JPS6365965B2 - - Google Patents

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JPS6365965B2
JPS6365965B2 JP54043065A JP4306579A JPS6365965B2 JP S6365965 B2 JPS6365965 B2 JP S6365965B2 JP 54043065 A JP54043065 A JP 54043065A JP 4306579 A JP4306579 A JP 4306579A JP S6365965 B2 JPS6365965 B2 JP S6365965B2
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Yoshimitsu Ooshima
Norio Yokozawa
Masayoshi Oozeki
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Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/056Programming the PLC
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/13Plc programming
    • G05B2219/13018Conversion ladder diagram to decision system, machine code, language
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/13Plc programming
    • G05B2219/13048Display of ladder, RLD, RLL, KOP

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プログラマブル・シーケンス制御装
置において、シーケンスプログラムの作成、修正
および編集等を行なうシーケンスプログラム入力
装置に関するものである。
プログラマブル・シーケンス制御装置(以下
SCと略称する。)は、従来シーケンス制御に主と
して用いられてきたリレー回路と同等な機能を電
子計算機と同様な蓄積プログラム方式の汎用電子
回路を用いて実現した装置である。その構成を第
1図に示す。1は演算制御部、2は記憶部、3は
シーケンス制御対象とのインタフエイス部であ
る。4はシーケンスプログラム入力装置で、操作
者はここからシーケンスプログラムを入力する。
シーケンス制御の設計には、従来第2図に示す
ようなリレーシーケンス図が広く用いられてい
る。CRTデイスプレイ装置などの画面表示可能
な表示装置を用いると、このリレーシーケンス図
をそのまま表示することができる。そこで、この
リレーシーケンス図をSCのプログラム入力手段
に利用することにより、従来からリレーシーケン
ス図に慣れ親しんできた技術者がSCを取り扱う
に際し、容易にプログラム入力などを行なうこと
が可能となる。
このような、CRTデイスプレイ装置等の面画
表示装置を用いたシーケンスプログラム入力装置
は既に知られている。その一列を第3図に示す。
図において5は操作者がプログラムの入力や種々
の操作指令を与えるためのキーボードである。6
は制御部で、キーボード5から入力されたプログ
ラムをリフレツシユメモリ7に書込んだり、また
シーケンスコントローラのメモリ2に書込む動
作、逆にメモリ2からシーケンスプログラムを読
出して、リフレツシユメモリ7に書込むこと、お
よびキーボード5から入力された各種指令を実行
する。7はリフレツシユメモリで、表示部10に
表示すべきデータを格納する。ここに格納された
データは、表示制御部9から与えられるタイミン
グにより順次読出され、パターン発生器8で文字
やリレーシーケンスの図形要素に変換され、表示
制御部9の制御により、表示部10に表示され
る。
一般にSCはシーケンス制御を実行するために
論理和や論理積を実行するための論理演算命令を
持つている。この命令セツトの一例を第4図に示
す。上記の構成のシーケンスプログラム入力装置
においては、この論理演算命令の一つ一つに対
し、第4図の表の右側に示すリレーシーケンス図
の図形シンボルを対応させ、この図形シンボルを
印したキー(押しボタン)をプログラム入力装置
のキーボード上に用意し、操作者がこの図形シン
ボルキーを適当に押していくことにより、リレー
シーケンス図を入力していた。
上記のような手順により入力したシーケンスプ
ログラム(リレーシーケンス図)の例を、第5図
に示す。図中四角で囲んだ部分が、入力装置のキ
ーボード上に置いた図形シンボルキーに対応して
いる。また四角の右上に記した数字は、キー操作
の順序である。なおリレー接点またはリレー出力
コイルの図形シンボルに対しては、その番号また
は名前をつける必要があるが、説明の便宜上省略
した。
前述したように、キー上の各図形シンボルは
SCの各命令に一対一に対応している。上記方式
では、図形シンボルキーが押される度に、それが
リフレツシユメモリ7に書き込まれることにより
表示部10に表示され、それと同時に、SCのメ
モリ2にも対応する命令が書き込まれる。そこ
で、この方式では、プログラムの入力または修正
にあたつては、キー操作の順序が重要である。つ
まり、同じキーを押すにしても、その順序を変え
ると、別のリレーシーケンス図が出来上つたり、
あるいは正常に機能を果し得ないリレーシーケン
ス図ができてしまう。
したがつて、この方式では、CRTデイスプレ
イを利用してリレーシーケンス図をプログラム入
力手段としたことにより、従来リレーシーケンス
図に慣れ親しんだ技術者がSCを取り扱う際の便
宜をよくしてはいるが、実際には通常のプログラ
ムと同様に一次元の形式でプログラムを入力して
おり、二次元画面を十分有効に利囲しているとは
言えない。操作者は、プログラム入力に際し、設
計図面上などに一度リレーシーケンス図を製図
し、この後、これをもとにキー入力の順序をもと
めてから、実際の入力作業を行なう必要がある。
本発明の目的は、キー操作の順序等に制限がな
く、シーケンス図を入力できるシーケンスプログ
ラム入力装置を提供することにあり、より望まし
くは、二次元の画面を利用して、本質的には二次
元図形であるリレーシーケンス図を、完全な二次
元の操作手順により入力するシーケンスプログラ
ム入力装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、シ
ーケンス図の記号およびその位置を入力する手段
と、入力された複数の記号およびその位置からリ
レー等の装置記号の接続関係を判別してその結果
に基づき機械命令列に変換する手段を設けた。よ
り具体的には、本発明の好適な実施例では、表示
画面上におけるリレーシーケンス図作成のための
作成手段と、このリレーシーケンス図をSCの機
械命令列に変換する変換手段とを分離し、それぞ
れ独立動作が可能なようにする。すなわち、作成
手段でシーケンスプログラムの入力もしくは修正
中は表示画面上のリレーシーケンス図のみが発生
され、リレーシーケンス図の作成終了後これを変
換手段によりSCの機械命令列に変換するという
構成である。この結果、リレーシーケンス図は
SCの機械命令と直接の対応関係がなくなるので、
操作者にとつてよりわかりやすい、リレーシーケ
ンス図作成のための操作キーを用いることが可能
になる。
第6図は、この考えに従つたシーケンスプログ
ラム入力装置の操作キーの一例である。同図aは
図形シンボルを入力するためのキー、bは入力位
置を指定するためのカーソル(画面上に表示する
特別なマーク)の移動を指示するための制御キー
である。aの図形シンボルキーは、前述の従来例
と異なり、SCの機械命令と直接の対応関係にな
い。
本発明では、既に述べたように、リレーシーケ
ンス図の作成はSCの機械命令列に拘束されてい
ない。したがつて、図形シンボルの入力順序は任
意であり、キー入力の順序が前後することによ
り、リレーシーケンス図を変換して得られるSC
の機械命令列が影響を受けることはない。その代
りに、上記のカーソル制御キーを用いて、画面上
での入力位置を適宜指定する必要がある。ただ
し、通常のキヤラクタデイスプレイ装置で一般に
行なわれているように、一回の入力ごとにカーソ
ルをその隣りの位置に自動的に移動させる機能を
設ければ、カーソル制御キーを用いる回数は少な
くて済む。なお、カーソル制御キーの代わりに、
ライトペンやジヨイステイツク等の手段を用い
て、入力位置指定を行なうことも可能である。
第6図の入力キーを用いて、第5図と同様なリ
レーシーケンス図を作成した例を、第7図に示
す。図中四角で囲んだ部分が、図形シンボルキー
に対応している。なお、第5図の場合と同様、説
明の便宜上、接点および出力コイルの番号または
名前は省略した。前述したように、この例では、
キー入力の順序は全く任意である。したがつて、
