JPS6362310A - 積層鉄心製造用順送り金型装置における自動積厚管理装置 - Google Patents

積層鉄心製造用順送り金型装置における自動積厚管理装置

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JPS6362310A
JPS6362310A JP20758786A JP20758786A JPS6362310A JP S6362310 A JPS6362310 A JP S6362310A JP 20758786 A JP20758786 A JP 20758786A JP 20758786 A JP20758786 A JP 20758786A JP S6362310 A JPS6362310 A JP S6362310A
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幸雄 松永
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
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昭一 西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は積層鉄心製造用順送り金型装置における自動積
厚管理装置に関する。
〔従来の技術] 第1図は積層鉄心製造用順送り金型装置の一例を示す断
面図である。この金型装置は、第1ステーシヨン■から
第5ステーシヨンVを有し、第1ステーシヨンエでは第
2図に示すように、ストリップ1にスキュー用逃げ丸孔
2とパイロット孔3を穿設し、第2ステーシヨン■では
軸孔4とロータスロット5を穿設する。第3ステーシヨ
ン■ではスキュー用逃げ丸孔2に通じる切起し突起抜き
跡孔6と切起し突起7(第3図(a)、(b)参照)を
形成するとともに、第4図(a>、(b)に示すように
、切起し突起7を抜き落した切起し突起相当の孔6aを
所定の枚数ごとに形成する。
第4ステーシヨン■では金型構造上、強度を保持するた
めの遊びのステージ日ンで加工は行なわず、第5ステー
シヨンVではダイ8内に積層鉄心片9の外形抜きとかし
め及びスキュー加工を行なう。
第3ステーシヨンIにおけるパンチ10は、第5図に略
示しであるように、下端刃先10aが切起し突起7の形
成に必要な形状に形成され、基部となる上端部はパンチ
ホルダ11内に臨むカム部12に形成されている。この
カム部12はテーバカムであって、パンチホルダ11に
取付けられたソレノイド13によって進退駆動されるカ
ム14に常時接触状態にある。上下動するパンチホルダ
11が最下端まで下降したときパンチ10の刃先10a
がストリップ1を押えているストリッパ15の下面から
突出させられる量は、切起し突起7と孔6の形成時には
、切起し突起7がストリップ1の板厚を越えない突出量
となるよう保たれているが、孔6aの形成時にはストリ
ップ1の板厚の2倍以上の突出量となる(第6図、第7
図参照)。
この突出量の変更は、前記カム14の変位によってパン
チ10に与えられる。パンチ1oの突出量を増大する時
期は、1gの積層鉄心に必要な積層鉄心片9の枚数分だ
けプレスストロークしたときである。
第5ステーシヨンでは、プレスストロークごとにパンチ
16は上記切起し突起7のある積層鉄心片9を、第2図
に示す仮想線17で示す部分からダイ8内に打抜き、そ
の際ダイ8はスキュー量相当だけ回転させられる。なお
、ここではその詳細な説明は省略する。
一方、ダイ8内にはシリンダ18が設けられている。こ
のシリンダ18はパンチ16による打抜きかしめ時にお
ける受は圧を発生し、かしめ毎に積層鉄心片9の板厚相
当量づつ降下し、また積層鉄心片9が所定枚数積層され
てなる製品を取り出す際には、取出位置まで降下する。
シリンダ18が取出位置まで降下すると、別のシリンダ
19によってシリンダ18上の製品を押し出す。
上記構成の金型装置は、所定枚数ごとに積層鉄心9に非
結合用の孔6a(第4図)を形成することにより製品の
積厚を管理しているため、ストリップ1の板厚lH差に
