JPS6363469B2 - - Google Patents

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JPS6363469B2
JPS6363469B2 JP4321980A JP4321980A JPS6363469B2 JP S6363469 B2 JPS6363469 B2 JP S6363469B2 JP 4321980 A JP4321980 A JP 4321980A JP 4321980 A JP4321980 A JP 4321980A JP S6363469 B2 JPS6363469 B2 JP S6363469B2
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JP
Japan
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passenger
time
passengers
passenger conveyor
conveyor
Prior art date
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JP4321980A
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エスカレータ、移動歩道等の乗客コ
ンベアに関し、特に利用客を検出して自動的に運
転する乗客コンベアの制御装置に係る。
〔従来の技術〕
一般に、エスカレータ等の乗客コンベアは、手
動操作で起動・停止されるのが普通であり、例え
ば朝方に起動され、夜停止される。したがつて、
その間、利用客が無くても運転継続されることに
なり、無駄に電力を消費することになる。
そこで、この無駄を無くすために、乗客コンベ
アの乗込口に設けた光電装置等で利用客を検出す
る毎に、乗客コンベアを起動し、一定時限後に停
止する自動運転が提案され、一部で実施されてい
る。この案は、長時間利用客が来ない状態が生じ
る乗客コンベアで、省電力効果を上げている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、この自動運転は、利用客の利用状態
によつては、起動・停止が頻繁に行なわれること
になる。一方、電力は起動時に多く消費する。し
たがつて、起動・停止が多くなると、省電力効果
が減少し、利用状態によつては消費電力が逆に増
加するだけでなく、機器の損傷を早めることにな
る。
本発明の目的は、利用客を検出して起動する乗
客コンベアにおいては、省電力効果の高い乗客コ
ンベアの制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、利用客を検出する手段を備
え、この利用客検出手段に応動して乗客コンベア
を起動し、所定の運転時間後停止させるような自
動運転を行なう乗客コンベアの制御装置におい
て、乗客コンベアの乗入口に設けた光電装置等
で検出した所定時間内の利用客数、利用する度
合により変化する所定時間内における乗客コンベ
アの消費電力(例えば、起動から次の起動までの
間、又は停止から次の停止までの間の平均消費電
力)、交通需要に応じて区分される時間帯(例
えば、1日のうち出勤時、退勤時)のうち少なく
とも1つに応じて次に乗込む利用客の利用頻度を
予測し、利用客を検出する毎に、その時の利用頻
度の増加に応じて利用客1人当りの運転時間を増
加させるように構成したことにある。
〔作 用〕
乗客コンベアに続いて乗込む利用客の利用頻度
は、上記の、ように変化要素を直接検出する
もの、又はのように間接的に検出するものでも
予測できる。このように、適宜変化する利用頻度
を予測し、乗客コンベア起動後停止までの運転時
間をその時の利用頻度に応じて可変とすることに
より、次に乗込む利用客が到着するまでの時間を
考慮した運転を行なうことができ、無駄な運転継
続あるいは起動・停止を防止し、電力消費を減少
させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を、図示する一実施例を用いて説
明する。
第1図はエスカレータ等乗客コンベアの構成図
で、乗客が乗るステツプ1、ステツプ1と連動し
乗客の安全を図るハンドレール2は減速機3を介
して駆動用電動機4に連結され、電動機4は断路
器6を介して交流電源5から駆動用電力の供給を
受け、断路器6はマイクロコンピユータ20の信
号21を受けて開閉される。交流電源5の電動機
4への電流は、変流器7によつてマイクロコンピ
ユータ20へ信号22として取込まれる。また、
マイクロコンピユータ20は、光、超音波、重
量、赤外線(温度)等を用いた検出器8で検出さ
れた乗客数に応じたパルス信号23を取込む。
第2図はマイクロコンピユータ20の構成を示
し、マイクロコンピユータ20は、マイクロプロ
セツサ(略してMPU)24、MPU24からの周
辺機器を制御するコントロール信号25、周辺機
器とのデータをやりとりするデータバス26、周
辺機器として、乗客数を計数するカウンタ27、
時間を計測するタイマー28、アナログ的な電流
信号22をデイジタル信号に変換するA/D変換
器29、MPU24の手順書が書込まれているリ
ードオンリメモリ(略してROM)30、MPU
24に必要なフラグ、変数等を一時的に記憶して
