JPS636266Y2 - - Google Patents

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JPS636266Y2
JPS636266Y2 JP13848282U JP13848282U JPS636266Y2 JP S636266 Y2 JPS636266 Y2 JP S636266Y2 JP 13848282 U JP13848282 U JP 13848282U JP 13848282 U JP13848282 U JP 13848282U JP S636266 Y2 JPS636266 Y2 JP S636266Y2
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JP
Japan
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front loader
king post
tractor
bracket
guide
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JP13848282U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクタに対するフロントローダー
の着脱装置の改良に関する。
一般に、フロントローダーと呼ばれる作業機
は、トラクタの側部等に取付け、土砂・堆肥及び
牧草等を積込み、運搬するものであり、トラクタ
作業において、フロントローダーを必要としない
作業の時には、これを取り外し、ローダー作業時
には、再び、これを装着するものであり、従来、
一般に脱着に手間がかかるものが多く、フロント
ローダーを必要としない作業でも、つい、これを
装着したまま作業を行なうことがあつた。
本考案は、これら従来技術の問題点に鑑みてこ
れを解決するためになされたもので、フロントロ
ーダーの脱着を作業員一人でも短時間に容易に行
なうことができ、また、フロントローダーの部品
のうち、トラクタ側に残るものを可及的に少くか
つ小さくしてトラクタの保守点検等を容易に行な
うことができる新規なフロントローダーの着脱装
置を提供することを目的とする。
以下、本考案の詳細を図示する実施例に従つて
説明する。
第1図において、1はキングポストで、その後
方上部11でフロントローダーアーム2の後端2
1と連結し、かつ、その後方12で昇降用油圧シ
リンダー3を介して前記フロントローダーアーム
2と連繋し、さらに、その後方下部13にトラク
タ4のサイドブラケツト5と係合する係合部14
を具備し、その前方15にはスタンド6を装備す
ると共に前記トラクタ4のフロントブラケツト7
と係合する係合部16を具備している。
前記キングポスト1の後方下部13の係合部1
4は、第3図に示すように、後方と下方とが開放
する縦溝状ブラケツトからなり、上位に水平な固
定ピン141を渡設し、下位の開放部両側には外
方に拡く脱着用ガイド142・143・144が
形成されており、また、第4図に示すように、側
面視において、下方に、脱着用受部145が溝状
に形成されている。その受部145の前方の脱着
用前側ガイド146は後方の脱着用後側ガイド1
47より長い。
また、前記キングポスト1の前方15の係合部
16は、第2図に示すように、後方と下方とが開
放する縦溝状ブラケツトからなり、上位には外方
に拡く脱着用ガイド161・162が形成され、
かつ、溝巾も漏斗状に拡いており、下位には内側
にU字形状凹部163・164(第5図ロ参照)、
外側には該凹部163・164に連続するボス1
65・166が設けてある。
前記サイドブラケツト5は、第5図ハ・第8図
に示すように、上位に前方に開口する凹部51を
形成し、下位に側方に突出する脱着用支点ピン5
2を設けている。
前記フロントブラケツト7は、第2図・第6図
ロ・第8図に示すように、その尖端にキングポス
ト1の前方の脱着用ガイド161・162に案内
されるボス71を横架している。8は該フロント
ブラケツト7と該キングポスト1の係合部16を
ロツクするドツキングピン、9は前記スタンド6
の固定装置である。
第1図において、aはダンプ・掬い用油圧シリ
ンダー、bは作業機本体、cはリンク、dはリン
ク支点、eはロツド、fは作業機本体組付装置、
gはそれとフロントローダーアーム2との連結
点、hは前記組付装置fを作業機本体bにロツク
するドツキングピン、iはトラクタ4の前輪、j
は油圧ホース、第2図において、kはクロスバー
である。
次に、上述のように構成されたフロントローダ
ーの着脱装置の離脱方法及び装着方法にいて説明
する。
() 離脱方法 第1図の状態にあるフロントローダーにおい
て、油圧機構を操作稼動し、第5図イに示すよう
にダンプ・掬い用油圧シリンダーaを一杯に収縮
させると、リンクcがその支点dを中心に反時計
廻りに回転してロツドeを引張り、作業機本体組
付装置fを連結点gを中心に反時計廻りに回転さ
せ、ドツキングピンhによつて、作業機本体bを
最大の掬い状態とする。
次に、アーム昇降用油圧シリンダー3を一杯に
収縮すると、フロントローダーアーム2が連結支
点22を中心に時計廻りに回転し、そのフロント
ローダーアーム2の先端は下がり、前記作業機本
体組付装置fが、地面に接する。さらに、該フロ
ントローダーアーム2は地面を押し下げようとし
て、トラクタ4の前輪iを持上げる。
このとき、キングポスト1の前方の凹部16
3・164は、フロントブラケツト7のボス71
