JPS6368219A - スチ−ルフアイバ−の製造方法及びその装置 - Google Patents
スチ−ルフアイバ−の製造方法及びその装置Info
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- JPS6368219A JPS6368219A JP21346586A JP21346586A JPS6368219A JP S6368219 A JPS6368219 A JP S6368219A JP 21346586 A JP21346586 A JP 21346586A JP 21346586 A JP21346586 A JP 21346586A JP S6368219 A JPS6368219 A JP S6368219A
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Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンクリート建造物の引っ張り強度及び曲げ
強度を向上させるために、コンクリ−トに埋入されるス
チールファイバーの製造方法及びその装置に関するもの
である。
強度を向上させるために、コンクリ−トに埋入されるス
チールファイバーの製造方法及びその装置に関するもの
である。
土木建築材料としてのコンクリートは、安価で多くの長
所を有する反面、脆くてひび割れを起こし易いという宿
命的な欠点を有している。そこで、コンクリートに鋼繊
維、即ちスチールファイバーを容積百分率で1〜2%程
度埋入させることにより、コンクリート建造物の引っ張
り強度及び曲げ強度を向上させるという方法が一般に採
用されている。
所を有する反面、脆くてひび割れを起こし易いという宿
命的な欠点を有している。そこで、コンクリートに鋼繊
維、即ちスチールファイバーを容積百分率で1〜2%程
度埋入させることにより、コンクリート建造物の引っ張
り強度及び曲げ強度を向上させるという方法が一般に採
用されている。
上記のスチールファイバーは、通常、φ0,5ms+X
3 Q 龍程度の線材状をなし、その製造方法として
は、従来、下記の方法が知られている。
3 Q 龍程度の線材状をなし、その製造方法として
は、従来、下記の方法が知られている。
(1)薄板のコイル材を製品長さの幅にスリットし、ス
リットした材料を順送して固定歯と回転歯にて切断する
ことにより製造する方法(特公昭55−16768号公
報、及び特公昭53−12278号公Ig)。
リットした材料を順送して固定歯と回転歯にて切断する
ことにより製造する方法(特公昭55−16768号公
報、及び特公昭53−12278号公Ig)。
(2)鋼線をダイスにて伸線し、所定の製品径にした後
、固定歯と回転歯により製品寸法に切断して製造する方
法。
、固定歯と回転歯により製品寸法に切断して製造する方
法。
(3)材料の溶湯中に、外周に製品形状に対応した多数
の凹部を有する冷却ディスクを浸し、この冷却ディスク
を回転させることにより、上記の凹部にて溶湯をかき上
げ、かつ撥ね飛ばして製造する方法。
の凹部を有する冷却ディスクを浸し、この冷却ディスク
を回転させることにより、上記の凹部にて溶湯をかき上
げ、かつ撥ね飛ばして製造する方法。
(4)厚板のスラブを一定方向に搬送し、このスラブの
搬送方向と対向する方向に回転する回転歯により、上記
スラブを順次切削し、この切削により得られた切削片を
製品とする方法。
搬送方向と対向する方向に回転する回転歯により、上記
スラブを順次切削し、この切削により得られた切削片を
製品とする方法。
(5)多数の薄板を重ねて固定し、重ねた薄板の端部に
回転歯を当接させて薄板を切削し、製品を得る方法。
回転歯を当接させて薄板を切削し、製品を得る方法。
ところが、上記従来の方法では、各々下記の欠点を有し
ている。即ち、 (1)の方法では、コイルを製品寸法に切断するスリッ
ト工程、及びスリット工程た材料を巻き直す巻直し工程
が必要であり、生産性に劣る。
ている。即ち、 (1)の方法では、コイルを製品寸法に切断するスリッ
ト工程、及びスリット工程た材料を巻き直す巻直し工程
が必要であり、生産性に劣る。