より製品の積厚にばらつきが生じるといった問題がある
。因みに、電気機器用に使用される電!i ’14板は
、その板厚がJIS規格において±10%の公差が許容
されているため、積層鉄心の8!I厚に最大20%のば
らつきが生じる。
また、通常の積層鉄心は50枚乃至100枚の鉄心片を
積み重ねて形成されるものであるから、板厚0.5am
のストリップを使用し、100枚重ねによる50闇厚の
製品を製造する場合、最大10市のばらつきが生じ、プ
ラス誤差の製品であると1gの製品において10枚の余
分な積層鉄心片を結合してしまうことになる。この無駄
は、中に経済的損失を招いてりるだけではなく、製品の
精度や特性が安定しないという悪影響を及ぼしている。
これに対し、ダイ8内に抜き込まれた積層鉄心片9が所
望の積厚となったときのシリンダ18の降下位置を近接
スイッチにより検出し、これによって積層鉄心片9に非
結合用の孔6aを形成することにより製品の8!1厚を
管理するようにした装置がある(特願昭59−7054
2>。
一般に、近接スイッチは高い精度で所望の位置を検出す
るように取り付けることは困難であるが、上記装置は特
にこの点を解決した点に特徴を有するものである。
すなわち、所望の積厚となったときのシリンダ18の降
下位置よりも近接スイッチの取付位置誤差程度(1〜2
犀)だけ上方の位置を検出するように近接スイッチを取
り付け、この近接スイッチがオンになるとカット信号を
出力し、パンチ10の突出層を増大させて非結合用の孔
6aを形成する。なお、非結合用の孔6aを形成するス
テーションは第3ステーシヨン■であり、積層鉄心片を
積層するステーションは第5ステーシヨンVであるため
、上記カット信号を出力してから非結合用の孔6aを有
する分離用の積層鉄心片を積層するまでに該分離用の積
層鉄心片を含む3枚の積層鉄心片が積層される。したが
って、前記所望の積厚は、製品11!lの積厚よりも3
板の板厚弁だけ小さい値をとるようにしている。
そして、上記のようにして積層された鉄心の積厚を実測
し、正常な製品1gの積厚との差を求め、次回よりこの
差に相当する枚数の積層鉄心片を更に積層するようにす
る。すなわち、近接スイッチがオンしてから上記枚数分
のプレスストローク後にカット信号を出力するようにし
ている。
〔発明が解決しようとする問題点) 上記従来装置は、枚数管理のみによって製品の積厚を管
理する装置よりも、管理する枚数を少なくすることがで
きるため、それだけ積厚の誤差を小さくすることができ
るが、前記近接スイッチがオンしてからカット信号を出
力するまでの枚数と、カット信号を出力してから分離用
の積層鉄心片が84層されるまでの枚数(第1図の金型
装置の場合は3枚)との合計の枚数に対してはその枚数
分の積厚は計測していないため、場合によっては±1枚
分の積厚誤差が発生する虞がある。
また、積厚の異なる製品を製造する場合、近接スイッチ
の取付位置の変更および近接スイッチがオンしてからカ
ット信号を出力するまでのプレスストローク数の算出を
行なわなければならず、容易に対応することができない
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、積層鉄心の
積厚の誤差を積層鉄心片1枚の板厚内に収めることがで
きる積層鉄心製造用順送り金型装置における自動積厚管
理装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明によ
れば、ダイ内に抜き込まれる積層鉄心片に対して下から
当接するロッドを設け、このロッドの位置をリニアスケ
ールによって連続的に検出し、このリニアスケールの検
出出力に基づいて前記ロッドの位置が積層鉄心1g分の
積層厚に関連した所定量だけ下降したことを検出し、こ
の検出時に分離用の積層鉄心片(非結合用の孔)を形成
するためのカット信号を出力するようにしている。
〔実施例〕
以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
第8図は本発明に係る金型装置の第5ステーシヨンを示
