JPS6362357B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6362357B2
JPS6362357B2 JP59200796A JP20079684A JPS6362357B2 JP S6362357 B2 JPS6362357 B2 JP S6362357B2 JP 59200796 A JP59200796 A JP 59200796A JP 20079684 A JP20079684 A JP 20079684A JP S6362357 B2 JPS6362357 B2 JP S6362357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
circuit
reverse
switch
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59200796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6179577A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP59200796A priority Critical patent/JPS6179577A/ja
Publication of JPS6179577A publication Critical patent/JPS6179577A/ja
Publication of JPS6362357B2 publication Critical patent/JPS6362357B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は電動ドライバあるいは電動ドリルとし
て用いる電動工具の正逆転切換装置に関するもの
である。
[背景技術] 一般にこの種の電動工具は、第1図に示すよう
に、握り部2に引き金式の電源スイツチ7を備え
ており、工具本体1の保持と電源スイツチ7の操
作とが片手で行なえるような構造となつている。
このような構造においては、電源スイツチ7のオ
ン状態の方がオフ状態よりも本体1の保持が容易
であるために、モータの回転方向を切り換える際
に一々電源スイツチを切るのが面倒である上に、
第7図に示すように、電源スイツチ7と正逆転切
換スイツチ8とが直列に接続されている状態で、
しばしば電源スイツチ7を切らずに正逆転切換ス
イツチ8が操作されることがあり、その結果反転
駆動による衝撃のために減速機やクラツチなどの
駆動部が破損し易いという問題があつた。
またその対策として、第8図に示すように、電
源オン時には正逆転切換スイツチ8の切換操作が
できないようにしたものが考案されている。すな
わち同図において、引き金式電源スイツチ7の操
作ハンドル30がa図の位置からb図の位置へ移
動すると、操作ハンドル30に突設されたリブ3
1が正逆転切換レバー32に突設されたリブ33
を係止して切換操作を阻止するように構成したも
のである。しかしこの構成においても、電源スイ
ツチ7をオフ状態にしてから正逆転切換スイツチ
8を操作しなければならないので、操作手順を間
違え易い上に、無理な操作によつて上記リブや正
逆転切換スイツチ釦などを破損し易く、また正逆
転切換スイツチの操作時には電源スイツチから指
を離しておらなければならないので、工具本体の
保持が不安定となり使い勝手が悪いという問題が
あつた。
[発明の目的] 本発明は上記の問題点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、電源スイツチから
指を離さなくても正逆転切換スイツチの操作がで
き、リブやスイツチ釦を破損するおそれがなく且
つ使い勝手のよい電動工具の正逆転切換装置を提
供するにある。
[発明の開示] しかして本発明は、モータの電源スイツチと正
逆転切換スイツチとを有する電動工具において、
電源スイツチのオン状態で正逆転切換スイツチの
切換操作を可能とすると共に、上記切換操作を検
出してモータを一時停止させる手段と、一時停止
後自動または手動によりモータを再起動させる手
段とを備えた点に特徴を有するものであつて、電
源スイツチのオンオフいずれの状態でも正逆転切
換操作が可能であり、しかも切換操作を行なつた
場合には、自動的にモータの電源が切断されるよ
うに構成したものである。
第1図は本発明による電動工具の全体図を示し
たものである。同図において、本体ケーシング1
には握り部2が形成され、内部にはモータ3、減
速機4、および後述する制御回路、バツテリ電源
などが内蔵され、先端部にはクラツチ5を介して
チヤツク6が装着されている。握り部2の根元部
分には引き金式の電源スイツチ7が設けられ、ま
た本体胴部に正逆転切換スイツチ8が設けられて
いる。
第2図は本発明の一実施例の全体回路図を示し
たものである。同図において制御回路9は、正逆
転切換スイツチ8が切り換えられると、負荷の変
化によつて切り換えが行なわれたことを検出し、
その出力によつてスイツチング素子10をオフ状
態にしてモータ3を停止させる。この制御回路9
の出力は、電源スイツチ7を一旦オフにした後オ
ンにすることによつて反転され、それによつてス
イツチング素子10をオンにしモータ3を再起動
できるように構成されている。
第3図は上記制御回路の構成をブロツク図で示
したものである。同図において、11はモータ3
の回転軸に連結された周波数発生器で、永久磁石
回転子とホール素子とで構成されている。周波数
発生器11の出力は第5図のイに示すようにほぼ
正弦波となつており、次段のレベルシフト回路1
2でこの正弦波の振幅よりも若干大きなバイアス
電圧Vdcが重畳される。したがつてレベルシフト
回路12の出力信号は同図ロに示すように直流レ
ベルが振幅値よりもやや高い脈流となる。この脈
流電圧が次段の脈流電圧比較回路13で基準電圧
Vf1と比較され、比較回路13の出力がヒステリ
シス増幅回路14で整形されてハに示すようなパ
ルス信号を得る。すなわちレベルシフト回路1
2、脈流電圧比較回路13およびヒステリシス増
幅回路14により波形整形回路15を構成してい
るのである。16は鋸歯状波発生回路で、上記パ
