JPS6366141A - メタクロレインの製造方法 - Google Patents

メタクロレインの製造方法

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JPS6366141A
JPS6366141A JP61134985A JP13498586A JPS6366141A JP S6366141 A JPS6366141 A JP S6366141A JP 61134985 A JP61134985 A JP 61134985A JP 13498586 A JP13498586 A JP 13498586A JP S6366141 A JPS6366141 A JP S6366141A
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oxidation
alkaline earth
gas
methacrolein
butyl alcohol
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Masanori Ogawa
小川 正宣
Mutsumi Matsumoto
松本 睦実
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はイソブチレン及び/又はターシャリ−ブチルア
ルコールを分子状酸素或いは分子状酸素を含む気体によ
り接触気相酸化してメタクロレインを製造する方法に関
するものである。
(従来の技術) インブチレン及び/又はターシャリ−ブチルアルコール
を例えばモリブデン、ビスマスを含む多元系複合酸化物
触媒上で接触気相酸化してメタクロレインを製造する方
法は、例えば特公昭47−42241、同48−164
5、特開昭50−105606、同56−95135、
同60−28824等に記載されているように一般に知
られている。これらの方法によれば、インブチレン及び
/又はターシャリ−ブチルアルコールは酸素、不活性ガ
スたとえば窒素、二酸化炭素等及び必要に応じてスチー
ムと混合し、通常300〜4500Cに高められた触媒
に接触させられる。得られた酸化生成ガスはメタクロレ
イン、メタクリル酸の他にアセトアルデヒド、アセトン
、アクロレイン、酢酸、アクリル酸等の低沸点副生物、
マレイン酸、芳香族カルボン酸等の高沸点副生物を含む
が、さらに重合物、タール状物質の存在も知見されてい
る。この酸化生成ガスは、通常法の(1)、(2)のい
ずれかの方法によって処理された後、メタクロレインは
更にメタクリル酸に酸化され、塗料、プラスチック等の
工業的用途に供される。
(1)酸化生成ガスは急冷され、凝縮成分としてメタク
リル酸水溶液、非凝縮成分としてメタクロレイン含有ガ
スが得られ、これらからメタクロレイン及びメタクリル
酸がそれぞれ回収される。
(2)酸化生成ガスは、後反応を避けるために通常20
0〜300°Cに冷却された後、ガス状のまま、メタク
ロレイン酸化反応器に導入される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記(1)、(2)の後工程の中で特に(1)法で得ら
れたメタクリル酸水溶液中には、かなり多量の重合物、
タール状物質が存在し、これらが引き続くメタクリル酸
の回収・精製工程に於いて種々のトラブルの原因となる
ことは、例えば特開昭50−52021、同58−99
434等に記載されている通りである。これらの重合物
、タール状物質は一部は急冷操作以降で生成する可能性
もあるが、前述した通り、酸化生成ガス中にも含まれて
おり、(2)法による操作の場合でも、管壁に析出して
閉塞等のトラブルを起したり、メタクロレイン酸化反応
器に入って、メタクロレイン酸化触媒に悪影響を与える
等、従来技術には多くの問題点が含まれている。
このような重合物等に起因するトラブルを軽減するため
に種々の方法が提案されているが、例えば特開昭50−
52021、同56−16438、同58−99434
等に示されるように、いずれも生成した水溶液中の重合
物を処理する方法に関するものであり、操作も複雑であ
り、抜本的な解決法とは言い難い。また、これらの重合
物等は本発明の目的生成物であるメタクロレイン、メタ
クリン酸に由来するものと考えられ、それらの生成は収
率の面からも好ましくない。
本発明の目的とするところは、このような重合物等によ
る種々のトラブル及び収率低下を起こさない、従来法の