(2)の方法では、鋼線を伸線するための約3回の伸線
工程が必要であると共に、この伸線工程の前に鋼線の焼
鈍工程が必要である。また、材料費が高くコストアップ
となる。さらに、伸線機とのオンライン処理が困難であ
る。
工程が必要であると共に、この伸線工程の前に鋼線の焼
鈍工程が必要である。また、材料費が高くコストアップ
となる。さらに、伸線機とのオンライン処理が困難であ
る。
(3)の方法では、溶湯のかき上げ撥ね飛ばしにより、
製品を得るものであるため、所定の製品形状を得難く、
成型性に問題がある。また、水冷ディスク及び耐火物の
寿命が短い。
製品を得るものであるため、所定の製品形状を得難く、
成型性に問題がある。また、水冷ディスク及び耐火物の
寿命が短い。
(4)の方法では、切削により製造するものであるため
、工具寿命が短く、形状コントロールが困難であると共
に、加工性が低い。従って生産性が低い。
、工具寿命が短く、形状コントロールが困難であると共
に、加工性が低い。従って生産性が低い。
(5)の方法では、上記(4)の方法と同様に、工具寿
命が短く、形状コントロールが困難であり、加工性が低
い。また、薄板のクランプが必要である一方、ビビリ振
動が生じ、製品切り出しの困難な状態を引き起こし易い
。さらに、高出力のフライス盤が必要である。
命が短く、形状コントロールが困難であり、加工性が低
い。また、薄板のクランプが必要である一方、ビビリ振
動が生じ、製品切り出しの困難な状態を引き起こし易い
。さらに、高出力のフライス盤が必要である。
本発明は、上記従来の問題点を考慮してなされたもので
あって、生産性を向上することができ、かつコストダウ
ンを行うことができるスチールファイバーの製造方法及
びその装置の提供を目的とするものである。
あって、生産性を向上することができ、かつコストダウ
ンを行うことができるスチールファイバーの製造方法及
びその装置の提供を目的とするものである。
本第1発明のスチールファイバーの製造方法は、上記の
目的を達成するために、連続的に順送される帯鋼を、下
刃と、刃面が帯鋼の幅方向に波形に形成された上刃とに
より、順次、波形線材に切断した後、この波形線材を、
所望の製品長さに切断して、生産性を向上し、コストダ
ウンを行うことができるように構成したことを特徴とす
る。
目的を達成するために、連続的に順送される帯鋼を、下
刃と、刃面が帯鋼の幅方向に波形に形成された上刃とに
より、順次、波形線材に切断した後、この波形線材を、
所望の製品長さに切断して、生産性を向上し、コストダ
ウンを行うことができるように構成したことを特徴とす
る。
本第2発明のスチールファイバーの装造装置は、切断装
置の切断動作に同期して帯鋼を順送する順送装置と、下
刃、刃面が帯鋼の幅方向に波形に形成された上刃、及び
下刃の帯鋼順送方向側に設けられ、帯鋼を切断して得た
波型線材の切断部位と対応する部位に、上方に突出した
切込押し部が形成された切込押し型を有し、上記上刃と
下刃とにより帯鋼を順次、波形線材に切断すると共に、
この波形線材に、上刃と切込押し型とにより、切込押し
型の切込押し部を押圧させる切断装置とを備え、生産性
を向上することができるように構成したことを特徴とす
るものである。
置の切断動作に同期して帯鋼を順送する順送装置と、下
刃、刃面が帯鋼の幅方向に波形に形成された上刃、及び
下刃の帯鋼順送方向側に設けられ、帯鋼を切断して得た
波型線材の切断部位と対応する部位に、上方に突出した
切込押し部が形成された切込押し型を有し、上記上刃と
下刃とにより帯鋼を順次、波形線材に切断すると共に、
この波形線材に、上刃と切込押し型とにより、切込押し
型の切込押し部を押圧させる切断装置とを備え、生産性
を向上することができるように構成したことを特徴とす
るものである。
〔実施例1〕
本発明の第1実施例を第1図乃至第5図に基づいて以下
に説明する。
に説明する。
本発明に係るスチールファイバーの装造装置は、図示し
ないプレスに、第1図(a) ・ (b)に示すよう
に、上型として、上刃1と段付は型2とが配設され、下
型として、下刃3と切込押し型4が配設されている。以
上のプレス、上刃1、段付は型2、下刃3及び切込押し
