JPS636415Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS636415Y2 JPS636415Y2 JP1981037126U JP3712681U JPS636415Y2 JP S636415 Y2 JPS636415 Y2 JP S636415Y2 JP 1981037126 U JP1981037126 U JP 1981037126U JP 3712681 U JP3712681 U JP 3712681U JP S636415 Y2 JPS636415 Y2 JP S636415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- main
- branch
- expanded
- exhaust pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、始端から終端までの適所に、本管
から分岐して本管に並列し、本管に合流する分岐
管併設部分を形成する排気管の改良に関する。
から分岐して本管に並列し、本管に合流する分岐
管併設部分を形成する排気管の改良に関する。
(従来の技術)
本願出願人は、先に、設置スペースの繁雑化に
適応することができるなど、自動車の装備品とし
て要求される種々の条件に応えうる排気管とし
て、第1図に示す如く、始端から終端までの適所
に、本管aから分岐bして本管aに並列し、本管
aに合流cする分岐管併設部分dを形成する構造
のものを提案した(特開昭57−143119号参照)。
適応することができるなど、自動車の装備品とし
て要求される種々の条件に応えうる排気管とし
て、第1図に示す如く、始端から終端までの適所
に、本管aから分岐bして本管aに並列し、本管
aに合流cする分岐管併設部分dを形成する構造
のものを提案した(特開昭57−143119号参照)。
この構造の排気管では、分岐管併設部分dを設
けたことにより、排気管全体が消音器機能を有す
ることになるから、敢えてメイン・マフラやプ
リ・マフラの如き消音器を装備しなくとも、所望
とする消音性能をうることができるものであり、
このため、メイン・マフラやプリ・マフラに比
し、非常にコンパクト化された小型の、かつ、自
由に折り曲げることの可能な本管a及び分岐管e
によつて構成することができる結果、上記効果を
奏するのである。
けたことにより、排気管全体が消音器機能を有す
ることになるから、敢えてメイン・マフラやプ
リ・マフラの如き消音器を装備しなくとも、所望
とする消音性能をうることができるものであり、
このため、メイン・マフラやプリ・マフラに比
し、非常にコンパクト化された小型の、かつ、自
由に折り曲げることの可能な本管a及び分岐管e
によつて構成することができる結果、上記効果を
奏するのである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、この種の排気管においては、非常に
長尺のものであるにも拘らず、従来のものは、
夫々のフアクターを溶接fで連結した一体構造の
ものであるため、設置するまでの取り扱いが厄介
かつ面倒であり、とりわけ設置作業が大変であつ
た。
長尺のものであるにも拘らず、従来のものは、
夫々のフアクターを溶接fで連結した一体構造の
ものであるため、設置するまでの取り扱いが厄介
かつ面倒であり、とりわけ設置作業が大変であつ
た。
尚、各々その一端部を塞いだ複数の短尺の排気
管を順次嵌着してなる並列管方式消音器が実公昭
47−18208号公報に開示されている。
管を順次嵌着してなる並列管方式消音器が実公昭
47−18208号公報に開示されている。
しかし乍ら、当該並列管方式消音器を車両に装
着する場合には別途取付ブラケツトを用意しなけ
ればならず、また、並列する排気管を締め付ける
場合、連結片やU字ボルト、抑え片といつた多く
の部品を必要とするため、組付性、取付性の点で
非能率的であつた。
着する場合には別途取付ブラケツトを用意しなけ
ればならず、また、並列する排気管を締め付ける
場合、連結片やU字ボルト、抑え片といつた多く
の部品を必要とするため、組付性、取付性の点で
非能率的であつた。
この考案は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、組立性、取付性を簡便にした排気管を提供す
ることを目的とする。
で、組立性、取付性を簡便にした排気管を提供す
ることを目的とする。
斯かる目的を達成するために、この考案は、始
端から終端までの適所に、本管から分岐して本管
に並列し、本管に合流する分岐管併設部分を形成
する排気管において、前記分岐管併設部分の適宜
位置にて本管並びに分岐管を左右に分断し、この
