JPS636666B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS636666B2 JPS636666B2 JP55024583A JP2458380A JPS636666B2 JP S636666 B2 JPS636666 B2 JP S636666B2 JP 55024583 A JP55024583 A JP 55024583A JP 2458380 A JP2458380 A JP 2458380A JP S636666 B2 JPS636666 B2 JP S636666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- fleece
- fibers
- long fibers
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 35
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 35
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 33
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- 229920002522 Wood fibre Polymers 0.000 claims description 19
- 239000002025 wood fiber Substances 0.000 claims description 19
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 16
- 238000003856 thermoforming Methods 0.000 claims description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 5
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 claims description 4
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 claims description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 3
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 claims description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 claims description 2
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004640 Melamine resin Substances 0.000 claims description 2
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 claims description 2
- XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N Vinyl acetate Chemical compound CC(=O)OC=C XTXRWKRVRITETP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920001131 Pulp (paper) Polymers 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車の内装材として使用するに好適
な加熱成形用フエルトの製造方法に関するもので
ある。
な加熱成形用フエルトの製造方法に関するもので
ある。
本出願人は既に特公昭44−4876号公報によつて
開示されている製造方法に従い嵩高性フエルトを
製造し自動車用内装材として供給しておるが、本
発明はこれに成形性、耐水性、耐湿性、断熱性、
遮音性、強度の点等で改良を加えた二層より成る
加熱成形用フエルトの製造方法を提供せんとする
ものである。
開示されている製造方法に従い嵩高性フエルトを
製造し自動車用内装材として供給しておるが、本
発明はこれに成形性、耐水性、耐湿性、断熱性、
遮音性、強度の点等で改良を加えた二層より成る
加熱成形用フエルトの製造方法を提供せんとする
ものである。
図面に従い本発明の一実施例を説明すると、ホ
ツパーフイダーＡ内へ繊維長５mm乃至10mmの綿等
の長繊維Ｂを投入してこの長繊維Ｂをホツパーフ
イダーＡの機構により開繊した後に搬送機１上へ
搬送速度に関連して１平方ｍ当り500ｇ乃至3000
ｇの重量となるように落下させつつ次の搬送機２
へ移送する。この搬送機２上に乗載されて移送す
