JPS6363698A - 胆汁酸誘導体およびその塩ならびにその製造法 - Google Patents

胆汁酸誘導体およびその塩ならびにその製造法

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JPS6363698A
JPS6363698A JP61208901A JP20890186A JPS6363698A JP S6363698 A JPS6363698 A JP S6363698A JP 61208901 A JP61208901 A JP 61208901A JP 20890186 A JP20890186 A JP 20890186A JP S6363698 A JPS6363698 A JP S6363698A
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acid
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bis
compound
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JP61208901A
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Shunzo Hatono
鳩野 俊三
Akira Yazaki
明 矢崎
Masaharu Yokomoto
横本 正治
Yuzo Hirao
勇造 平尾
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Original Assignee
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 技術分野 本発明は、新規な胆汁酸誘導体およびその製造法に関す
る。この胆汁酸誘導体は、癌治療薬として有用なもので
ある。
先行技術 胆汁酸はステロイド化合物の一種であって、を椿動物の
uFA汁の主要成分である。これらの胆汁酸の多くは、
一般に炭素数24の5β−コランヤのヒドロキシ誘導体
であることが知られて(・る。
ヒトの胆汁中にはコール酸、デオキシコール酸、ケノデ
オキシコール酸およびリトコール酸などが含まれて(・
るが、動物の種によって、110′r+酸の種類および
組成に若干の相異が見られる(例えば、クマの胆汁中に
はウルソデオキシコール酸、ラット胆汁中にはβ−ムリ
コール酔など種特異的な胆汁酸が存在してt−る)。
これらの胆汁酸は、生体内で脂肪類やビタミン類の吸収
、脂質代謝調節に欠くことのできな(・必須成分でちり
、中でもデヒドロコール酸、ウルソデオキシコール酸は
従来より胆汁分y、促進、胆石溶解、脂質消化吸収促進
、整腸などの目的で繁用されて〜・ろ。
一方、胆汁酸の分布に関しては、肝にお(・てコレステ
ロールより合成され、グリシンまたはタウリンで抱合さ
れた後、胆汁中に分苑されて胆逆内に貯蔵、濃縮された
後、十二指腸に放出されるが胆汁酸は小腸内で水に不溶
な物質の乳化(可溶化〕などの機能を果たした後、回腸
より吸収され、門脈中に入り、肝、細、泡に摂取され、
再び胆汁中に分泌されることが知られて゛、・る(腸−
門、脈−肝一胆道の循環、すなわち心肝循環)。
ところで、最近、上記胆汁酸の有する独自の機能を利用
した誘導体の研究が行われるようになり、例えば、印体
らは天然に存在する胆汁酸の23位カルボキシル基にイ
ミノジ酢酸が結合した化合物を合成し、これらに顕著な
炭酸カルシウム溶解作用があったことを確認して、胆石
溶解剤として有用であることを報告している(特開昭6
0−161996号および同60−163896号公報
参照〕。
しかしながら、天然に存在する胆汁酸の3位水酸基にN
−ハロアルキルカルバモイル基が結合した誘導体に関し
ては、それ自体が存在しないことはもちろん、既存の胆
汁酸またはその誘導体に制癌作用があったと(・う報告
も何一つな〜・のが現状である。
〔発明の概要〕
要旨 本発明は、胆汁酸の3位の水酸基にナイトロジェンマス
タード部分を有するカルボン酸がエステル結合した胆汁
酸誘導体およびその塩に関するものである。
すなわち、本発明による胆汁酸r導体は、下式%式% また、本発明による上記一般式(1)の胆汁酸誘導体ま
たはその塩の製造は、下記の工程イ)、イ)−口)ある
いはイ)〜ハ)からなること、を特徴とするものである
づ〕 一般式 で表わされる胆汁酸@導体を 一般式 %式%([) で表わされる化合物と反応させて、前記の式(I)で表
わされる胆汁酸誘導体\(ただし、R4はR′4と同義
である〕を得ること。
口)上記工程イ)で得られる胆汁酸誘導体のうちR4が
−o−cH,GR5で示される化合物を、酸加水分解あ
るいは接触還元に付して、前記の式CI)で表わされる
Bq汁酸誘導体(ただし、R4は水酸基)を得ること。
ハ〕 上記工程口〕で碍られろ胆汁酔ド湛体を一般式 %式%([) で表わされる化合物と反応させて、前記の式(1)の胆
汁酸誘導体(ただし、R4は−NH40H2)、o−u
6)を得ること。
効果 本発明による胆汁酸誘導体およびその塩は、天然罠存在
する胆汁酸(例えば、コール酸、デオキシコール酸、ウ
ルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸、ドリコ
ール酸等)から誘導されることより心肝循環が予測され
ること、また、それ自体が制癌作用を有すること、等よ
り癌疾患対策、特に肝−脛道系の癌疾患の治療および予
防に大いに貢献するものと思われる。
本発明による胆汁酸誘導体は、前記式(I)で表わされ
るものである(その式の詳細な定義についても前記した
通りである〕。
本発明は、この化合物の塩をも包含するものである。す
なわち、式(1)の化合物は、R4がカルボキシ基等の
謎塩基を持つときはナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム等のアルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩ある
