JPS63317192A - 洗濯機の靴洗い装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯機を利用して靴を洗うことを可能にする洗
濯機の靴洗い装置に関するものである。

従来の技術 従来、靴の洗浄は靴ブラシを用いて手洗いするのが一般
であったが、最近では布製の運動靴であるスニカー等の
靴を簡単に洗えるようにすることが要望されてきている
。

そのため、まれではあるがスニカー等の靴を洗濯機で洗
うことがあった。一般に洗濯機は、洗濯槽の内底部に回
転翼を有し、この回転翼を左右反転させて洗濯槽内の水
に水流を発生させて衣類の洗濯を行うものである。この
洗濯機に衣類のかわりに靴を投入し回転翼を反転させる
と、洗濯槽の内底部に位置する靴が回転翼と接触しなが
ら移動し洗浄することができた。

発明が解決しようとする問題点 しかし従来のように洗濯機で靴を洗う場合、靴は洗濯槽
の内底部の回転翼と頻繁に接触するため、靴°の生地を
極度に傷めるという問題点を有していた。また、靴の汚
れ度合は衣類の汚れに比べ大きいため、回転翼でかき回
すだけでは靴の汚れを十分に洗い落とすことができない
という問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、一般の洗濯機を利用して、
靴を十分に洗浄し、かつ傷みを抑えることを目的とする
。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の洗濯機の靴洗い装
置は、袋内に靴洗浄用のブラシ体を設けた通水性を有す
る靴洗浄用の袋を回転翼上に載置し、回転翼の回転力を
水を介して伝達する構成としたものである。

作用 この構成により、洗濯機の回転翼の反転力が水を介し、
靴洗浄用の袋に伝達されて、袋内の靴洗浄用ブラシ体を
反転駆動させる。また、回転翼の反転駆動により発生す
る渦流作用で前記靴洗浄用の袋が、回転翼表面に引き寄
せられ、袋内の靴洗浄用ブラシ体の反転作用を強化する
ことができる。

靴洗浄用ブラシ体は、上述した反転作用が得られ、ブラ
シ体が効率良く靴をブラッシングし、十分な洗浄効果を
発揮する。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明す
る。

本実施例における靴洗浄用の袋の構成は第１図および第
２図に示すように、化学繊維等の網目構造をした略円筒
形状の通水性を有する網目状人をなした袋１をブラシ体
３に溶着した構造をしている。この袋１は、ファスナー
等２による開閉構造をしており、これにより靴の出し入
れを行なう。

ブラシ体３は弾力性を有する複数体の化学繊維体４を、
樹脂等によシなる基台６に植毛し、第２図に示すように
基板６の裏面からビス７を挿入して固定している。

以上のように構成された靴洗浄用の袋を全自動洗濯機内
に投入して運転している状態を第３図に示す。

第３図において、水受槽１２の下部に取り付けられたモ
ータ１４の駆動力はベルト１６を介して減速機構１３に
伝達され、この減速機構１３により回転翼８を回転駆動
させる。この回転翼８は水受槽１２内に回転自在に収納
された洗濯兼脱水槽９の内底部に配され、また洗濯機脱
水槽９の上部には脱水時の洗濯兼脱水槽９の横振れを防
止するバランサー１ｏを設けている。そして、靴洗浄用
の袋はブラシ体３が底面となるよう回転翼８の上面に載
せ、さらに靴洗浄用袋内にスニガ・−等の靴を配してい
る。

上記構成における全自動洗濯機の水受槽１２内に所定水
位、洗濯水を給水し、回転翼８を反転回転させると洗濯
水に水流が発生し、靴洗浄用の袋のブラシ体３の裏面全
体に水流が当たり、靴洗浄用の袋に伝達され、袋のブラ
シ体３を反転回転させる。また、回転翼８の温水流作用
によって水を中心部から吸い込み外周方向から吹き出す
ため、靴洗浄用の袋が回転翼８表面に引き寄せ、靴洗浄
用の袋つまり、ブラシ体３の回転力をさらに強化するこ
とができ、ブラシ体３と靴１１とのブラッシング作用に
よシ洗浄効果を最大限に発揮できる。

特に靴の洗浄においてはブラッシング作用が効果的であ
り、ひどい汚れも洗い落とすことができ、また、弾力性
を有するブラシ体３を設けているため、靴の傷みも最少
限に抑えることができる。さらに、洗濯時の水位を低水
位にすることにより水流を強くでき、さらに効果的なブ
ラッシング作用、水流による洗浄作用が得られる。

なお、本実施例ではブラシ体３を袋の底面に配設した場
合を示したが、袋の側面および上面に配設しても同様に
ブラッシング作用を得ることができ、靴の洗浄を十分に
行うことができる。要はブラシ体は靴にブラッシング作
用を行う効果が得らするように洗浄用袋内に任意に配設
すればよい。

また、全自動洗濯機で靴洗浄用の袋を使用した例を示し
たが、二槽式洗濯機あるいは洗濯槽しか有さない洗濯機
においても十分に使用できるものである。

次に、本発明の他の実施例を第４図により説明する。

第４図における靴洗浄用の袋は、前記靴洗浄用の袋と違
い、弾力性を有する複数本の化学繊維体４を、樹脂等に
よシなる球状の台１６に植毛され、第４図に示すように
固定されていない。

以上のように構成された靴洗浄用の袋を洗濯機内に投入
して運転した場合、ブラシ体１７が靴洗浄用の袋内を自
由に動きまわシ、靴のすみずみまでブラッシングできる
ため、むらなく靴を洗浄することができる。また、ブラ
シ体１７の数、形。

大きさは任意に配設すればよく、そのため、ブラシ体１
７は靴の内側に入り込みブラッシングできるため、靴内
面も洗浄することができる。

発明の効果 以上、実施例から明らかなように本発明によれば、一般
に使用されている洗濯機内に、靴洗浄用の袋を投入し通
常の洗濯運転を行うだけでスニカー等の靴を洗うことが
可能となり、しかも靴洗浄用の袋は簡単な構成で取り扱
いもやすく、ブラッシング性能、洗浄性能を最大に発揮
し、靴の傷みを最小限に抑え、高い洗浄着果を得ること
ができる。また、砂、小石等が袋外に出ないため、それ
らによる問題、たとえば、洗濯槽の損傷や排水口づまり
等を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す靴洗浄用の袋の外観斜視
図、第２図は同断面図、第３図は同靴洗浄用の袋を投入
した全自動洗濯機を示す縦断面図、第４図は本発明の他
の実施例を示す靴洗浄用の袋の断面図である。 １・・・・・・袋、３，１７・・・・・・ブラシ体、４
・・・・・・化学繊維体、６・・・・・・基板、８・・
・・・・回転翼、１１・・・・・・靴。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転翼を内底部に設けた洗濯槽内に、通水性を有
   する靴洗浄用の袋を入れ、前記袋内には靴洗浄用のブラ
   シ体を設けた洗濯機の靴洗い装置。
2. （２）靴洗浄用のブラシ体を袋内面に固定した特許請求
   の範囲第１項記載の洗濯機の靴洗い装置。
3. （３）靴洗浄用のブラシ体を袋内に移動自在に収納した
   特許請求の範囲第１項記載の洗濯機の靴洗い装置。