る長繊維Ｂ上へ樹脂撒布機構Ｃにより低温溶融性
フエノール樹脂３を搬送速度に関連して１平方ｍ
当り100ｇ乃至400ｇの重量となるように撒布した
後に搬送機２でフリース製造機Ｄへ供給する。こ
のフリース製造機Ｄ内で樹脂３を撒布された長繊
維Ｂは針歯を有するシリンダー４によりさらに細
かく開繊されると同時に樹脂３を綿繊維Ｂに均一
に混合して繊維を吸引する回転網シリンダー５で
厚さ25mm、重量１平方ｍ当り500ｇ〜3000ｇのフ
リースＥが形成され毎分４ｍ乃至５ｍの速度でフ
リース製造機Ｄより導出される。次いで補助結合
用樹脂としてアクリル系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、エチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等の熱可
塑性樹脂か、フエノール系樹脂、メラミン系樹
脂、尿素系樹脂等の熱硬化性樹脂等の水溶液もし
くは粉末を0.5〜30％混合した木質繊維Ｆを搬送
機６上のフリースＥの上面にホツパー７より逐次
落下させて均一厚さに分散せしめ、さらにこれを
搬送機８により加熱炉Ｇ内へ連続的に導入する。
この搬送機８は金網搬送ベルトにより形成して通
気性を有すると共に加熱炉Ｇは隔壁により数個の
室９に区分され、そのそれぞれの室９上部には電
気、加熱油等を熱源とする加熱管１０を備えると
共に加熱管１０と搬送機８の間に空気流に均一性
と方向性を与える整流格子１１を装着し、さらに
それぞれの室９下部に送風機１２を設けると共に
加熱炉Ｇの１端下部と他端上部へ内部に連通する
吸気口１３と排気口１４を設けそれぞれの室９内
で加熱管１０により熱せられた加熱空気を送風機
１２により上部から下部へと強制対流するように
構成する。そしてこの加熱炉Ｇ内を搬送機８上に
乗載されて移送する樹脂を混合したフリースは加
熱管１０により150〜200℃に熱せられた加熱空気
が送風機１２で流速毎秒２ｍ乃至４ｍとなつて整
流格子１１で整流されつつ上部から下部に通過す
るため、加熱空気のフリース内の透過によりフリ
ースに混合された樹脂は熱硬化性樹脂の場合には
一部架橋反応が生じたＢステージ程度に溶融し、
また熱可塑性樹脂の場合は溶融すると同時に錯綜
した長繊維Ｂ及び木質繊維Ｆを互いに結合するよ
うに固着する。この樹脂が長繊維Ｂ及び木質繊維
Ｆを互いに結合するように固着する際に錯綜した
繊維の互いの接触部に多くの樹脂が付着して強固
に結合すると共に樹脂の一部はそれらの繊維を包
覆する。従つて加熱炉Ｇから搬送され移出する際
には一定厚さの二層より成るフエルトＨになるも
のである。
ツパーフイダーＡ内へ繊維長５mm乃至10mmの綿等
の長繊維Ｂを投入してこの長繊維Ｂをホツパーフ
イダーＡの機構により開繊した後に搬送機１上へ
搬送速度に関連して１平方ｍ当り500ｇ乃至3000
ｇの重量となるように落下させつつ次の搬送機２
へ移送する。この搬送機２上に乗載されて移送す
る長繊維Ｂ上へ樹脂撒布機構Ｃにより低温溶融性
フエノール樹脂３を搬送速度に関連して１平方ｍ
当り100ｇ乃至400ｇの重量となるように撒布した
後に搬送機２でフリース製造機Ｄへ供給する。こ
のフリース製造機Ｄ内で樹脂３を撒布された長繊
維Ｂは針歯を有するシリンダー４によりさらに細
かく開繊されると同時に樹脂３を綿繊維Ｂに均一
に混合して繊維を吸引する回転網シリンダー５で
厚さ25mm、重量１平方ｍ当り500ｇ〜3000ｇのフ
リースＥが形成され毎分４ｍ乃至５ｍの速度でフ
リース製造機Ｄより導出される。次いで補助結合
用樹脂としてアクリル系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、エチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂等の熱可
塑性樹脂か、フエノール系樹脂、メラミン系樹
脂、尿素系樹脂等の熱硬化性樹脂等の水溶液もし
くは粉末を0.5〜30％混合した木質繊維Ｆを搬送
機６上のフリースＥの上面にホツパー７より逐次
落下させて均一厚さに分散せしめ、さらにこれを
搬送機８により加熱炉Ｇ内へ連続的に導入する。
この搬送機８は金網搬送ベルトにより形成して通
気性を有すると共に加熱炉Ｇは隔壁により数個の
室９に区分され、そのそれぞれの室９上部には電
気、加熱油等を熱源とする加熱管１０を備えると
共に加熱管１０と搬送機８の間に空気流に均一性
と方向性を与える整流格子１１を装着し、さらに
それぞれの室９下部に送風機１２を設けると共に
加熱炉Ｇの１端下部と他端上部へ内部に連通する
吸気口１３と排気口１４を設けそれぞれの室９内
で加熱管１０により熱せられた加熱空気を送風機
１２により上部から下部へと強制対流するように
構成する。そしてこの加熱炉Ｇ内を搬送機８上に
乗載されて移送する樹脂を混合したフリースは加
熱管１０により150〜200℃に熱せられた加熱空気
が送風機１２で流速毎秒２ｍ乃至４ｍとなつて整