ルス信号の立上りをタイミングとして充放電を行
なう時定数回路で構成され、この鋸歯状波ニのピ
ーク値が上記タイミングパルスでサンプルホール
ド回路17に保持される。サンプルホールド回路
17の出力は直流増幅回路18でレベルを調整さ
れたのち、三角波電圧比較回路20で基準三角波
発生回路19の出力と比較され、この比較回路2
0の出力と、後述の異常回転検出回路24の出力
とによつて前記スイツチング素子10が制御さ
れ、このスイツチング素子10によつてモータ3
の電源をオンオフすることにより、モータ3の速
度制御を行なつている。すなわちモータ3の速度
が低下すると、タイミングパルスの時間間隔が長
くなるので、鋸歯状波のピーク値が高くなつてサ
ンプルホールド回路17の保持電圧が高くなり、
その結果比較回路20の出力信号のパルス幅が大
きくなつてモータ3への供給電流が増加するので
ある。
次に異常回転検出回路24について説明する。
上述の鋸歯状波発生回路16の出力は、鋸歯状波
電圧比較回路22および起動時作動遅延回路23
よりなる異常回転検出回路24にも入力され、鋸
歯状波電圧のピーク値が基準電圧と比較される。
過負荷などによる異常回転によつてモータ回転数
が一定値よりも低下すると、異常回転検出回路2
4の出力により上記スイツチング素子10がオフ
となつてモータ3への給電を遮断する。電源オン
時における回転方向の切り換えも当然過負荷とし
て検出される。
第4図は第3図の装置の具体回路を示したもの
である。同図において、モータ速度制御IC25
は、第3図における脈流電圧比較回路13、ヒス
テリシス増幅回路14、鋸歯状波発生回路16、
サンプルホールド回路17および直流増幅回路1
8を含んでおり、モータ速度制御IC25から出
力された鋸歯状波信号が異常回転検出回路24の
鋸歯状波電圧比較回路22に印加されている。い
ま第5図イに示すように、モータの回転数が落ち
て周波数発生器11の出力の周期が長くなつてく
ると、ハのパルス幅も長くなり、そのためにニに
示すように鋸歯状波のピーク値が大きくなる。こ
のピーク値が抵抗Rk1およびRk2で決定される基
準電圧Vf2を超えると、ホに示すように鋸歯状波
電圧比較回路22から異常回転検出信号が出力さ
れて、トランジスタQ3をオンすることによりス
イツチング素子10をオフにしモータを停止させ
る。第5図のt1時点で一旦モータが停止すると、
図示のように周波数発生器11の出力はゼロとな
るが、前述のようにバイアス電圧Vdcの方が脈流
電圧比較回路13の基準電圧Vf1よりも若干高く
設定されているので、波形整形回路15の出力が
t1時点以後はHレベルにホールドされ、したがつ
て鋸歯状波のピーク値は時定数回路CtRtによつ
て電源電圧Vcまで上昇してホールドされること
になり、それによつてモータ3が再スタートする
のを防止している。またモータ起動初期において
は、起動時作動遅延回路23の時定数回路CsRs
がトランジスタQ4をオン状態に保つことによつ
て、鋸歯状波電圧が比較回路22に入力されるの
を阻止し、異常回転検出回路24の作動開始を遅
らせている。なお26は直流増幅回路18のゲイ
ンを調整する回路で、これによつてモータ3の速
度を調整するものである。なお27は各回路へ電
源電圧Vcを供給する定電圧回路であり、この定
電圧回路27の電源としてモータ3の電池電源
Vbを共用している。電圧Vcが低下すると抵抗
Rb1およびRb2による分圧電圧とトランジスタQ5
のベースエミツタ間電圧との和がツエナーダイオ
ードDZと発光ダイオードLEDの電圧の和よりも
低くなり、トランジスタQ6をオフすると共に、
発光ダイオードが消灯する。これによつてモータ
3の停止した原因が過負荷によるものではなく電
池切れによるものであることを表示する。
上記のように構成された制御回路9によれば、
何等かの原因でモータ3に過負荷が加わわつた際
に、これを検出して速やかにモータ3を停止させ
半導体部品などの破壊を防止し得る上に、モータ
回転中に正逆転切換スイツチ8を操作した場合に
も、これを異常回転と見なして直ちにモータ3を
停止させることができる。またモータ3を再起動
させるには、一旦電源スイツチ7をオフにして異
常検出回路24の出力をリセツトした後、再び電
源スイツチ7をオンにすれば、モータ3は回転方
向が切り換わつて起動するのである。
第6図は他の実施例を示したものである。同図
において、正逆転切換スイツチ8に補助接点dお
よびeが追加され、接点が切り換えられる毎に遅
延回路28の抵抗Rd1を通してコンデンサCdに電
荷が蓄えられるようになつている。このコンデン
サCdの電圧が一定値に達すると、トランジスタ
Qdがオンとなつて、FETで構成されているスイ
ツチング素子10を導通させる。またコンデンサ
Cdに蓄積された電荷は正逆転切換スイツチ8の
接触子が一方の接点dから他方の接点eに移行す
る間に抵抗Rd2を通して放電する。このように構
成すれば、電源スイツチ7がオンの状態で正逆転
切換スイツチ8が操作された時に、コンデンサ
Cdの電荷が一旦抵抗Rd2を通して放電し、トラン
ジスタQdをオフにすることによつてスイツチン
グ素子10をオフにし、それによつてモータ3を
停止させる。その後一定時間が経過すると、抵抗
Rd1を通してコンデンサCdが充電されるので、ト
ランジスタQdがオンとなつてスイツチング素子
10をオンにし、モータ3は回転方向が切り換わ
つて再起動するのである。
[発明の効果] 上述のように本発明においては、電源スイツチ
のオン状態で正逆転切換スイツチの切換操作を行
なつた場合に、これを検出してモータを一時停止
させる手段と、一時停止後自動または手動によつ
てモータを再起動させる手段とを備えたものであ
るから、従来のように操作手順を誤り無理な操作
によつて駆動部を破損したりするおそれがなく、
また電源スイツチから指を離さずに正逆転切換ス
イツチによる切換操作ができるので、本体の保持
が容易で使い勝手がよいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は同上の全体回路図、第3図は同上の
要部ブロツク回路図、第4図は同上の要部具体回
路図、第5図は同上の動作を示す波形図、第6図
