JPH022082Y2 - - Google Patents

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JPH022082Y2
JPH022082Y2 JP11378884U JP11378884U JPH022082Y2 JP H022082 Y2 JPH022082 Y2 JP H022082Y2 JP 11378884 U JP11378884 U JP 11378884U JP 11378884 U JP11378884 U JP 11378884U JP H022082 Y2 JPH022082 Y2 JP H022082Y2
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JP
Japan
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bladder
flange
accumulator
valve casing
groove
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JP11378884U
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JPS6129102U (ja
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車のブレーキライン・パワー
ブレーキなどに用いるアキユムレータに関するも
ので、更に述べると、アキユムレータのブラダの
はみ出し防止と温度ヒユーズとを兼ねたリングを
有するアキユムレータにおけるブラダ保持機構で
ある。
従来の技術 この種装置として第6図に示す様に圧力容器1
の内側に袋状体2を内蔵し、該容器1の外側から
袋状体2の内側に通ずる取付具3を設け、該取付
具3に環状フランジ4と弁5を形成し、該取付具
3にナツト部片6を螺合して容器1に固定すると
共に環状フランジ4により袋状体2のフランジ部
2aを挟着せしめたものがある。(特公昭48−
14887号参照)なお図において7は該容器1と取
付具3との隙間8は、ガス導入口、9は、流体室
である。
本考案が解決しようとする問題点 しかし、この装置は、袋状体2に高圧がかかる
と、容器1が変形し、取付具3との隙間7が不規
則に増減し、隙間7が増加した部分に袋状体2の
フランジ2aの一部が圧力により押し込められ、
フランジ部2aがむしり取られて破損する。
これによりシール性を失ない、容器1内に封入
された窒素ガスは少量ずつ放出されるので、圧力
容器は、作動不良となる。
また、火災等により異状に温度が上昇した時、
袋状体2のシール性も失なわれ、ガスは少量ずつ
放出される可能性はあるが、温度上昇が激しい場
合は、圧力容器材料の応力低下とあいまつて圧力
容器内部の窒素ガス圧力がシヤールの法則に従つ
て上昇するので、圧力容器が爆発する。
問題点を解決するための手段 この考案は、アキユムレータの内側にフランジ
付ブラダを内蔵し、該アキユムレータの上部外側
からブラダの内側に通じるバルブケーシングを遊
嵌合し、該バルブケーシングの鍔の内側に溝とブ
ラダ内側とを通過する小孔を設け、該鍔で前記ブ
ラダのフランジ部をアキユムレータの内面との間
で挟着せしめると共に、前記バルブケーシングの
溝にブラダのフランジ部のはみ出し防止と温度ヒ
ユーズとを兼ねたリングを挟着させ、前記溝とブ
ラダ内側とを温度上昇時に連通する小孔を設け、
上記問題点を解決せんとするものである。
作 用 アキユムレータには、液圧回路に見合つた窒素
ガスが封入されており、アキユムレータ下部の液
体出入口からの液体の出入により、ブラダは、伸
縮を繰り返す。
液圧が上昇すると、アキユムレータが変形しバ
ルブケーシングとの隙間や、ブラダのフランジ部
が不規則に変化するが、リングも同様に変化す
る。
従つて、液圧の急激な変化によりブラダに高圧
が加えられてもブラダのフランジ部は、リングに
よりバルブケーシングの中心方向への移動が阻止
され隙間tに押し込められることもないので、フ
ランジ部の破損は防止され、窒素ガスの気密性は
保たれる。
火災などにより異常に温度が上昇した時はリン
グが溶解し、バルブケーシングの鍔の内側の溝と
小孔は、連通し、ブラダ内のガスは、アキユムレ
ータとバルブケーシングとの隙間tを通り一気に
大気中に放出されるので、アキユムレータの爆発
は起らない。
実施例 アキユムレータ10の上部10aに、その内側
から外側に向つてバルブケーシング11を遊嵌合
し該バルブケーシング11の鍔12の内側に溝1
2aと、ブラダ13の内側とを連通する小孔15
を設け、該鍔12で、前記ブラダ13のフランジ
部13aを挟みながら、ナツト14を螺合してア
キユムレータの内面10bとの間に挟着せしめ
る。
前記バルブケーシングの鍔12の溝12aにブ
ラダ13のフランジ先端部13aのはみ出し防止
と温度ヒユーズとを兼ねたリング16を挟着せし
め、小孔15を閉塞し、隙間tとブラダ13の内
側との連絡を断つ。
リング16はブラダ13内のガス圧が設計圧力
を越えない温度180℃以下のものを選び、また、
通常使用時に弊害が起らないよう120℃以上のも
の、例えば、12ナイロンを選ぶものとする。
このリング16は第2図の様にブラダのフラン
ジ先端部13bの一部と接触し、かつ鍔12の溝
12aとの接触部が傾斜し、断面が台形状のもの
の他、第3図のようにブラダのフランジ先端部1
3bの全部に接触し、断面が方形状のものや、第
4図の様に、ブラダのフランジ先端部13bの一
部に接触し、断面が方形状のものを用いてもよ
い。又、第5図のように、バルブケーシング11
に、ブラダ13の内側と大気とを連通せしめる孔
20を形成し、該孔20を、連通孔21を介して
鍔12の溝15に連通させると共に、該溝12a
にリング16を挟着せしめ、リング16が溶融し
た時にブラダ13内のガスが小孔15から連通孔
21を通り、更に孔20を通り大気中に放出され
