JPS6367712A - 油入電気機器のタンク - Google Patents

油入電気機器のタンク

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JPS6367712A
JPS6367712A JP21080286A JP21080286A JPS6367712A JP S6367712 A JPS6367712 A JP S6367712A JP 21080286 A JP21080286 A JP 21080286A JP 21080286 A JP21080286 A JP 21080286A JP S6367712 A JPS6367712 A JP S6367712A
Authority
JP
Japan
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groove
oil
ribs
rib
heat radiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP21080286A
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English (en)
Inventor
Koji Yamanaka
山中 功治
Shoyu Yamaguchi
山口 彰宥
Junichi Anno
安濃 純一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6367712A publication Critical patent/JPS6367712A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油入電気機器のタンクに係り、特に胴体の周囲
に放熱リブを複数設けたタンクの構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に油入電気機器、例えば油入変圧器等のタンクにあ
っては、変圧器の冷却媒体として油が入っているが、そ
の油が変圧器の熱で温度上昇することによって内圧が上
がったとき、変形しないように充分な強度を要し、しか
も油を冷却するため、放熱特性の良好なことも必要であ
る。
この種のタンクの従来技術としては、特開昭53−35
122号公報に示される公知技術がある。この公知技術
は、第8図に示すように、放熱リブとしてのひれ状張出
部1の上下端部を、内方に絞り込んで密着した面接合部
2を形成すると共に、上記面接合部2に沿って上記張出
部1の上下端部を溶接し、その溶接線を一軸のみとする
一方、前記張出部1の板場に凸状または凹状の補強用ビ
ード3を形成し、上記補強用ビード3により張出部1の
機械的強度の増大を図るようにしている。
また、従来技術の他の例としては、実開昭56−677
32号公報に示される公知技術がある。この公知技術は
、第9図に示すように、波形放熱器の放熱リブ1の両側
面適当箇所に、外側から油道部内に向って、タンク高さ
方向に沿い、1または複数体の断面形状が台形、矩形、
半円形または半楕円形等をなし、底部を互いに接し、点
溶接等で固着一体化した凹状溝部4を対称に、縦方向長
さを1または複数に分割して形成し、これによって波形
放熱器の板厚を厚くすることなく機械的強度を高め、か
つ油の自然対流効率を高め、放熱効率の高いものが得ら
れるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、上記に示す従来例では、補強用と一ド3或
いは凹状溝部4によりタンクの強度を増大し得るように
している。
しかし乍ら、第8図に示す従来例では、補強用ビード3
が張出部1の張出方向に形成されているので、タンク内
で油温の上昇によって内圧が高くなった場合、補強用ビ
ード3により張出部1の横方向の強度が得られるものの
、張出部1の縦方向に対しての強度が充分でなり、縦方
向にたわんでしまう問題がある。
一方、第9図に示す従来例では、凹状溝部4がタンク高
さ方向に沿って形成されているので、タンク内圧が高く
なった場合、凹状溝部4により放熱リブ1の縦方向の強
度が得られるものの、放熱リブ1の横方向に対しての強
度が充分でなく、横方向にたわんでしまう問題がある。
また、一般に冷媒としての油は、電気機器によって熱せ
られると、第7図に示す如き経路で対流する。即ち、油
5は、電気機器6によって熱せられると、その上方に上
昇し、かつそこから放熱リブ1の外周側に流れ、該放熱
リブ1の冷却作用によって冷却されることにより、放熱
リブ1の外周側から下降して電気機器6がわに戻り、か
くして循環するようになっている。
しかし乍ら、第8図に示す従来例では、補強用ビード3
が凸状に形成された場合は問題ないが、張出部1の両面
の対向する位置に凹状に形成された場合には、油5の対
流時、補強用ビード3によって張出部1内の油道の巾が
狭まって油5が対流しにくくなるので、油5の冷却効率
が悪くなり、張出部1の放熱特性が低下する問題がある
一方、第8図に示す従来例は、凹状溝部4が縦方向に設
けられているので、油面位置7が凹状溝部4の位置まで
下がった場合、やはり上述と同様のことが生じるから、
油面位置を限定せざるを得なくなってしまう問題がある
本発明の目的は、前記従来技術の問題点寄鑑み、放熱リ
ブを確実に補強でき、また油面の位置に関係なく放熱リ
ブの放熱特性が低下するのを防止し得るようにした油入
電気機器のタンクを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、各放熱リブの両側面に上下方向に配置され
る上溝と下溝とが夫々形成されている。
そして、前記上溝は上端から下端へ至るに従って放熱リ
ブの内側から外側へ傾く形状をなしている。前記下溝は
上端から下端へ至るに従って放熱リブの外側から内側へ
傾く形状をなしている。また、前記上溝及び下溝の夫々
は各放熱リブの両側面において互いに対向する位置から
所定間隔をもって配置されている。
〔作   用〕
油温の上昇によりタンクの内圧が上がると、胴体の放熱
リブがたわむおそれがある。しかし、放熱リブの両側面
に上溝と下溝とが形成され、しかも上溝と下溝とが傾斜
した形状をなしているので、放熱リブの縦方向及び横方
向の双方に対する強度が得られる結果、タンク内圧が上
がっても放熱リブがたわむのを防止できる。
また、上溝が上端から下端へ至るに従って放熱リブの内
側から外側へ傾き、下溝が上端から下端へ至るに従って
放熱リブの内側から外側へ傾いているので、上溝と下溝
とが協働して油の対流をガイドすることができしかも、
上溝及び下溝が放熱リブの両側面において互いに対応し
ない位置に配置されているので、放熱リブ内の油道が狭