(・は、アンモニウム塩、アミン塩、など薬学上許容で
きる任意の塩基頌との塩がありうるし、また式(1)の
化合物はナイトロジェ/マスタード構造の部分に三級ア
ミン基を持つから塩酸、硫酸等の無機酸、ギ醒、マロン
酵など薬学上許容できる任意の酸頌との塙がありうる。
このような化合物の一具体例を、 )i−nmr スペ
クトルのデータおよび、薄層クロマトグラフィーのRf
値とともに示せば下表に示す通りである。
有用性 本発明による胆汁酸誘導体は、制癌作用を有し、かつ低
毒性である。
従って、この化合物は、制癌剤として使用することかで
営る(詳細後記)。
胆汁酸誘導体の脚造 本発明による胆汁酸誘導体(Tlは、合目的的な任意の
方法によって製造することができる。
好ましい製造法 そのような方法の好ましい具体例は、前記した工程イ〕
を、必要に応じて工程口〕または工程ノ・)まで、実施
することからなるものである。
工程イ) 本発明における工程づ)は例えば、コール酸、デオキシ
コール酸、ウルソデオキシコール酸、ケノデ万キシコー
ル酸およびリトコール酸から選ばれる天然の胆汁酸のア
ルカリ塩にヨウ化メチル、臭化メチル、塩化メチル、ヨ
ウ化エチル、臭化エチル、ヨウ化イソプロピルあるいは
臭化ブチル等の炭素数1〜4の低級アルキルハライドま
たはベンジルクロライド、ベンジルプロミド、p−メト
キシベンジルクロライド等のベンジルハライドあるいは
m位またはp位置換の低級アルコキシベンジルハライド
等を常法により反応させ、得られる胆汁酸のアルキルエ
ステル(前記式(n)中、R′4が低級アルコキシ基、
ベンジルオキシ基あるいはm−またはp−低級アルコキ
シベンジルオキシ基で示される化合物)を反応原料とし
、これに前記式(m)で表わされる化合物を反応させる
ことKより、前記式CI)で表わされろ化合物のうちR
4が低級アルコキシ基または一般式−o−C!H4p、
(式中R,前記同様)で示されるベンジルオキシ基ある
いはm−またはp−低級アルコキシベンジルオキシ基で
置換された化合物を得ることができる。なお、ここで(
・うm−またはr−低級アルコキシベンジルオキシ基と
は、ベンジルオキシ基のm位またはp位に炭素数1〜4
の低級アル;キシ基が結合した置換基を〜・い、その−
具体例としては後記実施例に示したp−メトキシベンジ
ルオキシ基がある。また、一般式(m)で示される化合
物は、既知の方法(J、 C!hem、 8oc、、 
2386 (1953)参照)等に従って容易に製造す
ることができる。゛本工程の反応条件は、合目的的な任
意なものでありうる。たとえば、前記式(n)で示され
る化合物を、カルボキシ基とヒドロキシ基とを縮合させ
ることが可能な任意の縮合剤(例えば、N 、 Nl 
−ジシクロへキシルカルボジイミド、N、Nl−ジエチ
ルカルボジイミド、塩酸1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド、1−エトキシカル
ボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン、N
、Nl−ジスクシンイミジルカーボネートなどをあげろ
ことができる)の存在下、前記式(m)で示されろ化合
物と反応させるか、あるいは前記式(IO〕で示される
化合物をあらかじめオキザリルクロリド、チオニルクロ
リド、チオニルプロミド、ジシクロへキシルカルボジイ
ミド、N、Nl−ジスクシンイミジルカーボネート、エ
チル−クロロカーボネート等で酸ハロゲン化物、酸無水
物、混合酸無水物あるいは活性エステル化体等の反応性
酸誘導体とした後、化合物(n)と反応させることがで
きる。
また、上記反応において、反応を円滑に進行させるため
に塩基類を添加しても良いし、塩基類としては、例えば
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム
等の無機塩拳ある(・はピリジン、トリエチルアミン等
の第三級アミンかが使用することができる。
この工程づ〕は、溶媒中で行なうことが好まし〜・。
反応溶媒は反応性水素を有しない溶媒すなわちアプロチ
ック溶媒であればよ(、例えばジクロロメタン、クロロ
ホルム、酢酸エチル、ベンゼン、アセトン、N、N−ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等を使用す
ることができる。
以上水した工程イ)の反応において、胆汁醇エステルの
各水酸基の反応性は3位〉7位〉12位の順であり、(
m)の化合物の反応量を増加させることにより、三置換
体、三置換体が得られるが、反応条件に応じて適量の(
Wを選ぶことにより、3位置換体が優先的に%られる。
工程口) 上記工程イ)で得られた式(Dで表わされる化合物のう
ちR4が低級アルコキシ基、ベンジルオキシ基ある〜・
はm−またはp−低級アルコキシベンジルオキシ基で示
される化合物を接触還元または酸で処理すること罠より
、式CI)で表わされる化合物のうちR4がヒドロキシ
基で示される化合物を得ることができる。接触還元は、
通常、例え、 ば、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、
あるいは低級アルコール等の有機溶媒またはこれら2種
以上の混合液中で、水素雰囲気下、パラジウム、または
白金等の水素添加触媒とともに反応させることにより行
う。酸で処理する場合は、この化合物を、通常1例えば
、トリフロロ酢酸−アニソール、臭化水素酸−酢酸、な
どの強1!!フ性雰囲気下に置く。
工程ハ〕 上記工程口)で得られた式(I)で表わされる化合物の
うちR4がヒドロキシ基で示されろ化合物を、前記一般
式(IV)で表わされる化合物と縮合剤存在下、前記同
様アプロチック溶媒中で反応させることKより、前記式
(1)で表わされる化合物のうちR4が−NEI−(C
H,)I!I−Ft6基で表わされる化合物を得ること