すもので、積層鉄心片がダイ8内に抜ぎ込まれていない
初期状態に関して示している。
同図において、シリンダ20はパンチ16によってダイ
8内に抜き込まれる積層鉄心片を下から受は止める両ロ
ッドシリンダであって、かしめ時の受は圧を発生すると
ともに、製品の取り出し時に昇降動作を行なう。
シリンダ20の下側のロッドにはラック21が配設され
、金型装置の所定位置にはラック21と噛合するビニオ
ン22が固設されている。また、このビニオン22の回
転軸にはインクリメンタルエンコーダ23が設けられて
いる。したがって、インクリメンタルエンコーダ23か
ら出力されるパルス信号を計数することにより、シリン
ダ20の上下方向の移動量を連続的に検出することがで
きる。
なお、シリンダ20の受は台には、所定の押圧力が加わ
ったことを検出する近接スイッチ24が設けられている
第9図は本発明に係る自動積厚管理装置の一実施例を示
すブロック図である。同図において、位相検出回路30
は、プレスストローク信号(第10図(a))を入力し
、例えばプレスが上死点に2する毎にパルス信号をカウ
ンタ31に出力する。カウンタ31は初期状態ではOリ
セットされており、その後入力するパルス信号を計数し
、その計数値を示す信号を一致検出回路32に出力する
一致検出回路32の他の入力には、枚数設定器33から
所定枚数を示す信号が加えられており、−数構出回路3
2は2人力信号が一致すると、−致信号を切替スイッチ
34の接点34aに出力する。なお、枚数設定器33に
は、製品1g分の積厚に必要な積層鉄心片の積層枚数が
予め設定されている。
いま、切替スイッチ34の可動接片34cが接点34a
に接続されている場合には、前記−数構出回路32から
の一致信号は切替スイッチ34を介して出力回路35に
加えられる。出力回路35は上記一致信号を受入して積
層鉄心片9に非結合用の孔6aを形成するためのカット
信号を出力する。このカット信号は、第5図に示すソレ
ノイド13を付勢し、パンチ10の突出足を変更させる
このように、切替スイッチ34の可動接片34Cが接点
34aに接続されている場合には、g1層鉄心の積厚を
枚数管理によって決定する従来の制tUt方式と同様な
制御が行なわれる。
一方、リニアスケール40は、前述したインクリメンタ
ルエンコーダ23とアップダウンカウンタ41とから構
成されている。アップダウンカウンタ41はインクリメ
ンタルエンコーダ23から入力するパルス信号を計数し
、その計数値を示す信号を演算回路46に出力する。
なお、アップダウンカウンタ41のリセット入力には遅
延回路43からの信号が加えられるようになっている。
この遅延回路43は切替スイッチ34から出力される一
致信号を受入し、これをプレスストロークの3ストロー
ク相当の時間だけ遅延させて出力する。上記3ストロー
クは、一致信号(カット信号)が出力されて積層鉄心片
9に非結合用の孔6aが第3ステーシヨン■で形成され
、このw44層鉄心が第5ステーシヨンVで打ち抜かれ
積層されるまでのストローク数を意味し、したがってこ
のストローク数は、非結合用の孔6aを形成するステー
ションと積層鉄心片を打ち抜くステーションとのステー
ション位置間が変化すれば、これにともなって変化する
アップダウンカウンタ41は上記のように遅延回路43
からの信号によってOリセットされるため、アップダウ
ンカウンタ41の計数値は、ダイ内に非結合用の孔6a
が形成された積層鉄心片が積層されたときのシリンダ位
置を基準とし、この基準からのシリンダ20の昇降量を
示す。
メモリ45には、前回取り出された製品の実測値が記憶
されるようになっており、演算回路46の他の入力には
メモリ45からの実測値を示す信号が加えられている。
なお、メモリ45の詳細については後述する。
演算回路46は上記2人力信号に基づいて抜きかけの製
品の高さを算出し、この高さを示す信号を一数構出回銘
42に出力する。
すなわち、第13図(a>はダイ内に非結合用の孔6a
が形成された積層鉄心片が積層されたときの状態を示し
、第13図(b)は製品を取り出したのち、再びシリン
ダを上昇させた状態を示す。
これらの図からも明らかなように、シリンダ20の基準