入力順序を示す番号はふつていない。
このようにして、必要なリレーシーケンス図は
簡単に作成できるが、本発明では同時にSCの機
械命令は生成されていない。そこでこのリレーシ
ーケンス図をSCの機械命令列で変換するための
変換手段が必要となる。
以下実施例を用いて、本発明をより詳細に説明
する。
第8図は、本発明によるシーケンスプログラム
入力装置の一実施例の構成である。本図は、第1
図のシーケンスプログラム入力装置4の構成図で
ある。7,8,9,10および5は、第3図と同
じく、それぞれリフレツシユメモリ、パターン発
生器、表示制御部、表示部、およびキーボードで
ある。第3図の場合と同じく、表示すべきリレー
シーケンス図の表示情報は、コードデータの形で
リフレツシユメモリ7内に格納される。この情報
は、表示制御部9の制御により順次読出され、パ
ターン発生器8で文字ないし図形パターンに変換
されて、表示部10に表示される。
11は統轄制御部である。キーボード5から入
力制御部12をとおして与えられる各種処理指令
を解読、その実際の処理指令を以下に述べる各処
理部に与える、などシーケンスプログラム入力装
置の統轄的な制御を行なう。13は、リレーシー
ケンス図の画像編集装置である。キーボード5か
ら入力される画像編集指令をもとに、リレーシー
ケンス図の作成もしくは修正などの編集処理を行
なう。
以上の部分は既存の論理回路素子を用いて容易
に構成することができる。
14はリレーシーケンス図変換装置である。リ
フレツシユメモリ7内のリレーシーケンス図の表
示情報をもとに、これを論理代数式の形に変換し
て、論理代数式メモリ15に書込む。16は、論
理代数式メモリ15内に作成された論理代数式
を、さらにSCの機械命令語に変換するための機
械語変換装置である。すなわち、リフレツシユメ
モリ7内に作成されたリレーシーケンス図は、リ
レーシーケンス変換装置14および機械語変換装
置16の作用によりSCの機械命令列によるシー
ケンスプログラムに変換され、SCの記憶部(第
1図の2の部分)に書込まれる。
17は、逆にSCの記憶部内の機械命令列を論
理代数式の形にもどすための、論理代数式再生装
置である。また18は、さらにこれをリレーシー
ケンス図の形に復元するリレーシーケンス図再生
装置である。すなわち、SCの記憶部内のシーケ
ンスプログラムは、各装置17,18をとおし
て、リレーシーケンス図の形に復元されて、リフ
レツシユメモリ7内に書込まれ、表示部10に表
示される。この逆変換機構は、一旦作成して既に
SCの記憶部2に書込まれたシーケンスプログラ
ムに対し、後から修正を加えたい時に、必要であ
る。すなわち、この機構によりシーケンスプログ
ラムの入力修正を、全てリレーシーケンス図の形
で行なうことが可能となる。
本実施例では、リレーシーケンス図からSCの
機械命令列への変換、およびその逆変換におい
て、どちらも一度論理代数式の形を経由してい
る。これを省略して、直接リレーシーケンス図か
らSCの機械命令列へ、またはその逆という変換
方式も可能である。このような構成にすれば、必
要な回路素子数が減ることは容易に想像できる。
(少なくとも、論理代数式メモリ15は不要にな
る。)しかし、第8図の構成では、次のような利
点もある。
装置14および18は、リレーシーケンス図と
論理代数式との相互変換を受けもつている。SC
とのインタフエイスは、装置16および17の機
械命令語と論理代数式との相互変換部が受けまつ
ており、ここをを変えることにより、任意のSC
に接続することができる。
機械語変換装置16の部分は、電子計算機の高
級プログラミング言語(FORTRAN等)のコン
パイラの技法を用いれば、容易に構成することが
できる。同じ理由により、論理代数式再生装置1
7も容易に構成できる。
以下、装置14および18について、順により
詳細に説明する。
リレーシーケンス図変換装置14は、例えば第
9図のように3つの部分から構成されている。2
0は結線構造抽出部、21は結線構造データメモ
リ、22は論理代数式への変換部である。
結線構造抽出部20は、リフレツシユメモリ7
内の図形パターンのコード情報から、リレーシー
ケンス図の接点や出力コイルのつながり具合を示
す論理的な結線構造を抽出し、これに関するデー
タを結線構造データメモリ21上に形成する。論
理代数式への変換部22は、結線構造データメモ
リ上に形成された、リレーシーケンス図の論理的
な結線構造データから、対応する論理代数式を生
成して、これを論理代数式メモリ15上に展開す
る。結線構造抽出部20は、論理代数式への変換
部22の処理に先立ち、リフレツシユメモリ内
(CRT画面上)のリレーシーケンス図の冗長な部
分(例えば、単なる縦棒や横棒などは、各格子点
を結ぶだけの役割しかしていない。)を除去する
役割を果す。同時に、論理的な結線構造データに
変換する作業を分担することにより、後の論理代
数式への変換部22の構造を簡略化している。
なお、本実施例におけるリレーシーケンス図変
換装置14の入力、すなわち結線構造抽出部20
の入力となるリレーシーケンス図について、次の
2点の仮定を置いた。
(1) 接点および出力コイルはダイオード機能を持
つものとする。すなわち、表示画面上に水平に
表示された接点およびコイルパターンについ
て、電流は常に左から右へ流れるものとする。
したがつて、これらのパターンの左端は電流の
流入点、右端は電流の流出点と考えることがで
きる。なお、画面の左端には電源母線、右端に
は接地線があるものとする。(第7図参照) (2) 接点などを持たない横棒や縦棒は、単にその
両端を等電位で結ぶものとする。すなわち、(1)
の場合と異なり、この場合、電流の方向は規制
されずにどちらの方向にも流れることが可能で
ある。
結線構造抽出部20の処理の結果として得る結
線構造データのデータ構造を第10図aは、画面
上にある変換対象となるリレーシーケンス図、b
は、aから冗長な部分(単なる横棒、縦棒)を棄
却して抽出したトポロジカルな結線構造の模式図
である。cは結線構造データメモリ21上に展開
したbのデータの相互関係を示している。これは
ポインタを用いたリスト構造となつている。
図から明らかなように、cは「節」のセル(第
10図b,cでS,N1,N2,Eに相当する。)
と「枝」のセル(第10図b,cでX1〜X4,Y1
に相当する。)の二種類のデータ要素から構成さ
れている。
「節」のセルはaのリレーシーケンス図で、単
なる横棒や縦棒で結ばれて等電位にある点を、代
表して表わしたものである。「枝」のセルは、接
点ならびに出力コイルを表現するものである。こ
の「節」のセルと「枝」のセルとの相互接続のた
めに、各「節」のセルからは2種類の「鎖」が出
ている。これを「右鎖」、「左鎖」と名づける。
「右鎖」は、その「節」のセルに接続しており、
かつその「節」のセルを起点とする電流の川下に
ある「枝」のセルをつなげるための鎖である。ま
た、「左鎖」は、やはりその「節」のセルに接続
し、かつその「節」のセルを逆に川下とする
「枝」のセルをつなげる鎖である。通常、画面上
にある「節」のセルのすぐ右にある「枝」のセル
は「右鎖」に接続され、すぐ左にある「枝」のセ
ルは「左鎖」に接続される。なお「鎖」の左右は
「節」のセルから見たときのもので、「枝」のセル
から見たときは名前と逆にある。この「左鎖」、
「右鎖」の左右を模式的に明確に表わすと、第1
1図のようになる。図で、下方に足を2本有して
いる正方形が「節」のセル、その左側の足が「左
鎖」、右側の足が「右鎖」である。両側に腕を伸
ばして、各「節」のセルの「左鎖」「右鎖」に継
がつているのが「枝」のセルである。
「鎖」につながる順番は、「右鎖」、「左鎖」と
も、CRT画面上で上方にあるものほど、「節」の
セルに近くなるようにすれば、結線構造データ上
でも、リレーシーケンス図の相対的位置関係は保
存される。
結線構造抽出部20の具体的構造の一例を、第
12図に示す。30はリレーシーケンス図の格子
点走査回路、31は枝方向検出回路、321〜3
29は結線構造データに対する各処理回路34は
メモリである。格子点走査回路30により、リフ
レツシユメモリ7内にあるリレーシーケンス図の
各格子点(配線が交わる部分)を順次走査する。
そして、そこにどのように枝がつながつているか
を、枝方向検出回路31により検出かつ分析し、
それに応じて各処理回路321〜329の1つに
処理指令を発する。指令を発せられた処理回路
は、リレーシーケンス図のデータをもとに、結線
構造データメモリ21上のデータに対し必要な処
理を行なう。
リレーシーケンス図の各格子点に対し、枝は四
方から入つてくる。したがつて、枝が何も入つて
こない場合を含めると、格子点における結線の種
別は16とおりになる。これを第13図に示す。第
8図の実線は枝が入つてきている部分、点線は枝
が入つてきていない部分である。
格子点走査回路30の走査の順序は、説明の便
宜上、まず上から下へとし、この上から下への走
査をくり返しながら左から右へ走査することによ
り、画面上の全格子点を走査するものとする。