ができる。なお、ここでいう縮合剤とはカルボキシ基と
アミノ基とを縮合させることか可能な任意の縮合剤を(
・い、例えば、N、Nl−ジシクロへキシルカルボジイ
ミド、塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド、1−エトキシカルボニル−2−
エトキシ−1,z−ジヒドロキノリン、N、Nl−ジス
クンイミジルカルボネートなどをあげることができる。
他の製造法 本発明における胆汁酸誘導体は、上記に示した製造法以
外の製造法でも製造できる。そのような製造法の一例は
、下記の通りである。
式CI)で表わされる化合物のうち、Yが一0H2−で
示される化合物忙ついては、以下に記す方法も有利な製
造法である。
コール酸、デオキシコール酸、ウルソデオキシコール酸
、ケノデオキシ:−ル醸、またはりト:−ル醒から選ば
れる胆汁やある−・はそのベンジルまたはp−メトキシ
ベンジルエステルに、モノハr:l酢酸を縮合剤存在下
に反応させるか、またはその反応性酸層導体を反応させ
ることにより、3位の水酸基がハロアセチル化された胆
汁酸fyh体を得ることができる。この場合の縮合芹1
および反応性酸性導体の意味また反応条件等は、前記の
工程イ)に示した詳細と同じである。ついで、このハロ
アセチル基を有する化合物を下記0)一般式(V)(X
−CH−CH2)2N)1        (V)(式
中、又はハロゲン原子、R1は水素原子または低級アル
キル基を示す)で表わされる化合物と反応させることに
より、また必要な場合さらに、前記の工程口)、ノ〜)
と同様の方、f:を行うことにより、式(1)で表わさ
れる化合物のうちYが−ch2−で示される化合物を得
ることかできる。
また、式(I)で表わされる化合物のうち、R4が−N
a−cn、−cccHまたはN1ミーCH2−000C
)!2Pさで表わされろ化合物は、出発物を胆汁酸類の
グリシン抱合体のベンジルエステルとして、前記の工程
づ)およびo)  と同様の方法によって製造すること
ができる。
化合物の用途/癌治療剤 後記実験例から明らかなようK、大発明による胆汁酸誘
導体は制癌性を有すると共に仮世性であるので、この化
合物は制癌剤として有用である。
すなわち、本発明の応用としての癌治療剤は、前記一般
式(1)で示される胆汁酸誘導体またはその坊を有効成
分とするものである。
この癌治療剤は、上記胆汁酸誘導体のいずれか単独また
は相互の混合物からなるものまたはこれと液体または固
体の制剤上の補助成分例えば賦形剤、結合剤11希釈剤
、と混合してなるものであり、粉末、顆粒、錠剤、カプ
セル剤、注射剤など任意の剤形で経口的または非経口的
に投与することができる。
また、必要に応じて他の制癌剤(例えば5−1口、マイ
トマイシン、クレスチン等)と調合させてもよ(・。投
与量は、年齢、体重、症状により適宜増減するが、経口
的には通常、成人、1日、胆汁酸誘導体およびその塩と
して301mlg〜10 gが望ましく・。好ましい具
体例は、胛汁醇誘導体と製剤上の補助成分とからなるも
のである。また、大発明の他の好ましい具体例は、上記
1日あたり投与量を1回ないし数回に分けて服用させろ
ための単位投与形作のものである。
実験例 化合物の合改 次に本発明を更に具体的に詳述するため、実施例を掲げ
るが、本発明がそれ0)みに限定されな〜・ことはいう
までもない。
なお、合成に関する実#例にお(・て、特記したもの以
外は、無色の粉末として生成物を得た。得られた化合物
の”H−nmr スペクトルのデータは別表に示した。
実施例1 3−O−11p−(ト、N−ビス(2−クロロエチル)
アミン〕フェニルアセチル〕コール酸p−メトキシベン
ジルニステル p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)アミン〕フェ
ニル酢Fi’?2.8gを、1.4gのオキザリルクロ
リドを溶かした10mユのジクロロメタンに加え、室温
で1時間撹拌して、対応する酸クロリドの塩酸塩の懸濁
液を得た。コール酸p−メトキシベンジルエステルs、
3g、ヒリジン1.6gヲ20m1のジクロロメタン忙
溶かし、水冷、撹拌しながら、上記懸濁液を加え、室温
でカ分反応させたのち、クロロホルム100 mlを加
えた。クロロエチルム溶液を水および2%炭酸ナトリウ
ム水溶液で洗ったのち無水伏型マグネシウムで乾燥し、
溶媒を留去して得られた残渣を、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで分離精製し、減圧下で乾固させて、標
題化合物3.6 g(収車46係)を得た。
実施例2 3−O−(p−(N、N−ビス(2−クロロニ実施例1
で得られた化合物2.2gに、1.5mlのアニソール
および4.5gのトリフロロ酢酸を加えて室温で10分
間放置したのち、30’ mlのり:0ホルムおよび3
01!lユの水を加え、炭酸水素ナトリウムを加えて水
層を中和したのち分液し、クロフホルム層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、溶媒を留去して得られた残渣をシ
クカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精爬して、標
題化合物1.5g(収*80%)を得た。ア七トニトリ
ルより再結晶mp 114−116℃。
実施例3 3−0−(”p−(NeN−ビス(2−クロロエチル)
アミン)フェニルアセチル〕ケノデオキシコール酸ベン
ジルエステル ケノデオキシコール段ベンジルエステル480]211
gを用〜・、実施例1の14oスケールで同様に反応処
理して、標題化合物260 mg(収率35係)を得た
実施例4 3−O−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミン)フェニルアセチル〕ケノデオキシ実施例3で得ら
れた化合物200100gを、601ngの5%パラジ