欠点を克服し得る新規なメタクロレインの製造方法を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、このような背景から、これら重合物等の
生成を抑制するか或いは重合物等を酸化生成ガス中から
除去することによって、実質的に重合物等を含まない酸
化生成ガスを得ることが、上述の諸問題を根本的に解決
する方法であると考え、鋭意検討を行った。その結果、
接触気相酸化して得た酸化生成ガスを、高められた温度
でガス状のまま、アルカリ土類金属の固形化合物に接触
させることによって、重合物等をほとんど或いは全く含
まない酸化生成ガスが得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明はインブチレン及び/又はターシャリ
−ブチルアルコールを分子状酸素或いは分子状酸素を含
む気体で接触気相酸化して得た酸化生成ガスを、ベリリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バ
リウムから選ばれた一種以上のアルカリ土類金属の固形
の化合物に接触させることを特徴とするメタクロレイン
の製造方法に関するものである。
インブチレン及び/又はターシャリ−ブチルアルコール
を従来の方法で接触気相酸化し、生成ガスをそのまま急
冷した場合には、メタクリル酸水溶液中に、供給インブ
チレン基準で1〜10重量%の重合物の生成が確認され
る。この重合物の生収量は反応条件によって変るが、接
触気相酸化の除用いる酸化触媒の組成にはそれ程依存し
ない。
これに対して、本発明の方法に従ってアルカリ土類金属
の固形の化合物に酸化生成ガスを接触させた場合には、
それを急冷して得たメタクリル酸を含む水溶液中に重合
物はほとんど存在しなかった。
それに伴なってメタクロレイン収率の増大も認められた
。これより本発明の効果は明らかであるが更に副次的効
果として、同時にマレイン酸、テレフタル酸等の高沸点
酸の収量が減少していることが認められた。これらの高
沸点酸は後の精製工程でメタクリル酸との分離が難しい
物質であり、本発明により、これらの困難点も大幅に改
善されることになる。
本発明の効果の理由については明らかでないがアルカリ
土類金属の固形の化合物と接触させることにより重合の
前駆物質或いは重合促進物質が分解されるか、重合物そ
れ自体が分解されるものと推定される。マレイン酸等の
高沸点酸も同様であろう。これに対してメタクロレイン
、メタクリル酸の有用生成物はほとんど分解を受けない
ことが本発明の注目すべき点である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において、酸化生成ガスとしては、イソブチレン
及び/又はターシャリ−ブチルアルコールを分子状酸素
或いは分子状酸素を含む気体で接触気相酸化して得たガ
スであれば、いずれも使用できる。接触気相酸化を行う
場合使用される酸化触媒は種々のものが使用でき、限定
されない。
例えばモリブデン及びビスマスを含む酸化触媒等が使用
でき、具体例を示せば次の組成を有するもの等があげら
れるが、これらに限定されるものではない。
MO12B1aFebXcYdZeOf(式中XはCo
及び/又はNiを示し、Y&′!、K、Rb、 Cs、
 Li、 Na及びTIから選ばれる1種以上の元素を
示し、ZはSb、 W、 Sn、 Zn、 Mg、 C
a。
13a、 Sr、 Cr、 Be、 Pd、 Pt、 
P、 As、 B から選ばれる1種以上の元素を示し
、a及びbはそれぞれ0.1〜10の値をとり、C&′
!、o〜2oの値をとり、dは0〜3の値をとり、eは
0〜10の値をとり、fは他の元素の原子価により決ま
る値である。) 本発明は酸化生成ガスの処理法に関わるものであるので
、その効果は酸化触媒の種類には依存しない。従って酸
化触媒としては、インブチレン及び/又はターシャリ−
ブタノールを酸化してメタクロレインを得るのに提案さ
れている全ての触媒を用いることが出来る。
インブチレン及び/又はターシャリ−ブチルアルコール
の接触気相酸化反応は公知の条件で行なうことが出来る
。好ましい酸化反応条件を例示すると、インブチレン及
び/又はターシャリ−ブチ/l/ 7 ルj −k l
 モルに対して酸素を1〜5モル、窒素、二酸化炭素等
の不活性ガスを1〜30モル、スチームをO〜30モル
混合し、200〜4500Cの温度で反応させるのが好
ましい。反応は加圧下、常圧及び減圧下で行なうことが
でき、通常は大気圧〜5気圧で行なう。接触時間は0.