分断された本管並びに分岐管の何れにも左右の何
れか一方に、一定の長さを有し、周壁に複数のす
り割りを設けた拡管部を形成し、本管並びに分岐
管の何れもその拡管部に非拡管形成部を密嵌する
ことによつて左右の本管並びに分岐管を連結する
と共に、この連結された両拡管部の外周を、断面
略鉄アレイ形状をなし、その平坦部に排気管設置
フアクターとしての締付ボルトを有する金属板バ
ンドで締付したものである。
端から終端までの適所に、本管から分岐して本管
に並列し、本管に合流する分岐管併設部分を形成
する排気管において、前記分岐管併設部分の適宜
位置にて本管並びに分岐管を左右に分断し、この
分断された本管並びに分岐管の何れにも左右の何
れか一方に、一定の長さを有し、周壁に複数のす
り割りを設けた拡管部を形成し、本管並びに分岐
管の何れもその拡管部に非拡管形成部を密嵌する
ことによつて左右の本管並びに分岐管を連結する
と共に、この連結された両拡管部の外周を、断面
略鉄アレイ形状をなし、その平坦部に排気管設置
フアクターとしての締付ボルトを有する金属板バ
ンドで締付したものである。
この考案によれば、左右の本管並びに分岐管を
各拡管部で連結し、かつ、その両拡管部を金属板
バンドで緊締することで、前部排気管と後部排気
管が連結され、同時に車両に取り付くこととな
る。
各拡管部で連結し、かつ、その両拡管部を金属板
バンドで緊締することで、前部排気管と後部排気
管が連結され、同時に車両に取り付くこととな
る。
以下、この考案の実施例を第2図に基づき説明
する。
する。
ここで示す排気管1は、先端部に配置され、エ
ンジンのエキゾースト・マニホールドに接続する
分岐本管2と、この分岐本管2に接続短管3を介
して接続する分岐管併設部4と、この分岐管併設
部4に接続短管5を介して接続する尾部本管6と
から構成している。
ンジンのエキゾースト・マニホールドに接続する
分岐本管2と、この分岐本管2に接続短管3を介
して接続する分岐管併設部4と、この分岐管併設
部4に接続短管5を介して接続する尾部本管6と
から構成している。
前記分岐管併設部4は、本管7と、この本管7
に併設される分岐管8から構成され、分岐管8は
その始端及び終端を、本管7の始端及び終端と同
位置に置くように設定されている。
に併設される分岐管8から構成され、分岐管8は
その始端及び終端を、本管7の始端及び終端と同
位置に置くように設定されている。
分岐本管2,本管7,分岐管8及び尾部本管6
は、何れも公知の排気管と同一の剛管が使用され
るが、夫々の接続短管3,5との接続端部は、第
3図及び第4図に示す如く、重ね合わされる各管
の内側半分を潰して、両管を重ね合わせた外周面
が接続短管3,5の内周面に略密嵌状態となる形
状並びに大きさに設定してある。
は、何れも公知の排気管と同一の剛管が使用され
るが、夫々の接続短管3,5との接続端部は、第
3図及び第4図に示す如く、重ね合わされる各管
の内側半分を潰して、両管を重ね合わせた外周面
が接続短管3,5の内周面に略密嵌状態となる形
状並びに大きさに設定してある。
そして、それらの各接続端部は図示の如く、接
続短管3,5に嵌入後、接続短管3,5の端部に
全周溶接9を施すことで接続固定される。
続短管3,5に嵌入後、接続短管3,5の端部に
全周溶接9を施すことで接続固定される。
このようにして構成されている実施例の排気管
では、更に前記分岐管併設部4をその中央部分に
より左右に分断して、前部排気管10と後部排気
管11とに分割することのできる構造としてい
る。
では、更に前記分岐管併設部4をその中央部分に
より左右に分断して、前部排気管10と後部排気
管11とに分割することのできる構造としてい
る。
ここでは、第5図に示す如く、前部排気管10
の分岐管8の端部並びに後部排気管11の本管7
の端部に、夫々、後部排気管11の分岐管8の端
部並びに前部排気管10の本管7の端部を密嵌す
る内径を有し、安定状態に差し込み連結すること
のできる拡管部12,13を形成している。
の分岐管8の端部並びに後部排気管11の本管7
の端部に、夫々、後部排気管11の分岐管8の端
部並びに前部排気管10の本管7の端部を密嵌す
る内径を有し、安定状態に差し込み連結すること
のできる拡管部12,13を形成している。
前記拡管部12,13には、この拡管部12,
13を上側,下側に分離する、すり割り14が設
けられている。
13を上側,下側に分離する、すり割り14が設
けられている。
そして、左右の本管7及び分岐管8を、第6図
に示す如く差し込み連結し、その両拡管部12,
13を、第7図の如く断面略鉄アレイ形状をな
し、その平坦部に排気管設置フアクターとしての
締付ボルト16を有する金属板バンド15で締結
することで、前部排気管10と後部排気管11が
連結され、同時に車両に取り付けられた構造とな