この走査の順序に従うと、各格子点での処理は
大略次のようである。
まず、上から枝が入つてきているかどうかを調
べる。上から枝が入つてきていない場合、その格
子点に対する「節」のセルは未定義と考えられ
る。そこで必要ならば、新らしくその「節」のセ
ルのメモリ領域を確保し、定義を行なう。
次に左から枝が入つてきているかを調べ、来て
いる場合はその「枝」のセルを、その格子点に対
する「節」のセルの「左鎖」に追加する。
右方向に枝が出ている場合は、その枝に対する
「枝」のセルを新らしく定義し、その格子点に対
する「節」のセルの「右鎖」の適当な位置にその
「枝」のセルを挿入する。
最後に下向きの枝である。この枝がある時、そ
の格子点の下方にも同一の「節」のセルに属する
格子点があることを示しているが、必要な処理は
その下方の格子点に行つてから行なうので、下向
きの枝については何も処理を行なわない。
第13図に示した各結線パターンを上述の処理
の種類により分類すると、第14図のようにな
る。これは、上方向および左方向の枝の有無に着
目した分類である。(イ)は上からの枝がなく、左か
らの枝がある場合、(ロ)は上からの枝も左からの枝
もある場合である。(ハ)は上からの枝だけで左から
の枝がない場合、(ニ)は上からの枝も左からの枝も
ない場合である。(ホ)は枝のあるなしの分類ではな
く、何らの処理もしない場合である。(ヘ)は枝がど
こか一方から来ているのみで、不完全な格子点で
ある。これは入力エラーとなる。
右方向または下方向の枝があるものを同一の分
類にしたのは、右方向の枝がある時は、それが属
する分類の処理をすませた後、右方向の枝に対す
る「枝」のセルを生成して、その格子点に対応す
る「節」のセルの「右鎖」に接続する処理を追加
すればよく、また、下方向の枝については、それ
に対する何らの処理も必要としないからである。
第12図の各処理回路321〜329は、上述
の(イ)〜(ヘ)の各分類に応じて、対応する処理を行な
う実行部である。321は(イ)に対応する処理、3
22は(ロ)に対応する処理、以下同様に、323は
(ハ)の、324は(ニ)の、325は(ホ)の、326は(
ヘ)
の処理を行なう。また327は、上述の「枝」の
セルの生成およびその「節」のセルへの接続処理
を行なう処理回路である。328,329は後述
するリレーシーケンス図の左端および右端の処理
回路である。
以下第14図の各分類別に処理内容を説明す
る。
(イ)の処理 最初に、左側の枝に対する「枝」のセルのポイ
ンタを読出す。
この「枝」のセルは、現在処理中の格子点の左
隣りの格子点において生成されたものである。こ
の「枝」のセルは、上記左隣りの格子点に対する
「節」のセルの「右鎖」に接続されているが、「左
鎖」については未処理の状態にある。この「枝」
のセルのポインタは、これを生成した時点で、後
の処理のために一旦どこかに記憶しておく必要が
ある。第12図のメモリ34は、このために設け
たもので、未処理の「枝」のセルのポインタの値
を記憶する。最初に記した「枝」のセルのポイン
タの読出しはここから行なつたものである。
次に、現在処理中の格子点に対する「節」のセ
ルを生成するのであるが、この処理は、左方の枝
が接点、出力コイル等でない単なる横棒の場合、
不要である。すなわち、この時はその格子点とそ
の左隣りの格子点は同一の「節」のセルに属する
と考えられ、その「節」のセルはすでに左隣りの
格子点で定義されているので、これを用いること
ができる。またこの情報を伝えた「枝」のセル
は、最終的には不要であるから、この時点でその
「節」のセルの「右鎖」から削除する。
他方、左方の枝が接点等である場合は、この格
子点に対する「節」のセルは未定義である。そこ
で、新らしく「節」のセルを生成し、その「左
鎖」に左方の枝の「枝」のセルを接続する。
(ロ)の処理 (イ)の処理と同様に、まず左側の枝に対する
「枝」のセルのポインタを読出す。そして、その
枝が接点等であるか単なる横棒であるかを調べ、
接点等であれば、その「枝」のセルをその格子点
に対する「節」のセルの「左鎖」に接続すればよ
い。(その格子点に対する「節」のセルは、その
上方の格子点ですぐに定義されている。) これに対し、左方の枝が単なる横棒、すなわち
その格子点と左隣りの格子点が同一の「節」のセ
ルに属するというときには、以下の処理が必要と
なる。
まず、この格子点に対する「節」のセルはすで
にその上方で定義されている。一方、その左隣り
の格子点についても、すでにその「節」のセルが
定義されている。そして、両者をつなぐ横棒の意
味するところは、両方の格子点が単一の「節」の
セルに属すべきであるということであるから、二
つの「節」のセルおよびそれに連なる「左鎖」、
「右鎖」を一つにまとめる必要がある。
これを行なうために、まず一つの「節」のセル
の一方を生かし、他方を捨てる。次に二本の鎖を
それぞれ1本化する。まず「左鎖」は、現在処理
中の格子点に対する「節」のセルの「左鎖」を先
にし、その下に左隣りの格子点に対する「節」の
セルの「左鎖」を接続する。「右鎖」では、先に
読出した単なる横棒に対する「枝」のセルを、左
隣りの格子点の「節」のセルの「右鎖」から削除
し、同じ位置に現在の格子点に対する「節」のセ
ル「右鎖」を挿入する。これらの処理の様子を第
15図に示す。aは、もとになるリレーシーケン
ス図の相当部分の例である。aのN1が現在処理
中の格子点、N2がその左隣りの格子点である。
bは統合処理前の結線構造データ、cは統合処理
後の結線構造データを示す。bのB1が単なる横
棒に対する「枝」のセルである。
以上の(イ),(ロ)の処理とも、右方に枝が出ている
場合は、上述の諸処理が終了した後、その右方の
枝に対する「枝」のセルを生成し、その格子点に
対する「節」のセルの「右鎖」に挿入する。また
生成した「枝」のセルのポインタを前述したメモ
リ34に記憶する。
(ハ)の処理 この場合、上からの枝があるので、すでに
「節」のセルは定義されている。一方左の枝がな
いのでそれの処理はない。右方の枝に対する
「枝」のセルを生成し、これを「節」の「右鎖」
につなげばよい。
(ニ)の処理の場合は、上からの枝がないので、ま
ずこの格子点に対する「節」のセルを生成し、そ
の「右鎖」に、右方の枝に対する「枝」のセルを
生成して接続する。
(ホ)の処理の場合、枝が何もきていない結線パタ
ーンについては何もしないのは当然として、枝が
上方および下方のみのパターンの場合、上から枝
がきているのでその格子点に対する「節」のセル
にすでにできており(つまり新らしく生成する必
要がない。)また、右および左の枝がないので、
それに対する処理が不要、下向きの枝は前にも述
べたようにその格子点においては処理が不要とい
うわけで、枝が上方および下方のみの場合も何ら
の処理も必要としない。
(ヘ)の処理の場合、すでに述べたようにこれは入
力エラーであるので、処理回路326は統轄制御
部11に対して、その由通知する。これに対し、
統轄制御部11は操作者に対し、CRTデイスプ
レイからなる表示部10を介し、警告メツセージ
等を発すればよい。
さて、今まで述べてきた処理は、リレーシーケ
ンス図上の一般の格子点の処理である。リレーシ
ーケンス図の左端および右端は、それぞれ電源母
線および接地線である。ここでは、上述とは別の
処理が必要である。この処理を、前述した第12
図の処理回路328,329が行なう。
まず、左端の格子点においては、これらはすべ
て電源母線上にある。そこで、各格子点において
右むきの枝が出ているかどうかを調べ、出ていた
ら「節」のセルを生成し、また右方の枝に対する
「枝」のセルを生成し、その「節」のセルの「右
鎖」に接続する。一度「節」のセルを生成した後
は、右方の枝があるたびに、「枝」のセルを生成
して、「節」のセルの「右鎖」に接続するのみで
よい。
右端の格子点は、同様に、左むきの枝が出てい
るかどうかを調べ、出ていたらその格子点に対す
る「節」のセルを生成し、またその「左鎖」にそ
の左方の枝の「枝」のセルを接続する。通常、左
端の枝は出力コイルの枝であり、単一出力の回路
しか許していない場合は処理はこれで終りだが、
複数の出力コイルの接続を許している場合は、左
むきの枝をすべてひろいあげ、それらの枝に対す
る「枝」のセルをその「節」のセルの「左鎖」に
すべて接続する。
以上が結線構造抽出部20の処理内容である。
以上の説明では、結線構造データメモリ21の
構造およびその内容にいついて、模式的にしか示
してこなかつた。第16図に、その具体的構成例
を示す。
同図aは、「節」のセルの構成である。「節」の
セルは3語から構成される。最初の語Lはその
「節」のセルの「左鎖」の先頭のポインタを格納
する。具体的には、「左鎖」上で、その「節」の
セルに最初に接続する「枝」のセルのポインタ
(メモリアドレス等)を保持する。同じく、2番
目の語Rはその「節」のセルの「右鎖」の先頭の
ポインタ、すなわち「右鎖」上でその「節」のセ
ルから続く最初の「枝」のセ件のポインタを格納
する。3番目の語には、そのセルが「節」のセル