からの胃降ff1eはアップダウンカウンタ41の計数
値によって示される。そして、抜きかけの製品の高さh
は、前記昇降量e及び取り出された製品の実°測値C(
メモリ45に記憶されている)とに基づいて、 h=c−e            ・・・(1)によ
って表わされる。前記演粋回路46は上記第(1)式の
演算を行なうものである。
−数構出回路42の他の入力には、積厚設定器44から
所定積厚を示す信号が加えられ、またそのイネーブル端
子ENには近接スイッチ24からの信号が加えられてい
る。−数構出回路42は近接スイッチ24がオンしてい
るとき(第10図(b))のみ動作可能となり、このと
き2人力信号が一致すると、一致信号を切替スイッチ3
4の接点34bに出力する。なお、積厚設定器44に設
定される所定の積厚は、製品1g分の積厚よりも積層鉄
心片3枚分の積厚だけ小さい値である。
これは、前述したようにカット信号が出力されたのち、
非結合用の孔6aが形成された積層鉄心片が積層される
まで、この積層鉄心片を含む3枚の積層鉄心片が更に積
層されるからである。
ここで、上記−数構出回路42は、説明を簡単にするた
めに演算回路46によって輝出された値と積厚設定器4
4の設定積厚とが一致したとき一致信号を出力するよう
にしたが、積厚設定器44によって設定される積厚には
所定の許容範囲があり、演算回路46の算出値がその許
容範囲内に入ると一致信号を出力する。
すなわち、カット信号を出力したのち、3枚の積層鉄心
片が積層されて1gの製品が完成されるので、積層鉄心
片の板厚をtとし、その公差を±10%とし、またカッ
ト信号を出力した時の積厚をXrmとすると、製品1g
の積厚H′は、次式、X+2.7t≦H′≦X+3.3
t   ・・・(2)の範囲内に入る。ここで、この積
厚トドが所望の積厚1−1に対して±tの範囲内に入る
ための条件は、上記第(2)式より、 ト1−t≦X+2.7 t、かツX+3.3 t≦H−
+−t・・・(3) となる。上記第(3)式を整理すると、H−3,7t≦
X≦H−2,3t    ・ (4)となる。したがっ
て、Xが上記(4)式の範囲内に入ったときにカット信
号を出力すればよい。いま、ト1=30市、t=0.5
朋とし、これを第(4)式に代入すると、次式、 28.15m+≦X≦28.85 m+      ・
= (5)となる。これは、t±10%の範囲を十分含
んでおり、この期間にカット信号を出力することは可能
である。逆に、所望の積厚Hに対し実際の積厚H′が±
tの範囲内に入るようにその積厚を管理することができ
る。
なお、積層鉄心片の板厚しは、前述したリニアスケール
40の出力に基づいて以下のようにして求めることがで
きる。
すなわち、第15図に示すように所定のプレスストロー
ク数毎の積厚h1.h2.h3をリニアスケール40で
測定し、これらの積厚h1.h2 。
h3を上記プレスストローク数で除算スることによりそ
れぞれ平均板厚t1.t2.t3を求める。
均板厚を求めた製品中の高さとに基づいて平均板厚の製
品高さに関する関数(例えば2次関数)を求め(第16
図参照)、この関数から所望の製品高さ近傍における平
均板厚tを予測する。このようにして求めた平均板厚t
を前記積層鉄心片の板厚tとする。
また、メモリ45は遅延回路43の出力信号によってア
ップダウンカウンタ41がリセットされる直前のPf4
算回路46の演埠値、すなわち製品1gの積厚の実測値
を記憶する。
次に、本発明装置の作用について説明する。
第8図に示すように、ダイ8内に積層鉄心が打ち抜かれ
ていない状態から例えば積厚30m#+<ストリップ1
の板厚0.5IljI>の積層鉄心を製造する場合につ
いて説明する。
シリンダ20の受は台の最上位置は、第8図に示すよう
にパンチ16との干渉を回避するためにパンチ16の最
下位置よりも下方に位置している。
したがって、積層鉄心片の抜き始めはシリンダ20の受
は台上に積層鉄心片が載らず、シリンダ20のピストン
ロッドは降下しない。
この場合には、シリンダ20のピストンロッドの降下量
によって製品の積厚管理ができないため、積層枚数を管