型4により切断装置が構成されている。さらに、本装置
には、帯鋼5を切断装置の切断動作と同期して順送する
順送装置が設けられている。
ないプレスに、第1図(a) ・ (b)に示すよう
に、上型として、上刃1と段付は型2とが配設され、下
型として、下刃3と切込押し型4が配設されている。以
上のプレス、上刃1、段付は型2、下刃3及び切込押し
型4により切断装置が構成されている。さらに、本装置
には、帯鋼5を切断装置の切断動作と同期して順送する
順送装置が設けられている。
上記上刃1は、下方に移動して下刃3とにより、スチー
ルファイバーの材料である帯鋼5を波形線状に切断する
ものであり、実際には、若干、先端部が帯鋼5の順送方
向を向くように傾斜され、かつ下方に移動されたときに
、下刃3と所定の間隙をおいて帯鋼5の順送方向側に位
置するように取り付けられている。上刃1下面の刃面ば
、傾斜部6・・・と水平部7・・・とを交互に有する波
形を成しており、傾斜部6は、水平面に対して角度θを
なし、水平部7を介して上下方向に交互に形成されてい
る。上刃1の波形面における谷部から山部までの長さは
製品長さに対応している。また、上刃1が水平部7を有
することにより、帯鋼5から後述の波形線材15を形成
する際に、波形線材15が上記水平部7相当部位にて切
断されるのが防止されている。尚、上刃1の刃面は、上
述の形状に限定されることなく、例えば第2図に示すよ
うに水平部7がR状部11となった波形状であっても構
わない。また、段付は型2は、上刃1の帯鋼5の順送方
向と反対側に、かつ下刃3と対向して設けられており、
下面には凹部と凸部とを交互に有する凹凸面8が形成さ
れている。そして、段付は型2は、上記上刃lが最下点
まで降下されたときに、凹凸面8が下刃3上の帯鋼5を
押圧し、帯鋼5に凹凸を形成し得るように配設されてい
る。上記の段付は型2は、スチールファイバーへの段付
けを行うことによりスチールファイバーの表面積を拡大
し、コンクリートとの密着性向上と、係合性向上とを図
るために設けられている。
ルファイバーの材料である帯鋼5を波形線状に切断する
ものであり、実際には、若干、先端部が帯鋼5の順送方
向を向くように傾斜され、かつ下方に移動されたときに
、下刃3と所定の間隙をおいて帯鋼5の順送方向側に位
置するように取り付けられている。上刃1下面の刃面ば
、傾斜部6・・・と水平部7・・・とを交互に有する波
形を成しており、傾斜部6は、水平面に対して角度θを
なし、水平部7を介して上下方向に交互に形成されてい
る。上刃1の波形面における谷部から山部までの長さは
製品長さに対応している。また、上刃1が水平部7を有
することにより、帯鋼5から後述の波形線材15を形成
する際に、波形線材15が上記水平部7相当部位にて切
断されるのが防止されている。尚、上刃1の刃面は、上
述の形状に限定されることなく、例えば第2図に示すよ
うに水平部7がR状部11となった波形状であっても構
わない。また、段付は型2は、上刃1の帯鋼5の順送方
向と反対側に、かつ下刃3と対向して設けられており、
下面には凹部と凸部とを交互に有する凹凸面8が形成さ
れている。そして、段付は型2は、上記上刃lが最下点
まで降下されたときに、凹凸面8が下刃3上の帯鋼5を
押圧し、帯鋼5に凹凸を形成し得るように配設されてい
る。上記の段付は型2は、スチールファイバーへの段付
けを行うことによりスチールファイバーの表面積を拡大
し、コンクリートとの密着性向上と、係合性向上とを図
るために設けられている。
一方、下型の下刃3は、上面の刃面が平坦面となってお
り、水平に設けられている。尚、下刃3の刃面ば平坦面
でなく、例えば円弧状に形成されたものであっも構わな
い。そして、切込押し型4は下刃3の帯@5の順送側に
、上面を上記上刃1の下面と対向させて配設されている
。切込押し型4の上面には、上刃1の傾斜部6・・・と
対応して傾斜部9・・・が形成されており、傾斜部9・
9間、即ち上刃1の水平部7・・・と対応する部位には
、山形突起状の切込押し部10・・・が形成されている
。そして、切込押し型4と前記上刃1との位置関係は、
第3図に示すように、上刃1が最下点まで降下されたと