流格子１１で整流されつつ上部から下部に通過す
るため、加熱空気のフリース内の透過によりフリ
ースに混合された樹脂は熱硬化性樹脂の場合には
一部架橋反応が生じたＢステージ程度に溶融し、
また熱可塑性樹脂の場合は溶融すると同時に錯綜
した長繊維Ｂ及び木質繊維Ｆを互いに結合するよ
うに固着する。この樹脂が長繊維Ｂ及び木質繊維
Ｆを互いに結合するように固着する際に錯綜した
繊維の互いの接触部に多くの樹脂が付着して強固
に結合すると共に樹脂の一部はそれらの繊維を包
覆する。従つて加熱炉Ｇから搬送され移出する際
には一定厚さの二層より成るフエルトＨになるも
のである。
その後必要によりフエルトＨを挾圧ローラー間
に挾入通過させて所定厚に形成するものである。
に挾入通過させて所定厚に形成するものである。
以上は長繊維層と木質繊維層とを同時に形成す
る加熱成形用フエルトの製造方法について説明し
たが、長繊維層のみより成る嵩高性フエルトを先
に特公昭44−4876号公報に記載の製造法（即ち第
１図において木質繊維Ｆを落下しない方法）によ
り製造し、その嵩高性フエルトＪを第２図に示し
たように、搬送機１５，１６上に搬入し、該水平
な搬送機１６の直上にホツパー７′を設け、該ホ
ツパー７′から嵩高性フエルトＪ上に補助結合用
樹脂を0.5〜30％混合した木質繊維F′を逐次落下
させて均一厚さに分散せしめ、さらにこれを搬送
機８′により加熱炉G′内或いは図示しない加熱ロ
ール間へ連続的に導入するものである。加熱炉
G′内或いはその加熱ロール間で前記と同様に150
〜200℃に加熱されこの木質繊維層中の前記補助
結合用樹脂を熱硬化性樹脂の場合Ｂステージ程度
に溶融、熱可塑性樹脂の場合溶融させることによ
り長繊維層と木質繊維層より成る二層の成形用フ
エルトH′を製造するものである。
る加熱成形用フエルトの製造方法について説明し
たが、長繊維層のみより成る嵩高性フエルトを先
に特公昭44−4876号公報に記載の製造法（即ち第
１図において木質繊維Ｆを落下しない方法）によ
り製造し、その嵩高性フエルトＪを第２図に示し
たように、搬送機１５，１６上に搬入し、該水平
な搬送機１６の直上にホツパー７′を設け、該ホ
ツパー７′から嵩高性フエルトＪ上に補助結合用
樹脂を0.5〜30％混合した木質繊維F′を逐次落下
させて均一厚さに分散せしめ、さらにこれを搬送
機８′により加熱炉G′内或いは図示しない加熱ロ
ール間へ連続的に導入するものである。加熱炉
G′内或いはその加熱ロール間で前記と同様に150
〜200℃に加熱されこの木質繊維層中の前記補助
結合用樹脂を熱硬化性樹脂の場合Ｂステージ程度
に溶融、熱可塑性樹脂の場合溶融させることによ
り長繊維層と木質繊維層より成る二層の成形用フ
エルトH′を製造するものである。
第３図はこの成形用フエルトをホツトプレスに
より深絞りして自動車用ドアトリムを形成した例
を示し、ａは木質繊維層、ｂは長繊維層、ｃはポ
リエチレンフオーム、ウレタンフオーム等の発泡
体層、ｄは軟質塩ビシート、ｅはフアブリツク、
ｆはカーペツトである。また第４図は同じく自動
車用のクオータトリムを示し、ｇはアームレスト
パツド（発泡体）を示す。
より深絞りして自動車用ドアトリムを形成した例
を示し、ａは木質繊維層、ｂは長繊維層、ｃはポ
リエチレンフオーム、ウレタンフオーム等の発泡
体層、ｄは軟質塩ビシート、ｅはフアブリツク、
ｆはカーペツトである。また第４図は同じく自動
車用のクオータトリムを示し、ｇはアームレスト
パツド（発泡体）を示す。
以上実施例について説明したように本発明に係
る成形用フエルトは次に列挙したような効果があ
る。
る成形用フエルトは次に列挙したような効果があ
る。
(1) 成形性に優れる長繊維層との複合により従来
の木質系繊維のみのフエルトに比べ特に深絞り
成形が可能となるので用途が拡大される。
の木質系繊維のみのフエルトに比べ特に深絞り
成形が可能となるので用途が拡大される。
(2) 片面が木質繊維層であるので従来の長繊維層
のみによるボードに比べ、耐水性、耐湿性があ
り、吸湿による剛性低下が少ない。
のみによるボードに比べ、耐水性、耐湿性があ
り、吸湿による剛性低下が少ない。
(3) 長繊維層は断熱及び吸音等の作用を具備する
と共に柔軟性も兼備し、かつ木質繊維層は木材
パルプの剛性を具備するので、それら特質の相
乗作用によつて幅広い用途に適合し得る。
と共に柔軟性も兼備し、かつ木質繊維層は木材
パルプの剛性を具備するので、それら特質の相
乗作用によつて幅広い用途に適合し得る。
(4) 簡単な工程で連続的に製造できるため、大量
生産に適するもので経済的である。
生産に適するもので経済的である。
第１図及び第２図は本発明の方法を実施する装
置の縦断面図、第３図はこの成形用フエルトによ
り製作された自動車用ドアトリムの断面図、第４
図は同じくクオータトリムの斜視図である。 Ａ…ホツパーフイダー、Ｂ…長繊維、Ｃ…樹脂
撒布機構、Ｄ…フリース製造機、Ｅ…フリース、
Ｆ，F′…木質繊維、Ｇ，G′…加熱炉、Ｈ，H′…
