JPS6366624B2 - - Google Patents

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JPS6366624B2
JPS6366624B2 JP59500450A JP50045084A JPS6366624B2 JP S6366624 B2 JPS6366624 B2 JP S6366624B2 JP 59500450 A JP59500450 A JP 59500450A JP 50045084 A JP50045084 A JP 50045084A JP S6366624 B2 JPS6366624 B2 JP S6366624B2
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hollow body
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Maaku Niiru Sureido
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Crown Packaging UK Ltd
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Metal Box PLC
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Publication date
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Publication of JPS6366624B2 publication Critical patent/JPS6366624B2/ja
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/2615Edge treatment of cans or tins
    • B21D51/263Flanging
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Materials For Medical Uses (AREA)
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  • Glass Compositions (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

明細書 本発明は、閉鎖された他端をもちかつ薄肉の円
筒形側壁を含み、末端部が開口端を形成する末端
縁をもつ中空胴体の開口端まわりにくびれを成形
する方法及び装置に関し、本発明はさらに、前記
方法によつてその開口端まわりにくびれをもつよ
うな中空胴体に関する。
このような中空胴体は、典型的には鋼(必ずし
もそれには限られないが通常は金属錫で被覆し
た)またはアルミニウムなどの金属で造られる。
このような缶胴体は特に手抜き加工後に再引抜き
または壁アイアニング(深絞り薄肉化)、もしく
はこの両者を伴う加工方法で造られた形式の単体
品に類するもので、本明細書においては、特に単
体の缶胴体について述べる。
しかし、本発明は上記のような任意の中空胴体
にも適用でき缶胴体に限定するものではない。さ
らに、中空胴体は金属でなくても良く、例えばこ
の方法が適用可能であればプラスチツク材料を用
いることもできることが明らかに理解できる。
本文で中空胴体の側壁に関連して用いる「薄
い」とは厚さに関して特定の厚さまたは厚さの範
囲を限定するものではない。しかし、本発明の方
法においては、中空胴体の側壁は加工を容易にす
るため非常に薄いので、金属胴体に端末くびれを
成形する通常の方法によつて、制御できないしわ
寄りやその他の望ましくない変形などを生ずる危
険なしに単一作業によつてその最終サイズにくび
れを成形することがむずかしい。このような方法
はまた、くびれの成形と同時にあるいは引続いて
終端フランジを成形し、このフランジは後に缶端
部品を缶胴体の開口端上に固定するための周端継
目の部分を成形するのに用いられる。これに用い
る方法はダイスネツキングと称し、こるは圧延加
工またはへら絞り加工によつてくびれと終端フラ
ンジとを同時に成形する方法である。
英国特許出願第1534716号は、缶胴体に半径方
向のフランジをもつ終端くびれを成形する典型的
な方法及び装置を開示し、これによりその開口端
を軸方向にチヤツクと係合した状態で缶胴体が軸
方向に圧縮される。外側のくびれ圧延工具が缶胴
体の側壁と係合するように半径方向に進められ、
同時に制御または制限リングが缶胴体の終端と軸
方向に係合されて、必要な軸方向圧縮力を与え
る。制限リングは、終端と係合状態に保つために
軸方向に移動され、一方、缶胴体自身はくびれ成
形作用中に軸方向に移動される。いずれにして
も、缶は内側で支持されず、くびれは自由空所内
で形成され、その形状は缶胴体と制限リングと外
側のくびれ成形圧延工具の相対運動を適切に制御
することによつて決定される。この加工方法を本
文では、以下「へら絞りくびれ及びフランジ成
形」方法と称する。
側壁と主部分とくびれ間におけるように直径の
減少がある量よりも大きい金属缶胴体上にくびれ
と、関連する終端フランジを成形する現在の方法
は、数種の加工段階を含む。例えば、単一のダイ
スくびれ成形作用は、もし開口端の局部的な坐屈
または側壁の大部分の圧壊が避けられる場合、直
径の比較的小さい減少のみが可能である(一般に
もし缶胴体がブリキ板であれば、材料の4.3%未
満)。よつて、ダイスくびれ成形作用、が用いら
れるとき、もし直径上の大きい減少が求められる
場合は、2つまたはそれ以上の別個の作業が必要
となる。これとは異なり、直径を減少するのに必
要な個々の作業数を減らすのにへら絞り及びフラ
ンジ付け方法を用いることができるが、側壁の隣
接部分の元の直径よりも小さい外径をもつフラン
ジは形成できない。くびれ成形に際して、直径の
或る程度の全体減少を得るには許容し得ない程の
幅広のフランジを生ずる。従つてこのような場
合、予備くびれ成形を行うことが必要で、このた
めには、現在の技術では、全工程がへら絞りくび
れ成形及びフランジ成形によつて完成する前に1
つ以上のダイスくびれ成形加工を含む。
そのうえ、所与の缶胴体サイズ及び所与の直径
減少に対しては、所要の個々の作業数は、一般
に、もし缶胴体がブリキ板であれば、アルミニウ
ムの場合よりも大きい。アルミニウム缶で商業的
に可能な程度の、極めて著しい直径減少の場合に
は、ブリキ板に対しては経済的に価値づけられる
ためには極めて多くの作業が必要である。
よつて、中空胴体のくびれ及びフランジ成形、
を実施するために必要な数多くの個々の作業を減
少することが望ましい。
最近の製缶工業界は、いわゆる軽量容器、すな
わち一層硬質の材料を用いつつ一層薄い側壁をも
つ缶、へ向う傾向をもち、これはダイスくびれ成
形及びへら絞りくびれ成形、フランジ成形作業は
ともに満足できる高品質製造を達成することはさ
らに困難となる傾向にある。ダイスくびれ成形加
工の場合、これは各作業における直径の減少量は
少量であり、従つて特に細いくびれ成形の要求に
対しては、多数の作業が必要となる。
本発明によれば、その第1の態様は、閉鎖端を
もちかつ薄い円筒形側壁と開口端を形成する終端
縁部をもつ末端部分を含む中空胴体の開口端の周
囲にくびれを成形する方法を提供することにあ
り、該方法は、(i)支持装置によつて中空胴体の閉
鎖端を支持し、(ii)側壁の末端部分内で一次チヤツ
ク要素を係合し、この一次チヤツク要素はその周
辺に形成された一次工具縁部をもち、(iii)中空胴体
の閉鎖端にこの閉鎖端を支持装置に押圧保持させ
るのに十分な軸方向の力を連続的に加え、(iv)一次
工具縁部を過ぎて末端縁部を移動するようにチヤ
ツク要素と支持装置間の軸方向距離を制御しつつ
増大し、これと同時に一次チヤツク要素を繞る時
間中に末端部分の一部が半径方向に変形するのを
防ぐために案内装置を押当て、(v)段階(iv)の間に、
中空胴体の軸線まわりに、中空胴体と圧延加工装
置間のような相対回転をもつて一次工具縁部の直
前の側壁に外側圧延加工装置を作用し、これによ
つて圧延加工装置が圧延加工によつてくびれを成
