JPS636245Y2 - - Google Patents

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JPS636245Y2
JPS636245Y2 JP19544083U JP19544083U JPS636245Y2 JP S636245 Y2 JPS636245 Y2 JP S636245Y2 JP 19544083 U JP19544083 U JP 19544083U JP 19544083 U JP19544083 U JP 19544083U JP S636245 Y2 JPS636245 Y2 JP S636245Y2
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JP
Japan
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band
hook
bulge
engagement piece
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP19544083U
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English (en)
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JPS60104416U (ja
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Publication date
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Priority to JP19544083U priority Critical patent/JPS60104416U/ja
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Publication of JPS636245Y2 publication Critical patent/JPS636245Y2/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Buckles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、土木工事等に使用される多数の防
水シートを連成させるための防水シート接続用フ
アスナーに関するものである。
この種の防水シートの接続手段には、接着剤に
よる接着接続,粘着剤による粘着接続、あるいは
溶接機を使つての溶着接続等の方法を用いてシー
ト端部間を重合接続させる方式が多用されている
が、このような接続方式によると、現場で行う施
工に面倒な作業と大きな手間がかかるほか、砂噛
みによつて接着力の低下を招き易いなどの問題点
がある。また、これに代る手段として、フアスナ
部材を介してシート端部間を隣接接続させるフア
スナ方式があり、この方式では、フアスナーの雄
型と雌型とを人手で簡単に挿込むだけで済むの
で、施工作業が極めて容易であり、かつ別の機材
等を使う必要がなく、これにより施工性が良好な
利点がある。
しかし従来のフアスナ方式によると、接続部分
に確実な水密性を持たせることが困難で、貯水・
雨水・地下水等の漏水が生じ易く、これを補うた
め、接続部分にオーバラツプシートをかぶせる補
助施工が必要となり、その結果、フアスナ方式の
折角の利点が有効に生かされないという難点があ
つた。
本考案は、上記難点を解消するためになされた
ものであつて、すなわち、本考案の目的は、接続
部分を確実に水密化することができ、これにより
補助施工の必要がない防水シート接続用フアスナ
ーを提供することにある。
その目的を達成する手段として、本考案のフア
スナーは、1方の防水シートの接続縁に連設され
る帯部およびその帯部の幅線の外側端に1体形成
された断面膨出部とにより形成された雄型係合片
と、他方の防水シートの接続縁に連設される帯部
およびその帯部の幅線の外側端に1体形成され
て、上記膨出部が挿込まれる断面かぎ形部とによ
り形成された雌型係合片との1対の係合片より成
り、かつ上記膨出部と上記かぎ形部の中、少なく
とも一方は、その全体あるいは1部分が水膨張性
材料で成形されていることを特徴としている。
以下、図示の実施例に基づいて本考案を説明す
る。
実施例のフアスナーは、第1図aに示すよう
に、1対の個別の長手係合片、すなわち雄型係合
片1と雌型係合片2とにより構成されていて、こ
の両係合片1,2は、第1図bに示すように挿込
み係合および分離自在に形成されている。
具体的に、先ず雄型係合片1は、一方の樹脂製
防水シート3の接続縁3aに重合接着された樹脂
製帯部4と、同帯部4の幅線の外側端に一体形成
された断面矢先形の膨出部5とにより形成されて
いて、同膨出部5は、水膨張性ゴム材で作られて
いる。
一方、雌型係合片2は、他方の防水シート6の
接続縁6aに重合接着された同様な帯部7と、同
帯部7の外側端に同材で連成された断面方形のか
ぎ形部8とにより形成されていて、同かぎ形部8
の内空は、上述の膨出部5を緩く挿通し得る寸度
に成形されている。
実施例のフアスナーは、このように構成されて
あらかじめ別個に防水シート3,6に接着されて
いるので、施工現場で防水シート3,6を接続さ