理することによって積厚を管理でる。
すなわち、第9図において、カウンタ31をOリセット
し、切替スイッチ34の可動接片34cを接点34aに
接続する。また、枚数設定器33には、60 (=30
闇÷0.5M)を設定する。
そして、積層鉄心片が順次打ち抜かれ、60枚の積層鉄
心片が積層されると、切替スイッチ34の可動接片34
cを接点34bに接続する。なお、60枚目の積層鉄心
片には、−数構出回路32の一致信号に関連して発生す
るカット信号に基づいて非結合用の孔6aが形成されて
いることはいうまでもない。また、1a層鉄心片が一定
積厚まで積層されると、最下位置の積層鉄心片はシリン
ダ20の受は台に当接し、シリンダ20はその後の打ち
抜き時にパンチ16からの圧力が加わるごとに積層鉄心
片の板厚相当量づつ徐々に降下していく。第11図(a
)は積厚が枚数管理された1gの製品■がダイ8内に積
層された状態を示す。
カット信号に基づいて非結合用の孔6aが形成された積
層鉄心片が積層されると、前述したようにリニアスケー
ル40のアップダウンカウンタ41の計数値はリセット
される。そして、積層鉄心片が順次打ち抜かれ、カウン
タ41の計数値、すなわちリニアスケール40に基づい
て実測したgI厚がvA厚膜設定器44設定された所定
の範囲(第(5)式参照)に入ると、−数構出回路42
は一致信号を切替スイッチ34を介して出力し、出力回
路35はこの一致信号を受入してカット信号を出力する
。その後、3ブレスストローク後(3枚の積層鉄心片が
積層された後)に製品■(第11図(b))が完成し、
この完成時における製品■の実測値がメモリ45に格納
されるとともに、アップダウンカウンタ41の計数値は
リセットされる。
次に、製品の取出動作について説明する。
まず、第11図(C)を参照して製品の取出時期につい
て説明する。いま、第11図(C)に示す各パラメータ
を以下のように定義する。
D:金型厚−パンチかみ込み長 H:排出されていない製品の高さくH1〜トI N  
) h:抜きかけの製品高 1:金型から出た製品長 N:排出されていない完成された製品の個数また、スト
リップの最大板厚をlax、最小板厚をt+gin、製
品の最大積厚をl−11ax、最小積厚をト1 nin
とする。
ここで、製品の取出しは、シリンダ20を製品とともに
下降させ(第11図(d))、受は台上の製品を別のシ
リンダ19(第1図)によって押し出すことによって行
なう(第11図(e))。
したがって、シリンダ20を下降させるための第1の条
件は、1g分の製品が確実に金型から出ており、シリン
ダ20を再上昇した時でも次の製品が金型から落ちない
ことであり、次式の条件を満足する必要がある。
H2−11tnax≧1l−H1≧2−(6)シリンダ
20による取出時間は1.5秒かかるため、プレスを4
00 spnで運転すると、その取出時間内におけるプ
レスストローク数は、10ストロークである。上記第(
6)式において、H2−Iltlaxは、シリンダ20
が再上昇してきた時に次の製品H2が板厚1枚分は金1
内に存在し、製品H2が落ちないための条件を意味する
。また、2は製品H1の上面が金型から2順(−例であ
るが)以上比ていれば、金型から完全に離れることを意
味する。
シリンダ20を下降させるための第2の条件は、製品取
出期間中には積厚を測定することができないため、この
期間中にカット信号を出力する時期が来ないことがある
。すなわち、抜きかけの製品が例えば20ストロ一ク以
上積厚されないと完成されないことである。
上記20ストロークは以下の理由に基づく。
すなわち、第12図に示すようにシリンダ20の上下時
間に10ストロークかかり、シリンダ20が上昇してか
ら完全にシリンダ20が押し付けられるまで安全のため
に3ストロ一ク分の余裕をとる。更に、カット信号■、
■の出力時期に図示のようなバラツキがあるとすれば、
その1ストローク前から測定しなくてはならず、また完
成品の積厚を測定するためにはカット信号の出力後、3
ストローク必要となり、結局、測定のためには最低7ス
トローク必要となる。これらのストローク数を加算する