であることを明示するマークNを格納する。この
マークのためには1ビツトしか必要とせず(「節」
のセルと「枝」のセルの区別がつけばよい。)、前
述の2語のうちの一部に同居させることもできる
が、後述の「枝」のセルと語数を合わせるため
に、このビツトを独立の語上に置き、「節」のセ
ルを3語とした。
bは「枝」のセルの構成で、やはり3語から構
成される。最初の語Lは、「節」のセルのときと
同じく、「左鎖」のためのポインタで、「左鎖」上
でこの「枝」のセルに続く「枝」のセルのポイン
タ(その「枝」のセルのメモリアドレス等)を格
納する。もし後続の「枝」のセルがない場合、こ
こにはこの「左鎖」の起点となる「節」のセルの
ポインタを格納する。これにより、「左鎖」上の
「節」および「枝」のセルは環状に結ばれるので、
あるセルから、それが属する「左鎖」上をたどつ
て、その「左鎖」上の任意のセルに到達すること
が可能である。2番目の語Rは、同じく「右鎖」
のためのポインタで、「右鎖」上における後続の
「枝」のセルのポインタを格納する。「左鎖」の場
合と同じく、後続のポインタがない場合には、こ
こにこの「右鎖」の起点となる「節」のセルのポ
インタを格納する。これにより、「左鎖」の場合
と同様にセルが環状に結ばれるので、必要なセル
の探索が容易に行なえる。3番目の語には、この
セルが「枝」のセルであることを示すマークビツ
トB、およびこの「枝」のセルに関する情報、具
体的にはこの「枝」のセルに対応するリレーシー
ケンス図の接点または出力コイルの、リフレツシ
ユメモリ7内でのアドレスAを格納する。
これら「節」のセル、「枝」のセルの接続関係
を示したのが第16図cである。この例では、一
つの「節」のセルの「左鎖」には2つの「枝」の
セルが、「右鎖」には1つの「枝」のセルが連な
つている。
結線構造データメモリ21上では、これらのセ
ルは具体的には第16図dに示すように、連続し
て格納されている。結線構造抽出処理の途中段階
における各鎖に対するセルの追加、挿入、削除等
は、上記の各ポインタの値を変更することにより
行なわれ、結線構造データメモリ21上で各セル
を移動することはない。
この例においては、各鎖でそれに連なるセルの
数が多くなると、あるセルからその一つ手前のセ
ルに移ろうとすると、実際にはその鎖を環状に一
周しなくてはならず、処理に時間がかかる。そこ
で、各鎖に対する各セルのポインタを順方向のも
のだけでなく、逆方向のものも用意すれば、一つ
手前にもどる処理時間は短かくなる。この場合、
一つのセルの構成は5語構成となり、結線構造デ
ータメモリの必要容量は増加する。
次に、第17図に示す、論理代数式への変換部
22の処理について述べる。
この処理は、作成された結線構造データメモリ
21内のデータを用いて、電源母線に対応する
「節」のセルから始まつて「枝」のセル、「節」の
セルと交互にたどつていき、順次論理代数式に変
換して行くものである。
第17図の変換部22において、40は右鎖処
理回路、41は左鎖処理回路、42,43はとも
にスタツク形式の一時記憶用メモリである。メモ
リ42,43を以下、スタツクA、スタツクBと
呼ぶ。
スタツクAは、変換処理途中のブロツクの情報
(ブロツクとは、一対の分岐節のセルと結合節の
セルからなる1レベルの入れ子構造をさすものと
し、それは論理代数式において、一対の左カツ
コ、右カツコで囲まれる部分に相当する。なお、
分岐節のセルとは、その「右鎖」に二つ以上の
「枝」のセルが接続されている「節」のセル、結
合節のセルとはその「左鎖」に二つ以上の「枝」
のセルが接続している「節」のセルである。)を
一時退避するためのもの、スタツクBは、処理途
中、部分的に生成された論理代数式を一時退避す
るためのものである。さらに、スタツクAは第1
8図に示すように、三つの部分スタツクA1〜A3
から構成される。スタツクA1は、分岐節のセル
のポインタを格納する部分、スタツクA2は結合
節のセルのポインタを格納する部分、スタツク
A3はそのブロツクの処理状況を記憶する部分で
ある。
変換部22の処理は大きく分けて二つの部分か
ら構成されており、一つは「節」のセルの「右
鎖」の処理、もう一つはこの処理で引き出された
「枝」のセルがつながる他の一つの「節」のセル
の「左鎖」の処理である。第17図の右鎖処理回
路40、左鎖処理回路41はこれらをそれぞれ受
け持ち、交互に処理を行ないながら、結線構造デ
ータを論理代数式へ変換する。
まず、右鎖処理回路40について説明する。
第19図はその具体的構成の一例である。50
は右鎖分類回路、51は終了判定回路、521〜
524は処理回路である。また、53は結線構造
データメモリ21からの読出し記号である。右鎖
処理回路40では、最初に終了判定回路51が
「節」のセルからその「右鎖」をたどり、それに
連なる先頭の「枝」のセルを引出す。このとき
「右鎖」に連なる「枝」のセルがない場合、その
「枝」のセルはもとのリレーシーケンス図の接地
線部分に対応する「節」のセルであり、そこで変
換処理は終りである。したがつて、このとき終了
判定回路51は、その由、信号線54により、統
轄制御部に通知する。
「右鎖」に連なる「枝」のセルがある時、その
「枝」のセルは「右鎖」へつながる位置により、
第20図のように分類することができる。図で丸
が「節」のセルを示し、実線が各「枝」のセルを
示す。実線の各「枝」のセルのうち、太い実線部
分が現在注目している「枝」のセルを示してい
る。したがつて、第20図aの太い実線は、単一
の「枝」のセルのみの「右鎖」を持つ「節」のセ
ルにおける、その単一の「枝」のセルである。b
の太い実線は、複数の「枝」のセルがつながつて
いる「右鎖」を持つ「節」のセル、すなわち分岐
節のセルにおける一番上の「枝」のセルを示す。
cの太い実線は、同じく分岐節のセルの中間の
「枝」のセル(上下に他の「枝」のセルがある場
合である。したがつてこのときこの分岐節のセル
は3本以上の「枝」のセルを持つ。)、dの太い実
線は分岐節のセルの一番下の「枝」のセルであ
る。
右鎖分類回路は、これらを分類判別して、各処
理回路521〜524の一つに対し、処理指令を
与える。各処理回路はそれぞれ順に上記のa〜d
の各分類に対応する処理を実行する回路である。
右鎖分類回路50における、判定処理は次のよ
うである。
まず、「右鎖」に連なる「枝」のセルの数を見
て、それが複数のときは第20図bまたはcの場
合であり、単一のときは第20図aまたはbの場
合であることがわかる。(各場合の処理においい
て、該当する処理が終了した後、その「枝」のセ
ルを「右鎖」からはずして、「右鎖」をつめる処
理を行なう。これにより、再度同一の「節」のセ
ルにもどつてきたときには、第20図dの場合も
aの場合と同様、「右鎖」には単一の「枝」のセ
ルが接続されている状態になつている。) 次に、bとcならびにaとdの区別であるが、
これは次のようにして行なう。各「節」のセル
に、専用のフラグビツト(以下これを分岐節ビツ
トと呼ぶ。)を1ビツト設け、これを初期状態で
はオフにしておく。この状態で各「節」のセルの
「右鎖」の処理に入り、まず上記の「枝」のセル
の数の判定を行なう。このとき判定結果bまたは
cであつたならば、分岐節ビツトを見て、これが
オフ状態ならば、この「右鎖」は初めて来た「右
鎖」である。すなわちこれに連なる先頭の「枝」
のセルは、分岐節における一番上の「枝」のセル
で、bの場合にあたる。この時、後での処理の便
宜をはかるために分岐節ビツトをオンにし、以下
bの場合に対する処理を行なう。分岐節ビツトが
オン状態ならば、この「右鎖」は既に一回以上ア
クセスされたことを示しており、これはcの場合
に相当する。
「枝」のセルの数の判定の結果aまたはdの場
合でも、分岐節ビツトを見て、これがオフ状態の
ときはaの場合、オン状態のときはdの場合であ
ることがわかる。
この判定結果により、第19図の右鎖分類回路
50は、対応する処理回路521〜524に処理
指令を発する。以下順に、各処理回路における処
理内容について述べる。
なお、第19図の信号線55は、左鎖処理回路
51との連絡用信号線、56,57はそれぞれス
タツクA,Bに対する読出し書込み信号線、58
は論理代数式メモリ15に対する書込み信号線で
ある。
まずaの場合。(処理回路521での処理) それまでに完成している部分論理式の後に、
「・」(論理積のマーク)を追加し、さらにその後
に処理中の「枝」のセルに対応する接点の名前を
追加する。このとき、対応する接点がブレーク接
点であつたならば、接点名の前に「/」(論理否
定の記号)をつける。また、接点でなく出力コイ
ルであるならば、「=」(代入記号)に続けて出力
コイル名を付加する。
これでaの処理は終りである。なお、以下の各
処理においても、接点名を追加する処理が何回か
出てくるが、このときも上と同様に、ブレーク接
点および出力コイルであつたならば対応する処理
を行なうものとする。
次にbの場合。(処理回路522での処理) これは、分岐節のセルの最初の「枝」のセルに
ついてであり、新らしいブロツクの開始を意味す
