JPS6363761B2 - - Google Patents

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JPS6363761B2
JPS6363761B2 JP20045682A JP20045682A JPS6363761B2 JP S6363761 B2 JPS6363761 B2 JP S6363761B2 JP 20045682 A JP20045682 A JP 20045682A JP 20045682 A JP20045682 A JP 20045682A JP S6363761 B2 JPS6363761 B2 JP S6363761B2
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T137/00—Fluid handling
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、アキユームレータが火災などによ
り高温になつた際、破裂することを防止するため
の安全装置に関するものである。
従来の技術 アキユームレータを取り付けた各種設備が火災
を受けた場合アキユームレータには、ガスブラダ
が内蔵されているため、温度上昇と共にその内圧
が高まり破裂する危険がある。
すなわち圧力容器の安全率は設計圧力に対して
３〜4.5倍と定められているから、ガスブラダ内
に充填されている窒素ガスの温度が300℃となる
と、その圧力は常温時の圧力に対して約２倍とな
り、圧力容器の耐圧度は常よりも低下するため
に、圧力容器の安全率が低下する。そこで火災時
などの温度上昇から生じるアキユームレータの破
裂を防止するため、アキユームレータに安全弁を
取り付けている。従来の安全弁は、圧力容器の内
側にガスブラダを内蔵し、該圧力容器の内側から
ガスブラダの内側に通ずるバルブケーシングを設
け、該バルブケーシング内にバルブシートを形成
すると共に、筒形のバルブステム及びコイルスプ
リングを設け、該バルブステム内に可溶性バルブ
材を充填し、その可溶性バルブ材の上端をバルブ
シートに着座せしめ、又、バルブステムにその内
外に通ずる通路を形成し、アキユームレータの周
囲温度が160℃〜170℃になつた時、可溶性バルブ
材が溶けてバルブが自動的に開くようになつてい
る。（米国特許第405912、実開昭55−6599号参照） 発明が解決しようとする問題点 従来例の安全弁は、構造が複雑な上、バルブを
特殊加工しなければならないので、安全装置の製
作費が高価なものとなつてしまう。
又、この安全弁では、ガスブラダ内のガス圧を
調整するためにガスの給排を行う所謂通常用ガス
通路と；火災等によりガスブラダ内の圧力が異常
上昇した時のガスの逃げ口所謂非常用ガス通路と
を、１つの給排気孔で兼用している。
そのため、ガス圧調整の都度、可溶性バルブ材
とバルブシートとは、離れたり、密着したりする
ので両者間にゴミが入つたり、バルブシートの表
面が摩耗したりして、シール漏れが生ずることが
ある。
更には、可溶性バルブ材は、コイルスプリング
とガス圧力とによりシール漏れしないようにバル
ブシートに押圧されているが、アキユームレータ
の周囲温度が上昇するとコイルスプリングがへた
つて弾力が弱まる。
そのため、可溶性バルブ材を押圧する力は、弱
くなるのでシール漏れの原因となると共に非常時
において溶融状態になつた可溶性バルブ材の器外
への排出が遅くなつてブラダ内のガスの排出が遅
れる恐れがある。
この発明は、上記事情に鑑み、構造が簡単で安
価なアキユームレータの安全装置を提供すること
を目的とする。
他の目的は、シール漏れを防止すると共に非常
時に迅速に且つ確実にブラダ内のガスを排出でき
るようにすることである。
課題を解決するための手段 この発明は、バルブケーシングの中央部を貫通
するガ給排口にバルブを装着し、その下端部に鍔
を形成した鍔付バルブケーシングを圧力容器の通
孔に、その内側から外側に向かつて遊嵌合して、
該通孔壁とバルブケーシング周壁との間に空隙を
形成し、該圧力容器の内側面と鍔との間にヒユー
ズパツキンを介入し、該圧力容器の外側に於いて
バルブケーシングに締付けナツトを螺合し、又該
圧力容器の内側面と鍔とを直接に接触せしめた
際、前記空隙と圧力容器の内側面とが互いに連通
する通路を鍔に形成したアキユームレータの安全
装置である。
作 用 通常、通路は、ヒユーズパツキンにより閉じら