と、10+3+7=20ストロークとなる。
上記第2の条件を式で表わすと、 となる。なお、Hlin / t n+axは完成され
た製品の最小枚数であり、h / t ninは抜きか
けの製品の最大枚数である。
上記第(7)式において、hは第11図(C)に示す関
係から、 と表わすことができ、これを第(7)式に代入し、・・
・(9) となる。
したがって、上記第(6)式および第(9)式を満足す
るlのときシリンダ20を下降させればよい。なお、本
実施例では、第10図(d)に示すようにカット信号(
第6図(C))を出力してから7ストローク目、最上段
の製品が完成されてから4ストローク目にシリンダ20
の昇降動作を開始させるためのシリンダスタート信号を
出力するようにしている。このシリンダスタート信号出
力時の1は上記第(6)式および第(9)式を満足して
いることはいうまでもない。
また、シリンダ20は、第10図(e)に示すように上
記シリンダスタート信号によって下降動作を開始して第
11図(d)に示す製品取出位置で停止し、製品が押し
出されたのち再上胃し、シリンダ20の受は台が次の製
品に当接し、近接スイッチ24がオン(第10図<b>
参照)すると、その上昇が停止させられる。
なお、シリンダ20の上昇中に、リニアスケール40の
アップダウンカウンタ41の計数値が積厚設定器44で
設定された値と一致する時点があるが、このシリンダ2
0の昇降動作中は近接スイッチ24がオフとなり、−数
構出回路42の動作を不動作にするため、−数構出回路
42から一致信号が出力されることはない。
また、抜きかけの製品の高さhの求め方は前述した実施
例に限らず、以下のようにしてもよい。
すなわち、第14図(a、)に示すようにシリンダ50
の受は台51が金型の下面に当接するようにし、このと
ぎリニアスケールの測定値を0にセットす。なお、受は
台51はダイ8の孔よりも十分大きいものとする。
ここで、第14図(b)に示すようにリニアスケールに
よって測定されるシリンダの降下量をeとすると、抜き
かけの製品の高さhは、次式、h=H’ −(A+8) 一〇+e−(A+B)     ・ (10)D:金型
厚−パンチかみ込み長 で表わされる。なお、A、Bはそれぞれ排出されていな
い製品の高さで、この高さは、メモリ45に記憶された
実測値を利用する。
更にまた、本実施例では受は圧発生用のシリンダのロッ
ド位置をリニアスケールで測定するようにしているが、
受は圧発生用のシリンダを用いないタイプの金型KMで
は、ダイ内に抜き込まれる積層鉄心片に当接し、該積層
鉄心片とともに下降するロッドを設け、このロッドの位
置をリニアスケールで測定するようにしてもよい。
〔発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、リニアスケールに
よってダイ内に積層される積層鉄心片の積厚を直接測定
するようにしたため、積層鉄心の積厚を決定するための
カット信号を、積厚誤差を1枚の積層鉄心片の厚さ以内
にする適切な時期に出力することができる。また、積層
鉄心の積厚の変更も、積厚設定値を変更するだ・けで容
易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する順送り金型装置の一例
を示す断面図、第2図はストリップの平面図、第3図(
a)は切起し突起部分を示す拡大平面図、第3図(b)
は第3図(a)のA−A断面図、第4図(a>は非結合
用の孔部分を示す拡大平面図、第4図(b)は第4図(
a)のB−B断面図、第5図は切起し突起成形用パンチ
nv4の略示拡大縦断面図、第6図は切起し突起形成状
態の拡大縦断面図、第7図は非結合用の孔成形状態の拡
大縦断面図、第8図は本発明に係る金型装置の一部断面
図、第9図は本発明に係る自動積厚管理装置の一実施例
を示すブロック図、第10図(a)〜(e)は第9図の
各部の信号及びシリンダの制御態様を示すタイミングチ
ャート、第11図(a)〜(e)は本発明に係るシリン
ダの動作等を説明するために用いた図、第12図は製品
の取出時期の条件を説明するために用いた図、第13図
