JPS6362458B2 - - Google Patents

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JPS6362458B2
JPS6362458B2 JP56136038A JP13603881A JPS6362458B2 JP S6362458 B2 JPS6362458 B2 JP S6362458B2 JP 56136038 A JP56136038 A JP 56136038A JP 13603881 A JP13603881 A JP 13603881A JP S6362458 B2 JPS6362458 B2 JP S6362458B2
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JP
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end pieces
screw
gear
rack
glass sheet
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JP56136038A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/0305Press-bending accelerated by applying mechanical forces, e.g. inertia, weights or local forces

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般的に彎曲ガラスシートの製
造、特に関節状プレスリングに関し、この関節状
プレスリングは、枢動端部片を備えていると共
に、かかる枢動端部片の角度的姿勢を迅速に調整
するための新規な装置を備えたものである。
彎曲ガラスシートは通常、自動車等の車両の窓
ガラスとして使用されている。このような利用に
おいて、ガラスシートは、窓開口の寸法および輪
郭、および自動車の全体的なスタイルに応じて正
確に規定された曲率および/または鋭曲部を持つ
ように彎曲されなければならない。
これらのガラスシートをこのような複雑な形状
に彎曲させるために開発された多くの技術のうち
の一つの試みとして、主本体部と一対の枢動端部
片を備えた関節状プレスリングの使用が挙げられ
る。この技術は、1978年2月21日付け米国特許第
4074996号明細書に開示されている。ガラスの彎
曲作業時、各関節状端部片は流体圧シリンダによ
り、主本体部に対して揺動される。しかしこの場
合、最終形状の輪郭に応じて、関節状端部片の配
置を種々の作業位置、たとえば完全開放位置、完
全閉鎖位置に調整するか、または一方の関節状端
部片の角度的姿勢を他方に対して調整することが
しばしば必要である。最初の場合、これは、両シ
リンダのピストンロツドの有効行程長を調整する
ことによりおこなわれるが、この調整は実際的な
観点からみて、たとえ不可能でないとしても困難
である。第2の場合においては、一方のピストン
ロツドの有効行程長を調整するために、通常、他
方のピストンロツドの有効行程長を補償調整しな
ければならない。このいずれの場合にも、両シリ
ンダが同一の程度まで正確に調整できたとして
も、作動中の二つのシリンダの応答時間は常に同
期するとは限らず、したがつて一方が他方より先
に移動して、最終彎曲製品の最終形状に悪影響を
与えることがある。また、プレス装置は多くの部
品から構成されていることからプレス装置への接
近が制限されているので、前述の調整作業は困難
である。
この発明の主目的は、枢動端部片を有し前記端
部片の移動を制御するための新規な装置を具現化
する、新規で改良された関節状プレスリングを提
供することにより、前述の欠点を除去することで
ある。
この発明の別の目的は、前記関節状端部片の角
度的姿勢を円滑かつ迅速に調整する装置と、大量
生産における製造要求を満たすのに必要な不変の
精度とを有する前述の型式のプレスリングを提供
することである。
この発明のさらに別の目的は、単一の流体圧作
動装置を備えていて、前記作動装置がラツク・ピ
ニオン伝達機構に連結され両関節端部片を同時か
つ同一範囲にわたつて移動できるようになつてお
り、また前記関節状端部片の移動範囲を迅速かつ