る。そこでスタツクAにこのブロツクの情報エリ
アを確保するとともに、その情報を整える必要が
ある。具体的には、スタツクA1に、現在の「節」
のセルのポインタを入れ、スタツクA2,A3には
「0」を入れる。スタツクA2には本来結合節のセ
ルのポインタを入れるべきでであるが、これは現
在未定であるので、仮に「0」を入れておく。ス
タツクA3はそのブロツクの処理状況を記憶する
ためのものであるが、これは具体的には、このブ
ロツクの分岐節のセルにおいて一番下の「枝」の
セルに達したか否かを記憶する1ビツトのフラグ
である。最初はここを「0」にしておく。
それから、現在組立中の部分論理式に「・」を
追加し、その後処理中の部分論理式全体をスタツ
クBに退避する。
次に、現在の「枝」のセルに対応する接点名を
とつてきて、これを新らしく部分論理式の核にす
る。
最後に、処理の終つた「枝」のセルを「右鎖」
からはずし、「右鎖」をつめる。
三番目にcの場合。(処理回路523での処理) これは、分岐節のセルの中間の「枝」のセルの
処理である。後に述べるように、この状態の分岐
節のセルの処理に入るのは、その前にその分岐節
のセルとペアをなす結合節のセルにおける処理を
行なつた結果に因る。その結合節のセルに到るま
では、現在の「枝」のセルより上方の各「枝」の
セルに対する処理を行なつているわけで、結合節
のセルに到るまでに組立てられた部分論理式は、
結合節のセルにおける処理ですでにスタツクBに
退避している。
そこで、この分岐節のセルでは、まず現在の
「枝」のセルに対応する接点名をとつてきて、こ
れを新らしく部分論理式の核にした後、処理の終
つた「枝」のセルを「右鎖」からはずし、「右鎖」
をつめればよい。
最後にdの場合。(処理回路524での処理) これはcの状況と似ているが、この時はcの処
理に加えて、分岐節のセルの「右鎖」の一番下の
「枝」のセルに達した印に、スタツクA3の先頭を
「0」から「1」に変える。
以上が右鎖処理回路40の処理内容である。
次に、現在の「枝」のセルの他の端をたどり、
この「枝」のセルに接続するもう一つの「節」の
セルをもとめ、この「節」のセルの「左鎖」の処
理に入る。
第21図は、左鎖処理回路41の具体的構成の
一例である。第19図の右鎖処理回路40とほぼ
同様な構成で60は左鎖分類回路、611〜61
3は左鎖の各分類に応じた各処理回路である。ま
た53および55〜58は信号線で、第19図と
同様である。
「左鎖」の場合も、「右鎖」の場合と同様に、
その「枝」のセルのつながる位置により、第22
図のように分類することができる。第20図と同
様、太い実線が現在注目している「枝」のセルを
示す。
どの分類の「枝」のセルであるかについての判
定も、「右鎖」の場合と同様で、「左鎖」につなが
る「枝」のセルの数と、「節」のセルに別途設け
た結合節ビツトを用いて行なう。
以下順に各処理回路611〜613の処理内容
について説明する。
まず第22図aの場合。
この時、必要な処理はすでに前述の「右鎖」側
で終つている。(第20図aに対する処理)残る
は、この「枝」のセルを「左鎖」からはずし、消
去することぐらいであるが、この処理は絶対必要
な処理ではない。したがつて、この場合、対応す
る処理部は不要である。
次に第22図bの場合。(処理回路611での
処理) この時、第20図のbの場合と同様に、まず現
在の「節」のセルの結合節ビツトをオン状態にす
る。次に、スタツクA2の先頭の値を調べる。こ
の値が「0」であるか否かにより、次に続く処理
が分かれる。これは以下の理由による。
同じく結合節のセルの一番上の「枝」のセルで
あつても、第23図に示すように、相対する分岐
節のセルとの関係により、二種類に分類すること
ができる。同図aは、分岐節のセルにおいても結
合節のセルにおいても、接続する「枝」のセルが
一番上のものである場合である。(この場合、分
岐節のセル、結合節のセルに接続する「枝」のセ
ルが同一のものである必要はない。両者を結ぶ複
合した「枝」のセルを単一の枝として見たてた場
合に成り立つていればよい。以下同様。)第23
図bは、結合節のセルでは一番上の「枝」のセル
であるが、対応する分岐節のセルでは中間の
「枝」のセルとなつている場合である。両者の場
合についてスタツクA2の先頭の値を見ると、第
23図aの場合はまだ未完成の状態で、ここには
「0」が入つている。そこで、ここを「0」から
現在の「節」のセルのポインタの値にかえる。
第23図bの場合は、スタツクA2の先頭の値
はすでに「0」でなく、現在処理中の「枝」のセ
ルよりも上方の「枝」のセルの結合節のセルのポ
インタが入つているはずである。ところが、現在
処理中の「枝」のセルは結合節のセルの一番上の
「枝」のセルである。つまり、第23図bの分岐
節のセルを出発した時は、とりあえず3本以上の
「枝」のセルを持つブロツクの中間の「枝」のセ
ルとして出発したところが、現在の結合節のセル
に達した時点で、この「枝」のセルは別のブロツ
ク(現在処理中のブロツクの入れ子となるブロツ
ク)の一番上の「枝」のセルでなければならない
ことがわかつたことになる。そこで、この時の処
理は次のとおりとなる。
新らしいブロツクと前のブロツクの分岐節のセ
ルは同じものである。そこで、スタツクA1にそ
の先頭と同じものを再度入れる。(分岐節のセル
のポインタ)スタツクA2には、現在の結合節の
セルのポインタを入れる。またスタツクA3には
「0」を入れる。
スタツクAに関する上記諸処理が終つた後、さ
らに次の処理を行なう。
まず現在の部分論理式に「+」(論理和の記号)
を追加して、これをスタツクBに退避する。次に
現在の「枝」のセルを「左鎖」からはずし、「左
鎖」を短縮する。そして、スタツクA1の先頭の
値によつて指される「節」のセルを次に処理する
「節」のセルとする。(ただし、スタツクA1のレ
ベルはそのままに保つ。) 第三に第22図cの場合。(処理回路612で
の処理) この場合も第22図bの時と同様に、相対する
分岐節のセル、および分岐節のセルと結合節のセ
ルを結ぶ枝の配置により、第24図のように分類
することができる。同図aは、現在処理中の
「枝」のセルが、分岐節のセルでも結合節のセル
でも単純に中間の「枝」のセルである場合であ
る。第24図cは、相対する分岐節のセルにおい
ては、現在処理中の「枝」のセルが一番下の枝に
なつている場合である。(この時スタツクA3の先
頭は「1」になつている。) 第24図dは、第24図cと同じく相対する分
岐節のセルでは一番下の「枝」のセルになつてい
る場合であるが、この場合、この結合節のセルと
分岐節のセルにより構成されるブロツクとそれに
先行する「枝」のセルをひとまとめにして単一の
「枝」のセルとして見た場合、一番上の「枝」の
セルになる場合である。これに対し、第24図c
の場合は、まとめて見た結果が中間の「枝」のセ
ルとなつている場合である。
第24図c,dの場合、現在の結合節のセルと
相対する分枝節のセルからなるブロツクの一番下
の「枝」のセルをとおつてその結合節のセルへま
で達したわけであるから、このブロツクの終結処
理を行なう必要がある。このような場合の検出は
スタツクA3の先頭を見ることにより行なうこと
ができる。第24図c,dのような場合、相対す
る分岐節のセルでは一番下の「枝」のセルになつ
ているからスタツクA3の先頭を「1」にしてあ
る。
なお、第24図dのような形は、単に一重のブ
ロツクの場合だけでなく、第25図のように、ブ
ロツクが二重またはそれ以上の入れ子になつてい
て、各ブロツクの終結処理がペンデイング状態に
なつている場合もある。
そこで第23図cの場合には、最初にスタツク
A3の先頭を見て、これが「1」であり、かつス
タツクA2の先頭が現在の結合節のセルのポイン
タに等しい時、次の処理を行なう。(この条件が
なりたたなければ、以下の処理はスキツプする。) まずスタツクBの先頭の部分論理式をとり出し
この後に現在処理中の部分論理式を接続する。こ
のときスタツクBの先頭は「X+」となつている
はずで(「X」は、このブロツク内でそれまでに
形成された部分論理式)、現在の部分論理式を
「Y」とすると、上記の処理の結果、「X+Y」と
なる。さらにこの両端をカツコでくくる。そして
再度スタツクBの先頭の部分論理式(このとき
は、これは「Z・」という形になつているはず。)
をとり出し、上記で得られた部分論理式の前につ
ける。この結果は、「Z・(X+Y)」という形に
なる。
これで一つのブロツクの処理が終る。そこでス
タツクA1,A2,A3の中身をとり出して捨て、再
度スタツクA3の先頭を見る。これが再び「1」
ならば、上記のブロツク終結処理をくり返す。
「1」でなければ終り。以下の処理へ進む。
上記の処理を行なつた場合、結果は第24図a
の形に集約するか(つまり、終結処理を行なつた
ブロツクをまとめて一つの「枝」のセルと見たと
きに、第24図aの形になつている。以下同様)、
または、第24図bの形になる。もちろん上記の
ブロツク終結処理を行なわなかつた場合、すなわ
ち、相対する分岐節のセルにつながる「枝」のセ