せるには、手作業で膨出部5をかぎ形部8に挿込
むだけで良く、すなわち操作が容易でかつ手間が
かからない。
しかしてシート接続後にその接続部分に水がか
ぶつた場合には、第1図cに示すように、水Wが
かぎ形部8の内空に浸入して膨出部5′を湿潤化
させることから、膨出部5′の膨張作用により膨
出部5′が内空に密に圧着し、これにより接続部
分は確実に水密化されると共に、膨出部5′がか
ぎ形部7から強い耐力で抜け止めされるので、連
成シートには信頼性の高い止水性が付与され、そ
の結果オーバラツプシートの補助施工が不必要と
なる。
次に、本考案の別の3つの実施例について説明
する。
第2の実施例(第2図参照) この実施例の雄型係合片9においては、膨出部
10の内部に帯部の延長部分11が喰い込み、一
方雌型係合片12においては、かぎ形部13の内
壁に、水膨張性ゴム材の被層14が形成されてい
る。
第3の実施例(第3図参照) この実施例の雄型係合片15においては、膨出
部16の断面形状が円形を成し、一方雌型係合片
17においては、かぎ形部18が円筒形を成すと
共に、その内壁に水膨張性ゴム材の被層19が形
成されている。
第4の実施例(第4図参照) この実施例の雄型係合片20の膨出部21は、
断面円形を成す帯部の延長部分22と、同延長部
分22の周上の4箇所に長手方向に穿設された各
溝に埋込まれた棒状の水膨張性ゴム材23とによ
り形成され、また、雌型係合片17は、上述第3
実施例の雌型係合片と等しい。
しかしてこれら各実施例のフアスナーにおいて
は、膨出部とかぎ形部の全部または1部分の成形
に水膨張性ゴム材が用いられており、従つて、各
フアスナーの作用効果は、頭初に述べた第1の実
施例の場合と同様であつて、すなわち連成シート
に信頼性の高い止水性が得られる。
尚上述した各実施例において、膨出部とかぎ形
部は、防水シート3本体の縁部に直接形成されて
もさしつかえなく、この場合には該本体の縁部が
帯部となる。
以上述べたように、本考案に係る防水シート接
続用フアスナーによれば、防水シートの接続部分
を成す係合片の雄側膨出部と、雌側かぎ形部との
少なくとも一方の成形に、水膨張性材料を使用し
たので、膨出部とかぎ形部との係合面を確実に水
密に保つことが可能となり、これによりシート接
続時における補助施工の必要性が解消されて、シ
ート接続の施工性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本考案の一実施例を示す防水シー
ト接続用フアスナーの斜視図、第1図bは、第1
図aの組付時の断面図、第1図cは、第1図bの
作用図、第2図ないし第4図は、夫々別の実施例
を示すフアスナーの断面図である。 1,9,15,20……雄型係合片、2,1
2,17……雌型係合片、4,7……帯部、5,
10,16,21……膨出部、8,13,18…
…かぎ形部、14,19……水膨張性ゴム材の被
層、23……水膨張性ゴム材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯部およびその帯部の幅線の外側端に1体形成
    された断面膨出部とにより形成された雄型係合片
    と、帯部およびその帯部の幅線の外側端に1体形
    成されて、上記膨出部が挿込まれる断面かぎ形部
    とにより形成された雌型係合片との1対の係合片
    より成り、かつ上記膨出部と上記かぎ形部の中、
    少なくとも一方は、その全体あるいは1部分が水
    膨張性材料で成形されていることを特徴とする防
    水シート接続用フアスナー。
JP19544083U 1983-12-21 1983-12-21 防水シ−ト接続用フアスナ− Granted JPS60104416U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19544083U JPS60104416U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 防水シ−ト接続用フアスナ−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19544083U JPS60104416U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 防水シ−ト接続用フアスナ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104416U JPS60104416U (ja) 1985-07-16
JPS636245Y2 true JPS636245Y2 (ja) 1988-02-22

Family

ID=30419735

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19544083U Granted JPS60104416U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 防水シ−ト接続用フアスナ−

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JPS60104416U (ja) 1985-07-16

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