効果的に調整するための調整組立体に作動的に連
結されている関節式プレス材料を提供することで
ある。
この発明によれば、フレームと、このフレーム
に取付けられており熱軟化ガラスシートを支持す
る成形面を備えたプレス部材、から成り、このプ
レス部材が主本体部と、前記主本体部に対して枢
動自在に取付けられた一対の対向関節状端部片を
有するガラスシート彎曲装置において、両関節状
端部片の前記主本体部に対する移動を同時に制御
するための単一の流体圧シリンダを含む制御装置
を備え、この制御装置が二重ラツクピニオン組立
体を含み、該ラツク・ピニオン組立体が、前記シ
リンダと前記端部片との間に連結かつ介装されて
おり、前記端部片を等しい量だけ同時に枢動させ
て、前記ガラスシートに所望形状を与えるように
なつていることを特徴とするガラスシート彎曲装
置、が提供される。
図示の実施例を詳細に説明すると、第1図に
は、この発明の新規な特徴を有するプレス彎曲部
材が、全体的に10で示されている。このプレス
彎曲部材10はリング型構造を有すると共に、上
部雄プレス部材11(第2図)を含む彎曲装置の
下部雌プレス部材を構成している。これらのプレ
ス部材10,11は、彎曲された時のガラスシー
トの形状の曲率に適合する対向補嵌成形面を備え
ていると共に、構造フレーム(図示しない)上
に、相互に近づいたり離れたりする相対移動をす
るように取付けられている。
彎曲領域にはさらに一連の回転可能なコンベア
ロール12があり、このロールは、熱軟化ガラス
シートSを支持し、かつ彎曲領域へ前進させて前
記領域を通過させる。前記ロール12は、平坦な
ガラスシートを彎曲領域へ送入する前に、適当な
加熱炉を通して移送し、次いで、彎曲させたガラ
スシートを彎曲領域から送出させて、彎曲ガラス
シートを適当に熱処理するための冷却領域を通し
て移送するためのコンベア装置の一部を構成して
いる。
雄プレス部材11はコンベアロール12の上方
に配置されているが、一方雌プレス部材10はコ
ンベアロール12の下方に配置されていると共
に、雄プレス部材11に対して近づいたり離れた
りするように垂直方向に往復動自在にキヤリツジ
13上に取付けられている。雌プレス部材10は
詳細は後述するように、セグメントに分割されて
いて、下部プレス部材10をコンベアロール12
のレベルより上方へ移動させて、シートSは前記
レベルの上方に持ち上げて上部プレス部材11へ
加圧係合させることができるようになつている。
引込み自在な停止部材15の形態を有する少な
くとも一対の横方向に隔置された位置決め装置
が、各前進ガラスシートの移動経路内に配置され
ていて、ガラスシートの移動を中断させると共
に、ガラスシートをプレス部材10,11に対し
て所望位置に正確に位置決めするようになつてい
る。各停止部材15は、キヤリツジ13に取付け
られた流体圧作動シリンダ17のピストンロツド
16(第2図)の端部に固定されている。シリン
ダ17はガラスシートSの移動経路内にあるコン
ベアロール12より上方の上部位置とこのコンベ
アロール12より下方の下部位置との間で、停止
部材15を昇降させることができるようになつて
いる。
第1,2図に示すように、プレス部材10は中
央主本体部20と、一対の対向関節状端部片2
1,22は下方のガラス受取り位置と、上方プレ
ス彎曲位置との間を、前記主本体部20に対し枢
動自在に取付けられている。主本体部20は、キ
ヤリツジ13に固定された基台プレート23と、
成形レール25とを備えており、成形レール25
は一連の連結ロツド26により、基台プレート2
3に対して間隔をおいて連結されている。成形レ
ール25は彎曲させるべきガラスシートの幅に適
合していると共に、その上面に全体的に凹面の成
形面27を備えている。
プレス端部片21,22は実質的に同一でお互
いの鏡像である。またこのプレス端部片はそれぞ
れ、上部成形面27aを有する成形レール25a
を備えており、前記成形面27aは主本体部20
の成形面27の連続部分を成形している。成形レ
ール25,25aは共に、彎曲させるべきガラス
シートの周縁外形に適合する外形を有している。
所望の彎曲を行なわせるためにガラスシートSを
コンベアロール12のレベルより上方へ上昇させ
るべく、成形レール25aを前記ロールのレベル
の上方へ移動できるようにするため、成形レール