形する段階を含み、前記継続的に加わる軸方向の
力は、中空胴体と主チヤツク要素間の軸方向距離
が増大するにつれて段階(v)の間に加わつて維持さ
れる。
好ましくは、前記継続的な力は中空胴体へ流体
圧力を導入して加え、この流体圧力は、支持装置
と中空胴と接触状態に維持しかつ一次チヤツク要
素が側壁の末端部分にそれを囲んでいる間、主密
封状態を提供するのに少くとも十分であるように
段階(v)の間中維持される。中空胴体内の流体圧力
は、使用時には、支持装置に対して中空胴体の底
部を保持するほかに、缶の側壁に内側からの支持
力を提供するように作用し、これにより側壁に剛
さを与える。これはまた、選択された圧力により
側壁材料の内方への坐屈またはしわ寄せを防止す
る傾向を与える効果をもつ。
本発明の方法の好適実施例において、段階(i)
は、側壁の末端部分において、チヤツク要素間で
それらの周縁部から半径方向内方へ延びる周辺の
自由作用空間を形成するように一次チヤツク要素
の前方に同軸に配置された一般に円筒形の二次チ
ヤツク要素を含むチヤツク部材の一部である一次
チヤツク要素と係合し、段階(iv)は終端縁部を一次
工具縁部を通過するように移動し(前記案内装置
を作用させながら)かつ次いで二次チヤツク要素
を通過するようにチヤツク部材と支持装置間の軸
方向距離を制御しつつ増大することを含み、外側
の圧延装置は側壁材料を二次チヤツク要素と接触
状態になるように作用され、これにより小さい直
径のくびの少くとも当該部分を成形する。
好ましくは、内側流体圧力を用いる実施例にお
いて、側壁材料が副チヤツク要素と接触するよう
に押圧されるとき、二次チヤツク要素は側壁と周
辺密封係合して、二次シールを提供し、チヤツク
部材と支持装置間の軸方向距離を増大し、かつ外
側圧延装置の作用は、末端縁部が一次チヤツク要
素によつて提供された一次シールを無効にさせる
ように一次チヤツク要素に対する位置に達する前
に二次シールが形成されるように制御され、これ
により流体圧力は段階(iv)の間維持される。
外側の圧延装置は、好ましくは、ひとたび側壁
材料が最初に二次チヤツク要素と接触状態に押圧
されると、側壁はチヤツク部材と支持装置間の軸
方向距離がさらに増大するにつれて二次チヤツク
要素に対して圧延作用が続けられ、これにより実
質的に円筒形のくびれをつくる。
この方法は、上述のようにほぼ円筒形のくび部
分をつくり、かつ終端縁部が外側の圧延装置に達
するまで二次チヤツク要素に対して側壁に圧延作
用を続けることにより予備くびれ成形作用に用い
ることができ、これにより、くびれはほぼ円筒形
の終端くびれ部分を含むことになる。
この方法の予備くびれ成形の別方法において、
外側の圧延装置は終端縁部がそれを通過してしま
うまでは引き離されない。しかし、段階(iv)の予め
定めた段階において一次チヤツク要素と支持装置
間の軸方向距離の増加を中断し、かつ前記軸方向
距離の増加が再び開始される前に圧延装置を引き
離すことによつて別の効果が得られ、これによ
り、側壁のそれ以上の変形は行われない。この随
意作業は、二次チヤツク要素を、その密封機能か
またはその深さ制限機能が要求されるかによつ
て、用いあるいは用いずに実施される。
段階(iv)が完了する前に外側圧延要素が引き離さ
れるこの方法の一実施例において、相対軸方向運
動は停止され、かつ終端縁部が一次工具縁部に達
した後に圧延装置は引き離されるが、終端縁部に
終りかつ最小の直径をもつくびれの部分に続く外
向きフランジ部分が存在する。これは、単一作業
で胴体のくびれ及びフランジ成形法を提供し、こ
こにおいて、くびれにおける直径の減少程度は十
分に小さくて、くびれ自身を単一作業で形成でき
る。一次工具縁部を終端縁部を通過した後に、圧
延装置はチヤツク部材との協力を止めて終端縁部
が一次工具縁部を通過した後に側壁材料をフラン
ジ部分から半径方向内方へ引き離されることが好
適で、これにより終端フランジ部分の最終の外径
は、側壁の元の直径よりも小さい。
別の実施例において、軸方向距離の増大停止及
び外側の圧延装置の引き離しは、終端縁部が一次
工具縁部に達する前に停止し、これによりほぼ円
筒形側壁部分を終端縁部に停止させた状態にさせ
かつ環状の、一般にくびれの半径方向に延びる部
分に接続させる。
中空胴体を加圧させるのにもし流体媒体が用い
られる場合は、この媒体はチヤツク部材を通して
導入される圧縮空気を用いることが好適である。
通常は、この圧力は胴体を通る任意2つの直径を
含む面間と中空胴体の断面形状が不均等となるこ
とを実質的に防止するに十分なように選択され
る。しかし、いわゆる「様式化」缶胴体の形状を
つくるために低い値に圧力を制御できることが判
明している。この変形方法で、圧力は、種々の力
により段階(v)の間にほぼ均等なさざ波状の列が形
成され、ついで側壁の残部とくび部分との接合区
域内で側壁の周囲に作用することができるように
丁度十分な低い値をもつ。
上述のように、ある場合には、くびれ成形作用
は終端フランジを残すように中断され、これによ
つて本発明の方法を単一のくびれ及びフランジ成
形作業に使用できるようにさせる。1作用よりも
多い作用でくびれを成形する必要がある場合、ほ
ぼ円筒形終端くびれを成形するように上述の予備
くびれ成形モードでこの方法が用いられ、くび部
分は、周辺フランジを形成するために実質的に再
成形される。フランジの成形は単一作業で実施す
ることが好ましい。これを実施する一つの方法
は、普通のへら絞りフランジ成形方法による。こ
れとは別に、くびれの直径をさらに減少すること
が求められた場合、既述の英国特許第1534716号
に開示されたくびれ及びフランジ成形複合方法に
よつてフランジの成形と同時に実施することもで
きる。
よつて、この方法は、所要の直径減少によりく
びれ及びフランジを成形するのに2つ以上の作業
を必要とする金属缶胴体に関連して用いて特に好
適である。例えば、英国における標準飲料用缶は
直径65.66mm(2.585in.またはサイズ211)である。
この缶は、その最小内径が、例えば59.94mm
(2.360in.またはサイズ2071/2)または57.4mm
(2.260in.またはサイズ206)であるくびれをもつ
ように要求されている。通常の缶製造工業におい
て、終端フランジをもつサイズ211缶胴体にこ
のようなくびれを成形する方法は、次の表に設定
された作業順序を必要とし、ここに第1欄は一つ
の作業順序を、また第2欄は別の作業順序を示
し、これらは共に従来から知られている方法であ
る。第3欄は本発明による方法が用いられる場合
に必要な作用を示し、かつ本発明によつていかに
多数の作用が減少されるかを示す。缶胴体の側壁
の厚さは、各場合とも現在の飲料用缶に通常用い
られている普通の値をもつ。
【表】 57.4mmのくびれをもつブリキ板缶体に関する第
1欄及び第2欄の方法は、実際の場合商業的には
不適当で非経済的と考えられるであろう。
本発明の第2の態様は、閉鎖他端をもちかつ薄
い円筒形側壁を含む中空胴体の開口端にくびれを
成形する装置を提供することにより、その末端部
分は開口端を形成する終端縁部をもち、この装置
は(1)中空胴体の閉鎖端を支持する支持装置と、(2)
周方向に一次工具縁部をもつ一次チヤツク要素を
含み該一次チヤツク要素が側壁の前記末端部分内
にはめ合わされるチヤツク部材と、(3)一次チヤツ
ク要素まわりに係合された前記末端部分の任意の
部分の半径方向の変形を防ぐために、一次チヤツ
ク要素まわりに配置された案内装置と、(4)中空胴
体が支持装置に支持されるとき中空胴体上にくび
れを圧延加工しかつ一次チヤツク要素のすぐ前方
において中空胴体の側壁と係合するように配置さ
れた外側の圧延装置と、(5)閉鎖端を支持装置に対
して保持するために、一次チヤツク要素まわりに
中空胴体の閉鎖端に継続的に軸方向の力を作用す
る装置を含み、一方において支持装置とチヤツク
部材、及び他方において圧延装置がチヤツク部材
の軸線まわりに相対回転するように配置され、か
つ支持装置とチヤツク部材が制御可能な相対軸方
向運動するように配置される。
好ましくは、前記継続的な軸方向力を作用する
装置が、圧力流体を前記中空胴体内に導入する装
置を含み、一次チヤツク要素が、前記末端部分内
にはめ合わされるときこのような中空胴体の前記
末端部分内に主シールを提供するように構成され