成形用フエルト、Ｊ…嵩高性フエルト、１，２，
６，８，８′，１５，１６…搬送機、５…回転網
シリンダー、７…ホツパー、ａ…木質繊維層、ｂ
…長繊維層。
置の縦断面図、第３図はこの成形用フエルトによ
り製作された自動車用ドアトリムの断面図、第４
図は同じくクオータトリムの斜視図である。 Ａ…ホツパーフイダー、Ｂ…長繊維、Ｃ…樹脂
撒布機構、Ｄ…フリース製造機、Ｅ…フリース、
Ｆ，F′…木質繊維、Ｇ，G′…加熱炉、Ｈ，H′…
成形用フエルト、Ｊ…嵩高性フエルト、１，２，
６，８，８′，１５，１６…搬送機、５…回転網
シリンダー、７…ホツパー、ａ…木質繊維層、ｂ
…長繊維層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ホツパーフイダーにより開繊された綿等の長
繊維の一定量を搬送機上に逐次落下させて連続的
に移送しつつその長繊維に上方から樹脂撒布機構
により適量の熱硬化合成樹脂を撒布して付着させ
た後にフリース製造機に供給し、このフリース製
造機において入口側に配置された針歯を有する回
転シリンダーにより長繊維を細かく開繊しかつ長
繊維に樹脂を均一に混合付着せしめると共に出口
側に配置した回転網シリンダーの内方吸引作用に
より樹脂が均一に混合付着した長繊維を吸引して
一定厚のフリースを形成し、次いで補助結合用樹
脂を混合した木質繊維をフリース製造機から導出
された搬送機上のフリースの上面に逐次落下させ
て均一厚さに分散せしめ、さらにこれを加熱炉内
へ連続的に導入して該加熱炉内で150〜200℃の加
熱空気を前記長繊維層と木質繊維層に透過させ、
この加熱空気により各層の樹脂を一部架橋反応が
生じているＢステージ程度に溶解させて錯綜した
繊維を互いに結合係絡せしめてなることを特徴と
した二層より成る加熱成形用フエルトの製造方
法。 ２ ホツパーフイダーにより開繊された綿等の長
繊維の一定量を搬送機上に逐次落下させて連続的
に移送しつつその長繊維に上方から樹脂撒布機構
により適量の熱硬化性合成樹脂を撒布して付着さ
せた後にフリース製造機に供給し、このフリース
製造機において入口側に配置された針歯を有する
回転シリンダーにより長繊維を細かく開繊しかつ
長繊維に樹脂を均一に混合付着せしめると共に出
口側に配置した回転網シリンダーの内方吸引作用
により樹脂が均一に混合付着した長繊維を吸引し
て一定厚のフリースを形成し、次いでフリース製
造機から導出されたフリースを通気性が有る搬送
機により加熱炉内へ連続的に供給しつつ通過さ
せ、加熱炉内においてフリースの上方から下方へ
樹脂が成形固化する温度の加熱空気を透過せし
め、この加熱空気によりフリースを形成する繊維
に均一に混合付着した樹脂を一部架橋反応が生じ
ているＢステージ程度に溶融させて錯綜した繊維
を互いに結合係絡せしめて自由度の高い成形性に
富む嵩高性フエルトを製造し、該嵩高性フエルト
をさらに搬送機上に乗せて該嵩高性フエルトの上
面に補助結合用樹脂を混合した木質繊維を逐次落
下させて均一厚さに分散せしめ、さらにこれを加
熱炉内或いは加熱ロールへ連続的に導入して該加
熱炉内又は加熱ロールで150〜200℃の加熱により
前記補助結合用樹脂を一部架橋反応が生じている
Ｂステージ程度に溶融させてなることを特徴とし
た二層より成る加熱成形用フエルトの製造方法。 ３ 補助結合用樹脂としてアクリル系樹脂、塩化
ビニル系樹脂、エチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹
脂等の熱可塑性樹脂か、フエノール系樹脂、メラ
ミン系樹脂、尿素系樹脂等の熱硬化性樹脂等の水
溶液もしくは粉末を木質繊維の混合量に対して
0.5〜30％使用することを特徴とした特許請求の
範囲第１項又は第２項に記載の二層より成る加熱
成形用フエルトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2458380A JPS56123447A (en) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | Production of heat molding felt comprising two layers of long fiber layer such as cotton and woody fiber layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2458380A JPS56123447A (en) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | Production of heat molding felt comprising two layers of long fiber layer such as cotton and woody fiber layer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56123447A JPS56123447A (en) | 1981-09-28 |