25aは複数のセグメント28(第1図)から形
成されており、これらセグメント28は全体的に
コンベアロール12の横方向に延びると共に、昇
降時に隣接ロール12間を通過するように十分な
距離だけ相互に隔置されている。ロール12の直
径は、その間をセグメント28が通過できる最大
間隙をもたらすことのできるように、比較的小さ
くされている。成形レール25aを構成するセグ
メント28は、適当な連結ロツドを介して、特別
の形状の可動基台プレート31およびこの基台プ
レート31上の部片に連結されている。なお、前
記基台プレート31は主本体部に対して弧状経路
を揺動するように、取付けられている。
この発明の特徴は、基台プレート31及び関節
状端部片21,22を作動または枢動する装置
が、単一の流体圧作動シリンダ32のみを利用し
ている点である。このシリンダ32はピストンロ
ツド33を有する通常の往復動ピストン(図示し
ない)を備え、このピストンロツド33はシリン
ダ32から軸線方向外方へ延び、全体的に34
(第1図及び第3図)で示す二重ラツク・ピニオ
ン組立体の形態をなす機械的伝達装置に作動的に
連結されている。ラツク・ピニオン組立体34
は、ピストンロツド33の外端に適切に剛性連結
されているギアラツク35を備えている。ギアラ
ツク35は、ピニオンギア38の円筒本体に形成
された円周歯37と係合し、これとかみ合う適当
な歯36を備えている。第2ギアラツク40がギ
アラツク35に対して対向し、間隔を有し、かつ
平行に配置されており、更にピニオンギア38の
歯37に係合しかみ合う歯41を形成されてい
る。
シリンダ32およびラツク・ピニオン組立体3
4を含む全体的な作動組立体は、固定具43によ
り基台プレート23上に適切に取付けられた全体
的に42で示されるハウジング内に実質的に包囲
されており、頂部壁45、底部壁45、側壁4
6,47、および端部壁48,50、からなつて
いる。これらすべての壁部は、相互に適切に固定
されて、四角形の箱状構造体を形成している。側
壁46,47は、ギアラツク35,40をそれぞ
れハウジング42内に閉じ込め且つ平行で直線状
の移動経路を案内するガイドプレートとしての作
用を有している。また、それぞれ対向ベアリング
面53,55を有する長い上部および下部ガイド
部材51,52は、関連するギアラツクの摺動を
容易にし、しかも、前記ギアラツクをピニオンギ
ア38の歯と整合する所望の高さに維持する。こ
れらの部材51,52は側壁46,47と共に、
ギアラツク35,40をその所望の往復動軸線方
向移動経路内で案内するためのチヤンネルを形成
する。
ピニオンギア38は、ハウジング42内に入れ
られたブロツク56内に、回転自在に取付けら
れ、かつジヤーナル支持されている。ブロツク5
6は上部壁57、下部壁58、および実質的な肉
厚の端部壁60からなつている。上部および下部
壁57,58には、ピニオンギア38の軸線方向
に突出するスタブシヤフト63,65を収容する
ための整合孔61,62が形成されている。下部
壁58には66において副孔を形成し、ピニオン
ギア本体の環状底面68のためのベアリング面6
7を構成する。ブロツク56にはその両側に沿つ
て、それぞれギアラツク35,40の歯36,4
1を収容するための案内凹部70,71が形成さ
れる。
ギアラツク35の端部には分岐部72が形成さ
れ、分岐部72の間にはギアラツク35を連結ロ
ツド75へ連結するためのユニバーサルジヨイン
ト73が取付けられている。更に連結ロツド75
はユニバーサルジヨイント76により、端部片2
1の枢動基台プレート31に連結されている。同
様にではあるが逆の構成により、ギアラツク40
の一端、すなわちラツク40の第3図において左
方に見える端部には、分岐部77が形成されてお
り、ラツク40を連結ロツド80に連結するユニ
バーサルジヨイント78を受容するようになつて
おり、連結ロツド80はユニバーサルジヨイント
81により、端部片22の対向枢動基台プレート
31に連結されている。
プレート31、したがつてプレス端部片21,
22をその弧状移動にしたがつて案内するための
装置が設けてあり、このガイド装置はカムトラツ
ク82を備え、カムトラツク82は各基台プレー
ト31の各側に固定された直立ブラケツト83に
剛性固定されている。第2図に示すように、各カ
ムトラツク82には内部弧状カム面85と外部弧