つている。尚、図中、17は締付ボルト16に螺
着されたナツトである。
に示す如く差し込み連結し、その両拡管部12,
13を、第7図の如く断面略鉄アレイ形状をな
し、その平坦部に排気管設置フアクターとしての
締付ボルト16を有する金属板バンド15で締結
することで、前部排気管10と後部排気管11が
連結され、同時に車両に取り付けられた構造とな
つている。尚、図中、17は締付ボルト16に螺
着されたナツトである。
本実施例はこのように構成したものであるか
ら、本管7及び分岐管8を設置する前は、排気管
を分断した状態の短尺ものとして取り扱うことが
できるので、その組立,運搬が簡便となり、ま
た、各拡管部12,13の外周の略全周を金属板
バンド15が強固に締め付けるので、各拡管部1
2,13の締付強度の向上が図られることとなつ
た。そして、この場合、金属板バンド15は部品
点数が少ないため、上記実公昭47−18208号公報
の従来例に比し排気管の組立,締付けの作業性は
良好である。また、金属板バンド15は排気管設
置フアクターとしての締付ボルト16を有するた
め、これを排気管の締付バンド及び取付ブラケツ
トとして兼用でき、因つて、排気管の取付ブラケ
ツトを別途用意する必要がないなど、車両への取
付性が向上することとなつた。
ら、本管7及び分岐管8を設置する前は、排気管
を分断した状態の短尺ものとして取り扱うことが
できるので、その組立,運搬が簡便となり、ま
た、各拡管部12,13の外周の略全周を金属板
バンド15が強固に締め付けるので、各拡管部1
2,13の締付強度の向上が図られることとなつ
た。そして、この場合、金属板バンド15は部品
点数が少ないため、上記実公昭47−18208号公報
の従来例に比し排気管の組立,締付けの作業性は
良好である。また、金属板バンド15は排気管設
置フアクターとしての締付ボルト16を有するた
め、これを排気管の締付バンド及び取付ブラケツ
トとして兼用でき、因つて、排気管の取付ブラケ
ツトを別途用意する必要がないなど、車両への取
付性が向上することとなつた。
以上述べたように、本考案によれば、排気管の
組立性、取付性が簡便となる上、排気管連結部の
締付強度の向上が図られることとなつた。また、
金属板バンドを排気管の締付バンド及び取付ブラ
ケツトとして兼用することができるので、排気管
の取付ブラケツトを別途用意する必要がなく、車
両への取付性も向上することとなつた。
組立性、取付性が簡便となる上、排気管連結部の
締付強度の向上が図られることとなつた。また、
金属板バンドを排気管の締付バンド及び取付ブラ
ケツトとして兼用することができるので、排気管
の取付ブラケツトを別途用意する必要がなく、車
両への取付性も向上することとなつた。
第1図は従来構造の排気管の正面図、第2図は
この考案の実施例の正面図、第3図は同接続短管
部分の拡大縦断正面図、第4図は同接続短管部分
の拡大縦断側面図、第5図は同一部を切欠した要
部拡大分断正面図、第6図は第5図における連結
状態図、第7図は第6図における拡管部の縦断側
面図である。 1……排気管、4……分岐管併設部、7……本
管、8……分岐管、12,13……拡管部、14
……すり割り、15……金属板バンド、16……
設置ボルト(締結ボルト)。
この考案の実施例の正面図、第3図は同接続短管
部分の拡大縦断正面図、第4図は同接続短管部分
の拡大縦断側面図、第5図は同一部を切欠した要
部拡大分断正面図、第6図は第5図における連結
状態図、第7図は第6図における拡管部の縦断側
面図である。 1……排気管、4……分岐管併設部、7……本
管、8……分岐管、12,13……拡管部、14
……すり割り、15……金属板バンド、16……
設置ボルト(締結ボルト)。
Claims (1)
- 始端から終端までの適所に、本管から分岐して
本管に並列し、本管に合流する分岐管併設部分を
形成する排気管において、前記分岐管併設部分の
適宜位置にて本管並びに分岐管を左右に分断し、
この分断された本管並びに分岐管の何れにも左右
の何れか一方に、一定の長さを有し、周壁に複数
のすり割りを設けた拡管部を形成し、本管並びに
分岐管の何れもその拡管部に非拡管形成部を密嵌
することによつて左右の本管並びに分岐管を連結
すると共に、この連結された両拡管部の外周を、
断面略鉄アレイ形状をなし、その平坦部に排気管
設置フアクターとしての締付ボルトを有する金属
板バンドで締結したことを特徴とする排気管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981037126U JPS636415Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981037126U JPS636415Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57150218U JPS57150218U (ja) | 1982-09-21 |