る。チヤツク装置はチヤツク部材を介して前記流
体を導入する流体通路装置をもつことが好まし
い。
別の実施例においては、前記継続的に軸方向の
力を作用する装置は、前記中空胴体の閉鎖端の内
周面と係合する押出し要素と、該押出し要素を介
して前記軸方向の力を作用しつつ、前記制御可能
な相対軸方向運動中に、押出し要素をそれと共に
移動する作動装置をもつ機械的力付与装置を含
む。
案内装置は、一次チヤツク要素まわりに同軸的
に配置された環状案内部材を含むことが好まし
い。
この環状部材は軸方向に可動であり、あるいは
軸方向に固定することもできる。環状部材が軸方
向に可動の場合は、中空胴体の終端縁部と末端を
接して係合され、環状案内部材と一次チヤツク要
素は、終端縁部が第1工具縁部まで一次チヤツク
要素に沿つて移動するとき環状案内部材が終端縁
部と接触状態に保たれるように、相対的に軸方向
運動を行うように配置される。もし環状案内部材
が固定されていれば、上記とは異なり該部材は一
次チヤツク部材まわりに固定されて、相互間に環
状のすき間を形成し、該すきま内に前記中空胴体
滑動可能に収容される。
一次チヤツク要素は、一次工具縁部によつて周
方向に限定されたほぼ半径方向に延びる前向き工
具面をもつことが好ましく、圧延装置は中空胴体
の側壁と係合するように配置され、これにより前
向き工具面と協働して相互間の側壁の半径方向フ
ランジ部分を形成する。
チヤツク部材は、チヤツク要素間でさらに一次
チヤツク要素の前方に同軸に配置され、それらの
周縁部から半径方向に延びる周辺の自由作用空所
を形成し、これにより前記くびれが自由作用空所
内に圧延加工されかつこれと係合される一般に円
筒形の二次チヤツク要素を含む。
本発明の第3の態様は、本発明による方法によ
つて、その開口端まわりにその円筒形側壁内に形
成されたくびれをもつ中空胴体を提供するにあ
る。
本発明の付図を参照しつつ、説明のための本発
明の実施例を用いて本発明を以下に説明する。
第1図は、金属缶体の円筒形側壁の末端部分に
くびれを成形する機械(以下、「くびれ成形機械」
と称する)の主要構成部品の機能を、著しく図解
的に示す線図で、この線図は本発明による方法を
実施するため、工具セツテイングの一実施例の大
いに簡略化した断面図、 第2図は、本出願に係る方法により金属缶胴体
の予備くびれ成形の際の一連の8加工段階を順次
に示す断面図、 第3図は、一連の6段階の部分断面を順次に含
み、これにより第2図に示されるように予備くび
れ成形された缶胴体がへら絞りくびれ及びフラン
ジ成形方法によつて、缶胴体にさらに減少した直
径のくびれと終端フランジをもち、 第4図は、本発明による装置の変形実施例にお
ける工具セツテイングの部分であるチヤツク部材
と固定制御リングの簡略化した断面図、 第5図は、缶胴体が単一の簡単な作業で終端く
びれとフランジをもつ缶胴体の、本発明による方
法の一実施例を順次に連続した3つの断面図で示
す段階からなり、 第6図は、本発明による方法の別の実施例を示
す順次に列をなす2つの断面をあらわし、 第7図は、本発明の方法のさらに別の実施例の
標準化缶胴体を示し、 第8図は、工具セツチイングの他の実施例の簡
略断面図である。
まず第1図において、このくびれ成形機械は、
くびれ成形ヘツド組立体12と整合しかつそのす
ぐ下方に位置する持上げパツド組立体10形態の
工具セツテイングを含み、組立体10と12は共
に14で概略図示される。このくびれ成形機械
は、閉鎖された他端をもちかつ薄肉円筒形外壁を
含むアルミニウム又はブリキ板缶胴体(第1図に
は図示せず)形態の中空胴体の開口端まわりにく
びれを成形する装置を構成し、缶胴体の末端部分
は開口端を形成する終端縁部をもつ。
持ち上げパツド組立体10は、持ち上げパツド
16の形状の支持装置を含み、これは第1図にお
いて持上げパツド支持部材18内で回転可能に示
され、持上げパツド16は、これを上、下に移動
させるため主フレーム14内で軸方向に移動可能
に取付けられる。
くびれ成形ヘツド組立体12は、第1図におい
て主フレーム14内で回転可能に略示されたチヤ
ツク部材20を含む。チヤツク部材20は、主フ
レームに対して軸方向には移動しない。チヤツク
部材20は、その下方または前方端に一次工具縁
部26を終端とする一般に円筒形の外側面24を
もつ一次チヤツク要素(またはチヤツク先端部
分)22を含む。一次工具縁部26は、予め定め
た半径をもつて形成され、かつ一次チヤツク先端
部分の、ほぼ半径方向に延びる平面形状の前方工
具面28をもつ。チヤツク部材20はまた、二次
チヤツク要素(またはチヤツク先端部分)30を
含み、二次チヤツク要素は一次チヤツク先端部分
20の下方、すなわち一次チヤツク先端部分20
の軸方向前方に形成される、二次チヤツク先端部
分30は、一般に円筒形の外側面32をもち、か
つ中心軸部34によつて一次チヤツク先端部分2
0と同軸に接合している。軸部34は、比較的小
さい胴まわり寸法をもつので、一次チヤツク先端
部分の前面28と、二次チヤツク先端部分の前面
36との間には、環状の周辺自由作用空所38が
形成される。作用空所は2つのチヤツク先端部分
の周縁部、すなわち一次工具縁部26と二次チヤ
ツク先端部分の後面の周縁部40、から半径方向
内方へ延びる部分と考えることができる。二次チ
ヤツク先端部分の外側円筒形表面32は、周方向
に延びかつ半径方向に突出する密封装置を担持
し、この実施例においては、表面32に形成され
た周方向溝内に担持された金属のピストンリング
40から成る。二次チヤツク先端部分の最大直
径、すなわち密封部材40の外径は、該密封材が
その自由または圧縮されていない状態のときは、
一次工具要素26の最大外径、すなわち一次チヤ
ツク先端部分の円筒形外側面24の直径よりも小
さい。
一次チヤツク先端部分22を繞つて、環状制御
リング42の形態の案内部材が設けられ、該案内
部材は一次チヤツク先端部分の外側面に沿つて滑
動可能な円筒形内孔をもつ。制御リング42のこ
の内孔は、その前端に周方向の切除部分44をも
ち、この切除部分の目的は、縦に並んで缶胴体の
終端縁部と係合して、詳細については後述するが
一次チヤツク先端部分の円筒形表面24まわりに
係合された缶胴体側壁の末端縁部のいずれかの部
分の半径方向の変形を防止することにある。
工具セツテイングは、工具要素と缶胴体との物
理的な係合に関する限り、チヤツク部材20と、
持上げパツド16と、少くとも一つの成形ロール
の形態をもつ外側の圧延装置を含む。一つの成形
ロールが第1図において46で示されているが、
通常はチヤツク部材と持上げパツドの共通軸線4
8まわりに等間隔に配置された二つまたは三つの
成形ロールをもつ。このことを説明するために、
成形ロール46は複数個設けられているものとす
る。これらの成形ロールは普通の方法で配置さ
れ、その例として第1図においては、この機械の
主フレーム14によつてそれ自身回転可能に担持
された成形ロール支持部材50内に回転可能に取
付けられるように示され、これにより、成形ロー
ルは中心軸線48に近づきかつこれから遠ざかる
方向に半径方向平面内で揺動され、その結果、詳
細については後述するように缶本体にくびれが圧
延成形される。成形ロールは自由作用空所38と
同一レベルに位置するように取付けられるから、
これらの成形ロールはくびれ成形作業中に該空所
に位置する。
チヤツク部材20と係合された缶胴体内に圧力
流体を導入するための装置が配設されるが、これ
についての詳細説明も下記に述べる。この例にお
いて、使用流体は圧縮空気であるが、任意好適な
流体(圧縮された気状媒体が好ましい)を使用で
きることが理解されるであろう。圧縮空気の導入
装置は、適切な回転継手54から延び、チヤツク
部材20の外方に配設され、チヤツク部材を貫通
してチヤツク部材の前端面、この例では二次チヤ
ツク先端部分の前面56に延びる軸方向に延びる
空気導路52を含む。空気導路52は、継手54
及び好適な空気制御弁58を介して圧縮空気源6
0に接続する。
部材20と持上げパツド16を、それらの共通
軸線48まわりに互いに同一の回転速度で回転す
る装置と、持上げパツド16を昇降する装置と、
制御リング42を昇降する装置と、成形ロール4
6を軸線48に近づけかつ遠ざけるように移動す
る装置と、空気弁59を作用させる装置が設けら