状カム面86が形成され、これらのカム面に対し
てそれぞれ内部ローラ87と一連の外部ローラ8
8が載置されており、これらのローラは、関連ブ
ラケツト83の外側に隣接して配置された直立取
付けプレート90に、回転自在にジヤーナル支持
されている。
特に、正確に規定された曲率を有する新規な窓
ガラスの製造における実験運転中は、そしてその
後の前述窓ガラスの商業的製造運転中において
も、プレス端部片の調整が多く必要になる。この
ような調整は、平坦なガラスシートを適切に受入
れ、そして更に前記ガラスシートを、自動車に要
求される厳密な許容範囲内で所望の最終輪郭に彎
曲させるように端部片21,22を完全解放位置
および完全閉鎖位置へ移動し保持するために必要
となる。二つの関節状端部片がそれぞれ二つの作
動装置により移動される通常の装置においては、
両作動装置に対して同じ調整装置が必要になる。
これは実施することが困難であり、通常は試行錯
誤により達成されるが、これは時間のかかる作業
であると共に、実験または製造運転において長い
中断を生じる原因となる。さらに、調整が終了し
た場合でも、運転時の一方の作動装置の他方の作
動装置に対する応答時間の遅延により、シートに
与えられる最終形状が時に悪影響を受け、自動車
に適合させるのに必要な厳密な許容範囲を維持す
ることができなくなる。
この発明は動力伝達装置に接続された単一の流
体圧シリンダ32だけを利用することにより、前
記欠点を除去している。ここで前記動力伝達装置
は二重ラツク・ピニオン組立体34の形態を有し
ており、両関節状端部片21,22を調整装置9
1を設けることにより同時にかつ同一範囲にわた
つて作動するようになつている。また前記調整装
置91は、前記ラツク・ピニオン組立体34と関
連作動して、必要な端部片の調整を最少時間内に
迅速かつ円滑に行なうようになつている。
調整装置91は第1調整ねじ92を備え、前記
調整ねじ92はプレス部材10の「開放」位置に
おいて、主本体部20に対する両関節状端部片2
1,22の角度的姿勢を変化させる作用を有す
る。この「開放」位置は、第7図に示すように、
端部片21,22で彎曲させるべき平坦なガラス
シートを受入れる準備の状態にある位置である。
ねじ92(第3図)は、端部壁48に形成された
タツプ開口93にねじ込まれており、その端部9
5はギアラツク40の自由端に当接している。ね
じ92の他端には平坦側面ヘツド96が形成して
あり、このヘツド部にねじの移動を容易にするた
めの適切な工具の補嵌形ソケツトを受容するよう
になつている。ここで、ギアラツク35の移動経
路に停止体または他の障害物が無ければ、ねじ9
2はギアラツク40を第3図において左方向へと
内向きに移動させて、連結ロツド80を介して、
可動プレート31及び端部片22を上昇させて、
関連成形レール25aを第7図に仮想線aで示す
ように、任意の選択上方位置へ上昇させるように
なつている。同時に、このようなギアラツク40
の左方移動により、ピニオンギア38が反時計方
向に回転させてギアラツク35を右方向へ移動
し、他方の端部片21と関連成形レール25aと
を等量だけ上昇させる。プレス部材10の開放位
置において、端部片21,22の成形レール25
aを主本体部20に対して下降することが望ま
れ、あるいは必要な場合は、ねじ92を外方へね
じ戻して、引続くシリンダ32の作動によりピス
トンロツド33を引込めると、前述のラツク・ピ
ニオン組立体の移動は逆になり、端部片21,2
2、したがつて関連成形レール25aが第7図に
仮想線bで示すような、選択下方位置へ配置され
る。端部片21,22が彎曲させるべきガラスシ
ートを受入れる準備状態である開放位置にある
時、ねじ92は、プレス端部片21,22、した
がつて成形面27aの位置を制限または決定する
停止体の作用を有する。
調整装置91はまた第2調整ねじ100を備
え、調整ねじ100はプレス部材10が「閉鎖」
位置にある時、端部片21,22、したがつて成
形レール25aの主本体部20の成形レール25
に対する角度的姿勢を変化させるように作用す
る。この「閉鎖」位置は第9図に示すように、ガ
ラスシートの最終彎曲を完了するための、それぞ
れ端部片21,22の成形レール面27aの上部
位置を規定している。ねじ100はそれぞれブロ
ツク103およびハウジング端部壁48に形成さ