いるランダムアクセスメモリ(略してRAM)3
1、MPU24からエスカレータを制御する信号
21を出力するための周辺インターフエイス(略
してPiA)32から構成されている。
第3図は、マイクロコンピユータ20の動作を
指示する手順書で、カウンタ27、タイマー2
8、A/D29、RAM31、PiA32の初期状
態にセツトするイニシヤライズ処理ステツプ10
0、乗客数を計測するためにサンプリング周期T
が経過するとタイマー28が乗客測定タイマーフ
ラグをセツトするので、そのフラグを検出し、セ
ツトされているならばステツプ120を、リセツ
トされているならばステツプ130を実行させる
ステツプ110、乗客数から運転時間間隔を決定
するステツプ120、乗客の有無を判断し乗客が
有れば、ステツプ140を、乗客が無ければステ
ツプ150を実行させるステツプ130、エスカ
レータを起動させるステツプ140、運転時間を
測定するタイマーフラグがタイムアウトか否かを
判定し、タイマーフラグがリセツトならばステツ
プ110を実行させ、タイマーフラグがセツトな
らばステツプ160を実行させるステツプ15
0、乗客コンベアの運転を停止するための処理ス
テツプ160からなつている。
運転時限を決定するステツプ120は第4図に
示すように、T時間内の乗客数を計数しRAM3
1に記憶させる場合の格納アドレスを示すポイン
タを1増加させ、ポインタの値が第5図aに示す
ようなRAM31のメモリマツプ上で、最終アド
レスAddr+lよりも大きくなつた場合に、格納
エリアの最小アドレスAddr+0にポインタをす
るステツプ121、乗客数カウンタ23の現在の
値からT時間前のカウンタの内容を減じ、その結
果をポインタの示すアドレスAddr+i(i=0、
1…、l)へ格納するステツプ122、前記ステ
ツプ122を実行すると、第5図bに示すように
lT時間以前からのサンプリング周期Tの乗客数
がRAM31に格納される。この乗客数を用いて
運転時間を、変数として乗客数、出力は運転時間
である関数(例えば、乗客数の累積に係数を掛け
たものや、将来の乗客を予測するため、ラグラン
ジエの補外法等の関数)に乗客数を代入し、乗客
を検出した場合の運転時間T2を決定するステツ
プ123、乗客数カウンタをクリアし、サンプリ
ング時間Tになつたことを指示するタイマーフラ
グをリセツトするステツプ124からなつてい
る。
乗客コンベア起動処理ステツプ140は、第6
図に示すように乗客コンベアの運転時間をT2
し、タイマーを起動するステツプ142、乗客コ
ンベアを運転状態にするステツプ144からなつ
ている。
乗客コンベアの停止処理は第7図に示すよう
に、エスカレータ運転用タイマーを停止し、タイ
マーのフラグをリセツトするステツプ162、乗
客コンベアを停止するステツプ164からなつて
いる。
ここで、乗客数と運転時間T2を決めるステツ
プ123において、横軸に乗客数、縦軸に運転時
間を取ると、乗客数と運転時間の関係は、第8図
に示すようになる。単位時間(lT時間)の乗客
数が1人の場合の運転時間T20は、検出器が乗客
コンベアの乗客を検出してから、該乗客が乗客コ
ンベアを降りる迄の時間に余裕を加えた時間とな
る。また運転時間の最大値は単位時間(lT)以
上は、意味を持たないためlT時間として、それ
以上乗客が増加しても、乗客が乗る毎に、運転時
間がlT時間となるので、連続運転と等価である。
さて、乗客数Nと運転時間T2は T2=αN+T20 lT 1≦N<n n≦N の関係式が成立する。
更に、この関係式を、上に凸の関数とすると、
乗客が増えるに従つて、運転時間が延長され、急
に乗客が途絶える確率は低いので、多少運転時間
を長目になり、停止後、すぐの運転再開という現
象を避けることができる。
このような構成にし、乗客コンベアの電源が入
ると、マイクロコンピユータ20はイニシヤライ
ズ処理を行ない乗客コンベア運転可能状態にし
て、乗客を待つ。乗客検出器8で乗客を検出する
と、乗客コンベアが起動され、運転時間はそれ以
前のlT時間の乗客数により決定される。運転時
間中の乗客検出を行なうと、タイマーをリセツト
するので、それ迄のカウントは無視され、その乗
客により乗客コンベアが起動されたものとなり乗
客の乗降に必要な時間運転する。この結果、乗客
の数が多い場合には連続運転となり、閑散時には
乗客が乗降できる時間乗客コンベアを運転し、乗
客数が増加してくると乗客数に対応させて運転時
間を増加させることができる。したがつて、乗客
数が増加してきて、かつ単位時間lT内に乗客が
比較的疎らに到着するときは特にエスカレータを
停止させた直後に乗客を検出し、再起動といつた
確率が低減し、乗客コンベアの起動停止の回数を
減ずることが可能となるため、乗客コンベアの摩
耗が少なくなるともに、起動時に大電力を消費す
る回数が少なくなるため、省エネルギー効果も非
常に大きくなる。
第9図は本発明の変形例を示すための説明図
で、電動機4の電流波形を示したものである。誘
導電動機4へは起動時に大電流I1が流れ、定常走
行時には少ない電流I2ですむ。このため起動回数
を減少させると、省電力になる。したがつて、第
10図に示す変形例では、平均電力を求めるステ
ツプとして、第3図に示すステツプ100、16
0とステツプ110の間に、電力計測タイマーフ
ラグがセツトであればステツプ106を、リセツ
トであればステツプ110を実行させるステツプ