ルが中間の「枝」のセルの場合は、当然第24図
aの形である。
上記二種類の場合で、それぞれ処理が次のよう
に分かれる。第24図aの形の時は、スタツクB
の先頭の入つている第24図aの一番上の「枝」
のセルに相当する部分論理式をとり出し、現在の
部分論理式をその後につける。この時、スタツク
Bの先頭は「X+」の形になつているはずで、現
在の部分論理式「Y」と合わせると「X+Y」の
形になる。
第23図aの場合、スタツクA2の先頭が「0」
となつているので、これを現在の結合節のセルの
ポインタに変える。なお、第24図bの場合も、
第23図aの場合と同様な状況にあり、処理も同
じである。
以上の処理がすべて終了した後、第22図bに
おける処理と同様に、まず現在の部分論理式の後
に「+」を追加して、これをスタツクBに退避す
る。次に現在の「枝」のセルを「左鎖」からはず
し、「左鎖」を短縮する。そして、スタツクA1
先頭に出ている値を、次に処理する節のセルのポ
インタとする。
以上で第22図cの処理が終る。
最後は第22図dの処理の場合である。(処理
回路613での処理) これは結合節における最下段の枝であるから、
ブロツクの終結処理が必要である。
まずスタツクBの先頭(これは「X+」の形)
と、現在の部分論理式(これは「Y」)とをつな
いで、両者をカツコでくくる。(「(X+Y)」の形
になる。) 第22図dの場合も第22図cの場合と同様
に、例えば第26図のようにブロツクが多重化し
ていて、その終結処理が未決になつている場合が
あり、その場合は可能な限りのブロツクの終結処
理を行なう必要がある。
これを調べるに際し、まずスタツクA3の先頭
を吟味する。これが「0」である時、このブロツ
クは第27図aのようになつており、分岐節のセ
ル側では最下段の「枝」のセルになつていない。
そこでブロツク終結処理はこれで終りである。た
だし、第27図aのように、このブロツクをまと
めて一つの枝と見たてた時、分岐節のセルに対す
る最上段の「枝」のセルとなつているならば、す
なわち第20図bの形に帰するならば、このまと
めたブロツクの外側のブロツクの開始の状態にあ
るわけで、ブロツクの開始処理を行なう必要があ
る。そこで、現在スタツクAに入つている終結処
理をしたブロツクの情報を捨て、新らしいブロツ
クの情報をスタツクAに入れればよい。しかし、
スタツクA1に入つている値は、古いブロツクの
分岐節のセルのポインタであるが、これは新らし
いブロツクの分岐節のセルのポインタと同じであ
るので、これは変えなくてよい。またスタツク
A3は、初めの判定条件の結果により「0」であ
るので、これもこのままでよい。したがつてスタ
ツクA2の先頭だけを「0」に変えるのみで終り
である。
第27図aのような状況の検知は、次のように
すればできる。まずスタツクAに入つているデー
タの数を調べ、これが1組しかなければ、いい換
えれば上記の終結処理をしたブロツクの情報しか
なければ第27図aの状態にある。スタツクAの
データの数が2組以上あるならば、スタツクA1
の先頭の二つを比較し、それが等しければ第27
図cのような状態にあり、等しくなければ第27
図bのような状態にある。第27図bの状態はや
はり開始処理をすべき形である。
以上がスタツクA3の先頭が「0」であつた時
の処理である。このときは、これで第22図dの
処理も終りである。
スタツクA3の先頭が「0」でない時は、上述
した処理は行なわず、次に、スタツクAのデータ
の数を調べる。これが1組のみ、すなわち最初で
終結処理したブロツクの情報しか入つていなけれ
ば、この時は第28図のような形である。この時
は、スタツクAの中身をとり出して捨て、またス
タツクBの先頭(「Z・」の形、これしか入つて
いないはず。)と、現在の部分論理式(「X+Y)」
の形)とをつなぎ(「Z・(X+Y)」となる)(4)
の処理を終える。
スタツクAのデータの数が2組以上の時は、次
にスタツクA1の先頭の二つの値を比較する。両
者が等しい時、これは終結処理をしたブロツクと
その外側のブロツクの分岐節のセルが同一である
ことを意味する。以前の吟味ですでにスタツク
A3の先頭は「1」、すなわちこのブロツクの分岐
節のセルの最下段の「枝」のセルの処理であるこ
とがわかつているから、第27図cの形ではなく
第29図の形である。
この終結処理をしたブロツクをまとめて1本と
見たてれば、これはその外側のブロツクの分岐節
のセルの最下段の「枝」のセルになつていること
がわかる。そこで処理としては、終結処理したブ
ロツクの情報をスタツクAからとり出して捨てる
とともに、スタツクA3の先頭を「0」から「1」
に変えることである。これで第29図の場合の処
理を終わるとともに、第22図dの処理も終わ
る。
以上どの判定条件にも合致しない時、結線構造
は部分的に見て第28図の形になつている場合に
あたる。この時、上述した第28図の形に対する
と同様な処理、すなわちスタツクAの先頭をとり
出して捨て、スタツクBの先頭(「Z・」の形)
と、現在の部分論理式(「(X+Y)」の形)とを
つなぐ。(「Z・(X+Y)」となる。) この後スタツクA2の先頭と、現在の結合節の
セルのポインタの値を比べ、等しければ第22図
dの処理の先頭にもどつて、新らしいブロツクに
ついて再度同じ処理を行なう。これは第26図の
ように、終結すべきブロツクが二重またはそれ以
上になつている場合である。
以上が、左鎖処理回路41の処理内容である。
この後、左鎖の終了通知を右鎖処理回路40に送
り、再び右鎖の処理に入る。
以上が、第9図の論理代数式への変換部22の
詳細な構成および処理内容の説明である。
次に論理代数式への変換部22による処理例を
第30図に示す。同図aは、変換前のリレーシー
ケンス図の結線構造で、bはその変換過程、cは
変換結果である。第30図bの「$」は変換処理
の最初も、中間の処理と同様に行なえるように仮
に設けた部分論理式の核である。変換終了後棄却
する。第30図bで、スタツクA,Bとも左端が
スタツクの先頭である。またPA,PBはそれぞれ
スタツクA,Bのスタツクポインタである。
なお第30図bの変換過程の例からも一部わか
るが、対象となるリレーシーケンス図が複雑であ
ると、変換処理を進めて行くうちに、だんだん長
い部分論理式をスタツクBに入れたり出したりし
なければならないようになつてくる。実際の処理
ではこれは相当の手数となる。そこで、部分論理
式を論理代数式メモリ15上のある場所に一旦作
成したら、そこを動かさないようにし、実際の部
分論理式をスタツクBに出し入れする代りに、部
分論理式の先頭と最後の要素のポインタを出し入
れするようにすれば、スタツクBに関する処理の
手数はいつでも同じとなり、部分論理式が長くな
つても変らないようになる。さらに部分論理式自
体をポインタを用いた構造、すなわちポインタに
よる鎖で結ばれたリスト構造にすれば、実際の部
分論理式の移動処理は不要となり、ポインタ操作
だけで処理を行なえるようになる。この例を、第
31図に示す。これは第30図の例をリスト構造
で表現した例である。
この例の場合、論理的にはこれで変換された完
全な論理式が得られたと言えるが、場合によつて
はこれを文字表現に変換する必要もあろう。第3
1図のように、変換の結果得られた論理式はリス
ト構造と言つても単一であるから、先頭からたど
つて行けば簡単に文字表現に変換することができ
る。また、第31図の論理式から、SCの機械語
を得ることも可能である。
なお、前にも述べたが、途中の論理代数式への
変換を省略して、直接SCの機械命令に変換する
アルゴリズムを考えることも可能である。これは
上記の結線構造データからの変換過程で、部分論
理式を生成して行く代りに、SC機械命令の部分
列を次々に作成していくようにすればよい。また
は、高級言語のコンパイラで行なわれているよう
に、上記の部分論理式の代りに、第32図のよう
な木構造を作成し、木構造が完成した後、これを
SCの機械命令列に変換するようにすることも可
能である。
上記の二つの変換処理、リレーシーケンス図か
ら結線構造データへの変換および結線構造データ
から論理代数式への変換の説明では、最初に与え
られたリレーシーケンス図がすべて正当なもので
あるとして説明を進めてきた。しかし、変換の入
力となるリレーシーケンス図は、人間がCRT画
面上に描写するものであるから、多くの場合エラ
ーが伴なう。上記の変換処理の過程で、要所要所
でチエツクポイントを設ければ、この入力エラー
の検出を行なうことができる。
例えば、入力されたリレーシーケンス図に尻切
れの枝がある場合がある。このエラーは前述した
ように、結線構造抽出部において検出することが
できる。これは既に説明したように、第14図ヘ
の場合に相当する。
また、例えば第33図aに示すようなリレーシ
ーケンス図がある。このリレーシーケンス図は、
リレー回路として見た場合、正当なもので、正常
に機能を果し得る。しかし、このリレーシーケン
ス図と同等な機能を果す論理代数式(第33図
c)は作り得るが、このリレーシーケンス図に直