ウム炭素を用−・て2mユイソプロビルアルコール+5
mユ酢酸エチルの混液中で水素添加後、触媒を戸数し、
P液を留去し、減圧で乾固させて、標題化合物170 
zg (収率97係)を得た。
実n例5 3−O−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ)フェニルアセチル〕ウルソデオキシコール酸p−
メトキシベンジルエステルp−(N、N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノコフェニル酢酸4.g g、 g酸
1−エチル−3−(3−ジメチルアミンプロピル)カル
ボジイミド3.3g、トリエチルアミン1.1gおよび
ウルソデオキシコール!5.2gを50=1のジクロロ
メタンに加え、室温で16時間撹拌したのち、実施例1
と同様に処理して、標題化合物4.5 g(収率58壬
)を得た。
実施例6 3−O−(p−()i、N−ビス(2−りoo=チル)
アミノ)フェニルアセチル〕ウルソデオキ実施例5で得
られた化合物2.3gを実施例2と同様に反応処理して
、標題化合物1.6g(収!82係)を得た。
実施例7 3−O−(p−(N、N−ビス(2−ブロモエチル)ア
ミノ)フェニルアセチル〕コール酸p−メトキシベンジ
ルエステル p −(Ne N−ビス(2−ブロモエチル)アミノコ
フェニル酢rj!?370 !f1gおよびコール酸p
−メトキシベンジルエステルs3omgヲ用い、l[f
lJ3と同様に反応(この場合は、酸クロリドは聚濁せ
ずに均一溶液になる)処理して、標題化合物260!!
Ig (収*30嗟)を得た。
実施例8 3−0−[p−(N、N−ビス(2−ブロモエチル例7
で得られた化合物200 mgを、実施例2の14oス
ケールで同様に反応処理して、m順化合物130 :a
g (収率75%)を得た。
実施例9 3−O−(p−(N、N−ビス(2−ブロモエチル)ア
ミノ)フェニルアセチル〕デオキシコープオキシ;−ル
酸p−メトキシベンジルエステル5202Il1gを用
いて、実施例7と18!様に反応処理して、標題化合物
275 r=g(収率32%)を得た。
実施例10 3−0−(p−(N、N−ビス(2−ブロモエチル)ア
ミノ)フェニルアセチル〕デオキシコー実施例9で得ら
れた化合物200 rn;<を実施例8と同様に反応処
理して、標題化合物1sspg(収率90係)を得た。
冥ハf1111゜ 3−O−(p−(N、N−ビス(2−クロロ−n−プロ
ピル)アミン)フェニルアセチル〕デオp −[: N
 、 Zi−ビス(2−クロロ−n−プロピル)アミノ
〕フニニル酢酸31o zg (ラセミ体とメゾ体の画
素混合物〕およびチオキシコール酸p−メトキシペ/ジ
ルエステル520 mg ヲ用c・で、実施例7と同様
に反応処理して、標題化合物170Ipg (収率21
%〕を得た。
実施例12 3−0−[:p−(上l、トム−ス(2−クロロ−n−
プロピル)アミノ)フェニルアセチル〕デオ実施例1】
で得られた化合物100 mii を実施例8と同様に
反応処理して、標題化合物70 mii: (収率80
%)を得た。
実施例13 3−0−(p−(N、N−ビス(2−クロロ−n−プロ
ピル)アミノ)フェニルア七チル〕ケノケノデオキシコ
ール酸p−メトキシベンジルエステル520I!1gを
用(・て実施例11と同様に反応処理して標題化合物1
2o mg (収率15係)を得た。
実施例14 3−0−(p−(N、N−ビス(2−クロロ−n−プロ
ピル)アミン)フェニルアセチル〕ケノ実施例13で得
られた化合物Zoo mgを実施例8と同様に反応処理
して、標題化合物75 mg(収率89壬)を得た。
実施例15 3−l53−0−(3−(、N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ)フェニル)プロピオニル〕3−(:m−(
N、N−ビス(2−クロロエチル)アミノ)フェニル〕
プロピオン酸300!!Ig、デオキシコール酸P−メ
トキシベンジルエステル520mgを用いて実施例7と
同様に反応処理して標題化合物290 mg (収率3
6%)を得た。
実施例16 3−○−[3−(m−(neN−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ)フェニル)フロピオニル〕デオキシコール
酸 実施例15で得られた化合物200 !!Ig を実施
例8と同様に反応処理して、標題化合物155mg(収
率91嗟)を得た。
実施例17 3−l73−0−(3−(、N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ)フェニル)フロピオニル〕グリココール酸
ベンジルエステル クリココール酸ベンジルエステル560mgヲ用いて実
施例15と同様に反応処理して、標題化合物340 m
g(収率41冬)を得た。
実施例18 3−l83−0−(3−(、N−ビス(2−りoozチ
ル)アミノ)フェニル)フロピオニル〕グリココール酸 実施例17で得られた化合物200 mgを、loo 
mgの5憾パラジウム炭素を用いて2 m+1 のメタ
ノ−に−’、10y111の酢酸エチルの混液中で水素
添加後、触媒をr取し、f液を留去し、減圧下で乾固さ
せて、標題化合物170 mg (収率96%)を得た
実施例19 3−l93−0−(3−(、N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ)フェニル)プロピオニル〕リトコールテペ
ンジルエステル リトコール酸ベンジルエステル470mgヲ用イて実施
例15と同様に反応処理して、標題化合物4701!I
g(収率63係)を得た。
実施例20 3−0−(3−(m−(N;N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ)フェニル)プロピオニル〕実施例19で得
られた化合物200 mgを実施例18と同様に反応処
理して、標題化合物160 pg (収率92憾)を得