れた整合タツプ開口101にねじ込まれており、
その端部105(第6図)はギアラツク35の分
岐部72の間を延びて、その間に形成された端面
106に当接している。ねじ100の他端には平
坦側部ヘツド107が設けられており、これによ
りねじ100の回転を容易にする適切な工具を受
容するようになつている。プレス端部片21,2
2が閉鎖位置にあり、かつねじ92がラツク40
から離れる方向に戻されている状態においては、
ねじ100を内方へ回転することにより、ドアラ
ツク35が第3図において左方向へ移動され、し
たがつて連結ロツド75を介して可動プレート3
1及び端部片21の成形レール25aが、第9図
に仮想線cで示す選択下方位置へ下降される。同
時に、他端部片22の成形レール25aは、ピニ
オンギア38の反時計方向移動、およびギアラツ
ク40の反対方向または第3図の右方向への直線
状移動を介して、等量だけ下降される。端部片2
1,22の成形レール25aを等量だけ上昇させ
るためには、前述ギアラツクおよびピニオンギア
の移動を逆にするため、ねじ100を外方へねじ
り、引続くシリンダ32の作動によるピストンロ
ツド33の伸長により、端部片21,22の成形
レール25aを第9図にdで示す選択上昇位置に
配置すると、より強いまたは深い彎曲が行なわれ
る。ねじ100は、プレス端部片21,22の成
形レール面27aの完全閉鎖位置、したがつてガ
ラスシーチに付与される最終形状、を決定する停
止体の作用を有する。
前述のように、ねじ92,100は、プレス部
材10のそれぞれ開放および閉鎖位置において、
端部片21,22の成形レール面27aを、同一
方向で等しく調整するために利用されている。し
かし、時には端部片の一方のみを調整することが
望まれ、または要求されることがある。そのため
には、調整装置91はさらに、第3調整ねじ10
8を含んでいる。この調整ねじ108は端部壁4
8内の開口110と、端部壁48の両側に配置さ
れたカラー111,112に形成された適当な整
合開口とを通つて延びている。ねじ108の端部
は、ブロツク56の厚肉端部壁60に形成された
タツプ孔113にねじ込まれている。他と同様
に、調整ねじ108には平坦側部ヘツド115が
設けられており、これによりねじ108の回転を
容易にする適切な工具のソケツトを受容するよう
になつている。ねじ108は軸線方向へ移動しな
いように固定されているから、その回転によりブ
ロツク56と、その内部にあるピニオンギア38
が軸線方向に移動される。端部片21,22の成
形レール25aがその閉鎖位置にあり、ギアラツ
ク35が伸長された加圧シリンダ32と調整ねじ
100の間に移動しないように固定された場合、
ねじを反時計方向に回動すると、ブロツク56お
よびピニオンギア38が第3図において左方向へ
移動して、ピニオンギア38が反時計方向に回転
し、ギアラツク40が左方向へ移動して、可動プ
レート31、したがつて端部片22の成形レール
25aが、第8図に仮想線eで示す所望の選択姿
勢へ上昇される。たとえば第8図にfで示すよう
に、端部片22を下降させるには、ねじ108を
時計方向に回転して、前述の作動を逆に行う。し
かし、調整ねじ92はその第3図の右方向への移
動を可能にするため、最初にギアラツク40から
離れる方向へ戻されなければならない。
端部片21,22が閉鎖位置にあつて、端部片
21の成形レール25aのみを再配置しようとす
る場合は、前述のように調整ねじ100を操作す
ることにより、端部片21,22の両成形レール
25aを所望範囲まで調整する。それから端部片
22の成形レール25aが、前述のように調整ね
じ108を適切な方向へ回転することにより、原
位置へ戻され得る。この結果、端部片21の成形
レール25aが、主本体部20および他方の端部
片22の成形レール25aに対する所望の姿勢に
位置決めされる。
上部プレス部材11(第2図)は中央主本体部
120と、主本体部120の両端に配置された一
対の補嵌状の成形要素121,122を備えてい
る。主本体部はリング型構造を有すると共に、成
形レール123を備えており、成形レール123
は一連の連結ロツド126により、基台プレート
125に対し間隔を置いて連結されている。成形
レール123は彎曲させるべきガラスシートの幅
に適合すると共に、下向きで全体的に凸形の成形
