JP2705970B2 - 細線の定寸送り切断装置 - Google Patents

細線の定寸送り切断装置

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JP2705970B2
JP2705970B2 JP7400789A JP7400789A JP2705970B2 JP 2705970 B2 JP2705970 B2 JP 2705970B2 JP 7400789 A JP7400789 A JP 7400789A JP 7400789 A JP7400789 A JP 7400789A JP 2705970 B2 JP2705970 B2 JP 2705970B2
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wire
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cutting device
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庄一郎 松居
輝勝 玉生
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Tokuriki Honten Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ICパッケージにIC用リードピンを接合する
のに用いられるろう材のような一定量の材料を得るため
の細線定寸送り切断装置に関する。
〔従来の技術〕 ICパッケージにIC用リードピンをろう接合する際の作
業改善として、予め頭部にろう材を取り付けたIC用リー
ドピンがある。
第5図に示す如く、IC用リードピン1の頭部1aにろう
材2を接合するには、ろうの板材から一定量となる円
形、角型等の形状にプレス加工により打ち抜く方法があ
るが、使用されるろう材に対して残材が多く、コストも
高くなる。
この点を鑑み、ろう材の歩溜まりを良くする技術とし
て特開昭63−115679号の技術がある。
この技術を第6図の側面図および第7図の第6図B−
B線断面図を用いて説明する。
この方法によると、ウレタン製の上ロール3と金属製
の下ロール4のそれぞれの周囲に複数の溝3a、4aを形成
し、複数本のろう細線5を間歇的に送給し、溝3a、4aで
保持しながら送給方向前方で上記ロールに近接させて設
けた上刃6と下刃7によって定寸に切断することができ
ることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の従来技術によると、上ロールと下ロールの溝に
よって複数本のろう細線は一定量だけ間歇的に送給され
るが、切断に際してろう細線は上下左右方向にぶれが生
じてしまい、切断時の上下左右方向の安定が極めて悪
く、均一な寸法に切断することが非常に困難であるとい
う問題がある。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、少なくとも外周をウレタン材で被った一対
のロールを上下方向に対向配置し、この一対のロールの
前後にそれぞれガイド治具を配置し、この両ガイド治具
の表面に細線を導入する複数の溝を形成し、ロール前方
のガイド治具の先端に下刃を設け、その下刃に対向して
上刃を配置し、その上下刃にそれぞれ上記溝と同間隔に
半円状の切断刃を形成したことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によると、細線をガイド治具の各溝に沿っ
て挿入して先端を下刃に揃え、ロールの回転と上刃の動
きを同期させることにより、常に一定量だけ切断するこ
とができ、しかも切断刃が半円状であるために、シャー
切断を行ってもろう細線の断面形状が大きく変形するこ
となく定形に切断することが可能となる。
〔実 施 例〕
以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は概略側面図、第2図はガイド治具の拡大断面
図、第3図は第1図A−A線断面図であり、図におい
て、5はろう細線であり、本実施例では72wt%Ag−Cuで
線径0.3mmである。
8は基台、9、10はこの基台8に取り付けた上下一対
のローラであり、炭素工具鋼からなる芯材9a、10aの周
囲をウレタン材9b、10bで被うか全部をウレタン製とし
たローラであり、外周面を平滑にしてあり、本実施例で
は外径が20mm、幅20mmの芯材に肉厚10mmのウレタン材が
被せてある。
11は基台8に着脱可能に取り付けたガイド治具であ
り、ローラ9、10の手前に設けてあり、ろう細線5が嵌
まる深さを有する溝11aが連続して並設してある。本実
施例では半径が0.17mm、幅0.34mm、深さ0.34mm、センタ
ーピッチ0.7mmである。
12は上記ガイド治具11のカバーである。
13は基台8に着脱可能に取り付けた超硬合金製のガイ
ド治具であり、ローラ9、10の先方に設けてあってその
先端はカッターの下刃13bとなっているもので、上記ガ
イド治具11と同様であり、ろう細線5が嵌まる深さを有
する溝13aが連続して並設してある。この各溝13aは上記
ガイド治具11の各溝11aの延長上に位置するようなって
いる。本実施例では半径が0.17mm、幅0.34mm、深さ0.34
mm、センターピッチ0.7mmとなっている。
14は上記ガイド治具のカバーである。
15はカッターの上刃であって上下動するプレスのシャ
ンク16に取り付けてあり、上記ガイド治具13の下刃13b
に対向し、それぞれの下刃13bに合うように第4図の拡
大部分正面図に示す如く半円状の切断刃15aが連続して
形成してある。本実施例では、超硬合金製であり、厚さ
3mm、幅20mm、長さ25mmて、切断刃15aの半径は0.16mm、
センターピッチは上記ガイド治具13の溝13aと同一ピッ
チの0.7mmとなっている。
この半円状の切断刃15aはガイド治具13の下刃13bと同
一ピッチであり、ろう細線5の線径に近似させ、半円状
としたことにより、シャー切断を行ってもろう細線の断
面形状が潰れる等の変位が少なく安定した形状に切断す
ることができる。
以上の構成によると、ガイド治具11の各溝11aのそれ
ぞれにろう細線5を挿入してろう細線5をガイド治具13
の下刃13bに合わせる。
この状態にして図示しないプレスを駆動することによ
り、ロール9を回転させると共に、フリー機構を介して
上刃15を駆動し、ろう細線5の送給と上刃15の上下動を
同期させることにより順次間歇的にろう細線5を所定量
だけ切断することができる。
その際、ロール9、10がウレタン材で被われているた
めにろう細線5の保持は確実であり、しかも切断刃15a
が半円状であるために、シャー切断を行ってもろう細線
の断面形状が大きく変形することなく、安定した形状で
切断することができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した本発明によると、少なくとも外周
をウレタン材で被った一対のロールを上下方向に対向配
置し、この一対のロールの前後にそれぞれガイド治具を
配置し、この両ガイド治具の表面に細線を導入する複数
の溝を形成し、ロール前方のガイド治具の先端に下刃を
設け、その下刃に対向して上刃を配置し、その上下刃に
上記溝と同間隔に半円状の切断刃を形成し、ロールの回
転と上刃の駆動を同期させたことにより、ガイド治具の
表面の溝に細線を導入することによってウレタン材で被
った一対のロールによって確実に送給し、ガイド治具に
よって正確に位置決め保持した状態で定寸法に切断する
ことができ、しかも切断刃が半円状であるために、シャ
ー切断を行ってもろう細線の断面形状が大きく変形する
ことなく定形に切断することができ、高い寸法精度の要
求に答えることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略側面図、第2図は
ガイド治具の拡大断面図、第3図は第1図A−A線断面
図、第4図は上刃と下刃を示す拡大正面図、第5図は頭
部にろう材を付けたIC用リードピンの斜視図、第6図は
従来例の側面図、第7図は第6図B−B線断面図であ
る。 5……細線 9、10……ローラ 9b、10b……ウレタン材 11、13……ガイド治具 13b……下刃 15……上刃 15a……切断刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも外周をウレタン材で被った一対
    のロールを上下方向に対向配置し、この一対のロールの
    前後にそれぞれガイド治具を配置し、この両ガイド治具
    の表面に細線を導入する複数の溝を形成し、ロール前方
    のガイド治具の先端に下刃を設け、その下刃に対向して
    上刃を配置し、その上下刃にそれぞれ上記溝と同間隔に
    半円状の切断刃を形成したことを特徴とする細線の定寸
    送り切断装置。
JP7400789A 1989-03-28 1989-03-28 細線の定寸送り切断装置 Expired - Lifetime JP2705970B2 (ja)

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