接対応するような論理代数式は存在しない。した
がつて、そのようなSCの機械命令列も存在しな
い。このようなリレーシーケンス図は、その殆ん
どが操作者の入力誤りによるものなので、勝手な
形の機能的にのみ等価な論理代数式に変換してし
まうよりは、エラーとして検出するほうがよい。
第33図aのリレーシーケンス図は、一対の分
岐節のセルと結合節のセルからなるブロツクの重
なりが、入れ子構造になつていない。通常、論理
代数式に変換可能能なリレーシーケンス図では、
論理代数式の一対のカツコで囲まれた部分に対応
する部分、すなわち一対の分岐節のセルと結合節
のセルで囲まれたブロツクが多重に重なる時、論
理代数式の場合と同様に、大きいものから順繰り
に、つまり外側のものから内側のものへと順番
に、内側へ内側へと含む入れ子構造になつている
必要がある。
第33図aのエラーは、論理代数式への変換部
における処理過程で、要所要所でスタツクAの内
容と、そのときの「節」と「枝」のセルのつなが
りとの間に矛盾がないかをチエツクするようにす
れば検出可能である。第33図aのリレーシーケ
ンス図の結線構造は第33図bのようであるが、
例えばN2の分岐節のセルの処理をした後、N3
結合節のセルの処理に移る場合を考える。「枝」
のセルX4は分岐節のセルN2の一番上の枝である
から、分岐節のセルN2ではブロツクの開始処理
を行ない、スタツクA1には、分岐節のセルN2
ポインタを入れ、スタツクA2,A3には「0」を
入れる。次に結合節のセルN30に移ると、「枝」
のセルX4は結合節のセルN3の一番下の「枝」の
セルであるから、ブロツクの終結処理をする必要
がある。終結処理をするようなブロツクは、すで
に確定しているはずで、その場合スタツクA2
は、以前の処理によりこの結合節のセルのポイン
タが入つていなければならない。ところが、前述
したようにスタツクA2の先頭には「0」が入つ
ている。そこで、このような状況の検出は、結合
節のセルの一番下の枝の処理を行なう時、スタツ
クA2の先頭と結合節のセルのポインタの値を比
較することにより検出できることがわかる。
これは、一例で、他にも結合節のセルの各処理
で、スタツクAの先頭とその時の「節」のセルと
「枝」のセルのつながり具合をチエツクすること
により、構造的なエラーを検出することができ
る。
以上で、リレーシーケンス図変換装置14の説
明を終わる。この後機械語変換装置16により、
SCの機械語に変換され、機械語によるシーケン
スプログラムとしてSCの記憶部2に書込まれる。
次に、第8図のリレーシーケンス図再生装置1
8について説明する。
第34図はその構成である。70は、論理代数
式走査判定回路で、論理代数式メモリ15上既に
形成されている論理代数式を頭から順に走査し、
現われてくる論理代数式の記号要素(「(」,「+」,
「)」など)に応じて、必要な処理の実行を、各処
理回路711〜716の一つに対し命令する。7
2,73はスタツク形式の一時記憶メモリであ
る。これを以下それぞれスタツクS、スタツクT
と呼ぶことにする。
スタツクSは、論理代数式における一対の
「(」,「)」で囲まれた部分に対応するリレーシー
ケンス図の部分(前述したようにこれをブロツク
と呼ぶ。)の情報を、一時退避するためのもので
ある。具体的には、1ブロツクのリレーシーケン
ス図の上下左右の縁に相当する部分の座標を保持
する。これをそれぞれ部分に分けて、第35図に
示すように、ブロツクの上縁のY座標を保持する
スタツクをSTY、下縁のY座標を保持するスタ
ツクをSBY、左端のX座標を保持するスタツク
をSLX、右端のX座標を保持するスタツクを
SRXと名づける。スタツクTは、スタツクSに
準じて、1ブロツクのリレーシーケンス図のすべ
ての横枝の右端の点の座標を保持するのに用い
る。
再生出力を表示するCRT画面にわりあてる座
標系は、次のようなものであるとする。
CRT画面の左上隅を原点とし、格子点(縦枝、
横枝が交わる位置にある点)ごとに座標を割り当
てる。水平方向をX軸、垂直方向をY軸とし、そ
の向きは、X軸が左から右へ増加し、Y軸は上か
ら下へ増加するようにする。
第34図の74は、現在処理中の格子点の座標
を保持するレジスタで、これをCNPと名づける。
また、741および742はその構成部分で、
CNPのX座標、およびY座標の値を保持する。
またこれらをそれぞれCNPX,CNPYと名づけ
る。なお、その格子点から右側へ伸びる枝も同一
のCNPで指示されるものとする。
論理代数式走査判定回路70は、論理代数式メ
モリ15を順に走査し、現われてくる記号要素に
応じて、処理回路711〜716の一つに対し、
その記号に応じた処理の実行指令を発する。これ
らの処理を以下、箇条書きにして説明する。
論理代数式を左から右へ順に調べていき、 (1) 接点名なら、 (i) その接点名と接点パターン(―‖―)を
CNPの位置に出力する。(処理回路711) (ii) ただし、接点名の前に、 (イ) 「/」(論理否定の記号)がついていた
ら(〓〓〓)を出力する。(処理回路71
2) (ロ) 「=」(代入記号)がついていたら、現
在のCNPの位置から枝を延長して、(―○
―)を右端によせて出力する。「=」のと
きは、これで一つの論理代数式の処理を終
わる。そして、統轄制御部11に対して、
終了通知を行なう。(処理回路713) (iii) その後、CNPXの値を1増す。(処理回路
711) (2) 「・」(論理積の記号)の場合、何もしない
で次へ進む。
(3) 「(」なら、新らしいブロツクの開始を意味
するから、 (i) スタツクSLX,SRXにCNPXの値を、ス
タツクSTY,SBYにCNPYの値をそれぞれ
入れる。
(ii) スタツクTに適当な区切り記号(例えば、
この処理で扱える最大の値)を入れる。(処
理回路714) (4) 「+」(論理和の記号)の場合、 (i) スタツクSRXの先頭とCNPXの値を比べ、
大きい方をSRXにもどす。(ブロツクの右端
の更新) (ii) CNP(CNPX,CNPY)の値を、スタツク
Tに入れる。
(iii) スタツクSLXの先頭をCNPXに入れる。
(スタツクSLXの先頭はそのまま) (iv) スタツクSBYの先頭をとり出して、これ
に1加え、CNPYに入れるとともに、スタ
ツクSBYにもどす。(処理回路715) (5) 「)」ならば、これは1ブロツクの終了を意
味し、まず、 (i) スタツクSRXの先頭とCNPXを比べ、そ
の最大値をもとめる。
(ii) (i)でもとめた最大値は、そのブロツクに含
まれる各横枝のうち、最大の長さを持つ枝の
右端の点のX座標である。一方、各横枝の右
端の座標の値はすべてスタツクTに入つてい
るので、これらをもとにして、短かい枝につ
いてはその右端の点から横棒(―)を延長し
て、各横枝の長さをそろえる。
(iii) スタツクSLX,RSX,STY,SBYから、
その先頭の値をすべて取り出し、それらをも
とにして、そのブロツクの左端および右端を
縦線で結ぶ。ただし最下端のY座標は、
SBYの先頭の値ではなくCNPYを用いる。
(iv) スタツクS(SLX,SRX,STY,SBY)
が空でない時、スタツクSBYの先頭と
CNPYの値(このブロツクの最下端のY座
標)を比べ、大きい方をスタツクSBYにも
どす。
(v) 最後に、CNPXの値を(i)でもとめた最大
値に、CNPYの値は(iii)までSTYの先頭にあ
つた値を入れる。(処理回路516) なお、リレーシーケンス図は、原点から作り始
める。すなわち、最初CNPを原点に置く。また
画面両端の電源母線、接地線はこの処理の前か後
に描けばよい。
この変換による処理例を、第36図に示す。第
36図aが、変換のもととなる論理代数式bはそ
の変換過程、cは変換結果である。また、変換の
過程で作成されてゆくリレーシーケンス図の様子
を第37図に示す。同図の部分図の番号は、第3
6図bの変換過程における番号と対応させてい
る。なお、第36図で、PS,PTはそれぞれスタ
ツクS,Tのスタツクポインタを示す。またスタ
ツクT内に書いてある「#」記号は、区切り記号
を示す。スタツクS,Tはともに、最左側をスタ
ツクの先頭とする。
この実施例におけるリレーシーケンス図再生装
置では、リレーシーケンス図を各接点パターンが
上方および左方によるように出力している。「(」,
「+」,「)」等における処理を変えれば他の形、例
えば右下りのリレーシーケンス図などを出力する
ことも可能である。
エラーチエツクについては、リレーシーケンス
図を展開表示するためのデイスプレイ画面が通常
有限であるから、その範囲を越えないようにチエ
ツクすることがまず必要である。これは、
CNPX,CNPYを増加させる部分で、規定範囲
を越えていないかチエツクするようにすればよ
い。
論理代数式の正当性のチエツクも必要である。
論理演算記号の順序、左右のカツコの個数等のチ
エツクなどを行なうとよい。
なお、SCのメモリに書込まれたプログラムが
常に本発明によりプログラム入力装置から入力さ
れたものであれば、SCのメモリに書込まれた時