105、消費電力を累算するステツプ106、電
力計測用タイマーフラグをリセツトするステツプ
107からなつている。
これらのステツプで求められた累積電力を用
い、今回運転した平均消費電力を求めるため、第
7図のステツプ160を変更したので、第11図
である。第11図は現在乗客コンベアが停止した
時刻から、前回の停止時刻の差を求め、停止時間
間隔を求めるステツプ165、現在の時刻を記憶
するステツプ166、電力の累算値と停止時間間
隔より平均電力の算定を行なうステツプ167、
電力の累算値をクリアし、次回の電力消費量累算
を行なうための準備ステツプ168からなつてい
る。
この平均消費電力を用い、第4図のステツプ1
23を第12図のステツプ1230のように変更
する。
すなわちステツプ1230は、乗客数と一度の
運転の平均消費電力より、運転時間を求めるステ
ツプであり、平均消費電力が大きくなると運転時
間を延ばし、起動・停止の頻度を下げる。
このような構成にすると、散発的に乗客が来
て、その来る周期が運転時間より多少長めになつ
た場合には、起動回数が増加し、平均消費電力が
増える。この結果、乗客コンベアの運転時間がス
テツプ1230で増加され、平均消費電力が最小
になる時点に運転時間間隔が収束する。このため
乗客コンベアの省電力を図れる。
更に、平均消費電力を前回の運転1回ではなく
本発明の第1の実施例で示した乗客の分布を記憶
する方法を用いると、消費電力の予測等が効率良
く行なえ、一層の省電力効果がある。
以上、利用頻度に比例した要素を直接検出する
方法を述べた。しかし、第13図に示すように、
1日の交通需要が時間帯によつて変化する場合、
その時間帯を時計で検出することにより、交通電
要すなわち利用頻度を検出することができる。図
は、例えば駅の構内に設けられた乗客コンベアの
利用特性を示すもので、出勤時(8時〜10時)及
び退勤時(17時〜19時)に乗客が急激し、その他
の時間帯は乗客が少ない場合を示している。この
ように、一日の利用状態がパターン化されている
場合、その時間帯を時計で検出し、時間帯に応じ
て乗客コンベア起動後、利用客が乗り込み停止す
るまでの運転時間を制御することもできる。この
方式は、利用状態が不特定のものには使用できな
い反面、簡単に構成できる効果があり、また、他
の利用頻度検出手段と併用すれば有効である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、利用客を予測し
て運転時間を可変とするため、無駄な運転及び起
動・停止を防止し、省電力化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による乗客コンベアの構成図、
第2図は本発明によるマイクロコンピユータの概
略図、第3図は本発明によるマイクロコンピユー
タの手順書全体図、第4図、第6図、第7図は本
発明による第1の実施例の手順書詳細図、第5図
は本発明によるランダムアクセスメモリマツプ
図、第8図は本発明による乗客数と運転時間の関
係図、第9図は電動機の電流波形説明図、第10
図、第11図、第12図は本発明による第1の変
形例の手順書詳細図、第13図は第2図の変形例
を説明するための一利用状態特性図である。 3……電動機、6……断路器、7……電流検出
器、8……乗客検出器、20……マイクロコンピ
ユータ、27……カウンタ、28……タイマー、
29……A/D変換器、30……ROM、31…
…RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 利用客を検出する手段を備え、この利用客検
    出手段に応動して乗客コンベアを起動し、上記利
    用客1人当りにつき所定の運転時間後、上記乗客
    コンベアを停止させる乗客コンベアの制御装置に
    おいて、 所定時間内の利用客数、所定時間内における乗
    客コンベアの消費電力、及び交通需要に応じて区
    分される時間帯、のうち少なくとも1つに応じて
    乗込む利用客頻度を予測する手段と、 上記利用頻度の増加に応じて上記利用客1人当
    りの運転時間を増加させる手段とを 備えたことを特徴とする乗客コンベアの制御装
    置。
JP4321980A 1980-04-02 1980-04-02 Controller for man conveyor Granted JPS56141284A (en)

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JPS56141284A JPS56141284A (en) 1981-11-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006188314A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア制御装置
JP6521565B2 (ja) * 2014-01-20 2019-05-29 Dmg森精機株式会社 省電力を考慮したncプログラム生成装置

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JPS56141284A (en) 1981-11-04

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