る様にしてもよい。なお、図において17は液体
出入口、18は弁体である。
次に実施例の作動につき説明すると、保護ナツ
ト11bを外し、バルブ11aからブラダ13内
に窒素などの圧力ガスを注入した後、保護ナツト
11bをバルブケーシング11に螺合し、締付け
る。
アキユムレータ10の液体出入口17から液体
を流し、ブラダ13内の圧力ガスと平衡させてお
き、アキユムレータ10の圧力液体に脈動等の圧
力変化が生じたときは、ブラダ13を伸縮せし
め、その圧力変化を緩和し、騒音、脈動を防止す
るものであるが、液圧が急激に変化し、ブラダ1
3を矢印A13方向に押圧するとフランジ先端部
13bも、同方向に移動せんとするが、リング1
6により阻止される。
リング16は、アキユムレータ内側10b及び
バルブケーシングの鍔12に密着しているので、
フランジ先端部13bがむしられて、両者10
b,12の接合部に入り込むことはない。
火災等の原因によりアキユムレータ10の周囲
温度があがると、ブラダ13内の圧力ガスも高圧
となりアキユムレータ10内の温度も上昇し、一
定温度になるとリング16が溶融して、小孔15
が開口し、ブラダ13の内側と間隙tとを連通せ
しめ、圧力ガスを一気に大気中に放出させ、アキ
ユムレータ10の爆発を防止する。
考案の効果 本考案は、以上の様に、アキユムレータ上部外
側からブラダの内側に通じるバルブケーシングを
遊嵌合し、該バルブケーシングの鍔の内側に溝と
小孔を設け、該バルブケーシングの溝にブラダの
フランジ部のはみ出し防止と温度ヒユーズを兼ね
たリングを設けたので、リングは、ヒユーズパツ
キンの役割とバツクアツプリングの役割を果し、
フランジ先端部がむしりとられるのを防止するこ
とができる。
従つて、フランジ先端部の破損によるガス漏れ
が防止できるので、シール性が向上し、アキユム
レータの性能を向上させることができる。
又、火災等により異状に温度が上昇した時には
リングが熔解し、ブラダ内のガスを小孔を介して
大気中に放出させるので、アキユムレータの爆発
を防止できる。
従つて、安全で性能の良いアキユムレータを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は、第1図の要部拡大図、第3図、第4図、第
5図は、他の実施例を示す要部拡大縦断面図、で
第2図に相当する図、第6図は、従来例を示す縦
断面図である。 10……アキユムレータ、11……バルブケー
シング、12……バルブケーシングの鍔、13…
…ブラダ、13a……ブラダのフランジ部、13
b……ブラダのフランジ先端部、15……小孔、
16……リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 アキユムレータの内側にフランジ付ブラダを
    内蔵し、該アキユムレータの上部外側からブラ
    ダの内側に通じるバルブケーシングを遊嵌合
    し、該バルブケーシングの鍔の内側に溝とブラ
    ダ内側とを通過する小孔を設け、該鍔で前記ブ
    ラダのフランジ部をアキユムレータの内面との
    間で挟着せしめると共に、前記バルブケーシン
    グの溝に、ブラダのフランジ部のはみ出し防止
    と温度ヒユーズとを兼ねたリングを挟着させ、
    前記溝とブラダ内側とを温度上昇時に連通する
    小孔を設けたことを特徴とするアキユムレータ
    におけるブラダの保持構造。 2 リングがフランジ先端部の一部と接触し、か
    つ鍔の溝との接触部が傾斜し、断面が台形状で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のアキユムレータにおけるブラダの
    保持構造。 3 リングがフランジ先端部の全部に接触し、断
    面が方形状であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のアキユムレータにお
    けるブラダの保持構造。 4 リングがフランジ先端部の一部に接触し、断
    面が方形状であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のアキユムレータにお
    けるブラダの保持構造。
JP11378884U 1984-07-26 1984-07-26 アキユムレ−タにおけるブラダ保持機構 Granted JPS6129102U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11378884U JPS6129102U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 アキユムレ−タにおけるブラダ保持機構

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JP11378884U JPS6129102U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 アキユムレ−タにおけるブラダ保持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6129102U JPS6129102U (ja) 1986-02-21
JPH022082Y2 true JPH022082Y2 (ja) 1990-01-18

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JP11378884U Granted JPS6129102U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 アキユムレ−タにおけるブラダ保持機構

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JPS6129102U (ja) 1986-02-21

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