た。
実施例21 3−0−[3−(m−(N、N−ビス(2−ブロモエチ
ル)アミノコフェニル)フロピオニル〕ウルツデオキシ
=−ルOp−メトキシペンジルエ3−[m−(N、N−
ビス(2−ブロモエチル)アミノ〕フェニル〕プロピオ
ン酸380mgおよびウルソデオキシコール酸p−メト
キシベンジルエステル 5201111gを用いて実施
例7と同様に反応処理して、標題化合物365 mg 
(収率41%)を得た。
実施例22 3−0−(3−(m−(N、N−ビス(2−プC! %
 x チル)アミノ)フェニル)プロピオニル〕ウルソ
デオキシコール酸 実施例21で得られた化合物200 mgを実施例8と
同様に反応処理して、標題化合物96コg(収率56%
)を得た。
実施例23 3−0−(3−(m−(N、N−ビス(2−ブロモエチ
/l/)アミノ)フェニル)プロピオニル〕ケ′ノデオ
キシコール酸p−メトキシベンジルエステル ケノデオキシコールNp−メトキシベンジルエステル 
520 mgを用いて実施例21と同様に反応処理して
、標題化合物310 mg (収率35%)を得た。
実施例24 3−〇−(3−(m−(N、N−ビス(2−ブロモエチ
ル)アミノ)フェニル)プロピオニル〕実施例24で得
られた化合物200 mlJを実施例8と同様に反応処
理して標題化合物130コg (収率74%)を遵だ。
実施例25 3−0−[4−(1)−(N、N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ)フェニル〕ブチリル〕ケノデオキシコー
ル酸p−メトキシベンジルエステルクロラムプシル31
0mg およびケノデオキシコールWl)−メトキシベ
ンジルエステル 52Qzgヲ用いて実施例7と同様に
反応処理して、標題化合物210 mg(収率26%)
を得た。
実施例26 3−o−(4−(p−(Ns N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ)フェニル)ブチリル〕ケノ実施例25で
得た化合物150!ngを実施例18と同様に反応処理
したのち、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離
精製し、減圧で乾固させて、標題化合物75 Iflg
 (収率59%)を得た。
実施例27 3−0−(4−(1)−(シ、N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ)フェニル)ブチリル〕デオデオキシコー
ル酸p−メトキシベンジルニスデル520 mgを用い
て実施例25と同様に反応処理して、標題化合物290
 mg (収率36%)を得た。
実施例28 3−0−[4−(El−(N、N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ)フェニル〕ブチリル〕デオ実旌例nで得
られた化合物 200 mgを実施例8と同様罠反応処
理して、標題化合物98 mg(収率564)を得た。
実施例29 3−0−(<−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ)フェニル)ブチリル〕グリ実施例28で得
られた化合物90mg、グリシン15mg s ”−二
トキシカルボニル−2−エトキシ−1゜2−ジ℃ドロキ
ノリンso mgおよびトリエチルアミy25mgを2
 mlのDMFに加え、80℃で1時間撹拌した。反応
液を50m1のジイソプロピルエーテルに加え、−晩装
置して得られた沈澱物を501111の酢酸エチルに溶
かし、0.2規定塩酸で洗った′のち、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで分離精製して、標題化合物a5
mg (収率36冬)を得た。
実施例30 3−0−(p−(NtN−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノメチル)ベンゾイル〕コールRp−メトキシベンジ
ルエステル p−Cy* N−ビス(2−クロロエチル)アミノメチ
ル〕安息香p280mgおよびコール酸p−メトキシペ
ンジルエステルs3omgを用いて実施例7と同様に反
応処理して、標題化合物1501f1g(収率18%)
を得た。
!!施例31 3−0−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチル例3
0で得られた化合物 Zoo mgを実施例8と同様に
反応処理して、標題化合物60 mg(収!71%)を
得た。
実施例32 3−0−[p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノメチル)ベンゾイル〕ウルソデオキp −(Nt 
”−ビス(2−クロロエチル)アミノメチル〕安息香酸
280 !ngを1mユのチオニルクロリド中で5時間
加熱還流したのち、チオニルクロリドを減圧で留去した
。残渣14nユのジクロロメタンに溶かし、520 m
gのウルソデオキシコール酸p−メトキシベンジルエス
テルと実施例7と同様に反応処理して、標巨化合物1s
o mg (収出23%)を得た。
実施例33 3−0−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノメチル)ベンゾイル〕ウルンデオキシコール酸 実施例32で得られた化合物1θO口gを実施例8と同
様に反応処理して、標題化合+J7omg(収率83係
〕を得た。
実施例34 3−0−[:N、N−ビス(2−クロロエチル)アミノ
アセチル〕ケノデオキシコールMp−メトキシベンジル
エステル N 、 N−ビス(2−クロロエチル)グリシンo、s
g、ケノデオキシコールF2 p−メトキシベンジルエ
ステル1.osg、ジシクロへキシルカルボジイミド0
.6 gおよび)j−メチルイミダゾール0.3gf5
ml のジクロロメタンに加え、室温で20時間撹拌し
