JPS6365232A - 給湯器の安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はガス、石油瞬間湯沸器等給湯器の安全装置に関
するものである。

（従来の技術） 従来、屋内設置式のガス瞬間湯沸器においては酸欠事故
を防止する為に一定時間（例えば１時間）以上器具が作
動しないように制御器にタイマーを内蔵せしめて、この
タイマーのカウントアツプにより燃焼を停止させ、器具
の作動を停止するようにしている。又かかるタイマー制
御は屋外設置のものでも有益なものであり、その理由と
しては給湯器が連続して例えば１時間も使用されること
はあり得ないからである。従って従来は第３図に示した
ように給湯栓の開栓により設定流量の通水が検出され（
Ｆ−１）ればタイマーをセットして（Ｆ−２）燃焼時間
をカウントしく７５）、このタイマーがカウントアツプ
すれば（Ｆ３）燃焼を停止するように構成されていた。

又給湯器においては各検出器、例えば出湯温度検出用の
サーミスタ、給排気ファンの回転数検出器等の異常が検
出されれば器具の運転を停止する必要があり、かかる異
常のうち例えば給排気ファンの回転数低下やサーミスタ
のシュートモードの場合は前者の場合は逆風、後者の場
合は電装への水滴付着等正常復帰可能なものである為、
停止状態に拘束される安全動作に移行させず、燃焼待機
状態に移行せしめ（Ｆ−４）で、正常に復帰すれば燃焼
が再開されるようにしである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら従来のものでは第３図に示したように異常
検出時に燃焼待機モードに移行しくＦ−４）た後正常復
帰した際タイマーが再びセットされるものであることか
ら、このような異常発生時にはタイマーの設定時間以上
燃焼が行われてしまうことになる。従って従来のもので
は酸欠に対する安全性や給湯栓の閉栓忘れに対する安全
性に欠けるものであった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記従来例の問題点を解決せんとしたものであ
り、その為に本発明は通水検出によりセットされるタイ
マーにより燃焼時間をカウントし、該タイマーのカウン
トアツプ時に燃焼を停止せしめるものにおいて、検出器
の異常検出時には燃焼待機状態に移行せしめると共にタ
イマーのカウント動作を中断せしめた構成としている。

（実施例） （１）に連なる水路（２）には流量検出器（３）、出湯
温度検出用のサーミスタ（４）が設けられ、水路（２）
の末端である台所、浴室等には給湯栓（５）が設けられ
ている。（６）はガスバーナで、ガスバーナ（６）には
ガス弁（７）を介してガスが供給され、燃焼用空気はフ
ァン（８）により送られる。（９）はファン（８）の回
転数検出器である。００は制御器であって、上記流量検
出器（３）、サーミスタ（４）、回転数検出器（９）の
検出信号が入力される。そして制御器ＱＱでは第２図に
示したように、給湯栓（５）の開栓により通水を検出す
れば（Ｆ−１）タイマーをセットして（Ｆ−２）、各検
出器に異常がない場合（Ｆ−３）にはガス弁（７）を開
放し、かつファン（８）を駆動せしめてガスバーナ（６
）を燃焼させ、しかしてタイマーがカウントアツプすれ
ば（Ｆ−４）強制的にガス弁（７）を閉塞しかつファン
（８）を停止させて安全動作に至らしめる。そして従来
例と同様に各検出器に異常が検出された場合には燃焼を
停止させ燃焼待機状態に移行せしめる（Ｆ−５）のであ
るが、従来例と異なる点は各検出器が正常復帰してもタ
イマーの再セットが行われず、中断状態からカウント動
作（ＩＦ−６）が再開されるようにしたことにある。

（発明の効果〕 以上のことから本発明によれば異常発生時でも燃焼時間
はタイマーの設定時間を越えることがない為従来例に比
較して酸欠、給湯栓の閉栓忘れに対する安全性を向上さ
せることができる

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第２図は
同側における制御器の要部フローチャート、第３図は従
来例での要部フローチャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通水検出によりセットされるタイマーにより燃焼時間を
   カウントし、該タイマーのカウントアップ時に燃焼を停
   止せしめるものにおいて、検出器の異常検出時には燃焼
   待機状態に移行せしめると共に上記タイマーのカウント
   動作を中断せしめるようにしたことを特徴とする給湯器
   の安全装置。