JPS636415Y2 true JPS636415Y2 (ja) | 1988-02-23 |
Family
ID=29834332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981037126U Expired JPS636415Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS636415Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4412108C1 (de) * | 1994-04-08 | 1995-11-02 | Porsche Ag | Überrollbügel für ein Kraftfahrzeug |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718208U (ja) * | 1971-03-30 | 1972-10-31 |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP1981037126U patent/JPS636415Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718208U (ja) * | 1971-03-30 | 1972-10-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57150218U (ja) | 1982-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6702062B2 (en) | Exhaust system for automobile engine | |
US4558891A (en) | Clamp for exhaust system | |
US3581842A (en) | Exhaust muffler and method of and adapter means for mounting same | |
US6557908B2 (en) | Exhaust system clamp assembly and associated method | |
US6305054B1 (en) | Exhaust system clamp | |
US3889984A (en) | Integral key-clamp for exhaust pipes | |
US20090020359A1 (en) | Double-Flow Exhaust System For An Internal-Combustion Engine | |
US5924282A (en) | Vehicle with improved exhaust system for internal combustion engine | |
US4279326A (en) | Exhaust muffler | |
US5775100A (en) | Dual inlet muffler connection | |
JPS636415Y2 (ja) | ||
US6860527B2 (en) | Strap clamp | |
US5720319A (en) | Cast in joint of aluminum tailspout and stainless steel exhaust pipe | |
US6488313B1 (en) | Flexible connector assembly for exhaust system | |
US4164267A (en) | Exhaust muffler | |
US5979947A (en) | Clamp for exhaust pipes | |
KR20180120124A (ko) | 차량용 가변식 머플러 커터 | |
JP3376698B2 (ja) | 自動二輪車の排気管接続部分における化粧用カバーの取付構造 | |
JP3358019B2 (ja) | 排気コンバータの遮熱構造 | |
JP3026758B2 (ja) | 排気消音器の組付け方法 | |
JP2579458Y2 (ja) | 車両用排気管の継手構造 | |
JPS6133216Y2 (ja) | ||
JPH025181Y2 (ja) | ||
JPH053711Y2 (ja) | ||
JPH08303239A (ja) | 自動車用排気系の継手装置 |