た。析出した結晶なP取したのち、F液に100 ml
のクロロホルムを加え、1%炭酸水素ナトリウム溶液で
洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留
去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで分離精ギして、標題化合物320 mg (収率
22幅〕を得た。
実施例35 3−0−[N、N−ビス(2−クロロエチル〕笑施例あ
で得られた化合物zoo mgを実施例8と同様に反応
処理して標題化合物xssmg(収率94%]を得た。
実施例36 3−0−(N、N−ビス(2−クロロエチル)アミノア
セチル〕デオキシコール酸ベンジルニスデオキシコール
酸ベンジルエステル5.0gおよびピリジン1.0gを
25nユのジクロロメタンに溶かし、水冷下、撹拌しな
がら、ブロモアセチルプロミド2.0gを滴下し、室温
にもどして1時間撹拌した。50 mlのクロロホルム
を加え、水、0.5規定塩酸および水の順に洗ったのち
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶旗を留去して得ら
れな残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離
精製して、3−0−ブロモアセチル−デオキシコール醒
ベンジルエステル2.6 g VIM、−(mP : 
124〜125℃、アセトニトリルより再結晶)。
この2.0gを6mユ のアセトンに加え、N、N−ビ
ス−(2−クロロエチル)アミン2.8gを加えて、室
温で16時間撹拌した。酢酸エチル25!OXを加え、
水% 0.2規定塩酸および水の順に洗ったのち、無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製し
て、標題化合物1.s g(収率42憾)を得た。
実施例37 3−0−[N、N−ビス(2−クロロエチル〕実施例3
6で得られた化合物1.0gを、400m1Jの5%パ
ラジウム炭素を用いて10m1のテトラヒドロフラン中
で水素添加後、触媒を汗取し、P液を留去して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離精製
して、種類化合物520mg(収率60%)を得た。
実施例38 3−0−[:N、N−ビス(2−クロロエチル)コール
醸4.1gおよびピリジン0.8gを30 mlのDM
Fに溶かし、水冷下、撹拌しながらブロモアセチルプロ
ミド2.2gを滴下した。50゛Cで1時間撹拌したの
ち、反応液を200mユの水に加え、析出物をP取した
。析出物を60nユの酢酸エチル罠溶かして水洗したの
ち、無水FA酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して
得られた残渣な、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
で分離特集して、3−0−ブロモアセチルコールD3.
2gを得た。
この3.0gを30m1のアセトンに溶かし、NlN−
ビス(2−クロロエチル)アミン1.7gを加えて室温
で48時間撹拌したのち、溶Wを留去して得られた残渣
を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分!a精製
して、標題化合物2.2 g、 (収車39%)を得た
。クロロホルム−ジイソプロピルエーテルより再結晶し
た。mp:xo3〜105”C0実施例39 3−0−CN、N−ビス(2−クロ”ロエチ゛ル)アミ
ノアセチル〕グリココール酸ベンジルエステル 実施例38で得られた゛化合物1.2g、グリシンベン
ジルエステルp−トリエンスルホンe塩0−9g。
トリエチルアミン0.3 gおよびジシクロへキシルカ
ルボジイミド0.44 gを10℃ユの°酢酸エチルに
加え、室温で16時間撹拌したのち、析出物をr取し、
P液に40已の酢酸エチルを加え、0.5規定塩酸、お
よび2%炭炭水水素ナトリウム水溶液)弔に洗ったのち
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して得ら
れた残督をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分M
n製して、標題化合物850zg(収率55%)を得た
実施例40 3−0−()J、N−ビス(2−クロロエチル)アミノ
アセチル〕グリココール酸 実施例39で得られた化合物800 mgを、300 
mgの5%パラジウム炭素を用(・て20館のエタノー
ル中水素添加後、触媒をr取して得られたP液を溶媒留
去し、減圧下で乾固して、標9什金物650mg (収
率93%)を得た。
実施例41 3−0−[N、N−ビス(2−クロロエチル)ウルツデ
オキシコール酸4.Ogを用いて実施例38と同様に反
応処理して、3−0−プロモアセチルウルツデオキシコ
ール酸2.1gを得た。
この1.0gを、実施例謔の14スケールで同様に反応
処理して、種間化合物soo rr+g (収車29%
)を得た。酢酸エチル−n−へキサンより再結晶したa
  mp : 1315〜137℃。
実施例42 3−0−[N、N−ビス(2−りe+o−n−プロピル
)アミノアセチル〕ウルソデオキ゛シコール酸 実tlA例41で得た3 −o −’ブロモアセチルウ
ルソデオキシコール醇1.0gを5m工のアセトンに溶
かし、2.0gのN、N−ビス(2−りt=to−n−
プロピル)アミン(ラセミ体とメゾ体の当il金物)を
加えて室温で16時間撹拌後、クロロホルム50 ml
を加え、水、0.2規定iff、および水の庸罠洗った
のち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
分1!PflJ Hして、標題化合物773 mg(収
率26%)を得た。