を押上げて、その内腔の軸芯と前記キングポスト
1側のボス165・166内腔の軸芯との芯ずれ
を修正してドツキングピン8の嵌挿を容易化する
(第5図ロ)。また、同時に、キングポスト1の後
方の固定ピン141は、サイドブラケツト5の凹
部51に確実に固定される(第5図ハ)。
次に、ドツキングピン8及びスタンド6の固定
装置9を引張るとスタンド6は下がり、さらにド
ツキングピン8を引抜き、前記固定装置9を元の
位置に戻すと、スタンド6は下つた状態で再び固
定される。
次に、第6図イに示すように、アーム昇降用油
圧シリンダー3を伸すと、ドツキングピン8が外
れているため、フロントローダーアーム2は自重
により上がらず、キングポスト1はサイドブラケ
ツト5の脱着用支点ピン52を中心に特計廻りに
回転し、同図ロに示すように、前方が下がる。
このとき、作業機本体組付装置fが接地してい
るため、キングポスト1は、フロントローダーア
ーム2から見ると、連結支点22を中心に時計廻
りに回転し、同図ハに示すように、サイドブラケ
ツト5の脱着用支点ピン52を後方へ押す。
よつて、トラクタ4は自動的に後方へ移動す
る。
さらに、アーム昇降用油圧シリンダー3を伸す
と、キングポスト1は、さらに、時計廻りに回転
し、スタンド6は下がり、地面に接する。
このとき、キングポスト1の後方の固定ピン1
41は、サイドブラケツト5の凹部51から離脱
している(第6図ハ)。
さらに、第7図に示すように、アーム昇降用油
圧シリンダー3を伸すと、キングポスト1は、ス
タンド6の接地部を支点として、時計廻りに回転
し、キングポスト1の後方の脱着用受部145は
サイドブラケツト5の脱着用支点ピン52を離れ
浮き上がる。
キングポスト1の脱着用後側ガイド147がサ
イドブラケツト5の脱着用支点ピン52より高い
位置に到来したら、油圧を停止し、油圧ホースj
を外す。
次に、第8図に示すように、トラクタ4を後方
へ移動し、フロントローダー主要部の離脱を完了
する。
() 装着方法 第8図に示す状態にあるトラクタ4を前進さ
せ、そのフロントブラケツト7のボス71を、キ
ングポスト1の前方の脱着用ガイド161・16
2の内側に入れる。この脱着用ガイド161・1
62は、漏斗状をなし、下位の側壁間隔より広く
してあるから、作業員は、そのボス71をそこに
容易に入れることができる。
さらに、トラクタ4を前進させ、サイドブラケ
ツト5の垂直部分を、キングポスト1の脱着用後
側ガイド142・143・144の間に入れ、サ
イドブラケツト5の脱着用支点ピン52を、第4
図に示す、キングポスト1の脱着用前側ガイド1
46に当てる。
続いて、油圧ホースjを継いで、アーム昇降用
油圧シリンダー3を縮めると、キングポスト1
は、スタンド6の接地部を支点として反時計廻り
に回転し、前記キングポスト1の脱着用前側ガイ
ド146は、前記サイドブラケツト5の脱着用支
点ピン52を後方へ押しながら下降し始める、こ
のとき、トラクタ4は自動的に後方へ移動する。
仮に、前記サイドブラケツト5の脱着用支点ピン
52が、前記キングポスト1の脱着用前側ガイド
146と少々離れていても、これと対向する脱着
用後側ガイド147に当り、最終的には、脱着用
受部145に入る。
さらに、アーム昇降用油圧シリンダー3を縮め
ると、キングポスト1は、脱着用支点ピン52を
中心にして反時計廻りに回転し、スタンド6は浮
き上がる。このとき、キングポスト1は、フロン
トローダーアーム2から見ると、連結支点22を
中心に反時計廻りに回転し、キングポスト1の脱
着用後側ガイド147が、サイドブラケツト5の
脱着用支点ピン52を前方へ押圧する。このと
き、トラクタ4は自動的に前方へ移動する。
さらに、アーム昇降用油圧シリンダー3を縮め
ると、キングポスト1は、脱着用支点ピン52を
中心にして反時計廻りに回転し、そのキングポス
ト1の前方の脱着用ガイド161・162は、フ
ロントブラケツト7のボス71の側面に沿つて上
昇し、前記脱着用ガイド161・162の下位に
在るU字形状凹部163・164が、前記ボス7
1の両側に嵌合してこれを持上げ、トラクタ4の
前輪iを浮かせる(第5図)。
続いて、キングポスト1の前方のボス165・
166とフロントブラケツト7のボス71とにド
ツキングピン8を入れ、スタンド6を上げ、固定
装置9を押し込む(第1図)。
最後に、クロスバーkでキングポスト1を固定
し、フロントローダーの主要部品の装着を完了す
る。
以上述べたように、本考案のフロントローダー
の着脱装置は、キングポストが、後方上部でフロ
ントローダーアームの後端と連結し、かつ、後方
で昇降用油圧シリンダーを介して前記フロントロ
ーダーアームと連繋し、さらに、後方下部にトラ
クタのサイドブラケツトと係合する係合部を具備
し、前方にはスタンドを装備するとともにトラク
タのフロントブラケツトと係合する係合部を具備
してなるフロントローダーの着脱装置において、
前記サイドブラケツトと係合する係合部には、後
方に開放する上下方向の溝の側壁を下方が拡くよ
う外側に折曲するガイドを付設し、前記フロント
ブラケツトと係合する係合部には、後方に開放す
る上下方向の溝の側壁を上方が拡くよう外側に折
曲するガイドを付設したので、前記フロントロー
ダーアーム先端を接地した状態で、前記昇降用油
圧シリンダーの伸縮による前記スタンドの接地面
等を支点とした前記キングポストの回動を利用し
て、夫々のガイドを介して各係合部の係合状態を
設定でき、よつて、フロントローダーの脱着を作
業員一人で迅速かつ容易に行なうことができる。
