JPS6368326A - 紡糸口金の製造方法 - Google Patents

紡糸口金の製造方法

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JPS6368326A
JPS6368326A JP21357486A JP21357486A JPS6368326A JP S6368326 A JPS6368326 A JP S6368326A JP 21357486 A JP21357486 A JP 21357486A JP 21357486 A JP21357486 A JP 21357486A JP S6368326 A JPS6368326 A JP S6368326A
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JP
Japan
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material liquid
holes
nozzle plate
spinneret
stock solution
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JP21357486A
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JPH0647207B2 (ja
Inventor
Akio Sakihara
先原 明男
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、湿式紡糸用の多数の微2111な紡糸孔を有
する紡糸口金の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来より湿式紡糸法でアクリル、レーヨンなどを紡糸す
る紡糸口金の材料としては、例えばアクリルの場合はス
テンレス釦1、レーヨンの場合はTa或いは貴金属が使
用されている。
ところで、多数の漱細な紡糸孔を有する紡糸口金を製造
する方法としては、−iにパンチ工具による塑性加工法
によることが多い。その理由は、例えば放電加工法或い
は切削加工法による場合は、穿設された紡糸孔の内壁が
極めて粗く、紡糸時原液が紡糸孔の内壁の凹凸に堆積固
着し、その結果、孔詰まりが生じたり、固着物により紡
糸される糸に傷が付き、染色特色むら等のトラブルが生
じる為であり、パンチ工具による塑性加工法による場合
は穿設された紡糸孔の内壁が極めて平滑で鏡面のように
仕上がるからである。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、上記の紡糸口金の製造方法;こは2つの問題
点がある。その1つは、第2図に示す如く最初に先端が
円錐状の尖鋭なパンチ工具1にて紡糸孔の原液導入孔2
を穿設すると、材料が上方に逃げて該原液薄人孔20大
口周71が盛り上がる。
その盛り上がり部分3を研摩して除去する必要があり、
その為、加工ロスが大きく、貴金属より成る紡糸口金の
場合高価な材A′:[が無駄となる。他の1つは、第3
図に示す如く各原液導入孔2の深さにばらつきHl <
 H2が生じ、安定した品質の紡糸口金が得にくいもの
である。
そこで本発明は、原液導入孔の入口周縁が盛り上がらず
、原液導入孔の深さにばらつきが生じない紡糸口金の製
造方法を提供しようとするものである。
(問題点を27決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明の紡糸口金の製造方
法は、紡糸口金板に、円錐状の尖鋭が先端の周囲にフラ
ット面を設けたパンチ工具にて多数の原液導入孔を所定
の配列にて穿設し、次にその下面の膨出部分を研摩して
平滑になし、次いでリーマにて原液導入孔の先端に原液
吐出孔を貫通穿設し、然る後原液吐出孔の開口縁の突出
部を研摩することを特徴とする。
(作用) 本発明の紡糸口金の製造方法は、上記の如く円錐状の尖
鋭な先端の周囲にフラット面を設けたパンチ工具にて紡
糸口金板に原液導入孔を穿設するので、パンチ工具のフ
ラント面が紡糸口金板の上面に当たった位置で止まる。
従って、材料が上方へ逃げるのが押さえられて、原液導
入孔の入口周縁が盛り上がることが無く、また原液導入
孔の深さが略一定となる。
(実施例) 本発明の紡糸口金の製造方法の一実施駒を第1図a乃至
eによって説明する。第1図aに示す平面円形の厚さ0
 、4 mm、内径LoomsのAu−Pt40’wt
%合金より成る紡糸口金板4に、第1図すに示す傾斜角
60度、高さ0.34關、基端直径0.38u+の尖鋭
な先端5の周囲に外径1龍のフラット面6を設けたパン
チ工具7にて0.6mm間隔に16,000個の原液導
入孔8を多輪環状に穿設した。次に紡糸口金板1の下面
の原液4人孔8に相当する4″i置に高さ150μ膨出
した部分9を第1図Cに示す如く研摩して平滑になした
。次いで多数の原液導入孔8の先端に第1図dに示す如
くリーマ10にて直径60μの原液吐出孔11を貫通穿
設した。
然る後原液吐出孔11の先端開口縁の突出部12を研摩
し、第1図eに示す如く平滑になして紡糸口金13を得
た。
一方、上記実施例と同じ紡糸口金板に従来のフラット面
を有しない通常のパンチ工具にて同一寸法の多数の原液
導入孔を穿設し、次に紡糸口金板の下面に膨出した部分
を研摩して平滑になし、次いで多数の原液導入孔の先端
にリーマにて実施例と同一寸法の原液吐出孔を貫通穿設
し、然る後原液吐出孔の先端開口縁を研摩し、平滑にな
して紡糸口金を得た。
然して実施例の紡糸口金と従来例の紡糸口金を品質検査
した処、下記の表に示すような結果を得た。
上記の表で明らかなように従来例の製造方法により得た
紡糸口金は、原液導入孔の人口周縁の盛り上がりが0.
05m+aあったのに対し、実施例の製造方法により得
た紡糸口金にはそのような盛り上がりが全く無かった。
また従来例の製造方法により得た紡糸口金は、原液導入
孔の深さのばらつきが±0.02+uあったのに対し、
実施例の製造方法により得た紡糸口金は、原液導入孔の
深さのばらつきが±0.005+++aで著しく少なか
った。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の紡糸口金の製造方法は
、円錐状の尖鋭な先端の周囲にフラット面を設けたパン
チ工具にて紡糸口金板にて原液導入孔を穿設するので、
該原液導入孔の入口周縁が押さえられて盛り上がること
が無く、またバユ/チ工具が原液導入孔の入口周縁に当
たって停止するので、原液導入孔の深さが略一定とな2
ル、安定した品質の紡糸口金を得ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至eは本発明の紡糸口金の製造方法の工程を
示す図、第2図及び第3図は夫々従来の紡糸口金の製造
方法に於ける欠点を示す図である。 出願人  田中貴金屈工業株式会社 第1図 (Q) (b)      (C) (d)      (e)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紡糸口金板に、円錐状の尖鋭な先端の周囲にフラット面
    を設けたパンチ工具にて多数の原液導入孔を所定の配列
    にて穿設し、次にその下面の膨出部分を研摩して平滑に
    なし、次いでリーマにて原液導入孔の先端に原液吐出孔
    を貫通穿設し、然る後原液吐出孔の開口縁の突出部を研
    摩する紡糸口金の製造方法。
JP21357486A 1986-09-10 1986-09-10 紡糸口金の製造方法 Expired - Lifetime JPH0647207B2 (ja)

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