きに、上刃1の水平部7に下刃3の切込押し部10が当
接されて、帯鋼5から切断された後述の波形線材15を
切断することなく、水平部7と切断押し部10とに僅か
な間隙を有し、後の工程にて上記波形線材15を切断す
るために、波形線材15に切断用の凹部を形成するよう
に設定される。これは、先端部の尖った切込押し部10
が、平坦な水平部7と当接されることにより、摩耗され
るのを防止するためである。また、上記切込押し型4の
近傍には、圧縮空気を噴出させることにより、上記波形
線材15を所定位置に吹き飛ばす図示しないエアーノズ
ルが設けられている。
り、水平に設けられている。尚、下刃3の刃面ば平坦面
でなく、例えば円弧状に形成されたものであっも構わな
い。そして、切込押し型4は下刃3の帯@5の順送側に
、上面を上記上刃1の下面と対向させて配設されている
。切込押し型4の上面には、上刃1の傾斜部6・・・と
対応して傾斜部9・・・が形成されており、傾斜部9・
9間、即ち上刃1の水平部7・・・と対応する部位には
、山形突起状の切込押し部10・・・が形成されている
。そして、切込押し型4と前記上刃1との位置関係は、
第3図に示すように、上刃1が最下点まで降下されたと
きに、上刃1の水平部7に下刃3の切込押し部10が当
接されて、帯鋼5から切断された後述の波形線材15を
切断することなく、水平部7と切断押し部10とに僅か
な間隙を有し、後の工程にて上記波形線材15を切断す
るために、波形線材15に切断用の凹部を形成するよう
に設定される。これは、先端部の尖った切込押し部10
が、平坦な水平部7と当接されることにより、摩耗され
るのを防止するためである。また、上記切込押し型4の
近傍には、圧縮空気を噴出させることにより、上記波形
線材15を所定位置に吹き飛ばす図示しないエアーノズ
ルが設けられている。
ところで、帯鋼5を製品幅の線材に切断するには、上記
の構成の他、シャーによる切断が考えられる。しかしな
がら、この方法によると、シャーの上刃における切断面
は、水平方向に対して所定傾斜角を有し、上刃の両端で
は、下刃からの高さが異なるため、1回の切断に時間が
かかる。また、シャーでは、帯鋼を、製品幅として通常
求められる0、5鰭程度の幅に切断するのは略不可能で
あり、たとえ切断できたとしても、切断された材料にね
じれ等の変形が生じ、使用不能になると共に、上刃が熱
変形される、或いはシャー自体にガタを生じる等の不都
合を有している。従って、このような方法は、実現不可
能なものである。
の構成の他、シャーによる切断が考えられる。しかしな
がら、この方法によると、シャーの上刃における切断面
は、水平方向に対して所定傾斜角を有し、上刃の両端で
は、下刃からの高さが異なるため、1回の切断に時間が
かかる。また、シャーでは、帯鋼を、製品幅として通常
求められる0、5鰭程度の幅に切断するのは略不可能で
あり、たとえ切断できたとしても、切断された材料にね
じれ等の変形が生じ、使用不能になると共に、上刃が熱
変形される、或いはシャー自体にガタを生じる等の不都
合を有している。従って、このような方法は、実現不可
能なものである。
上記の構成において、スチールファイバーの製造方法を
以下に示す。
以下に示す。
先ず、プレスを作動させると共に、このプレスと同期し
た送り装置により、帯鋼5を下刃3上に送り出す。これ
により、上刃1と段付は型2とが帯鋼5上に降下される
。そして、段付は型2は下刃3上の帯鋼5を押圧し、下
面の凹凸面8により、帯鋼5に凹凸を形成する。一方、
上刃1は、下刃3とにより、帯wA5を、第4図に示す
ように、上刃1下面の傾斜部6に対応する線材傾斜部1
3と、水平部7に対応する線材水平部14とを有する波
形線材15に切断する。この波形線材15は、切込押し
型4上に落下し、対応した位置に自動的に載置される。
た送り装置により、帯鋼5を下刃3上に送り出す。これ
により、上刃1と段付は型2とが帯鋼5上に降下される
。そして、段付は型2は下刃3上の帯鋼5を押圧し、下
面の凹凸面8により、帯鋼5に凹凸を形成する。一方、
上刃1は、下刃3とにより、帯wA5を、第4図に示す
ように、上刃1下面の傾斜部6に対応する線材傾斜部1
