出来、大気中への噴出
威力は抜群なものとなる。
(b) 製造者側にとつては予め各物質の量を充填調
整した各袋体を容器本体内に組み入れるだけで
よいので製造が簡単で安価に量産し得る。
(c) 発熱反応を生ぜしめるための水や酸等が他に
いらないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例の縦断側面図、
第2図は同じく第二の実施例の縦断側面図であ
る。 1……容器本体、2,7,8……袋体、3……
酸、8A……発泡剤、16……有害生物駆除用物
質。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第一の袋体2内に酸3を充填密封すると共
    に、別の第二の袋体18内に発泡剤8Aと有害
    生物駆除用物質16とを充填密封し、これら第
    一の袋体2と第二の袋体18とを、発熱助剤1
    7を収容した容器本体1内に積層収容する一
    方、前記第一の袋体2及び第二の袋体18をピ
    ン等の針状物体の突き刺しにより破れる材質で
    構成した燻煙剤又は燻蒸剤を有する容器。 (2) 酸3を充填密封せしめた第一の袋体2を二つ
    折りにした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の燻煙剤又は燻蒸剤を有する容器。
JP1986073274U 1986-05-15 1986-05-15 Expired JPS6368Y2 (ja)

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JP1986073274U JPS6368Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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JPS61204486U JPS61204486U (ja) 1986-12-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0789814B2 (ja) * 1987-10-30 1995-10-04 三光化学工業株式会社 発煙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS578704Y2 (ja) * 1975-04-09 1982-02-19
JPS5926851Y2 (ja) * 1978-04-07 1984-08-03 ア−ス製薬株式会社 有害生物駆除材

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JPS61204486U (ja) 1986-12-23

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