れる。これらの装置及びこれらの装置が後述する
作用を実施するように制御する方法は、任意便宜
な形式のものが使用できる。前記装置及びこれら
の制御は第1図に概要が図示されるが、これは単
に例示を目的とするもので、この特定の形式に限
定するものではないことが理解されるであろう。
従つて、第1図は、くびれ成形機械の主駆動モ
ータ62を示し、該主駆動モータは、適切な機械
的伝動装置または駆動装置64に連結され、次い
で任意適切な方法で工具セツテイングの種々の従
動構成要素に連結される。駆動装置64は、この
方法の要求に従つて、独立にまたは任意の一つま
たはそれ以上の他の工具セツテイング部品に関連
する方法で任意の一つの工具セツテイング部品を
駆動するように作用する。必然的に順次に実施す
る方法で行うが、このためには例えば適切な、プ
ログラムできる制御ユニツト66によつて制御さ
れる。プログラムできる制御ユニツト66はまた
空気弁58に接続され、空気弁58を、作業の順
序の中で相当位置において作用させる。
種々の工具セツテイング部品が駆動装置64に
よつて駆動される方法に関して、純粋に説明のた
めに、第1図は次のことを示す。チヤツク部材2
0及び持上げパツド16の回転は、最終の駆動歯
輪が68で示された駆動装置を介して実施される
ように示されている。同様に、成形ロール47の
半径方向平面内の運動は最終駆動歯輪70で示さ
れる駆動装置を介して実施され、歯車70はロー
ル支持部材50の枢軸上に同軸に取付けられる。
実際の場合には、ロール46の運動はカム駆動装
置を用いて実施される。
制御リング42の軸方向運動、及び持上げパツ
ド組立体10の軸方向運動は回転カム72から得
られるように図示している。
次に、第2図において、くびれ74は、別作業
で缶胴体上に終端フランジを形成する前に、予備
くびれ成形作用による方法で金属缶胴体76上に
形成される。缶胴体はその頂部開口端78をも
ち、この開口端78は、円筒形缶の側壁82の、
一般に80で示す末端部分をもつ。缶胴体の底端
84は閉鎖されている。
缶胴体76は、持ち上げパツド16上に任意便
宜な装置(図示せず)によつて持ち上げパツドの
最低位置で配置されるので、缶の軸線は工具セツ
テイング中心軸線48と合致する(第1図)。チ
ヤツク部材20と持上げパツド16は、第2図に
示す作業の間を通じて中心軸線48まわりに連続
的に回転する。第2図1に示すように、持ち上げ
パツド上に支持された缶胴体は、持上げパツド1
6を上昇してチヤツク部材20まで持ち上げられ
る。持上げパツドの上向き運動は、第2図2に示
すように一次チヤツク先端部分22が缶胴体の末
端部分80内に係合されるまで継続される。
この時点で、第2図において分かるように、半
径方向のすきまは、末端部分80と一次チヤツク
先端部分の外側表面との間で示され、別の半径方
向すきまは、制御リング42と表面24との間に
設けられる。これらのすきまは、明瞭に図示する
ためのみ示され、実際には後者のすきまは存在せ
ず(制御リングとチヤツク先端部分との間は滑り
接触であるので)、一方、末端部分80と表面2
4間にもすきまは存在しない。一次チヤツク先端
部分は末端部分80内で十分しつくりにはめ合つ
て、末端部分はチヤツク先端部分に沿つて滑動で
き、さらに、チヤツク部材20内の空気導路52
(第1図参照)を通つて缶胴体76内に導入され
た圧縮空気のなんらかの漏洩に対しても一次密封
効果を提供する。
制御リング42は、缶胴体側壁の終端縁部86
と係合され、これにより縁部86は制御リングの
切除部分44内に位置を占める。ここで重要なこ
とは、制御リング42は、ただ僅かな、すなわち
微微たる軸方向圧力のみを側壁82上に作用する
ように制御されることである。
一次チヤツク先端部分22と持上げパツド16
間の軸方向距離は、この時点で持上げパツド16
を下降させることにより制御可能に増大され、こ
の運動は第2図3から第2図7までによつて理解
されるように、この作業を通じて継続される。内
部の空気圧力は、持上げパツドが下降されたと
き、缶胴体の閉鎖底端84と接触状態に維持され
る。
しかし、空気圧力は、別の重要な機能を提供
し、すなわち缶胴体側壁がこれを予備負荷する方
向に該側壁を強化するように缶胴体全体にわたつ
て、引張フープ応力を導入することである。
第2図2及び第2図3から明らかのように、外
側成形ロール46は、作用空所に向けて進行さ
れ、従つて一次工具縁部46の直前に側壁82に
向けて進行される。ロール46が側壁と係合状態
になると、ローラは自由空所内において内向きに
圧延作用を行うことによつて側壁を変形し始め
る。第2図3は、くびれ74の下方の先細り部分
88を成形する段階を示す。第2図4は、部分成
形くびれに対してこの内向き変形が十分な量とな
つて二次チヤツク先端部分30と係合状態になる
ことを示す。第2図3及び第2図4から見られる
ように、制御リング42は下方へ移動されて、缶
胴体の終端縁部86を、制御リングの切除部44
内に(僅かな軸方向力も側壁上に作用することが
ないように)維持される。このようにして、制御
リングは、一次チヤツク先端部分に沿つて下向き
に末端部分80を案内し、かつ末端部分80がま
だ一次工具縁部28に達しない間の時間に末端部
分80のそのような部分に半径方向外向きの変形
を防ぐ。側壁の材料は成形ロール46によつて側
壁のまわりに彎曲されて、既に成形されているく
びれの部分と連続する第2図4で示すように環状
フランジ部分90を成形する。
成形ロールの内向き運動は、くびれが第2図4
に示すように、二次チヤツク先端部分30と接触
するときに終了する。持上げパツド16はそのの
ち下降し続けるので、従つてくびれの円筒形部分
92は成形され始め、かつ成形ロールによつて、
二次チヤツク先端部分30と、密封接触状態とな
り、この密封接触状態は密封要素40によつて向
上されまたは形成される。第2図において、密封
要素40は、ゴムなどの弾性材料のV形リングと
して示され、このリングはその下方の缶胴体76
内の空気圧力がVリングを開口させようとしてさ
らに密封効果を向上するように二次チヤツク先端
部分のその周方向溝内に配置される。
第2図5に示すように、密封リング40によつ
て与えられた二次密封作用は、缶胴体末端部分8
0と一次チヤツク先端部分の表面24との間の一
次密封が破壊される前に得られ、これは缶胴体末
端部分が一次工具縁部26に達するとき起る。こ
のようにして、内部の空気圧力は、終端縁部86
がVリング40を通過するまで維持される(空気
圧力が大気に開放されたとき、第2図7に示す段
階の直後に起る)。
制御リング42の下降運動は、終端縁部86が
工具縁部26に達したときに止まる。そののち第
2図6及び第2図7に示すように、円筒形のくび
れ部分92は、第2図8に明示するように終端く
びれ部分を構成するまでに成形を続け、第2図8
は持上げパツドが図示しない適切な装置によつて
完成された予備くびれ成形された缶胴体76が除
去された位置に下げられていることを示す。
次に第3図において、予備くびれ成形された缶
胴体76は、くびれ直径をさらに減少され、同時
にさらに詳細な説明に参照される英国特許明細書
第1534716号に詳細記述されたものと類似のくび
れ及びフランジ成形の同時作用によつて終端の半
径方向フランジ94を形成する。この作業は予備
くびれ成形作用に用いられたものとは別のチヤツ
ク部材96を用いて実施される。このチヤツク部
材96は、くびれ74の円筒形部分92内にしつ
くりはめ合うような直径をもつ。この缶胴体は、
もし望まれれば内部の空気圧力が導入されても内
側の支持部材をもたず、かつ二次チヤツク先端部
分が設けられて第2図を参照しての上述の方法と
同様な方法で二次密封作用を提供する。
第3図には、一般に持上げパツド16と成形ロ
ール46と類似の持上げパツド98と成形ロール
100を示す。チヤツク部材96を繞つて制限リ
ング102が配置され、該制限リングは切除部分
44をもち、これは第2図の切除部分44と同一
目的に使用される。しかし、第3図のへら絞りく
びれ及びフランジ成形作用は第2図を参照して記
述した作用とは相違し、制限リング102は第3
図5に示す段階においてその作用が完了するまで
は、この作用を通じて缶胴体の側壁102に軸方
向圧縮を加える。第3図1において、缶胴体はチ
