JPS6361546B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6361546B2
JPS6361546B2 JP57131699A JP13169982A JPS6361546B2 JP S6361546 B2 JPS6361546 B2 JP S6361546B2 JP 57131699 A JP57131699 A JP 57131699A JP 13169982 A JP13169982 A JP 13169982A JP S6361546 B2 JPS6361546 B2 JP S6361546B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pulley
belt
teeth
rotation axis
tooth
Prior art date
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Expired
Application number
JP57131699A
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English (en)
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JPS5923157A (ja
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Publication date
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Priority to JP13169982A priority Critical patent/JPS5923157A/ja
Publication of JPS5923157A publication Critical patent/JPS5923157A/ja
Publication of JPS6361546B2 publication Critical patent/JPS6361546B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/02Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
    • F16H7/023Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプーリおよびその製造方法に関する。
さらに詳しくは、回転軸に平行に一定ピツチで底
面に設けた歯とこれに垂直に底面に沿つて設けた
少くとも一本のリブとを有するプーリおよびその
製法に関する。
歯付きベルトに用いられる従来のプーリは、ベ
ルトの横すべりを緩和するためにフランジを備え
ている。フランジの占める分だけプーリのベルト
との有効接触面積が制限されている。ベルトは、
それゆえ、フランジ分だけベルト巾に制限を受け
ることになり、これがベルト・キヤパシテイの増
大をはばむ原因にもなつている。
従来のプーリは、フランジが不可分であるため
形状が必ずしも単純ではない。それゆえ、その製
造においては定品質性および経済性に問題があ
る。
本発明の目的は、フランジの不要なプーリを提
供することにある。本発明の他の目的は、フラン
ジがないためベルトとの有効接触面積を実質的に
広くしうるプーリを提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、形状が単純で製作の容易な
プーリを提供することにある。本発明のさらに他
の目的は、一定品質でかつ経済性に富みしかも量
産の可能なプーリを提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、上記プーリを簡単に製造す
る方法を提供することにある。
以下に本発明を実施例にもとづき図面を参照し
つつ詳述する。
第1図に示すように、本発明のプーリ1は、そ
の底面12に回転軸0に平行に一定ピツチで歯1
3を有する。プーリ1は、さらに、その底面12
に沿つて回転軸0に垂直に複数本のリブ14を有
する。このリブ14の高さは歯13の高さを越え
ない。各リブ14は先端側になるに連れて徐々に
薄くなつた断面V字状をしている。このプーリ1
にはフランジがない。それゆえ、従来のプーリに
比較して、フランジが占める分だけプーリ1のベ
ルトとの有効接触面積が実質的に拡大する。よつ
て、このプーリ1に巻きかけられる歯付きベルト
のベルト巾は、大きく設定されうる。ベルト巾の
大きなベルトはそのベルト・キヤパシテイ(ベル
ト伝達能力)が増大する。
プーリ1には、第2図に示すような歯付きベル
ト2が用いられる。このベルト22はその主体部
20に例えば芳香族ポリアミド繊維のような低伸
度高張力の撚線ロープなどでなる抗張体21が埋
設されている。ベルト底面22にはベルト長手方