(a>、(b)及び第14図(a>及び(b)はそれぞ
れ抜きかけの製品の高さの求め方を説明するために用い
た図、第15図及び第16図はそれぞれ積層鉄心片の板
厚の求め方を説明するために用いた図である。 1・・・ストリップ、6,6a・・・孔、7・・・切起
し突起、8・・・ダイ、9・・・積層鉄心片、10.1
6・・・パンチ、12・・・カム部、13・・・ソレノ
イド、14・・・カム、18,19.20・・・シリン
ダ、21・・・ラック、22・・・ピニオン、23・・
・インクリメンタルエンコーダ、24・・・近接スイッ
チ、30・・・位相検出回路、31・・・カウンタ、3
2.42・・・−数構出回路、33・・・枚数設定器、
34・・・切替スイッチ、35・・・出力回路、40・
・・リニアソレノイド、41・・・アップダウンカウン
タ、43・・・遅延回路、44・・・積厚設定器、45
・・・メモリ。 (b) 第3図 (b) 第4図 第7図 第8図 第11図 (d)         (e) (a)             (b)第13図 (Q)              (b)第14図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プレスストロークごとにストリップに該ストリッ
    プの板厚を越えない突出量を有するかしめ用突起を形成
    するとともに、カット信号を入力することにより前記か
    しめ用突起が形成される部分を打ち抜くステーションと
    、プレスストロークごとに押下するパンチにより前記ス
    トリップから積層鉄心片をダイ内に抜き込むステーショ
    ンとを有する積層鉄心製造用順送り金型装置において、
    前記ダイ内に抜き込まれる積層鉄心片に当接し、該積層
    鉄心片とともに下降するロッドと、前記ロッドの位置を
    連続的に検出するリニアスケールと、前記リニアスケー
    ルの検出出力に基づいて前記ロッドの位置が積層鉄心1
    個分の積層厚に関連した所定量だけ下降したことを検出
    する検出手段と、前記検出手段の検出時に前記カット信
    号を出力する手段とを具えた積層鉄心製造用順送り金型
    装置における自動積厚管理装置。
  2. (2)前記検出手段は、前記2つのステーションの数を
    含むこれらのステーション間のステーション数をn、目
    標とする積層厚をH、前記ストリップの板厚をtとする
    と、前記かしめ用突起が形成される部分が打ち抜かれた
    積層鉄心が積層されたときの前記ロッドの位置から、次
    式に示す前記所定量、 (H−n×t)±α:α:許容値 だけ下降したことを検出する特許請求の範囲第(1)項
    記載の積層鉄心製造用順送り金型装置における自動積厚
    管理装置。
  3. (3)前記ストリップの板厚tは、所定のプレスストロ
    ーク数と、このプレスストローク数だけ積層したときの
    前記ロッドの下降量とに基づいて算出した平均板厚とす
    る特許請求の範囲第(2)項記載の積層鉄心製造用順送
    り金型装置における自動積厚管理装置。
  4. (4)前記ストリップの板厚tは、前記平均板厚を1個
    の製品中の複数箇所で測定し、これらの複数の平均板厚
    及びこれらの平均板厚を測定した1gの製品中の各高さ
    に基づいて前記n枚の積層鉄心片が積層される所望の製
    品高さ近傍の平均板厚を予測し、この予測した平均板厚
    とする特許請求の範囲第(3)項記載の積層鉄心製造用
    順送り金型装置における自動積厚管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020184863A (ja) * 2019-05-09 2020-11-12 東芝産業機器システム株式会社 積層鉄心の製造システム、及び積層鉄心の製造方法
CN112218731A (zh) * 2018-04-13 2021-01-12 Ipg光子公司 电动马达芯的激光辅助加工

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