5〜10秒程度が好ましい。
酸化生成ガスはアルカリ土類金属の固形の化合物と接触
させる。アルカリ土類金属の化合物としては固形のもの
であればいずれも使用でき、例えばベリリウム、カルシ
ウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウムより選
ばれた少なくとも一種以上の元素を含む酸化物或いは炭
酸塩、塩化物、硫酸塩、リン酸塩等の塩等であり、また
これらの化合物の組合せでも構わない。特に好ましいも
のとしては酸化物、炭酸塩等が挙げられる。
更に、これらの必須成分に加えて、場合によりナトリウ
ム、カリウム、ルビジウム、セシウム等のアルカリ金属
、ランタン、チタン、ジルコニウム、バナジウム、ニオ
ブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステン、レ
ニウム、アルミニウム、ガリウム、ケイ素、ゲルマニウ
ム、錫、ヒ素、アンチモン、ビスマス、テルル、亜鉛、
カドミウム、セリウム、トリウム、鉛及びタリウム等の
元素の一種又はそれ以上を含有させて用いることも出来
る。これら任意成分はアルカリ土類金属に対し任意の割
合で使用することができ、アルカリ士類金属に対して任
意成分を1:0〜10(原子比)の範囲で用いるのが好
ましい。
本発明で使用されるアルカリ土類金属を含む固形の化合
物の原料及び調製法は特に限定されず、熱分解法、沈澱
法その他の一般的方法をとることが出来、また試薬とし
て通常入手し得るものをそのまま或いは混合して用いる
ことも可能である。
このようにして得られたものはそのまま適当な形例えば
球状、ペレット状、円筒状等に成型して使用できるが、
シリカ、アルミナ、シリカアルミナ、モレキュラーシー
ブ、炭化ケイ素、ケイソウ土その地道常用いられる担体
に担持することも可能である。又、流動床、移動床の形
でも使用できる。
本発明において酸化生成ガスをアルカリ土類金属を含む
固形の化合物に接触させる場合、種々の方法を採用する
ことが出来る。例えばインブチレン及び/又はターシャ
リ−ブチルアルコールの酸化触媒層の後にアルカリ土類
金属の固形化合物の充填物層を設けるか、触媒層中にア
ルカリ土類金属の固形化合物を混合する等の方法が採用
できる。
特にアルカリ土類金属を含む固形の化合物の充填物層を
酸化触媒層の直後に設けることが好ましいが、急冷基或
いはメタクロレイン酸化反応器の触媒層に至るまでのい
ずれの箇所に充填物層を設置しても、実質的に変らない
効果を得ることが出来る。従って充填物層の温度は酸化
触媒層の温度と同−或いはそれ以上又はそれ以下で良く
、好ましくは150〜500°C特に好ましくは180
−400℃に維持される。充填物層の容積は、通過する
酸化生成ガスの接触時間にして0.1秒以上とするのが
好ましく、接触時間は長くしても特に問題はないが、特
に好ましくは01〜2秒(NTP基準)の範囲で選ぶこ
とが出来、より好ましくは0.2〜1秒と小容積で十分
な効果を得ることが出来る。また圧力も加圧下または減
圧下でも可能であるが一般には大気圧附近の圧力が適し
ている。
尚、本発明の充填物層で処理されるガスは、通常酸化生
成ガスそのままであるが、必要に応じて更に酸素、不活
性ガス、スチーム等を加えることも可能である。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれらの実施例によって限定されるものでは
ない。
尚、実施例中、重合物の生成量は酸化生成ガスを急冷さ
せて得た水溶液を真空乾燥機にて、80℃、48時間乾
燥させた際の残渣量から計算し、供給したイソブチレン
に対する重量百分率で示した。反応原料としてターシャ
リ−ブチルアルコールを用いた場合には、それが全量イ
ンブチレンに分解するとして供給イソブチレン量を算出
した。
また転化率はイソブチレン基準の転化率として示した。
転化率及び収率の定義は次のとおりである。
比較例1〜2 酸化触媒として特公昭47−27490と同様にしてC
07FeIB lIC80,14MO12049,s 
 なる組成の触媒を調製し、これを内径22鯛のステン
レス反応管に35crnの層高で充填した。外部を溶融
塩浴で加熱し、これにターシャリ−ブチルアルコール6
容景チ、酸素12容量チ、水蒸気6容量係、窒素76容
量チからなる組成の原料ガスを接触時間2.4秒(NT
P基準)で供給し、得られた酸化生成ガスを冷却、凝縮
させて、メタクリル酸等を含む水溶液を得た。反応成績
及び重合物生成量は表1の通りであった。
表1゜ 13一 実施例1 炭酸カルシウムを空気中400℃で熱処理して得たもの
を、比較例1において、酸化触媒層に引き続いて5cr
nの層高で充填しく接触時間0.34秒)、酸化反応温
度と同一温度(350℃)に加熱し、比較例1と同一の
反応条件で反応を行った。結果は表2の通りであった。
実施例2〜4 実施例1と同様に処理した表2に示す炭酸塩を酸化触媒
層に引き続いて充填し、実施例1と同一の反応条件で反
応を行った。結果は表2の通りであった。
実施例5 硫酸カルシウム(Ca5o4)  を酸化触媒層に引き
続いて充填し、実施例1と同一の反応条件で反応を行っ
た。結果は表2の通りであった 表2 実施例6〜10 各元素の硝酸塩を水に溶解し、これを攪拌下に蒸発乾固
し、空気中600℃で分解して表3に示す組成物を得た