れているが、火災などによりアキユームレータの
周囲が所定温度を越えると、このヒユーズパツキ
ンは、溶融し、圧力容器の圧力を受けて押し出さ
れる。そのため、圧力容器の内側面と鍔とが直接
接触すると共に前記通路が開き、圧力容器内のガ
スは、この通路と空隙とを通り大気中に放出され
る。
実施例 この発明の実施例を添付図面により説明するが
同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
鍔付バルブケーシング３は、該ケーシングの中
央部を貫通するバルブ（虫とも言う）11付ガス給
排口と、その下端部に設けた鍔３ｂとから構成さ
れている。
該バルブケーシング３の外周面に締付ナツト６
及び保護ナツト１２を螺着するためのねじを形成
する。
圧力容器１の通孔２にその内側から外側に向か
つて鍔付バルブケーシング３を遊嵌合して該通孔
壁２ａとバルブケーシング周壁３ａとの間に空隙
４を形成し、該圧力容器１の内側面１ａと鍔３ｂ
との間にヒユーズパツキン５を介入し、該圧力容
器１の外側においてバルブケーシング３に締付ナ
ツト６を螺合し、該圧力容器１の内側面１ａと鍔
３ｂとを直接に接触せしめた際、前記空隙４と圧
力容器１の内側とが互いに連通する通路４ａを鍔
３ｂに形成する。
つぎに、この実施例の作動について説明する
と、保護ナツト１２を外し、バルブ１１から、ガ
スブラダ８内に圧力ガスを注入した後、保護ナツ
ト１２を螺合し締め付ける。
火災等の原因によりアキユームレータの周囲温
度があがると、ガスプラダ８内の圧力も高圧とな
り圧力容器１内の温度も上昇し、一定温度例えば
165℃になるとヒユーズパツキン５が溶融して内
圧によりヒユーズパツキン５が押し出されつつバ
ルブケーシング３全体が第２図の状態から第５図
の状態に移動し、圧力容器１の内側面１ａと鍔３
ｂの外角部上面が直接接触し、外角相互間に空隙
４と連通する通路４ａが形成されると共に圧力容
器１の外側１ｂと締付けボルト６との間にも空隙
４と連通する空間４ｃが形成されている。高圧の
ガス（例えば100Kg／cm2）は、矢印Ａ方向から通
路４ａに入り空隙４を通過して空間４ｃから矢印
Ｂ方向に向かつて大気中に噴出される。
前記したとおり圧力容器１の安全率は設計圧力
３〜4.5倍と定められており、その圧力容器の設
計圧力以下の圧力で前記ヒユーズパツキンが溶融
しなければならない。従つてヒユーズパツキンの
溶融温度はガスブラダ８内のガス圧が設計圧力を
越えない温度180℃以下のものを選び、また通常
使用時に弊害が起こらないよう120℃以上のもの、
例えば12ナイロンを選ぶものとする。
図において７は、液体の出入口、９は、弁体、
１０はガスブラダキヤツプである。
なお、前述の鍔３ｂの上面が外方に向かつて高
くなるような傾斜をつけるとヒユーズパツキン５
を介入せしめてバルブケーシング３を締め付ける
と、パツキン５が鍔３ｂの外部にはみ出さずシー
ル効果を増す。なおこの傾斜は10度前後が好まし
い。
圧力ガスの排出を良くするために、通路４ａを
次のように構成することも出来る。
第７〜８図に示した如く通路を鍔３ｂの上面に
形成された凹曲面と鍔３ｂの下面から上面に通ず
る連通孔４ｂで形成したり、第９〜１０図に示し
た如く鍔３ｂを多角形状にし、その角の頂部３ｃ
相互間に形成された凹曲面を通路４ａとしたり、
又第１１〜１２図に示した如く鍔３ｂの上面に形
成された凹円錐面３ｅと鍔３ｂの放射方向の溝３
ｄにより通路４ａを形成することも出来る。
更に圧力容器１の通孔２の内側面に傾斜面１ｃ
を形成すると共に鍔３ｂを次のように形成するこ
ともできる。
即ち、第１３図に示したように、第６図の鍔３
ｂの上面に傾斜を形成し、該上面の端部と傾斜面
１ｃが当接するようにしたり、第１４図のように
鍔３ｂの上面を下面と水平にし、該上面端部に突
起３ｃを形成し、該上面の突起３ｃと傾斜面１ｃ
が当接するようにすることも出来る。
又、第１５図に示したように第７図の鍔３ｂの
上面と下面と水平に形成し、該上面の端部と傾斜
面１ｃを当接せしめることもできる。
発明の効果 この発明は、以上のように構成したので、構造
が簡単となると共に普通の自動車のタイヤチユー
ブ等に用いるバルブを利用できるので安価な安全
装置となる。
又、バルブケーシングの中央部を貫通するガス
給排口にバルブを装着し、通孔壁とバルブケーシ
ング周壁との間に空隙を形成し、前記空隙と圧力
容器の内側とが互いに連通する通路を鍔に形成し
たので、ガス給排口が所謂通常用ガス通路とな