面127を設けられており、この成形面127は
下部プレス部材の主本体部20の成形面27と補
嵌的関係にある。
成形要素121,122は彎曲させるべきシー
トの端部に適合すると共に、関節状端部片21,
22の成形面27aと補嵌する連続成形面12
8,130に適合する輪郭を有している。各成形
要素121,122は、一連のねじ付き連結ロツ
ド133により、支持ブラケツト132のプレー
ト131から懸架されている。このブラケツト1
32は、たとえばピン136によりラグ137に
枢動自在に取付けられた直立プレート135を含
み、前記ラグ137は上部プレス部材11の基台
プレート125に剛性固定された水平プレート1
38から垂下している。ねじ付き連結ロツド13
3および成形要素121,122の配置角度の調
整が自在であることから、下部プレス部材10の
端部片21,22の成形レール25aの選択角度
的姿勢に適合させて、成形要素121,122を
調整でき、したがつてこの成形要素間で加圧され
るガラスシートの端部が所望形状に形成できる。
これまでの説明から明らかなように、この発明
の目的は完全に達成される。この発明により、関
節状プレス部材の枢動端部片の成形面は、開放お
よび閉鎖両位置において、同一範囲に等しく角度
調整が可能になり、あるいは端部片の各成形面を
所望により、他方に対して独立して角度調整を行
なうことができる。これらの調整により、ガラス
シートを正確で複雑な形状に成形することができ
る。さらに、これらすべての調整作業は、プレス
部材の外側で、プレス部材の一部を形成する要素
および装置に邪魔されることなく、適当なソケツ
ト延長部を利用することにより、プレス部材の一
側の作業者により容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の関節状プレスリング部材
の一実施例の一部破断頂平面図、第2図は、下部
プレス部材と共に加圧位置にある上部プレス部材
を示す、第1図の2−2線に沿う垂直断面図、第
3図は、この発明のプレス部材に組合せた調整装
置の拡大上方平面図、第4図は、第3図の4−4
線に沿う拡大垂直断面図、第5図は、第3図の矢
印5−5方向から見た一部断面拡大側方立面図、
第6図は、第5図の6−6線に沿う垂直断面図、
第7,8および9図は、この発明による関節状プ
レス端部片の相対位置を変える種々の調整状態を
示す正面図である。 10,11……プレス部材、20……主本体
部、21,22……関節状端部片、27,27a
……成形面、32……流体圧シリンダ、34,4
0……ラツク・ピニオン組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレームと、前記フレームに取付けられ且つ
    熱軟化ガラスシートを支持するための成形面を有
    するプレス部材から成り、前記プレス部材が、主
    本体部と、前記主本体部に対して枢動自在に取付
    けられた一対の対向関節状端部片とを有する、ガ
    ラスシートを彎曲させるための装置において、前
    記両関節状端部片の前記主本体部に対する移動を
    同時に制御するための単一の流体圧シリンダを含
    む制御装置を備え、前記制御装置が、前記端部片
    を同時に等量だけ枢動さして、前記ガラスシート
    に所望の形状を付与するために、前記シリンダと
    端部片との間に連結され且つ介装された二重ラツ
    ク・ピニオン組立体を含むことを特徴とする、ガ
    ラスシートを彎曲させるための装置。 2 前記プレス部材の種々の作動位置において、
    前記主本体部に対する前記関節状端部片の配置を
    選択的に調整するために、前記ラツク・ピニオン
    組立体と関連した装置を備えたことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記ラツク・ピニオン組立体が、両端がそれ
    ぞれ前記シリンダと前記端部片の一方に連結され
    た第1ギアラツクと、前記端部片の他方に連結さ
    れた第2ギアラツクと、前記第1および第2ギア
    ラツクの間に介装され且つこれらと噛合するピニ
    オンギアとを有することを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の装置。 4 前記ギアラツクの走行距離、したがつて前記