。これらを実施例1と同様に触媒層に引き続いて充填し
、実施例1と同一の反応条件で反応を行った。結果は表
3の通りであった。
表3 実施例11〜16 各元素の硝酸塩を水に溶解し、これを攪拌下に蒸発乾固
し、空気雰囲気中600℃で分解して表3に示す組成物
を得た。これらを実施例1と同様に触媒層に引き続いて
充填し、実施例1と同一の反応条件で反応を行った。結
果は表3の通りであった。なお、組成中酸素の量は他の
元素の原子価により自然に決まる値である(以下同じ)
表3 実施例17〜19 実施例11で調製したCalBa1,340xなる組成
物を酸化反応器の後に接続した別の反応器に充填し、充
填物容積と温度を変え、酸化反応は実施例1と同一の条
件で実施して反応成績及び重合物生成量をみた。結果は
表4の通りであった。
表4 実施例20〜21 硝酸バリウム、硝酸カリウム、モリブデン酸アンモニウ
ムを原料に、実施例11と同様の調製法で表5に示す組
成物を得た。これらを実施例1と同様に充填し、反応を
行った。結果は表5の通りであった。
表5 実施例22 炭酸カルシウム及び酸化ゲルマニウムを水に溶解あるい
は懸濁させ、これを攪拌下に蒸発乾固し空気雰囲気中6
00℃で分解して表6に示す組成物を得た。これを実施
例1と同様に触媒層に引き続いて充填し、実施例1と同
一の反応条件で反応を行った。結果は表6の通りであっ
た。
実施例23 炭酸カルシウム、酸化亜鉛を原料に実施例22と同様に
表6に示す組成物を得、実施例22と同様の反応を行っ
て表6に示す結果を得た。
表6 実施例24 実施例11において、酸化触媒とCa 1Ba L34
0Xなる組成物を混合して充填し、実施例11と同様に
反応を行ったところ、転化率、各生成物の収率及び重合
物生成量は実施例11とほとんど同一であった。
実施例25 実施例5において硫酸カルシウムの代りに塩化カルシウ
ムを用いて実施例5と同様にして反応を行ったところ、
転化率、各生成物の収率及び重合物生成量は実施例5と
ほとんど同一であった。
実施例26 実施例5において硫酸カルシウムの代りにリン酸カルシ
ウムを用いて実施例5と同様にして反応を行ったところ
、転化率、各生成物の収率及び重合物生成量は実施例5
とほとんど同一であった。
実施例27 実施例1〜26においてターシャリ−ブチルアルコール
の代りにインブチレンを用いその他は各実施例と同様に
して実験を行ったところ、いずれの場合も転化率、各生
成物の収率及び重合物生成量はターシャリ−ブチルアル
コールを用いた場合とほとんど同一であった。
(発明の効果) 本発明の方法によって得られた生成ガスを急冷して得た
メタクリル酸を含む水溶液中に重合物はほとんど存在せ
ず、本発明によればメタクロレインの収率は増大し、更
に、マレイン酸、テレフタル酸等の高沸点酸の収量を減
少させることが出来る。
特許出願人  日本化薬株式会社 =21−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イソブチレン及び/又はターシヤリーブチルアルコール
    を分子状酸素或いは分子状酸素を含む気体で接触気相酸
    化して得た酸化生成ガスを、ベリリウム、カルシウム、
    マグネシウム、ストロンチウム、バリウムから選ばれた
    一種以上のアルカリ土類金属の固形の化合物に接触させ
    ることを特徴とするメタクロレインの製造方法。
JP61134985A 1986-04-25 1986-06-12 メタクロレインの製造方法 Granted JPS6366141A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP9462786 1986-04-25
JP61-94627 1986-04-25

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JPS6366141A true JPS6366141A (ja) 1988-03-24
JPH0586939B2 JPH0586939B2 (ja) 1993-12-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5349092A (en) * 1992-02-27 1994-09-20 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Process for producing catalysts for synthesis of unsaturated aldehydes and unsaturated carboxylic acids
JP2010520896A (ja) * 2007-03-12 2010-06-17 中国科学院過程工程研究所 イオン液体でメチルアクロレインを吸収する方法

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WO2003053570A1 (fr) 2001-12-21 2003-07-03 Asahi Kasei Chemicals Corporation Composition catalytique d'oxyde

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