り、又、空隙と連通する通路が、所謂非常用ガス
通路となるため、ガス通路が夫々用途に応じて別
個に設けられていることになる。
そのため、ガス圧調整時には、バルブの付いた
ガス給排口を専用に利用できるので、シール漏れ
の発生を防止することができる。
又、圧力容器の内側面と鍔との間にヒユーズパ
ツキンを介入し、該圧力容器の外側に於いてバル
ブケーシングに締め付けナツトを螺合したので、
通常時、ヒユーズパツキンは、受圧面積の大きい
鍔の下面の受けるガス圧力と締め付けナツトの締
付け力とにより押圧される。
その為、空隙と連通する通路は完全に閉鎖され
シール漏れが発生しない。
又、アキユームレータの周囲温度が急上昇した
時、即、非常時には、ヒユーズパツキンが溶隔す
ると共に鍔に加わるガス圧力によりバルブケーシ
ングが押し上げられるので、空隙と連通する通路
が、確実に且つ、迅速に開きブラダ内のガスは器
外に排出される。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の安全装置を設けたアキユー
ムレータの縦断面図、第２図は、第１図の一部分
の詳細図、第３図は、第２図の―線部の断面
図、第４図は、第２図の―線部の断面図、第
５図は第１図の部分の他の状態の詳細図、第６図
は第５図の―線部の断面図、第７図は他の実
施例の第６図の状態に相当する場合の断面図、第
８図は第７図の―線部の断面図、第９図は更
に他の実施例の第６図の状態に相当する場合の断
面図第１０図は、第９図の―線部の断面図、
第１１は、又更に他の実施例の第６図の状態に相
当する場合の断面図、第１２図は、第１１図のXII
―XII線部の断面図、第１３図〜１５図は、他の実
施例を示すもので第１３図、１４図は第６図に相
当し、第１５図は第７図に相当するものである。 １…圧力容器、１ａ…圧力容器の内側面、１ｂ
…圧力容器の外側面、２…通孔、２ａ…通行壁、
３…鍔付バルブケーシング、３ａ…バルブケーシ
ング周壁、３ｂ…鍔、３ｄ…溝、４…空隙、４ａ
…通路、４ｂ…連通孔、５…パツキン、６…締付
ナツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ バルブケーシングの中央部を貫通するガス給
    排口にバルブを装着し、その下端部に鍔を形成し
    た鍔付バルブケーシングを、圧力容器の通孔にそ
    の内側から外側に向かつて遊嵌合して該通孔壁と
    バルブケーシング周壁との間に空隙を形成し、該
    圧力容器の内側面と鍔との間にヒユーズパツキン
    を介入し、該圧力容器の外側に於いてバルブケー
    シングに締め付けナツトを螺合し、又、該圧力容
    器の内側面と鍔とを直接に接触せしめた際、前記
    空隙と圧力容器の内側とが互に連通する通路を鍔
    に形成したアキユームレータの安全装置。 ２ 通路が、鍔の上面に形成された凹曲面と鍔の
    下面から上面に通ずる連通孔で形成されている特
    許請求の範囲第１項記載のアキユームレータの安
    全装置。 ３ 鍔が、多角形状であり、通路が、その角の頂
    部相互間に形成された凹曲面である特許請求の範
    囲第１項記載のアキーユムレータの安全装置。 ４ 通路が、鍔の上面に形成された凹円錐面と鍔
    の放射方向の溝とからなる特許請求の範囲第１項
    記載のアキユームレータの安全装置。
JP57200456A 1982-11-17 1982-11-17 アキユ−ムレ−タの安全装置 Granted JPS5993501A (ja)

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US06/490,031 US4452275A (en) 1982-11-17 1983-04-29 Safety device for an accumulator

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JP57200456A JPS5993501A (ja) 1982-11-17 1982-11-17 アキユ−ムレ−タの安全装置

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JPS5993501A JPS5993501A (ja) 1984-05-30
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