    関節状端部片の配置を選択的に調整するための調
    整装置を備えたことを特徴とする、特許請求の範
    囲第3項記載の装置。 5 前記調整装置が、前記ギアラツクの軸線方向
    移動を制限するために、それぞれが前記ギアラツ
    クの端部と係合可能な一対のねじから成ることを
    特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の装置。 6 前記関節状端部片の一方の前記関節状部片の
    他方に対する配置を選択的に調整するための装置
    を備えたことを特徴とする、特許請求の範囲第3
    項記載の装置。 7 前記調整装置が、前記ピニオンギヤを収容す
    るブロツクと、前記ブロツクおよびピニオンギア
    をねじの軸線方向へ移動させるためにブロツクへ
    螺合するねじとを有することを特徴とする、特許
    請求の範囲第6項記載の装置。 8 前記関節状端部片の一方の前記関節状端部片
    の他方に対する配置を調整するための第2調整装
    置を備え、前記第2調整装置が、前記ピニオンギ
    アを収容するブロツクと、前記ブロツクおよびピ
    ニオンギアを第3ねじの軸線方向へ移動させるた
    めにブロツクへ螺合する第3ねじとを有すること
    を特徴とする、特許請求の範囲第5項記載の装
    置。 9 前記ねじの回転を容易にする補嵌形状工具を
    受け取るために、前記プレス部材の一方の側に配
    置された平たん側部付きヘツドを、前記ねじに形
    成することを特徴とする、特許請求の範囲第8項
    記載の装置。
JP56136038A 1980-08-28 1981-08-28 Device for bending glass sheet Granted JPS5777037A (en)

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US06/182,019 US4312661A (en) 1980-08-28 1980-08-28 Apparatus for bending glass sheets

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JPS5777037A JPS5777037A (en) 1982-05-14
JPS6362458B2 true JPS6362458B2 (ja) 1988-12-02

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ID=22666763

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JP56136038A Granted JPS5777037A (en) 1980-08-28 1981-08-28 Device for bending glass sheet

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JP (1) JPS5777037A (ja)
AU (1) AU545029B2 (ja)
BR (1) BR8105485A (ja)
CA (1) CA1166011A (ja)
DE (1) DE3134652A1 (ja)
FR (1) FR2489296A1 (ja)
GB (1) GB2082567B (ja)

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US4312661A (en) 1982-01-26
JPS5777037A (en) 1982-05-14
FR2489296A1 (fr) 1982-03-05
GB2082567A (en) 1982-03-10
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AU545029B2 (en) 1985-06-27
FR2489296B1 (ja) 1985-01-11
GB2082567B (en) 1984-01-18
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