3と、水平部7に対応する線材水平部14とを有する波
形線材15に切断する。この波形線材15は、切込押し
型4上に落下し、対応した位置に自動的に載置される。
そして、上刃1は切断後、さらに降下して、切込押し型
4上の上記波形線材15を押圧する。これにより、波形
線材15には、切込押し型4の切込押し部10にて、線
材水平部14に凹部が形成される。以上の工程はプレス
の1工程にて行われる。次いで、波形線材15はエアー
ノズルから送出される圧縮空気にて、所定位置に吹き飛
ばされる。その後、波形線材15を、プレスによる切断
、或いは曲げ工程等により、上記凹部から切断すること
により、スチールファイバー16が得られる。
4上の上記波形線材15を押圧する。これにより、波形
線材15には、切込押し型4の切込押し部10にて、線
材水平部14に凹部が形成される。以上の工程はプレス
の1工程にて行われる。次いで、波形線材15はエアー
ノズルから送出される圧縮空気にて、所定位置に吹き飛
ばされる。その後、波形線材15を、プレスによる切断
、或いは曲げ工程等により、上記凹部から切断すること
により、スチールファイバー16が得られる。
尚、本実施例では、段付は型2による帯鋼5への段付け
を、帯鋼5の切断前に行う構成としているが、これに限
定限定されることなく、波形線材15形成後、或いはス
チールファイバー16形成後に段付けを行うものであっ
てもよい。また、上刃1の波形面における谷部から山部
までの長さ、即ち1/2波長分を製品長さに対応させて
いるが、これに限定されることなく、製品長さを、1波
長分、2波長分、或いは1/4波長分等、任意に設定す
ることが可能であり、この製品長さに応じて波形線材1
5を切断し、スチールファイバー16を得るものであっ
てもよい。
を、帯鋼5の切断前に行う構成としているが、これに限
定限定されることなく、波形線材15形成後、或いはス
チールファイバー16形成後に段付けを行うものであっ
てもよい。また、上刃1の波形面における谷部から山部
までの長さ、即ち1/2波長分を製品長さに対応させて
いるが、これに限定されることなく、製品長さを、1波
長分、2波長分、或いは1/4波長分等、任意に設定す
ることが可能であり、この製品長さに応じて波形線材1
5を切断し、スチールファイバー16を得るものであっ
てもよい。
〔実施例2〕
本発明の第2実施例を第6図に基づいて以下に説明する
。尚、前記第1実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
。尚、前記第1実施例と同一の機能を有する部材には同
一の符号を付記し、その説明を省略する。
上刃1には、切込押し型4の切込押し部10・・・と対
応する切断四部12・・・が形成されている。
応する切断四部12・・・が形成されている。
上記の構成において、上刃1と下刃3とにより帯鋼5を
切断して得られた波形線材15は、その後、同一工程に
て、上刃1の切断凹部12と切込押し型4の切込押し部
IOとにより切断され、スチールファイバー16となる
。そして、このスチールファイバー16はエアーノズル
から噴出される圧縮空気にて、所定位置に吹き飛ばされ
、切断押し型4上から除去される。
切断して得られた波形線材15は、その後、同一工程に
て、上刃1の切断凹部12と切込押し型4の切込押し部
IOとにより切断され、スチールファイバー16となる
。そして、このスチールファイバー16はエアーノズル
から噴出される圧縮空気にて、所定位置に吹き飛ばされ
、切断押し型4上から除去される。
尚、本実施例におけるスチールファイバーの製造方法で
は、波形線材15を上刃1と切込押し型4の切込押し部
10にて切断することにより、スチールファイバー16
を得るものであるが、他の任意の切断手段にて波形線材
15を切断してスチールファイバー16を得るものであ
ってもよい。
は、波形線材15を上刃1と切込押し型4の切込押し部
10にて切断することにより、スチールファイバー16
を得るものであるが、他の任意の切断手段にて波形線材
15を切断してスチールファイバー16を得るものであ
ってもよい。
本第1発明のスチールファイバーの製造方法は、以上の
