JPS6036795B2 - 洗濯機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 一般にストッキング、セー夕等のデリケートな繊維を洗
う場合、手によるもみ洗い、押し洗いが主であり、基本
的には繊維に強力な機械力を与えず、弱い機械力で静か
に洗うことが望ましい。

また洗濯機で洗う場合、一般にはネット袋にデリケート
な繊維を入れて他の衣類と同時に洗うか、またはパルセ
ータの回転数を低下させたり、パルセータの左右反転周
期を短くしたりして洗うようにしているが、これらにお
いては、衣類のよじれや絡みが生じるため、デリケート
な繊維を傷めるという問題があった。本発明は上記の点
に鑑み、デリケートな繊維を傷めることなく、効果的に
洗うことができる洗濯機を提供しようとするもので、以
下、本発明をその実施例を示す図面にもとづいて説明す
る。

図において、１はプラスチック等により成形された洗濯
槽で、この洗濯槽１の底部には凹部２を設けている。３
は前記凹部２に回転自在に設置されたパルセータで、こ
のパルセータ３はメカシール４を介してモータ（図示せ
ず）により回転駆動される。

５は洗濯槽１の底部に設けた排水口で、この排水口５に
は排水フィルター６を着脱自在に設置している。

７は洗濯槽１内に着脱自在に設けた補助タンクで、この
補助タンク７内には縄梓翼８を設けている。

また濃伴翼８の上部には、回転シャフト９が灘梓翼８内
に挿入できるように切欠き部１０を設け、かつ櫨洋翼８
の表面には複数個の羽根１１を一体に成形している。１
２は瀦杵翼８の内部に一体に形成された受け部で、この
受け部１２は前記回転シャフト９の上部に形成した六角
形状のヘッド部１３を受けるとともに、このヘッド部１
３が回転しないように六角形状に構成している。

１４は受け部１２の下方に位置して縄梓翼８の内部に一
体形成した接触ボス、１５は補助タンク７の底部に一体
に形成した保持部で、この保持部１５は内部にスプリン
グを有するウオーターシール１６を保持するとともに、
上端部には前記接触ボス１４を受ける受け部１７を固定
している。

１８は補助タンク７の外底部に外周部が固着されたスプ
リング円板で、中央部には前記回転シャフト９が貫通す
る孔１８ａを設けている。

１９は回転シャフト９の下端部にボルト２川こより固着
した羽根で、この羽根１９の一部上面は前記スプリング
円板１８に接触して回転シャフト９が上方へ抜けるのを
防止している。

２１は補助タンク７の底部に設けた排水孔、２２は補助
タンク７の上部周壁に設けた溢水孔である。

上記構成において、次に動作を説明する。

デリケートな繊維を洗濯する場合は、まず洗濯槽１内に
洗濯液２３を入れ、そして洗濯槽１に補助タンク７を装
着し、かつ補助タンク７内に洗濯液２４を入れるととも
に、デリケートな繊維２５を投入する。この状態で、左
右反転サイクルが適宜設定された（例えば右回転１の彰
一休止５秒一左回転１０秒）パルセータ３を回転させる
。このパルセータ３の回転により洗濯槽１内には水流が
発生し、そしてこの水流は羽根１９に当たり、回転シャ
フト９を介して補助タンク７内の縄梓翼８を回転させる
。この蝿洋翼８の回転により補助タンク７内にもきわめ
て弱い水流が発生し、この水流によりデリケートな繊維
２５は洗われる。この場合、パルセータ３の左右反転サ
イクルが短くなる程、蝿梓翼８は揺動運動に近づくこと
になる。以上のように本発明によれば、回転自在なパル
セータを設けた洗濯槽内に、楓梓翼を有する補助タンク
を設け、この補助タンク内の鷹梓翼を前記パルセータの
回転によって生ずる水流により駆動させるようにしてい
るため、補助タンク内の蝿梓翼によって生ずる補助タン
ク内の水流はきわめて弱いものとなり、その結果、この
補助タンク内にデリケートな繊維を投入すれば、デリケ
ートな繊維を傷めることなく、効果的に洗うことができ
るものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す洗濯機の要部縦断面図であ
る。 １・…・・洗濯槽、３・・・…パルセータ、７・・・・
・・補助タンク、８・・・・・・鷹洋翼。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 底部に回転自在なパルセータを設けた洗濯槽を備え
   、前記洗濯槽内に、撹拌翼を有する補助タンクを設け、
   この補助タンク内の撹拌翼に連結して回転自在な羽根を
   前記補助タンクの外側に設け、前記パルセータの回転に
   よつて生ずる水流により前記羽根を介して前記撹拌翼を
   駆動させることを特徴とする洗濯機。