JPS6362776A - 画像記録材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は加熱又は加圧ｌ；より画像が形成される画像記
録材料に関する。

従来技術 画像記録材料として最も一般的なものは銀塩３真材料で
ある。しかしこの種の記録材料では追加記録ができず、
また現像、定着及び暗室操作を必要とする点で実用上の
制約がある。そこでこれらの制約を解消するためＴｅ。

Ｂｉ等の金属層の溶解凝集Ｃ：よって画像を形成するよ
うＣニジた記録材料が提案されているが、この記録材料
の場合は画像の解像力や保存性等に問題がある上、；ス
トも高いという欠点があった。

目　　　的 本発明の目的は現像、定着及び暗室操作を必要とせず、
画像の追加記録も可能な上、画像の解像力及び保存性（
；優れ、しかも安価な画像記録材料を提供することであ
る。

構成 本発明の画像記録材料は支持体上Ｃ：下記一般式！又は
ＩＩで示されるシアニン又はメロ７゛　アニン化合物を
主成分とする記録層を有することを特徴とするものであ
る。

一般式Ｉ： ＲＩＲ。

一般式■： 曳　　　　　　鳥 （但しＲ１＊　Ｒ１は少くとも一方が炭素数１０〜２５
である、置換又は無置換のアルキル基、ｚｌｊ　ｚ、は
チアゾール、ベンゾオキサゾール又ハ３．３−ジアルキ
ルインドレニンヲ形成するの４：必要な原子群で、この
中の芳香族環はアルキル基、アルコキシ基、アルケニル
基又はハロゲン原子で置換されていても、或いは他の芳
香族環と縮合されていてもよい。”ｍ　＃　”４１　Ｔ
ＬＩは置換又は無置換のアルキル基、ｎは１〜３の整数
、また？は酸アニオンを表わす。） 本発明の記録材料は画像情報を熱的又は圧力的情報ノ臂
ターンとして付与することｇ；よりこの画像情報を吸光
度変化又は反射率変化として記録するものである。これ
を図面Ｃ：よって観明すると、第１図は記録前の記録層
Ｃ：おける波長１：よる吸光度及び反射率の変化曲線図
、第２図は記録後の記録層における波長による吸光度及
び反射率の変化曲線図であって、この記録層（記録前）
は前記一般式のシアニン又はメロシアニン化合物を含む
溶液を通常の塗布法により塗布して形成されるが、こう
して得られる記録層は塗布工程で前記シアニン又はメロ
シアニン化合物の発色部である重鎖アルキル基がミセル
化し、−見、無色透明に見える。このような記録層を部
分的（：加熱又は加圧すると、その部分の発色部のミセ
ル状態が破壊されて通常の非晶質膜となり、−見、発色
したように見える。即ち本発明の記録層は加熱又は加圧
により画像情報を記録することが可能である。

本発明の記録材料は基本的（：は支持体上に前述のよう
な記録層を設けてなるが、支持体と記録層との間ｌ：接
着性、保存性、感度（光吸収能力の増大又は熱伝導率の
制御）等の向上を目的として下引層を設けたり、或いは
記録層上Ｉ：記録層の傷、ホコリ付着、汚れ等からの保
護及び保存安定性向上や反射率の向上等を目的として保
＠層を設けることができる。

こ＼で支持体としてはポリエステルフィルムのようなプ
ラスチックフィルム、ガラス、紙、板状、シート状又は
フィルム状の金属等が使用される。

記録層は前述のようＣニ一般式Ｉ又は■のシアニン又は
メロシアニン化合物を含む溶液を支持体上Ｃ：塗布して
形成される。記録層の厚さは１００Ｘ〜５　ｐｆｎ、好
ましくは３００Ｘ〜２ｐｔｓの範囲が適当である。

一般式■又は■のシアニン又はメロシアニン化合物の具
体例としては下記のものが挙げられる。

記録層形成用の溶媒としては例えばメタノール、エタノ
ール、アセトン、メチルエチルケトン、メチレンジクロ
ライド、エチレンジクロライド、クロロホルム等の有機
溶媒が使用される。塗布はスプレー、ローラーコーティ
ング、浸漬、スピンコーティング等の慣用の方法Ｃ二よ
って行なわれる。