ように、連続的に順送される帯鋼を、下刃と、刃面が帯
鋼の幅方向に波形に形成された上刃とにより、順次、波
形線材に切断した後、この波形線材を、所望の製品長さ
に切断する構成である。
ように、連続的に順送される帯鋼を、下刃と、刃面が帯
鋼の幅方向に波形に形成された上刃とにより、順次、波
形線材に切断した後、この波形線材を、所望の製品長さ
に切断する構成である。
即ち、帯鋼のスリット及び巻き戻し工程等を不要とし、
広幅の帯鋼から多数のスチールファイバーを有する波形
線材を切り出し、切断工程を経てスチールファイバーを
得るものであるため、少ない工程数にて効率よくスチー
ルファイバーを得ることができ、生産性を向上すること
ができると共に、コストダウンを行うことができる。ま
た、切断装置に使用される各型の寿命を長く保つことが
でき、さらに、スチールファイバーを設計どおりの形状
に形成する高い成型性を有する等の効果を奏し得る。
広幅の帯鋼から多数のスチールファイバーを有する波形
線材を切り出し、切断工程を経てスチールファイバーを
得るものであるため、少ない工程数にて効率よくスチー
ルファイバーを得ることができ、生産性を向上すること
ができると共に、コストダウンを行うことができる。ま
た、切断装置に使用される各型の寿命を長く保つことが
でき、さらに、スチールファイバーを設計どおりの形状
に形成する高い成型性を有する等の効果を奏し得る。
また、本第2発明のスチールファイバーの製造装置は、
以上のように、切断装置の切断動作に同期して帯鋼を順
送する順送装置と、下刃、刃面が帯鋼の幅方向に波形に
形成された上刃、及び下刃の帯鋼順送方向側に設けられ
、帯鋼を切断して得た波型線材の切断部位と対応する部
位に、上方に突出した切込押し部が形成された切込押し
型を有し、上記上刃と下刃とにより帯鋼を順次、波形線
材に切断すると共に、この波形線材に、上刃と切込押し
型とにより、切込押し型の切込押し部を押圧させる切断
装置とを自INえた構成である。それ故、一工程にて多
数のスチールファイバーを得ることも可能である等、高
い生産性を存すると共に、スチールファイバーのコスト
ダウンを行うことができる等の効果を奏する。
以上のように、切断装置の切断動作に同期して帯鋼を順
送する順送装置と、下刃、刃面が帯鋼の幅方向に波形に
形成された上刃、及び下刃の帯鋼順送方向側に設けられ
、帯鋼を切断して得た波型線材の切断部位と対応する部
位に、上方に突出した切込押し部が形成された切込押し
型を有し、上記上刃と下刃とにより帯鋼を順次、波形線
材に切断すると共に、この波形線材に、上刃と切込押し
型とにより、切込押し型の切込押し部を押圧させる切断
装置とを自INえた構成である。それ故、一工程にて多
数のスチールファイバーを得ることも可能である等、高
い生産性を存すると共に、スチールファイバーのコスト
ダウンを行うことができる等の効果を奏する。
第1図の(a)と(b)は本発明の一実施例を示す概略
の要部正面図と要部側面図、第2図は第1図に示した上
刃の他の例を示す概略の正面図、第3図は第1図に示し
た上刃と切込押し型との位置関係を示す説明図、第4図
は第1図に示した帯鋼を切断して得られる波形線材の正
面図、第5図は第4図に示した波形線材から得られるス
チールファイバーの斜視図、第6図は本発明の他の実施
例を示す切込押し型と、切込押し型及び上刃の位置関係
とを示す説明図である。 1は上刃、2は段付は型、3は下刃、4は切込押し型、
5は帯鋼、6は傾斜部、7は水平部、8は凹凸面、9は
傾斜部、10は切込押し部、11はR状部、12は切断
凹部、13は線材傾斜部、14は線材水平部、15は波
形線材、16はスチールファイバーである。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所第4図 第5図
の要部正面図と要部側面図、第2図は第1図に示した上
刃の他の例を示す概略の正面図、第3図は第1図に示し
た上刃と切込押し型との位置関係を示す説明図、第4図
は第1図に示した帯鋼を切断して得られる波形線材の正
面図、第5図は第4図に示した波形線材から得られるス
チールファイバーの斜視図、第6図は本発明の他の実施
例を示す切込押し型と、切込押し型及び上刃の位置関係