ヤツク部材96まで進められ、一方第3図2にお
いては成形ロールは円筒形くびれ部材92内の側
壁と最初の接触状態となる。このくびれは再成形
されて終端フランジ94が制限リングによつて与
えられた軸方向の短縮力によよつて自由空所内に
成形され、同時に成形ロール100によつて内向
きの半径方向力が作用される。第3図6におい
て、完成した缶胴体76が示され、これは次工程
の除去作用のために持上げパツドによつて下げら
れた状態である。
第2図を参照して記述した予備くびれ成形作用
で造られたくびれ74がその直径をさらに減少し
なけれびならない場合は、終端フランジ94を成
形する任意の既知の方法がその後に用いられる。
一例として、よく知られた絞りフランジ成形方法
があり、それにより小型の内側フランジ成形ロー
ル群が、くびれの外端部分がフランジの形態内に
合流するように変形するためにくびと係合され
る。
二つの特定例を以下に示すが、これには上記の
予備くびれ付け作用が用いられている。
第例 鋼またはアルミニウム製の缶胴体であつてその
側壁の末端部材80は0.089mm(0.0035in.)の公
称厚さと公称内径65.66mm(2.585in.サイズ211)
をもつ缶胴体が第2図について述べた方法で、
59.94mm(2.360in.、サイズ2071/2)の円筒形くび
れ部分92の公称内径に予備くびれ付け加工され
た。くびれ部分92の厚さは0.137mm(0.0056in.)
に成形された。終端フランジ94は実質的にへら
絞りフランジ成形によつて形成される。
第例 第例と同一の缶胴体が第例におけるように
予備くびれ成形加工され、そのくびれは、さらに
終端フランジが第3図を参照して記述したものと
同様にして成形され、くびれの最終公称内径は
57.40mm(2.260in.サイズ206)で、その公称厚さ
は0.137mm(0.0056in.)である。
次に、第4図において、制御リングは第1図及
び第2図の制御リング42の場合とは異なり非可
動である。その代り、制御リング104は、第4
図に示すように一次チヤツク先端部分22まわり
に固定されて相互間に環状すきま106を形成
し、このすきま内に缶胴体側壁の末端部材80が
滑動可能に収容される。この装置によつて、側壁
82には軸方向の力は全く伝達されず、それにも
拘らず制御リングは、一次工具縁部26のレベル
より上方の側壁の変形に対する所要の半径方向抑
止作用を確実に提供する。
次に、本発明による方法の二つの変形実施例を
示す第5図及び第6図において、一次チヤツク先
端部分22と持上げパツド16間の軸方向距離の
増大、すなわち持上げパツドの下降作用は予め定
めた段階において中断され、かつ持上げパツドが
静止状態にある間は、成形ロール46は、くびれ
成形作用を終止するために引き離され、これによ
り缶胴体の側壁のそれ以上の変形は行われない。
第5図において、第5図1は第2図4に対応す
るが、第5図1は、くびれの円筒形部分92の一
部分は、随意に、既に成形済みであることが異な
る。第5図2は、成形ロール46上にフランジ部
分90の一部分が成形ロール46上に位置したま
まであるときの持上げパツの運動を示す。この実
施例において、成形ロールは、側壁材料が成形ロ
ールと工具面28間で、接触状態を保ちながらほ
ぼ半径方向に引き離されることが分かる。成形ロ
ールはこの段階において引き離されて、そのくび
れ74と終端94をもつ缶胴体が第5図3に示す
ように引き離される。
第5図は、二次チヤツク先端部分まわりに密封
リング40の別の変形例、すなわち弾性Oリング
を示す。
第5図に示す方法は、例えば、前記の実施例
において与えられた缶胴体に、へら絞りくびれ及
びフランジ成形に引き続いてへら絞りくびれ及び
フランジ成形の2段階の作用(すなわち第2図の
方法に引き続いて第3図の方法の実施)の変形例
として、適用できる。終端フランジ94の半径方
向幅は、実施例で与えられた場合、少くとも第
5図によつて実施されるときは、2.18mm
(0.086in.)にすることができる。
第6図において、この実施例のくびれは、第6
図1に示すように、一次工具縁部26にまだ到達
しない残余の円筒形末端部材108が存在してい
る間に成形される。また、成形ロール46は、フ
ランジ部分90が一般に半径方向となるように配
置される。成形ロールは、第6図1に示す段階に
おいて引き離され、持上げパツドはこの目的のた
めに既に動きを阻止されている。この結果得られ
た缶胴体は第6図2に示す状態にあり、かつフラ
ンジ部分90上に付設されたダイヤフラムによつ
て適切に閉鎖され、円筒形末端部材108はダイ
ヤフラムの周辺上に折り返される。
上述の実例においてはすべて、缶胴体内に導入
された空気圧力は、胴体の断面形が、胴体の任意
の二つの直径上に位置する面間でしわ寄りまたは
さざなみ形態を生ずるのを実質的に防止するのに
十分であるように選定される。しかし、もし望む
ならば、この他に、第7図の一連のしわ寄せ形状
110を、側壁上の他の部分をくびれと接合する
区域内に側壁を繞つて周方向に形成させることも
できる。
次に、第8図において、この図面は、缶胴体7
6の閉鎖端84を、持上げパツド16に対して保
持するのに十分な継続する軸方向の力を、内部の
流体圧力を用いずに適用する方法を示す。第8図
に示す工具は、一般に第1図及び第2図に示す工
具と同様であるが、異なる点は、機械的力作用装
置が缶底部84の内側面と係合するための押圧要
素または先端部材118を有し、力作用装置が押
圧要素先端部材118を缶底部と共に移動し同時
に該先端部材118を介して缶底部に軸方向下向
き力を維持する作動装置をさらに含むことであ
る。前記作動装置は、駆動装置64と制御ユニツ
ト66(第1図)と適切に結合されたカム作動式
機構(図示せず)を含み、あるいはこれとは別
に、適切な油圧または空気圧ラムなどが用いら
れ、なおこれは制御ユニツト66によつて制御さ
れ、あるいは非制御方式で、すなわち内部に含む
恒久的に加圧状態にある流体を有しかつ流体ばね
として用いる方式とすることもできる。これらの
実施例のいずれにおいても、作動装置は一次チヤ
ツク先端部分22に担持されるか、あるいは例え
ば先端部分22に設けた軸方向の穴を貫通して一
次チヤツク先端部分とは別個に構成されることも
できる。
第8図に示す実施例において、作動装置は、二
次チヤツク先端部分112上に形成されたスピゴ
ツト114及び押圧要素先端部分118上に両端
を係合された圧縮ばね116を含む。
第8図において、空気導路52は、機械的負荷
装置用としても、内部空気圧力が随意に用いられ
る事実を示すように図示されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 閉鎖された他端をもちかつ薄い円筒形側壁を
    含み、その一端に開口端をもつ終端縁部を有する
    中空胴体の開口端の周囲にくびれを成形する方法
    において、 (i) 支持装置によつて中空胴体の閉鎖端を支持
    し、 (ii) 周縁に一次工具縁部が形成されている一次チ
    ヤツク要素を側壁の端部の内側に係合させ、 (iii) 中空胴体の閉鎖端に、閉鎖端を支持装置に当
    接保持するのに十分な軸方向の力を継続的に与
    え、 (iv) 端部が半径方向に変形するのを防ぐために案
    内装置を一時、一次チヤツク要素のまわりに適
    合させている間に、終端縁部が一次工具縁部を
    通過するように一次チヤツク要素と支持装置間
    の軸方向距離を制御しつつ増大させ、 (v) 前記段階(iv)中に、外部圧延装置が圧延によつ
    て中空胴体にくびれを形成するように、該中空
    胴体と該圧延装置を中空胴体の軸のまわりに相
    対回転させながら、外部圧延装置に一次工具縁
    部の直前の側壁に作用させ、閉鎖端に働いてい
    る前記軸方向の力は、支持装置と一次チヤツク
    要素間の軸方向距離が増大するとき、段階(v)の
    間を通じて継続して維持されているけれど、前
    記段階(i)―(v)中のいかなる時にも、前記側壁に
    軸方向の著しい力が作用せず、 (vi) 段階(iv)の予め定められた時期に、一次チヤツ
    ク要素と支持装置間の軸方向距離の増加を中断
    して前記外部圧延装置を引き離す段階を含むこ