点で、リレーシーケンス図からの変換処理により
エラーチエツクは終つている。したがつて、SC
のメモリから取出して、リレーシーケンス図にも
どすときには、上記のエラーチエツクは不必要で
ある。
論理代数式において、一番最後に実行される演
算が論理和のとき、通常それに対して式の両側を
「(」,「)」で囲むことはしない(第38a参照)
が、本アルゴリズムでは、論理和の演算記号
「+」は必ずその両側を一対の「(」,「)」で囲ま
れている必要がある。(第38図bただし、第3
8図aのようなものが与えられたとき、第38図
bの形に変換するのは容易であるし、また変換せ
ずに、「+」記号が出てきた時点で同様な対策を
講じてもよい。
同様な問題は、前記のリレーシーケンス図から
論理代数式への変換処理の場合もありえる。つま
り第38図cのようなリレーシーケンス図が与え
られた時、同図bのような論理代数式が得られ
る。このような場合も、最外側のカツコを取り払
うようにするのは容易である。
以上説明したように、本発明によるシーケンス
プログラム入力装置を用いれば、SCの機械命令
列の順序に制約されることなしに、自由にシーケ
ンスプログラムの作成および修正、編集を行なう
ことができる。さらに、本実施例のごとく、デイ
スプレイを併用することにより、画面上の位置を
指定しながら容易にシーケンスプログラムの作成
を行える。
また、本実施例のごとく、リフレツシユメモリ
内のパターンコードを解読して機械語命令列を生
成する場合、入力された記号を別に記憶する必要
がなく、装置が簡単となる。また、本願第2の発
明によれば、作成ずみのシーケンスプログラムの
変更も容易に行いうる。
なお、本発明の入力装置を用いれば単にCRT
デイスプレイの表示のためだけでなくSCのメモ
リ内容をリレーシーケンス図形式で印字する場合
とか、逆に、図面認識装置で読取つたリレーシー
ケンス図のデータをSCの機械命令列に変換する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSCの一般的構成を示すブロツク図、
第2図はリレーシーケンス図、第3図は従来のシ
ーケンスプログラム入力装置の構成ブロツク図、
第4図は命令セツトの一例を示す図、第5図は所
定の順序で入力されるシーケンスプログラムのリ
レーシーケンス図、第6図〜第38図はいずれも
本発明によるシーケンスプログラム入力装置の実
施例に関するもので、第6図は操作キーの一例の
構成図、第7図は作成されたリレーシーケンス
図、第8図はシーケンスプログラム入力装置の一
実施例の構成ブロツク図、第9図は第8図のリレ
ーシーケンス図変換装置の一例の構成ブロツク
図、第10図、第11図は第9図の動作を説明す
るための説明図、第12図は第9図の結線構造抽
出部の一例の構成ブロツク図、第13図〜第16
図は第12図の動作を説明するための説明図、第
17図は第9図の論理代数式変換部の一例の構成
ブロツク図、第18図は第17図のメモリの一例
の構成図、第19図は第17図の右鎖処理回路の
一例の構成ブロツク図、第20図は第19図の動
作を説明する説明図、第21図は第17図の左鎖
処理回路の一例の構成ブロツク図、第22図〜第
28図は第21図の動作を説明する説明図、第2
9図〜第33図は第17図の動作を説明する説明
図、第34図は第8図のリレーシーケンス図再生
装置の一例の構成ブロツク図、第35図は第34
図のメモリの一例の構成図、第36図〜第38図
は第34図の動作を説明する説明図である。 4…シーケンスプログラム入力装置、7…リフ
レツシユメモリ、10…表示部、14…リレーシ
ーケンス図変換装置、15…論理代数式メモリ、
16…機械語変換装置、17…論理代数式再生装
置、18…リレーシーケンス図再生装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の装置記号とそれらを接続する複数の線
    記号とそれらの装置記号に付された参照記号より
    なるシーケンス図により規定される制御を実行す
    るための機械語命令をシーケンスコントローラに
    与えるためのシーケンスプログラム入力装置であ
    つて、該シーケンス図に含まれる複数の記号およ
    びそれぞれの位置を入力する入力手段と、該入力
    手段により複数の装置記号および線記号を入力し
    た後、第1の記号に依存してあらかじめ定められ
    た、少なくとも一つの特定の隣接位置にある第2
    の記号を該第1の記号に接続されるべき記号とし
    て検出することを、該入力済の複数の装置記号お
    よび線記号に対して行うことにより、入力済の複
    数の装置記号の相互の接続関係を判別し、該判別
    結果に基づき、該機械語命令列を生成する生成手
    段とを有するシーケンスプログラム入力装置。 2 該入力手段は、二次元の表示画面を有する表
    示手段と、入力すべき記号の位置として、該表示
    画面内の位置を入力するとともに記号を入力する
    記号・画面内位置入力手段とからなり、該表示手
    段は、該記号・画面内位置入力手段により入力さ
    れた画面内の位置に対応する該表示画面内の位置
    に、該記号・画面内位置入力手段により入力され
    た記号を表示する第1項記載のシーケンスプログ
    ラム入力装置。 3 該記号・画面内位置入力手段は、該表示画面
    に表示されるカーソルの位置でもつて、該表示画
    面内の位置を入力する手段を有する第2項記載の
    シーケンスプログラム入力装置。 4 上記入力手段は、該シーケンス図を複数の部
    分に分け、入力すべき記号が属する部分の位置を
    その記号の位置として入力するとともにその記号
    を入力する記号・部分位置入力手段と、該複数の
    部分にそれぞれ対応する複数の記憶領域を有する
    記憶手段と、各部分について入力された記号を表
    わすデータを、各部分の位置に対応する該記憶手
    段内の記憶領域に書込む書込手段とからなり、 上記生成手段は、該入力手段により入力された
    複数の装置記号および線記号が該記憶手段に書込
    まれた後に、該複数の部分の内の第1の部分に対
    応して設けられた、該記憶手段の第1の記憶領域
    に記憶された第1の記号に依存してあらかじめ定
    められた、少なくとも一つの、該第1の部分に対
    して特定の隣接位置にある第2の部分に対応して
    設けられた、該記憶手段の第2の記憶領域に記憶
    された第2の記号を、該第1の記号に接続される
    べき記号として検出することを、該記憶手段に既
    に記憶された複数の装置記号および線記号に対し
    て行うことにより、該記憶手段に既に記憶された
    複数の装置記号の相互の接続関係を判別し、当該
    判別結果に基づき該機械語命令列を生成する手段
    からなる第1項のシーケンスプログラム入力装
    置。 5 該記号・部分位置入力手段は、二次元の表示
    画面を有する表示手段と、入力すべき記号が属す
    る部分の位置として、該表示画面内の、あらかじ
    め定めた複数区画の一つの区画の位置を入力する
    とともに記号を入力する記号・画面内区画位置入
    力手段からなり、該記憶手段は、該表示画面の各
    区画に表示されるべきパターンを表わすパターン
    コードを記憶するリフレツシユメモリからなり、 該書込手段は、該記号・画面内区画位置入力手
    段により入力された記号に対して定められたパタ
    ーンコードを当該入力手段から入力された画面内
    区画に対応する、該リフレツシユメモリ内の記憶
    領域に書込む手段からなり、 該表示手段は、該リフレツシユメモリ内の複数
    のパターンコードを読み出し、それぞれに対応す
    るパターンを表示する手段とからなる第4項のシ
    ーケンスプログラム入力装置。 6 該記号・画面内区画位置入力手段は、該表示
    画面に表示されるカーソルの位置でもつて、該表
    示画面内の位置を入力する手段を有する第5項の
    シーケンスプログラム入力装置。 7 該生成手段は、該判別を実行し、該判別され
    た接続関係を示すデータとして、異なる装置記号
    を等電位に結合する複数の結線部分をそれぞれ代
    表する複数の点ごとに、そこに接続される装置記
    号を表わす結線構成データを生成する手段と、該
    生成されたデータに基づき該機械語命令列を発生
    する手段とからなる第1項のシーケンスプログラ
    ム入力装置。 8 該生成手段は、該判別を実行し、該判別され
    た接続関係に基づき、該シーケンス図に対応する
    論理代数式を表わすデータを生成する手段と、該
    生成された論理代数式を表わすデータを該機械語
    命令列に変換する手段からなる第1項のシーケン
    スプログラム入力装置。
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