とを示す説明図である。 1は上刃、2は段付は型、3は下刃、4は切込押し型、
5は帯鋼、6は傾斜部、7は水平部、8は凹凸面、9は
傾斜部、10は切込押し部、11はR状部、12は切断
凹部、13は線材傾斜部、14は線材水平部、15は波
形線材、16はスチールファイバーである。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、連続的に順送される帯鋼を、下刃と、刃面が帯鋼の
幅方向に波形に形成された上刃とにより、順次、波形線
材に切断した後、この波形線材を、所望の製品長さに切
断することを特徴とするスチールファイバーの製造方法
。 2、切断装置の切断動作に同期して帯鋼を順送する順送
装置と、下刃、刃面が帯鋼の幅方向に波形に形成された
上刃、及び下刃の帯鋼順送方向側に設けられ、帯鋼を切
断して得た波型線材の切断部位と対応する部位に、上方
に突出した切込押し部が形成された切込押し型を有し、
上記上刃と下刃とにより帯鋼を順次、波形線材に切断す
ると共に、この波形線材に、上刃と切込押し型とにより
、切込押し型の切込押し部を押圧させる切断装置とを備
えたことを特徴とするスチールファイバーの製造装置。 3、上記の上刃は、切込押し型の切込押し部と対応する
切断凹部が形成されているものである特許請求の範囲第
2項記載のスチールファイバーの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21346586A JPS6368219A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | スチ−ルフアイバ−の製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21346586A JPS6368219A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | スチ−ルフアイバ−の製造方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368219A true JPS6368219A (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=16639654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21346586A Pending JPS6368219A (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | スチ−ルフアイバ−の製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6368219A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012200480A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Fujifilm Corp | 内視鏡用照明光学系及び内視鏡 |
CN113385613A (zh) * | 2021-05-11 | 2021-09-14 | 李忙燕 | 一种基于波形法原理的钢纤维送压式生产设备 |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP21346586A patent/JPS6368219A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012200480A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Fujifilm Corp | 内視鏡用照明光学系及び内視鏡 |
CN113385613A (zh) * | 2021-05-11 | 2021-09-14 | 李忙燕 | 一种基于波形法原理的钢纤维送压式生产设备 |
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