本発明の記録層は前記シアニン又はメロシアニン化合物
の他にポリエチレン、ポリエステル、ポリスチレン、Ｉ
リカーゼネート等の樹脂を含有させてもよい。

下引層の構成材料としてはポリエチレン、ポリエステル
、ポリメチルメタクリレート、ポリカーゼネート等の樹
脂や８１０．５ｉ０１　、ＭｆＰ２　。

ＴｅＯ２、Ｏｕ、　Ａｙ、　Ｉｎ、　Ｂｉ等の無機材料
が例示できる。

保護層の構成材料としては記録層の保護及び保存安定性
を目的とする場合は熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外
線硬化性樹脂等の樹脂やＺｎ、　Ｏｕ、　Ｓ、　Ｎｌ、
　Ｏｒ、　Ａｙ、　ＡＭ、　Ｉｎ、　Ｓｎ、　Ｔｅ、　
Ｂｌ。

５ｉ０２　、　ＭｙＦｌ　、　Ｓｉｎ、　ＴｌＯ２、Ｚ
ｎＯ，ＴｉＮ、　ＳｉＮ等の金属、半金端又は金属化合
物が使用され、また反射率の向上を目的とする場合は前
記金属、半金属又は金属化合物やポリメチン系色素、キ
サンチン系色素等の色素（これらの色素は金属７光沢を
有する皮膜を形成することができる。）が使用される。

以下に本発明を実施例（；よって説明する。

実施例１ １．２ｍ厚のポリメチルメタクリレート板上に化合物Ａ
　ｌ　９の１重量俤メタノール溶液をスピンコーティン
グ法により塗布乾燥して７００Ｘ厚の記録層を設け、は
ゾ無色の画像記録材料を作った。このものの分光特性を
第１図（ユ示す。

この記録材料の表面を棒でこすると、その部分は青色に
発色した。また記録材料の表面に波長７９０ｎｍｆ７）
半導体レーザー光（レーザー出力２ｆｉＷ）を画像状に
照射すると、その部分は同様に青色Ｃ：発色した。発色
後の記録材料の分光特性を第２図に示す。

実施例２ 化合物Ａ１９の代りに化合物＆７を用いた他は実施例１
と同じ方法ではゾ無色の画像記録材料を作った。このも
のも実施例１と同じ方法で青色に発色した。

実施例３ ポリメチルメタクリレート板の代り（ニジリカゲルコー
ト紙を用い、且つ化合物ｌ６１９の代り（：化合物Ａ２
５を用いた他は実施例１と同じ方法で白色の画像記録材
料を作った。

この記録材料の記録層面を実施例１の記録材料の記録層
面と重ね、紙支持体面をぜ一ルペンで描画すると、各記
録材料の描画部分は青色に発色した。

また本実施例の記録材料表面Ｃ：画像状の金属製マスク
を介してキセノンランプでフラッシュ露光したところ、
同様に画像状に発色した。

実施例４ 化合物Ａ１９の代りＩ：化合物Ａ２を用いた他は実施例
１と同じ方法でほぼ無色の画像記録材料を作った。

このものも実施例１と同じ方法で青色に発色した。

なお以上のようにシて得られた各発色画像はいずれも解
像力が高いため鮮明で、また保存性も優れていた。勿論
、画像の追加記録も可能であった。

効果 以上の如く本発明の画像記録材料は加熱又は加圧こより
簡単番；画ｆ象を形成でき、画像の追加記録も可能な上
、画像の解像力及び保存性Ｃ：優れ、しかも安価である
等の利点を有している。

【図面の簡単な説明】 第１因及び第２因は夫々実施例１で作った画像記録材料
の発色前及び発色後の分光特性を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持体上に下記一般式 I 又はIIで示されるシアニ
   ン又はメロシアニン化合物を主成分とする記録層を有す
   る画像記録材料。 一般式 I ： ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式II： ▲数式、化学式、表等があります▼ （但しＲ＿１、Ｒ＿２は少くとも一方が炭素数１０〜２
   ５である、置換又は無置換のアルキル基、Ｚ＿１、Ｚ＿
   ２はチアゾール、ベンゾオキサゾール又は３、３−ジア
   ルキルインドレニンを形成するのに必要な原子群で、こ
   の中の芳香族環はアルキル基、アルコキシ基、アルケニ
   ル基又はハロゲン原子で置換されていても、或いは他の
   芳香族環と縮合されていてもよい。Ｒ＿３、Ｒ＿４、Ｒ
   ＿５は置換又は無置換のアルキル基、ｎは１〜３の整数
   、またＸ＾■は酸アニオンを表わす。）