くなり過ぎることがなく、従って、油の対流作用がスム
ースになって放熱リブの放熱特性を高め得る結果、油面
の位置に拘わることなく油の冷却効率を改善できると云
う効果を奏する。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第6図により説明
する。第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図
は放熱リブの正面図、第3図は第2図のA−A線断面図
、第4図は第2図のB−B線断面図である。
実施例のタンクは、油入変圧器に適用したものであって
、第1図に示すように、蓋を取付ける為のフランジ11
と、底板12と、該底板12及びフランジ11間に配設
される胴体13とを備え、これらにより変圧器及びこれ
を冷却する為の油を収容するように構成されている。
前記胴体13は、シート状の薄剛板がプレス加工によっ
て成形されたものであって、周囲には油を冷却するため
、放熱リブ14が周囲に沿って複数形成されている。各
放熱リブ14は、胴体13の周囲に適宜の間隔をもって
袋状に張り出して、その内部と胴体13内部とが連通さ
れている。
しかして、前記放熱リブ14の両側面には第2図及び第
4図に示すように、上下方向に夫々配置された上溝15
と下溝16とが設けられている。
前記上溝15は、放熱リブ14の上部側面部が適宜の1
1と深さをもって凹んでおり、その上端から上下端へ至
るに従って放熱リブ14の内側から外側へ直線的に傾い
ている。前記下溝16は、放熱リブ14の下部側面部が
上溝15と同様に凹んでおり、その上端から下端へ至る
に従って放熱リブ14の外側から内側へ直線的に傾いて
いる。
また、前記上il#15と下溝16との夫々は放熱リブ
14の両側面において互いに対向しないように、即ち、
互いに対向する位置から所定間隔をもって配置されてい
る。
なお、本例では上溝15及び下溝16が放熱リブ14の
一側面に1個ずつ直線的に形成された例を示したが、第
5図に示すように弯曲しても良(、また第6図に示すよ
うに2個ずつ設けても良く、何れにしろ図示の如く傾い
ていれば良い。
実施例の油入変圧器のタンクは、上記の如き構成よりな
るので、次にその作用を述べる。
変圧器の熱によって油温が上昇し、タンクの内圧が上が
ると、胴体13の放熱リブ14がたわむおそれがある。
しかし、放熱リブ14の両側面に上溝15と下溝16と
が形成され、しかも上溝15と下溝16とが傾斜されて
いるので、放熱リブ14の縦方向及び横方向の双方に対
する強度が得られる結果、放熱リブ14の強度を補強し
得る。
一方、油温の上昇による油の対流時、タンク内で上昇し
た油は放熱リブ14の外側へ流れ、放熱リブ14の放熱
作用により冷却されて放熱リブ14の外側を下降し、タ
ンク内中央部の変圧器がねへ戻る(第7図参照)。
その際、放熱リブ14に設けられた上溝15が上端から
下端へ至るに従って放熱リブ14の内側から外側へ傾き
、また下溝16が上端から下端へ至るに従って放熱リブ
14の外側から内側へ傾いているので、上溝15と下溝
16とが協働して油の流れをガイドさせることができる
。しかも、上、下115.16は放熱リブ14の両側面
において互いに対応しないように配置されているので、
放熱リブ14内の油道が狭くなり過ぎることがない。そ
の結果、油面が任意の位置にあっても、放熱リブ14内
における油の対流をスムースにさせることができるので
、放熱リブ14の放熱特性を高め得る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、各放熱リブの両側
面に上下方向に沿って配置された上溝と下溝とを設け、
前記上溝が上端から下端へ至るに従って放熱リブの内側
から外側へ次第に傾き、前記下溝が上端から下端へ至る
に従って放熱リブの外側から内側へ次第に傾き、かつ上
溝及び下溝は放熱リブの両側面において互いに対向する
位置から所定間隔をもって配Iするように構成したので
、放熱リブの強度を確実に補強し得る結果、タンク内圧
がFがっても放熱リブがたわむのを防止でき、また油面
が任意の位置にあっても油の対流をスムースに行なわせ
て放熱リブの放熱特性を高め得る結果、油の冷却効率を
改善できると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は放熱
リプの正面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4
図は第2図のT3−B線断面図、第5図は上、下溝の変
形例を示す放熱リプの正面図、第6図は上、下溝の他の
変形例を示す放熱リプの正面図、第7図はタンク内にお
ける油の対流作用を示す説明図、第8図はタンクにおけ
る従来の放熱リプを示す正面図、第9図は同じ〈従来の
放熱リプの他の例を示す正面図である。 13・・・刺体、14・・・放熱リプ、15・・・上溝
、16・・・下溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、胴体の周囲にひれ状放熱リブを複数設けた油入電気
    機器のタンクにおいて、前記各放熱リブの両側面に上下
    方向に沿って配置された上溝と下溝とを夫々形成し、前
    記上溝は、上端から下端へ至るに従って放熱リブの内側
    から外側へ傾斜する形状をなし、前記下溝は、上端から
    下端へ至るに従って放熱リブの外側から内側へ傾斜する
    形状をなし、かつ前記上溝及び下溝の夫々は各放熱リブ
    の両側面において互いに対向する位置から所定間隔をも
    って配置してあることを特徴とする油入電気機器のタン
    ク。
JP21080286A 1986-09-09 1986-09-09 油入電気機器のタンク Pending JPS6367712A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310586A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Toyo Radiator Co Ltd 熱交換器コア
JP2010010511A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 静止誘導電器

Cited By (3)

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JP2002310586A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Toyo Radiator Co Ltd 熱交換器コア
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