実施例43 3−0− [4−(N 、 iJ−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ)ブチリル〕デオキシコール酸p−メトキ
シベンジルエステル 4−(N、N−ビス(2−クロロエチル)アミノ〕酪酸
500 mgを1 slのオキザリルクロリドに加え、
40℃で1時間撹拌したのち、減圧下で過−剰のオキザ
リルクロリドを留去し、乾固させた。残渣を4mユのジ
クロロメタンに溶かし、デオキシコール′Mp−メトキ
シベンジルエステル1.0 gおよびピリジン0.2 
gを溶かした4 mlのジクロnメタン溶液に撹拌しな
がら加えた。15分後、50 mlのクロロホルムを加
え、水および2係炭ワ水゛素ナトリウム水溶液で洗った
のち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して
得ろ−れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で分離精製して、標題化合物410 pg (収率29
4)を得た。
実施例44 3−0−(4−(N、N−ビス(2−クロロエチル例4
3で得られた化合物250 mg を実施例8と同様に
反応処理して、標題化合物150・X:1g  (収率
72チ〕を得た。
実施例45 3−0−(4−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ)ブチリル〕ケノデオキシコール酸p−メトキシベ
ンジルエステル ケノデオキシコール酸p−メトキシベンジルエステル1
.0gを用いて実施例43と同様に反応処理して、標題
化合物300 mg (収率21%)を得た。
実施例46 3−0−(4−(N、N−ビス(2−クロロエ実施例4
5で得られた化合物1so mg ff*施例8と同様
に反応処理して、標題化合物90 mg (収率72%
)を得た。
実施例47 3−0−(6−(N、N−ビス(2−クロロエチルコア
ミノ)カプロイル〕コールW1p−メトキシベンジルエ
ステル 6−(N、N−ビス(2−クロロエチル〕アミノ〕カフ
ロン酸5001!Igを1 mlのチオニルクロリドに
加え、1時間加熱還流したのち、減圧下で過剰のチオニ
ルクロリドを留去し、残渣を4mユのジクロロメタンに
!!!濁させ、コール酸p−メトキシベンジルエステル
1.0gおよびピリジン0.4 gを溶かした5mlの
ジクロロメタン溶液に加工、15分後、実施例43と同
様に処理して、標題化合物350 mg (収率24壬
)を得た。
実施例48 3−0−[6−(N、N−ビス(2−クロロエ実施例4
7で得られた化合物250110gを実施例8と同様に
反応処理して、標題化合物180mg(収率85%)を
得た。
実施例49 3−0−(6−(N、N−ビス(2−クロロエチルコア
ミノ)カプロイル〕ウルソデオキシコール酸P−メトキ
シベンジルエステル ウルソデオキシコール酸p−メトキシベンジルエステA
−1,0gを用い、て実施例47と同様に反応処理して
、標題化合物300 mg (収車20 % )を得た
実施例50 3−0−(6−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノンカプロイル〕ウルソデオキシコー実施例49で得
た化合物250 mgを実施例8と同様に反応処理して
、標題化合物155 !nに< (収率52壬)を得た
実施例51 3−0−[p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ)フェニルアセチル〕タウロウルソデオキシコール
酸 3−O−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ)フェニルアセチル〕ウルツデオキシ”’−kWl
 500 mg、タウリン280!111g、、トリエ
チルアミン300 !11に<および1−エトキシカル
ボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン70
0mgを4 ml f) DMF K加え、80℃で2
時間撹拌したのち、反応液を150!!11のジイソプ
ロピルエーテルに加えた、生じた沈澱を0.2規定塩酸
で洗ったのち、乾燥し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離精製して、標題化合物1sstoF、(収
率27係)を得た。
実施例52 3−0−(p−(NjN−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノカルボニルオキシ)ベンゾイル〕ココールep−メ
ト*ジベンジルエステル530 ZOgおよびp−Cx
、x−ビス(2−クロロエチル)アミノカルボニルオキ
シ安息香a 310 mgを用〜・て実施例7と同様に
反応処理して、標題化合物235 mg (収率29優
〕を得た。
実施例53 3−0−(p−(IJ、N−ビス(2−クロロエチル)
アミノカルボニルオキシ)ベンゾイルココ実施例52で
得られた化合物xsomgfL−実施例8と同様に反応
処理して、標題化合物105mg(収率82壬)を得た
実施例54 3−0−(p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノカルボニルオキシ)フェニルアセチル〕コール酸ベ
ンジルエステル コール酸ベンジルエステル500 mg、 p −[N
 。
N−ビス(2−クロロエチル)アミノカルボニルオキシ
フフェニル酢rR330mgを用〜・て実施例7と同様
に反応処理して、標題化合物3osmg(収率37憾)
を得た。
実施例55 3−0−(1)−(N、N−ビス(2−クロロエチル)
アミノカルボニルオキシ)フーニルアセチル〕コール酸 実施例シで得られた化合物20021og を用いて実
施例18と同様に反応処理して、標題化合物175J(
収率9s%)を得た、クロロホルムより結晶化した。 
mp : 140〜143℃。
!!施例56 3−0−(N、N−ビス(2−クロロエチル)3−0−