| JPS636666B2 true JPS636666B2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=12142177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2458380A Granted JPS56123447A (en) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | Production of heat molding felt comprising two layers of long fiber layer such as cotton and woody fiber layer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56123447A (ja) |
-
1980
- 1980-02-28 JP JP2458380A patent/JPS56123447A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56123447A (en) | 1981-09-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4146564A (en) | Process forming a mineral wool fiberboard product | |
| JP3872341B2 (ja) | シートたばこ、その製造方法および製造システム | |
| CA1273465A (en) | Method of manufacturing molded articles | |
| US3200181A (en) | Method of and means for manufacturing padding and insulating materials comprising fibres | |
| JP2688518B2 (ja) | 耐熱材より成る不織生地の製造方法及び装置 | |
| JPH11152668A (ja) | 木綿、化学繊維、混合繊維などから成る繊維フリースを製造する装置 | |
| US5547731A (en) | Needled carpet and a process for producing it | |
| US4655861A (en) | Process for producing moldings with deformable decorative surface | |
| US4476175A (en) | Building materials comprising non-woven webs | |
| EP0105730B1 (en) | Open mesh belt bonded fabric | |
| JPS61102487A (ja) | 圧縮成形部材用出発材料としての繊維マツトの製法及び製造装置 | |
| US4417932A (en) | Process for the continuous production of a length of stratifield material from foam particles | |
| JPH0425863B2 (ja) | ||
| JPS6212344B2 (ja) | ||
| CN107073742A (zh) | 用于生产装饰墙壁或地板的方法 | |
| US4129637A (en) | Use of an open porous thermoplastic netting as the laminating adhesive in forming a mineral wool fiberboard product | |
| US4331730A (en) | Fibrous web structure | |
| JPS636666B2 (ja) | ||
| JPS58132517A (ja) | ガラス繊維入り熱可塑性ポリマ−のシ−トを連続的に製造する方法および装置 | |
| CA1198867A (en) | Processes for forming building materials comprising non-woven webs | |
| US1365878A (en) | Tories | |
| CN102320171A (zh) | 一种多组份高分子聚合物纤维吸音保温材料及其制造方法 | |
| JP2719214B2 (ja) | 複雑な形状の製品を形成するための装置 | |
| CN88101863A (zh) | 纤维强化塑料结构的改进 | |
| JPH05220878A (ja) | 深絞り成形用マットとその製造方法及び製造装置 |