    とを特徴とする中空胴体にくびれを成形する方
    法。 2 前記継続的軸方向力が流体圧力を中空胴体内
    に導入することにより作用され、流体圧力が段階
    (v)を通じて中空胴体を支持装置と接触状態に支持
    するのに少なくとも十分であるように維持され、
    かつ一次チヤツク要素が現在それを囲んでいる側
    壁の末端部分と一次密封状態をつくることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の中空胴体の開
    口端まわりにくびれを成形する方法。 3 流体圧力を中空胴体内に導入する段階が、チ
    ヤツク部材を通つて中空胴体内に圧力気体状媒体
    を導入することによつて実施されることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の中空胴体の開口
    端まわりにくびれを成形する方法。 4 圧力気体状媒体が空気であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の中空胴体の開口端
    まわりにくびれを成形する方法。 5 中空胴体内に導入される流体の圧力は、中空
    胴体の断面の形状が胴体の至る所で任意の二つの
    直径を通る平面間で不均一となるのを防ぐのにほ
    ぼ十分であるように選択されることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項から第4項までのいずれか
    1項記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成
    形する方法。 6 中空胴体内に導入される流体圧力が、胴体に
    作用する種々の力によつて、くびれと側壁の残部
    との接合区域に側壁のまわりに周方向へ、ほぼ均
    等な一連のしわ寄せを段階(v)の間に形成すること
    を許す程度に低い値をもつ場合を除き、該流体圧
    力が中空胴体の断面の形状が胴体の至る所で任意
    の二つの直径を通る平面間で不均一となるのを防
    ぐのにほぼ十分であるように制御されることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項から第4項までの
    いずれか1項記載の中空胴体の開口端まわりにく
    びれを成形する方法。 7 段階(ii)において機械的力を付与する装置を中
    空胴体の閉鎖端の内周面に係合させることによ
    り、前記継続的な軸方向の力が加えられることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の中空胴体
    の開口端まわりにくびれを成形する方法。 8 外部圧延装置が開口端に向つて収れんするく
    びれの部分を成形する間に、一次チヤツク要素と
    支持装置間の軸方向距離の制御された増加が維持
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
    いし第7項のいずれか1項記載の中空胴体の開口
    端まわりにくびれを成形する方法。 9 段階(i)は、ほぼ円筒形の二次チヤツク要素を
    も含むチヤツク部材の一部分である一次チヤツク
    要素を側壁の末端部分の内側に係合させることを
    含み、該二次チヤツク要素は一次チヤツク要素の
    前方にそれと同軸に配置されてこれら二つのチヤ
    ツク要素間にそれらの周縁部から半径方向内方に
    延びる周縁の自由作用空所を形成し、段階(iv)は、
    側壁の終端縁部が前記案内装置に当接しつつ、一
    次工具縁部を通過して移動し、次いで二次チヤツ
    ク要素を通過するようにチヤツク部材と支持装置
    間の軸方向距離を制御可能に増大させることを含
    み、外部圧延装置が側壁材料を二次チヤツク要素
    と接触状態になるように押圧するために用いら
    れ、これにより、くびれの少なくとも最小直径を
    もつ部分を成形することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第8項までのいずれか1項記載
    の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形する方
    法。 10 一次工具縁部の直径よりも小さい最大直径
    をもつ二次チヤツク要素を有する前記チヤツク部
    材を用いて実施されることを特徴とする特許請求
    の範囲第9項記載の中空胴体の開口端まわりにく
    びれを成形する方法。 11 チヤツク部材と支持装置間の軸方向距離の
    制御された増加は、開口端に向けて先細り形状と
    なりかつ二次チヤツク要素と当接して成形された
    最小直径部分を終端とするくびれ部分を、外部圧
    延装置が自由作用空所内で成形する間に、維持さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第9項また
    は第10項記載の中空胴体の開口端まわりにくび
    れを成形する方法。 12 前記継続的な軸方向の力が中空胴体内に流
    体圧力を導入することによつて付与され、該流体
    圧力が中空胴体を支持装置との接触状態に維持す
    るために少なくとも十分であるように段階(v)の間
    に維持され、かつ一次チヤツク要素は、現在一次
    チヤツク要素をとり囲んでいる側壁の末端部分と
    一次密封作用を提供し、 側壁材料が二次チヤツク要素と接触状態になる
    ように押圧され、二次チヤツク要素が側壁と周方
    向に密封係合を行つて二次シールを提供し、周端
    縁部が、一次チヤツク要素により提供された一次
    密封作用が壊されるような、一次チヤツク要素に
    対する位置に達する前に二次密封作用が形成され
    るように、チヤツク部材と支持装置間の軸方向距
    離の増大及び外部圧延装置の作用が制御され、こ
    れにより流体圧力が段階(iv)のあいだ中維持される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項から第1
    1項までのいずれか1項記載の中空胴体の開口端
    まわりにくびれを成形する方法。 13 外部圧延装置が、ひとたび側壁材料が最初
    に二次チヤツク要素と接触状態にされると、チヤ
    ツク部材と支持装置間の軸方向距離がさらに増大
    されるにしたがつて側壁が二次チヤツク要素に押
    圧されて圧延し続けられ、これによりほぼ円筒形
    のくびれ部をつくるように制御されることを特徴
    とする特許請求の範囲第9項から第12項までの
    いずれか1項記載の中空胴体の開口端まわりにく
    びれを成形する方法。 14 側壁が、その終端縁部の外部圧延装置に達
    するまで、二次チヤツク要素に対して転動し続け
    られることを特徴とする特許請求の範囲第13項
    記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形す
    る方法。 15 一次チヤツク要素と支持装置間の軸方向距
    離の増加は、予め定めた段階(iv)において中断さ
    れ、かつ外部圧延装置は前記軸方向距離の増加が
    再び始まる前に引き離され、これにより側壁にそ
    れ以上の変形を与えないことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項から第13項までのいずれか1項
    記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形す
    る方法。 16 軸方向距離の増加の中断と、外部圧延装置
    の引き離しが、終端縁部が一次工具縁部に達した
    後に実施されるが、終端縁部に終りかつ最小直径
    をもつくびれ部分に連続する外方に向いたフラン
    ジ部分が存在することを特徴とする特許請求の範
    囲第15項記載の中空胴体の開口端まわりにくび
    れを成形する方法。 17 一次チヤツク要素が一次工具縁部によつて