(N、N−ビス(2−クロロエチル)アミノアセチル〕
コール酸50020gを用いて実施例51と同様に反応
処理して、標題化合物370 mg(収率62%)を得
た。
生理活性 実験例 (1)胆汁酸誘導体による殺癌細胞効果CDF’ lマ
ウスにより継代維持されたP388マウス白血病細胞を
RPM11640培讐液(20mM 肚PILsを含む
)で5 X 10’ celユs / ml y)濃度
Kp濁させて、1m1ずつ試験管に分注した。これに終
濃度50μMになるように検体を加え、37℃で振盪(
100往復7分)しながらインキユベートを行なりた。
2時間後、”H−−y−ミシンヲ終濃度0.25 μo
i/ml Kなるように加え、さらに1時間インキエベ
ートを行な(・、細胞に取り込まれた放射活性量を常法
に従って測定した。溶媒コントロール群に対する被検液
群の取り込み阻害室を第1表に示す。
第1表 臀吉富展薬@)裏ナイトロジエンマスタードーN−オキ
シド塩醗塩。
第1表から明らかなように、本発明の胆汁酸誘導体は、
P388細胞の3H−チミジンの敗り込み罠おいて陰性
コントロールであるコール酸に比べてはるかに高い阻害
活性を有していた。
また、顕微鏡観察において細胞の変性、壊死9程度が3
H−チミジ7の取り込み阻害率とよく相関して〜・た。
(2)毒性 本発明胆汁酸誘導体(化合物3B ) 200 mg 
/ kg(0,5%OMC溶液で調製)を1OR系雄性
マウス一群4匹に経口的に単回投与し、3週間生死を観
察した。一方、上記被検物500 mg / kgをl
CR系雄性マウス一群8匹に腹腔内投与し、同様に3週
間生死を観察した。(・ずれも死亡例は一例も認められ
なかつた。
従りで、本発明胆汁酸誘導体は、一般に低毒性であると
言える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下式で示される胆汁酸誘導体およびその塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xはハロゲン原子であり、R_1は水素原子ま
    たは低級アルキル基であり、Yは−(CH_2)−_n
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中nは0〜5の整数を示す)であり、R_2および
    R_3はそれぞれ水素原子または水酸基であり、R_4
    は水酸基、低級アルコキシ基、▲数式、化学式、表等が
    あります▼または−NH−(CH_2)−_mR_6(
    式中、R_5は水素原子または低級アルコキシ基を、R
    _6はカルボキシ基、ベンジルオキシカルボニル基また
    はスルホニル基、あるいはその塩を、mは1〜4の整数
    を、それぞれ示す。)であり、−−−−はα結合であり
    、■はαまたはβ結合である。〕 2、下記の工程イ)、イ)〜ロ)、あるいはイ)〜ハ)
    からなることを特徴とする、下式で示される胆汁酸誘導
    体またはその塩の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xはハロゲン原子であり、R_1は水素原子ま
    たは低級アルキル基であり、Yは−(CH_2)−_n
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中nは0〜5の整数を示す)であり、R_2および
    R_3はそれぞれ水素原子または水酸基であり、R_4
    は水酸基、低級アルコキシ基、▲数式、化学式、表等が
    あります▼または−NH−(CH_2)−_mR_6(
    式中、R_5は水素原子または低級アルコキシ基を、R
    _6はカルボキシ基、ベンジルオキシカルボニル基また
    はスルホニル基、あるいはその塩を、mは1〜4の整数
    を、それぞれ示す。)であり、−−−−はα結合であり
    ■はαまたはβ結合である。〕 イ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_2およびR_3はそれぞれ水素原子または
    水酸基であり、R^1_4は、低級アルコキシ基、また
    は▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R_5は
    水素原 子または低級アルコキシ基を示す。)であり、−−−−
    はα結合であり、■はαまたはβ結合である。〕 で表わされる胆汁酸誘導体を 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、Xはハロゲン原子であり、R_1は水素原子ま
    たは低級アルキル基であり、Yは−(CH_2)−_n
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、nは0〜5
    の整数を示す )である。〕 で表わされる化合物と反応させて、前記の式( I )で
    表わされる胆汁酸誘導体(たゞし、R_4はR^1_4
    と同義である)を得ること。 ロ)上記工程イ)で得られる胆汁酸誘導体のうちR_4
    が▲数式、化学式、表等があります▼で示される化合物
    を、酸 加水分解あるいは接触還元に付して、前記の式( I )
    で表わされる胆汁酸誘導体(ただし、R_4は水酸基)
    を得ること。 ハ)上記工程ロ)で得られる胆汁酸誘導体を一般式 H_2N−(CH_2)−_mR_6(IV)〔式中、R
    _6はカルボキシ基、ベンジルオキシカルボニル基また
    はスルホニル基であり、mは1〜4の整数を示す。R_
    6は、塩の形でもよい。〕で表わされる化合物と反応さ
    せて、前記の式( I )の胆汁酸誘導体(ただし、R_
    4は−NH−(CH_2)_m−R_6)を得ること。
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