JPS6365895A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は靴等の比較的堅い洗濯物を洗濯するのに適する
改良を施した洗濯機に関する。

（従来の技術） 従来、例えばズック等の靴を洗う場合、その−個宛をた
わし等を使って手で洗うのが通常であるが、大層手間の
かかるものであり、そこで、複数個を洗濯機の洗濯槽内
に投入し、該洗濯槽の内底部に配設された略円盤状をな
す撹拌体を回転させて洗濯水と共に撹拌することにより
、手間をかけずに洗うことが考えられ、又、行なわれて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら１−述のように洗濯機で靴を洗濯する場合
、靴が洗濯槽内で転がったり或いは撹拌体に当たったり
し、その靴のなかでも堅い靴底によってそれら洗？＋’
ｄ　）ｆｌ及び撹拌体を傷付けてしまうという問題点か
あっｆこ。

本発明は［−記事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、靴等の比較的堅い洗濯物を、洗濯槽及び
撹拌体を傷付けることなく洗濯し得る洗濯機を提供する
にある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明の洗濯機は、洗濯槽の内下部に容器状の撹拌体を
具えたものにあって、靴等の比較的堅い洗濯物を洗濯す
るに適するように形成され前記容器状撹拌体に着脱可能
に装着されて該容器状撹拌体の内面を覆うカバーを設け
たことを特徴とする。

（作用） 上記手段によれば、靴等の比較的堅い洗濯物は、専ら容
器状撹拌体内で撹拌されるもので、洗濯槽には当たらず
、又、容器状撹拌体はカバーにより保護される。

（実施例） 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。

まず第１図において、１は洗濯機の外箱、２はこの外箱
１内に配設した洗濯槽である。３は洗濯槽２の底部中心
部に設けた軸受で、これに駆動軸４を貫通支承せしめて
いる。その駆動軸４は、図示しない正逆回転可能なモー
タによってベルト伝動機措及び減速器を介して正逆回転
駆動されるようになっている。５は洗濯槽２の内下部に
配設した容器状の撹拌体で、底部中心部に取付孔６を形
成していて、この取付孔６に挿通したねじ７をに記駆動
軸４に螺挿して締付けることによって駆動軸４に取付け
ている。又、この容器状撹拌体５の底部には、第６図に
示すような水抜き孔８を多数形成している。、９は容器
状撹拌体５の外底面に形成したポンプ羽根、１０は入口
をそのポンプ羽根９に臨ませて設けた揚水路である。さ
て、１１はカバーであり、これは靴等の比較的堅い洗濯
物を洗濯するに適するようにこの場合硬質ゴムにて形成
したもので、容器状撹拌体５よりも若干小さめの容器状
をなしていて、その内面には、第２図及び第３図にも示
すように基部１２ａに植毛１２ｂを施してブラシ状に構
成した突条部１２を？Ｕ数本放射状に設けている。又、
このカバー１１には、底部にｍ数の水抜き孔１３を形成
していると共に、この水抜き孔１３の外側に第４図及び
第５図に示すように下方へ突出する多数の係合爪１４を
一体に形成していて、この係合爪１４を形成する際に形
成される型抜き孔も水抜き孔１５としている。

而してこのカバー１１は、各係合爪１４を前記容器状撹
拌体５の水抜き孔８に上方から挿入して、第６図に示す
ようにその水抜き孔８の周縁部に係合させることによっ
て容器状撹拌体５に着脱可能に装着され、この装着状態
で第１図に示すように容器状撹拌体５の内面を覆ってい
る。

さて、上述の構成において比較的堅い洗濯物例えば靴を
洗濯する場合には、まず容器状撹拌体５にカバー１１を
装着した状態で、第１図に示すように靴１６を洗濯槽２
内そのなかでも容器状撹拌体５内に収容し、又、洗濯槽
２内に水及び洗剤を収容する。そしてこの状態で、モー
タを短い周期で正逆両方向に交互に回転させることによ
り、容器状撹拌体５及びカバー１１を同じく正逆両方向
に交互に回転させ、これによって靴１６を洗濯水と共に
撹拌しながらその洗濯をする。而してこの場合、洗濯槽
２の内下部に存する撹拌体５が容器状をなすものである
から、靴１６はこの容器状撹拌体５内に収容されてはみ
出すことなく専ら該容器状撹拌体５内で撹拌されるもの
であり、従って、洗濯時に靴１６は洗濯槽２に当たらず
、その靴１６で洗濯槽２の内面を傷付けることはない。

又、容器状撹拌体５の内面は、靴等の比較的堅い洗濯物
を洗濯するのに適するように形成したカバー１１により
覆っていてこれを保護しているので、靴１６で該容器状
撹拌体５の内面を傷付ける二ともない。斯くして、堅い
靴底を有したところの靴１６を、洗濯槽２及び容器状撹
拌体５を傷付けることなく安心して洗濯することができ
る。

加えて、特に上述のものの場合、カバー１１の突条部１
２をブラシ状に構成しているので、靴１６はその突条部
１２の毛によって擦られながら洗われるものであり、洗
浄効果を一層向上させることができる。又この場合、靴
１６を傷める度合いも少なくでき、史に靴１６が当たる
際の衝突音も小さくできる。

一方、衣類等の通常の洗濯物を洗濯する場合には、カバ
ー１１の係合爪１４を容器状撹拌体５の水抜き孔８から
外して該カバー１１を容器状撹拌体５から取外し、この
状態でその洗濯を行なえば良い。

尚、本発明は上記し且つ図面に示した実泡例にのみ限定
されるものではなく、例えばカバー１１の突起部１２は
必ずしもブラシ状に構成する必要はなく、又、カバー１
１の材質も硬質ゴム以外のものでも良く、更にはカバー
１１の容器状撹拌体５に対する取付構造は−に連取外の
構成であっても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得る。

［発明の効果］ 以上の記述にて明らかなように本発明の洗濯機は、洗濯
槽の内下部に容器状の撹拌体を具えたものにあって、靴
等の比較的堅い洗濯物を洗濯するに適するように形成さ
れ上記容器状撹拌体に着脱可能に装着されて該容器状撹
拌体の内面を覆うカバーを設けたことにより、靴等の比
較的堅い洗濯物を、洗濯槽及び撹拌体を傷付けることな
く安心して洗濯することができるという優れた効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は要部を破断し
て表わす洗濯機の側面図、第２図はカバー単体の平面図
、第３図は同縦断面図、第４図はカバーの水抜き孔部分
の拡大１孔面図、第５図は第４図中ｖ−Ｖ線に沿う縦断
面図、第６図はカバーの係合爪と容器状撹拌体の水抜き
孔との係合部分の縦断面図である。 図面中、２は洗濯槽、５は容器状撹拌体、１１はカバー
、１２は突条部、１４は係合爪、１６は靴を示す。 出願人　　株式会社　　東　　芝 代理人　　弁理士　佐　藤　　く 諮　１　図 ｊＰ１２　　口 第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯槽の内下部に容器状の撹拌体を具え、該容器状
   撹拌体を回転させることにより洗濯をするようにしたも
   のであって、靴等の比較的堅い洗濯物を洗濯するに適す
   るように形成され前記容器状撹拌体に着脱可能に装着さ
   れて該容器状撹拌体の内面を覆うカバーを設けたことを
   特徴とする洗濯機。 ２、カバーは内方へ突出する突条部を有し、この突条部
   をブラシ状に構成したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の洗濯機。