    その周縁を境されたほぼ半径方向に延びる前方工
    具面をもち、圧延装置と中空胴体間の段階(v)にお
    ける相対運動が一つの半径方向平面内で実施さ
    れ、該平面の前記工具面に対する軸方向位置は、
    側壁材料が圧延装置と工具面との間に、かつ両者
    に接してほぼ半径方向に引き出され、これにより
    終端フランジ部分自身がほぼ放射状であることを
    特徴とする特許請求の範囲第16項記載の中空胴
    体の開口端まわりにくびれを成形する方法。 18 圧延装置が、終端縁部が一次工具縁部を通
    過した後にフランジ部分から半径方向内方へ側壁
    材料を引き込むことをチヤツク部材と協働して停
    止し、これによつて終端フランジ部分の最終外径
    が側壁の元の直径より小さく成形されることを特
    徴とする特許請求の範囲第16項または第17項
    記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形す
    る方法。 19 銅またはアルミニウムで造られかつ0.089
    mm(0.0035in.)の公称厚さと65.66mm(2.585in.)
    の公称直径をもつ中空胴体に実施する方法におい
    て、くびれの最小直径を決定する二次チヤツク要
    素の直径は、前記最小直径がほぼ円筒形のくびれ
    部分の公称内径であり、前記くびれ部分がフラン
    ジ部分から連続する状態において59.94mm
    (2.360in.)であり、かつ前記くびれ部分の公称厚
    さが0.137mm(0.0056in.)であり、外部圧延装置
    は終端フランジ部分の半径方向幅が2.18
    (0.086in.)のとき引き離されるように定められる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の
    中空胴体の開口端まわりにくびれを成形する方
    法。 20 軸方向距離の増大の中断及び外部圧延装置
    の引き離しは終端縁部が一次工具縁部に達する前
    に実施され、これにより終端縁部に終りかつ環状
    のほぼ半径方向に延びるくびれ部分に連続するほ
    ぼ円筒形の側壁部分を残置することを特徴とする
    特許請求の範囲第15項記載の中空胴体の開口端
    まわりにくびれを成形する方法。 21 終端縁部が、一次チヤツク要素まわりの末
    端の部分を囲む環状案内部材の形の前記案内装置
    と係合することにより、一次工具縁部に達する前
    に半径方向に変形するのを抑止されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第20項までの
    いずれか1項記載の中空胴体の開口端まわりにく
    びれを成形する方法。 22 環状案内部材が、終端縁部とほぼ端部で係
    合し、かつ段階(ii)の間、環状案内部材が終端縁部
    のまわりに接触を維持するように、一次チヤツク
    要素と環状案内部材間で軸方向の相対運動が行わ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第21項記
    載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形する
    方法。 23 前記軸方向の相対運動は、環状案内部材が
    中空胴体の側壁上に実質的に軸方向の力を作用し
    ないように制御されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第22項記載の中空胴体の開口端まわ
    りにくびれを成形する方法。 24 環状案内部材が一次チヤツク要素まわりに
    固定されて相互間に環状すきまを形成し、側壁の
    末端部分が段階(ii)において前記環状すきま内に最
    初に収容され、環状すきまの外側壁が段階(iv)の
    間、末端部分の半径方向変形を抑止することを特
    徴とする特許請求の範囲第21項記載の中空胴体
    の開口端まわりにくびれを成形する方法。 25 閉鎖された他端をもちかつ薄い円筒形側壁
    を含み、その一端に開口端をもつ終端縁部を有す
    る中空胴体の開口端の周囲にくびれを成形する方
    法において、 (i) 支持装置によつて中空胴体の閉鎖端を支持
    し、 (ii) 周縁に一次工具縁部が形成されている一次チ
    ヤツク要素を側壁の端部の内側に係合させ、 (iii) 中空胴体の閉鎖端に、閉鎖端を支持装置に当
    接保持するのに十分な軸方向の力を継続的に与
    え、 (iv) 端部が半径方向に変形するのを防ぐために案
    内装置を一時、一次チヤツク要素のまわりに適
    合させている間に、終端縁部が一次工具縁部を
    通過するように一次チヤツク要素と支持装置間
    の軸方向距離を制御しつつ増大させ、 (v) 前記段階(iv)中に、外部圧延装置が圧延によつ
    て中空胴体にくびれを形成するように、該中空
    胴体と該圧延装置を中空胴体の軸のまわりに相
    対回転させながら、外部圧延装置に一次工具縁
    部の直前の側壁に作用させ、閉鎖端に働いてい
    る前記軸方向の力は、支持装置と一次チヤツク
    要素間の軸方向距離が増大するとき、段階(v)の
    間を通じて継続して維持されているけれど、前
    記段階(i)―(v)中のいかなる時にも、前記側壁に
    軸方向の著しい力が作用せず、 (vi) 前記終端部分が前記外部圧延装置に達した後
    に、該圧延装置を引離し、それによつてくびれ
    はほぼ円筒形の端部くびれ部を含み、 (vii) 次ぎに、前記端部くびれ部を周縁のフランジ
    を形成するように再成形する段階を含むことを
    特徴とする、中空胴体の開口端まわりにくびれ
    を成形する方法。 26 段階(vii)が単一作業で実施されることを特徴
    とする特許請求の範囲第25項記載の中空胴体の
    開口端まわりに終端フランジに終るくびれを成形
    する方法。 27 段階(vii)が段階(i)―(vi)に用いられたものとは
    別の工具セツテイングを用いるへら絞りフランジ
    成形によつて行われることを特徴とする特許請求
    の範囲第25項または第26項記載の中空胴体の
    開口端まわりに終端フランジに終るくびれを成形
    する方法。 28 鋼またはアルミニウムで造られかつ0.089
    mm(0.0035in.)の公称厚さと、65.66mm
    (2.585in.)の公称直径の側壁をもつ前記中空胴体
    に実施するとき、くびれの最小直径を決定する二
    次チヤツク要素の直径は、段階(i)―(vi)において成
    形されるほぼ円筒形の終端くびれ部分が0.137mm
    (0.0056in.)の公称厚さと59.94mm(2.360in.)の
    公称内径をもつように定められることを特徴とす
    る特許請求の範囲第27項記載の中空胴体の開口
    端まわりに終端フランジに終るくびれを成形する
    方法。 29 段階(vii)が、半径方向内向きの力と同時に軸
    方向に短縮させる力を加えて、自由空所内で終端
    くびれ部分を変形しつつ、中空胴体を軸方向へ圧
    縮支持することによつて、前記終端くびれ部分の
    直径をさらに減少させ、かつ終端フランジを成形
    することを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第26項記載の中空胴体の開口端まわりに終端フ
    ランジに終るくびれを成形する方法。 30 鋼またはアルミニウムで造られかつ0.089
    mm(0.0035in.)の公称厚さと、65.66mm
    (2.585in.)の公称直径をもつ前記中空胴体に実施
    するとき、くびれの最小直径を決定するための二
    次チヤツク要素の直径が、段階(i)―(vi)において成
    形されるぼぼ円筒形の終端くびれ部分の公称厚さ
    が0.137mm(0.0056in.)でありかつ公称内径が
    59.94mm(2.360in.)であるように定められ、かつ