そして、キングポスト側の係合部にガイドを設け
ることにより、フロントローダーの係合部品のう
ち、トラクタ側に残る部分を少くかつ小さくで
き、トラクタの保守点検等が容易になる利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したフロントローダーの
側面図、第2図は同上フロントローダーのキング
ポスト前方の係合部の背面図、第3図は同上キン
グポスト後方の係合部の背面図、第4図は同上キ
ングポスト後方の係合部の一部側面図、第5図
イ・第6図イ・第7図イ・第8図は同上フロント
ローダーの着脱状態の説明図、第5図ロ・第6図
ロ・第7図ロは同上フロントローダーの各着脱状
態における同上キングポスト前方の係合部の側面
図、第5図ハ・第6図ハ・第7図ハは同上フロン
トローダーの各着脱状態における同上キングポス
ト後方の係合部の側面図である。 図面符号の説明、1……キングポスト、11…
…後方上部、12……後方、13……後方下部、
14……後方の係合部、141……固定ピン、1
42・143・14……ガイド、145……受
部、146……脱着用前側ガイド、147……脱
着用後側ガイド、15……前方、16……前方の
係合部、161・162……ガイド、163・1
64……凹部、165・166……ボス、2……
フロントローダーアーム、21……後端、22…
…連結支点、3……昇降用油圧シリンダー、4…
…トラクタ、5……サイドブラケツト、6……ス
タンド、7……フロントブラケツト、71……ボ
ス、8……ドツキングピン、9……固定装置、5
1……凹部、52……着脱用支点ピン、a……油
圧シリンダー、b……作業機本体、c……リン
ク、d……リンク支点、e……ロツド、f……作
業機本体組付装置、g……連結点、h……ドツキ
ングピン、i……トラクタの前輪、j……油圧ホ
ース、k……クロスバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キングポストが、後方上部でフロントローダー
    アームの後端と連結し、かつ、後方で昇降用油圧
    シリンダーを介して前記フロントローダーアーム
    と連繋し、さらに、後方下部にトラクタのサイド
    ブラケツトと係合する係合部を具備し、前方には
    スタンドを装備するとともにトラクタのフロント
    ブラケツトと係合する係合部を具備してなるフロ
    ントローダーの着脱装置において、前記サイドブ
    ラケツトと係合する係合部には、後方に開放する
    上下方向の溝の側壁を下方が拡くよう外側に折曲
    するガイドを付設し、前記フロントブラケツトと
    係合する係合部には、後方に開放する上下方向の
    溝の側壁を上方が拡くよう外側に折曲するガイド
    を付設したことを特長とするフロントローダーの
    着脱装置。
JP13848282U 1982-09-13 1982-09-13 フロントロ−ダ−の着脱装置 Granted JPS5943560U (ja)

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JP13848282U JPS5943560U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 フロントロ−ダ−の着脱装置

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JP13848282U JPS5943560U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 フロントロ−ダ−の着脱装置

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JPS5943560U JPS5943560U (ja) 1984-03-22
JPS636266Y2 true JPS636266Y2 (ja) 1988-02-22

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ID=30310704

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JP13848282U Granted JPS5943560U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 フロントロ−ダ−の着脱装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0417641Y2 (ja) * 1985-08-12 1992-04-20
JPH0660498B2 (ja) * 1986-04-23 1994-08-10 株式会社クボタ フロントロ−ダの脱着装置
JPS62253822A (ja) * 1986-04-23 1987-11-05 Kubota Ltd トラクタ用フロントロ−ダにおけるブレ−ス取付構造
US10358789B2 (en) * 2016-02-26 2019-07-23 Yanmar Co., Ltd. Loader attachment system

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JPS5943560U (ja) 1984-03-22

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