向に直角に一定のピツチで歯23が設けられてい
る。この歯23にはベルト長手方向に沿つて少く
とも一本のV溝24が設けられている。このV溝
24に上記プーリリブ14が嵌合しうる。このベ
ルト2がプーリ1と噛み合つて走行するとき、ベ
ルト長手方向に設けたV溝24とプーリ回転軸0
に垂直に設けてリブ14とが噛み合うため、プー
リ1にフランジがないにもかかわらずベルト2は
蛇行も横すべりもすることなく所定の走行方向を
正しく維持しうる。それゆえ、無駄な発熱やベル
トの摩耗は極小となる。プーリ1のリブ14はベ
ルトV溝24に順次はまり込みながら噛み込んで
ゆくため、プーリ歯13とベルト歯23の間に存
在する空気が両歯間で瞬時に圧縮されそれが破裂
するということがなく、歯間の空気はV溝24を
通じて適宜系外へ流出してゆく。そのため、圧縮
空気破裂音に由来する衝撃音は極小となる。
このように、上記プーリ1を用いると、それに
係合しうるベルト2は、ベルト・キヤパシテイが
増大し、定方向走行性に優れ、しかもプーリ1と
の接触時の衝撃音をほとんど発生しない。したが
つて大きなベルト・キヤパシテイの要求されるト
ラツクやバスなどの大型車のカムシヤフト・ドラ
イブ用モーターサイクルの後輪駆動用に最適なベ
ルトとして用いられうる。騒音公害防止にも貢献
しうる。蛇行の許されない紙幣交換機や自動改札
機用のベルトとしても有用である。
プーリ1に係合するベルト2は、歯23と歯底
25の他にV溝24によりプーリ1を受けるた
め、全体としてはプーリ1との接触面積が従来の
プーリに係合するベルトに比較して著しく広くな
つている。それゆえ、ベルト2にかかるプーリ1
の接触圧は単位接触面積当り減少する。その結
果、ベルト2の耐摩耗性が向上する。ベルト歯底
25にかかるプーリ歯圧力もこのような理由によ
り緩和されるため、ベルト歯底25を、従来プー
リに係合するベルトのように、プーリ歯圧力の緩
和のために広くする必要がない。それゆえ、ベル
ト歯23の歯厚wを大きくすることが可能とな
る。ベルト歯厚を大きくすることによりベルト歯
23は全体として大きくなり、したがつて、ベル
ト歯23の強度(せん断応力)が大きくなる。そ
の結果、既述のベルト巾の拡大と相まつて、ベル
ト・キヤパシテイはますます増大しうる。
上記プーリ1とこれに係合しうるベルト2との
間には、次のような寸法形状の関係があることが
望ましい(第2図および第3図): (1) ベルトV溝24のV溝角度θ1は、プーリリ
ブ14の角度θ2の約90〜約100%の範囲にあ
る。θ2が過度に大きいとリブ14が低くなり
すぎてV溝24との噛み合いが弱くなる。θ2
が過度に小さいとリブ14とV溝24との噛み
合いが適切になされえない。
(2) ベルトV溝24の角度θ1は、約30〜約50゜、
好ましくは約30゜〜約40゜の範囲にある。θ1が
過度に大きいとV溝24の開口巾が広くなりす
ぎ、その結果、ベルト歯上方部が狭くなり歯強
度が低下する。θ1が過度に小さいとV溝24
が狭くなりすぎて本発明のプーリ1に係合する
ことによる既述の効果が発揮されえない。
(3) ベルトV溝24の深さdは、ベルト歯23の
高さhの約60〜約100%、好ましくは約80〜約
100%の範囲にある。V溝深さdが過度に大き
いと歯強度が低下するおそれがあり、過度に小
さいとV溝24を設ける意味がない。ベルト歯
の強度は、通常、歯元からせいぜい約20%の位
置付近までの歯下方部230の強度に依存す
る。この位置から歯頂部に到るまでの残りの歯
上方部231はプーリとの噛合に専ら機能す
る。それゆえ、この歯上方部231にV溝を設
けてもベルト歯強度は何ら低下しない。
(4) ベルト歯23の歯厚wと歯底l(ビツチP―
歯厚w)の比は約1:1〜約2:1の範囲にあ
る。歯厚wが過度に大きいとベルト2の屈曲性
および柔軟性を欠き、過度に小さいとベルト歯
強度が低下する。
上記プーリ1は次のようにして製造されうる: まず、第4図に示すような歯付きプーリ部品1
0を既知の成形法などの手段により形成する。次
いで、このプーリ部品10の複数個を係合すべき
ベルト巾に合うようその各回転軸0および歯13
0を整合させて組合せる。組合せたプーリ部品1
0の一体物をかしめ止めやねじ止めなどの既知の
固定手段100で固定し、所望のプーリ1を得
る。プーリ部品10は、回転軸0に平行に一定ピ
ツチで底面120に設けた歯130と底面120
の一端に該底面120に沿つて回転軸0に垂直に
設けたリブ140とを有するよう、形成される。
ただし、最終製品のプーリ1の一端に位置するプ
ーリ部品にはリブ140は不要である。
プーリ1は、同一形状寸法でかつ比較的単純な
形状のプーリ部品10を複数個組合せるだけで、
簡単に製造されうる。それゆえ、定品質で経済性
に富むプーリを容易に量産することができる。プ
ーリ1の材質には特に限定はなく、鋼、軽合金、
合成樹脂などあらゆる種類の材料が用いられう
る。
上記プーリ1は、次のようにしても製造されう
る: まず、第5図に示すような、複数の歯付きプー