    前記終端くびれ部分が段階(vii)において57.40mm
    (2.260in.)をさらに減少されることを特徴とする
    特許請求の範囲第29項記載の中空胴体の開口端
    まわりに終端フランジに終るくびれを成形する方
    法。 31 閉鎖された他端をもちかつ薄い円筒形側壁
    を含み、その一端部分に開口端をもつ終端縁部を
    有する中空胴体の開口端まわりにくびれを成形す
    る装置において、 (1) 中空胴体の閉鎖端を支持する支持装置と、 (2) 周縁に形成された一次工具縁部をもちかつ側
    壁の前記末端部分内にははめ合せにされている
    一次チヤツク要素を含むチヤツク部材と、 (3) 一次チヤツク要素まわりに係合された前記末
    端部分の任意の部分の半径方向の変形を防止す
    るため一次チヤツク要素まわりに配設された案
    内装置と、 (4) 中空胴体が支持装置によつて支持されるとき
    中空胴体にくびれを圧延しかつ一次チヤツク要
    素の直前の中空胴体の側壁と係合するように配
    置された外側圧延装置と、 (5) 支持装置に中空胴体の閉鎖端を支持するよう
    に継続的な軸方向の力を、一次チヤツク要素ま
    わりに係合された該閉鎖端に作用する装置を含
    み、一方において支持装置とチヤツク部材、他
    方において圧延装置がチヤツク部材の軸線まわ
    りに相対回転するように配置され、かつ支持装
    置とチヤツク部材が制御可能な軸方向の相対運
    動をするように配置されることを特徴とする中
    空胴体の開口端まわりにくびれを成形する成形
    装置。 32 前記継続的な軸方向の力を作用する装置が
    前記中空胴体内に圧力流体を導入する装置を含
    み、一次チヤツク要素が前記末端部分内にはめ合
    うとき中空胴体の前記末端部分内に一次シールを
    提供するように構成されることを特徴とする特許
    請求の範囲第31項記載の中空胴体の開口端まわ
    りにくびれを成形する装置。 33 チヤツク装置がチヤツク部材を通り前記流
    体を導入する流体通路を有することを特徴とする
    特許請求の範囲第32項記載の中空胴体の開口端
    まわりにくびれを成形する装置。 34 前記継続的軸方向の力を作用する装置が、
    前記中空胴体の閉鎖端の内側面と係合する押圧要
    素と、該押圧要素を介して前記軸方向力を作用し
    つつ、前記制御可能な相対軸方向運動中に押圧要
    素を共に移動する作動装置とをもつ機械的力付与
    装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲第3
    2項記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成
    形する装置。 35 前記作動装置がばね装置を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第34項記載の中空胴体の
    開口端まわりにくびれを成形する装置。 36 力付与装置がチヤツク部材に担持されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第34項または第
    35項記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを
    成形する装置。 37 案内装置が一次チヤツク要素まわりにこれ
    と同軸に配置されることを特徴とする特許請求の
    範囲第31項から第36項までのいずれか1項記
    載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形する
    装置。 38 環状案内部材が、中空胴体が一次チヤツク
    要素まわりに係合されるとき、中空胴体の終端縁
    部と縦に接続して係合され、環状案内部材と一次
    チヤツク要素が、終端縁部一次チヤツク要素の沿
    つて一次工具縁部まで移動するとき環状案内部材
    が終端縁部と接触状態を維持しつつ相対軸方向運
    動するように配置されることを特徴とする特許請
    求の範囲第37項記載の中空胴体の開口端まわり
    にくびれを成形する装置。 39 環状案内部材が一次チヤツク要素まわりに
    固定されて相互間に環状すきまを形成し、該すき
    ま内に前記中空胴体の末端部分が滑動可能に収容
    されることを特徴とする特許請求の範囲第37項
    記載の中空胴体の開口端まわりにくびれを成形す
    る装置。 40 チヤツク部材が予め定めた軸方向位置に配
    置され、支持装置が軸方向に可動な持上げパツド
    の形態をもつことを特徴とする特許請求の範囲第
    31項から第39項までのいずれか1項記載の中
    空胴体の開口端まわりにくびれを成形する装置。 41 外側圧延装置が自身の軸線まわりに回転可
    能でありかつチヤツク部材の軸線に向いかつこれ
    から離反する方向に可動な少なくとも一つの成形
    ロールを含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    31項から第40項までのいずれか1項記載の中
    空胴体の開口端まわりにくびれを成形する装置。 42 一次チヤツク要素が一次工具縁部によつて
    周方向に境界されたほぼ半径方向に延びる前方工
    具面をもち、圧延装置が中空胴体の側壁と係合す
    るように配置され、これにより前方工具面と協働
    して相互間に側壁の半径方向フランジ部分を成形
    することを特徴とする特許請求の範囲第31項か
    ら第41項までのいずれか1項記載の中空胴体の
    開口端まわりにくびれを成形する装置。 43 チヤツク部材が一次チヤツク要素の前方に
    おいてこれと同軸に配置されたほぼ円筒形の二次
    チヤツク要素をさらに含み、一次チヤツク部材と
    の間にそれらの周縁部から半径方向内方へ延びる
    周辺の自由作用空所を形成し、これにより前記く
    びれが該自由作用空所内に圧延され二次チヤツク
    要素と係合される特許請求の範囲第31項から第
    42項までのいずれか1項記載の中空胴体の開口
    端まわりにくびれを成形する装置。 44 二次チヤツク要素の最大直径が一次工具縁
    部の最大直径よりも小さいことを特徴とする特許
    請求の範囲第43項記載の中空胴体の開口端まわ
    りにくびれを成形する装置。 45 前記継続的軸方向の力を作用する装置が、
    前記中空胴体内に圧力流体を導入する装置を含
    み、一次チヤツク要素が、前記末端部分内にはめ
    合うときこのような中空胴体の前記末端部分内に
    一次密封状態を提供し、二次工具要素が、前記中
    空胴体の側壁が圧延装置によつて二次工具要素に
    対し変形されたとき前記側壁内で周方向密封係合
    するように作用することを特徴とする特許請求の
    範囲第43項または第44項記載の中空胴体の開
    口端まわりにくびれを成形する装置。 46 二次工具要素が周方向に延びかつ半径方向
    に突出する密封装置を具備することを特徴とする
    特許請求の範囲第45項記載の中空胴体の開口端
    まわりにくびれを成形する装置。 47 密封装置が弾性密封リングを含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第46項記載の中空胴体
    の開口端まわりにくびれを成形する装置。 48 弾性密封リングがV形断面をもちかつ、密
    封リングの前方の前記中空胴体内に流体圧力が側
    壁と強固な密封リング内に該リングが膨張させる
    ように配置されることを特徴とする特許請求の範
    囲第47項記載の中空胴体の開口端まわりにくび
    れを成形する装置。
JP59500450A 1982-12-30 1983-12-29 中空胴体にくびれを成形する方法及び成形装置 Granted JPS60500283A (ja)

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