は本発明の他の実施例を示す回路図、第7図は従
来例の回路図、第8図は同上の正逆転切換機構部
を示すもので、aは側面断面図、bは同上のX−
X断面図、cは使用状態の側面断面図である。 1は本体ケーシング、2は握り部、3はモー
タ、7は電源スイツチ、8は正逆転切換スイツ
チ、9は制御回路、10はスイツチング素子、2
8は遅延回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータの電源スイツチと正逆転切換スイツチ
    とを有する電動工具において、電源スイツチのオ
    ン状態で正逆転切換スイツチの切換操作を可能と
    すると共に、上記切換操作を検出してモータを一
    時停止させる手段と、一時停止後自動または手動
    によりモータを再起動させる手段とを備えて成る
    ことを特徴とする電動工具の正逆転切換装置。 2 電源スイツチを一旦オフにした後オンにする
    ことによつて、上記再起動を行なうようにして成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電動工具の正逆転切換装置。 3 正逆転切換スイツチの切り換え時点から一定
    時間遅延させる遅延回路と、遅延回路の出力によ
    りモータを再起動させるスイツチング素子を設け
    て成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電動工具の正逆転切換装置。
JP59200796A 1984-09-26 1984-09-26 電動工具の正逆転切換装置 Granted JPS6179577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59200796A JPS6179577A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 電動工具の正逆転切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59200796A JPS6179577A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 電動工具の正逆転切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6179577A JPS6179577A (ja) 1986-04-23
JPS6362357B2 true JPS6362357B2 (ja) 1988-12-02

Family

ID=16430329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59200796A Granted JPS6179577A (ja) 1984-09-26 1984-09-26 電動工具の正逆転切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6179577A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183639A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd 電動工具及びその製造方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349733U (ja) * 1986-09-17 1988-04-04
JPS63140375U (ja) * 1987-03-05 1988-09-14
JP4609489B2 (ja) * 2007-12-25 2011-01-12 パナソニック電工株式会社 電動工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183639A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd 電動工具及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6179577A (ja) 1986-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8067913B2 (en) Power tool
EP0510527A1 (en) A monitoring circuit for a system for recharging a motor vehicle battery
JP3128990U (ja) 電動工具
US10892691B2 (en) Control circuit and power tool
JPH0645236U (ja) 電子機器の電源制御回路
ATE162018T1 (de) Gleichstromumrichter mit strombegrenzung
JPS6362357B2 (ja)
JP2006341325A (ja) 電動工具
JP6354080B2 (ja) 電動工具
US4211965A (en) Device for controlling rotational speed of electric motor
US5619126A (en) Circuit arrangement for automatically decreasing the load current
JP2000176854A (ja) 電池式締付工具
JPS6223557B2 (ja)
JPS63309232A (ja) 電気掃除機
JP4480026B2 (ja) エンジンの点火装置
WO2021251180A1 (ja) 作業機
JP2707079B2 (ja) 直流電動機の制御回路
JPH0514718Y2 (ja)
JP2927825B2 (ja) 直流モータ制御回路
JP2000048699A (ja) 遅れオフ機能付きスイッチ装置
JPS63103623A (ja) 電動機器
JP2822059B2 (ja) 直流モータの制御回路
JPS6326861Y2 (ja)
JPH0224280Y2 (ja)
KR910005580Y1 (ko) 공기총용 표적이동장치 회로