リ部品30と複数のリブ部品40とを既知の自動
旋盤加工などにより形成する。次いで、これらプ
ーリ部品30とリブ部品40とを係合すべきベル
ト巾に合うようその各回転軸0および歯31を整
合させて交互に組合せる。組合せた各部品はかし
め止めやめじ止めなどの常とう手段により固定さ
れる。歯付いプーリ部品30は、回転軸0に平行
に一定ピツチで底面330に歯31を設けたもの
である。プーリ部品40は、円板形状をなしその
外周端面が最終的に得られるプーリ1の歯13よ
り外方向へ突出しないよう形成されている。これ
らプーリ部品30およびリブ部品40はいづれも
形状が著しく単純であるため、加工が著しく容易
で多量生産が容易である。それゆえ、定品質で経
済性に富むプーリを容易に提供することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプーリ1の一実施例の斜視
図、第2図はこのプーリ1に係合しうるベルト2
の一例の部分斜視図、第3図はこのプーリ1のリ
ブ14とベルト2のV溝24との係合関係を示す
正面断面図、第4図はプーリ1の製造工程の一実
施例を示す説明図、および第5図はプーリ1の製
造工程の他の実施例を示す説明図である。 1…プーリ、2…ベルト、12…プーリ底面、
13…プーリ歯、14…リブ、20…ベルト主体
部、21…抗張体、22…ベルト底面、23…ベ
ルト歯、24…V溝、θ1…V溝角度、θ2…リ
ブ角度、d…V溝深さ、h…ベルト歯高さ、w…
ベルト歯厚、p…ベルト歯ピツチ、l…ベルト歯
底。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸に平行に一定ピツチで底面に設けた歯
    と回転軸に垂直に底面に沿つて設けた複数本のリ
    ブとを有し、該リブは、先端になるに連れて徐々
    に薄くなつた断面V字状をしており、その高さが
    該歯の高さを越えないプーリ。 2 (1) 回転軸に平行に一定ピツチで底面に設け
    た歯と底面の一端に該底面に沿つて回転軸に垂
    直に設けたリブとを有する歯付きプーリ部品を
    形成する工程と、 (2) 複数個の該プーリ部品をその各回転軸および
    歯を整合させて組合せ固定する工程と、 を包含するプーリの製造方法。 3 (1) 回転軸に平行に一定ピツチで底面に歯を
    設けた歯付きプーリ部品を形成する工程と、 (2) 円板状をなしその外周端面が最終的に得られ
    るプーリの歯より外方向へ突出しないリブ部品
    を形成する工程と、 (3) 複数個の該歯付きプーリ部品と複数個の該リ
    ブ部品とをその回転軸および歯を整合させて交
    互に組合せ固定する工程と、 を包含するプーリの製造方法。
JP13169982A 1982-07-27 1982-07-27 プ−リおよびその製造方法 Granted JPS5923157A (ja)

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JP13169982A JPS5923157A (ja) 1982-07-27 1982-07-27 プ−リおよびその製造方法

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JP13169982A JPS5923157A (ja) 1982-07-27 1982-07-27 プ−リおよびその製造方法

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JPS5923157A JPS5923157A (ja) 1984-02-06
JPS6361546B2 true JPS6361546B2 (ja) 1988-11-29

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ID=15064128

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50157757A (ja) * 1974-06-13 1975-12-19
JPS58203257A (ja) * 1982-05-24 1983-11-26 Honda Motor Co Ltd ベルト駆動装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50157757A (ja) * 1974-06-13 1975-12-19
JPS58203257A (ja) * 1982-05-24 1983-11-26 Honda Motor Co Ltd ベルト駆動装置

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JPS5923157A (ja) 1984-02-06

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