JPS6246939Y2 - - Google Patents

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JPS6246939Y2
JPS6246939Y2 JP17048386U JP17048386U JPS6246939Y2 JP S6246939 Y2 JPS6246939 Y2 JP S6246939Y2 JP 17048386 U JP17048386 U JP 17048386U JP 17048386 U JP17048386 U JP 17048386U JP S6246939 Y2 JPS6246939 Y2 JP S6246939Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はベルト伝動装置に関する。
さらに詳しくは、本考案は、歯付きベルトの歯
にベルト長手方向に沿つてV溝を設けた歯付きベ
ルトと、この歯付きベルトの歯に噛み合う歯を底
面に有しかつこのベルトV溝に嵌合するリブを底
面に沿つて設けたプーリとを有するベルト伝動装
置に関する。
(従来の技術) ベルトとプーリとで主としてなるベルト伝動装
置において用いられる歯付きベルトは、一般に、
抗張体を埋設した主体部の底面にベルトの長手方
向に直角に一定のピツチで歯を有する。この歯付
きベルトは、プーリとの噛合時にプーリに接する
歯面側表面がゴム引き布などで被覆されたり、ポ
リウレタンのような耐摩耗性に富むゴム単体で仕
上げられている。第1図aに示すように、この種
の従来ベルト100の歯面側表面101,102
は平滑である。歯付きベルトがプーリと噛み合う
とき、ベルト歯底はわずかであるが多角形挙動を
伴つてプーリの歯頂部表面に接触する。ベルトは
プーリ表面をたたくように接触するため、衝撃音
を伴う。この衝撃音は、主としてベルト歯とプー
リ歯との噛み合い時に両歯の間に存在する空気が
圧縮されこれが狭い間隙から急激に排出されると
きの圧縮空気破裂音である。両者の噛み合いが高
速で行われるにつれてベルト・ドライブにおける
この衝撃音は高くなる。
従来の歯付きベルトは、さらに、プーリ歯との
噛合時にプーリ歯に接触するベルト歯底の摩耗が
激しく、これが歯付きベルトの寿命を短くしてい
る。ビルト歯底の摩耗を緩和するにはベルト歯底
を広くし単位面積当たりにかかるプーリ接触圧を
小さくする必要がある。しかし、ベルト歯に所定
の強度をもたせかつ歯の摩耗を少なくするために
はベルト歯を広くする必要がある。従来の歯付き
ベルトは、結局、歯底を適度に広く歯を適度に狭
く設定することでベルトの耐摩耗性を優先させて
いる。その結果、従来の歯付きベルトの多くは歯
強度に難点があり、大きなベルト・キヤパシテイ
(ベルト伝達能力)の要求されるトラツクやバス
などの大型車のカムシヤフト・ドライブ用には使
用し得ない。
また、歯付きベルトはベルト・ドライブ中に蛇
行したり横すべりを起こし易く、発熱の原因およ
びベルトの摩耗の原因にもなつている。ベルトの
このような横すべりはプーリに設けたフランジに
より軽減されうる。しかし、フランジがあるがた
めにその占める分だけプーリのベルトとの有効接
触面積が制限され、結果的にベルトのキヤパシテ
イを制限することになつている。
U.S.Patent No.2988925は、第1図bに示すよ
うに、歯付きベルト103の歯104の頂面に細
くかつ浅い溝105を歯に平行(ベルト長手方向
に直角)に設けることを開示している。特公昭47
−34433号は、第1図cに示すように、歯付きベ
ルト用プーリ106の歯107に複数の細くかつ
浅い溝108をベルト長手方向に平行もしくはヘ
リカル状に設けることを開示している。いずれの
開示技術もベルトとプーリとの噛合時に発生する
衝撃音を軽減することを目的としているにすぎ
ず、ベルト・ドライブにおける前記蛇行や横すべ
りおよびそれに伴う発熱とベルト摩耗の問題さら
にはベルト・キヤパシテイの制限の問題を同時に
何ら解決しうるものではない。
他方、歯付きベルトはプーリ歯との噛み合い駆
動による同期伝導ベルトであり、Vベルトはプー
リとの間に生ずる摩擦力により動力を伝達するベ
ルトである。このように、両ベルトはその概念と
機能において全く異質であり両ベルトを組み合わ
せて一本のベルトにするという発想は無意味かつ
実現不可能であるというのが当業者の従来からの
通念である。
実開昭55−79838号公報には、穀稈を搬送する
ための穀稈搬送装置が開示されている。この装置
は、第1図dに示すように、搬送される穀稈がプ
ーリ110の外周域を通過する際にプーリ110
へ巻付くのを防止する目的で、プーリ110の中
央外表面の全面にわたつてプーリ歯111よりも
外方向へ突出したリブ112を設けている。この
リブ112によりプーリ110に巻付こうとする
穀稈は外方へ押し出される。このように、この装
置は、プーリ歯よりも外方へ突出するリブ112
をプーリ表面全面にわたつて設けることを必須の
要件としており、それがために、第1図eに示す
ように、これに噛合う歯付きベルト113は、ベ
ルト歯114のみならずベルト本体115にも上
記プーリリブ112に係合する溝116を設けね
ばならない。この溝116はベルト強度を補償す
る抗張体117をもえぐり取る深さを有し、した
がつてベルト113の強度は極端に低い。しか
も、この装置は、このように、ベルト歯のみなら
ずベルト本体にも溝116を設けているため、ベ
ルト113とプーリ110との噛合時の圧縮空気
の逃げ場がなく、したがつて、歯付きベルトとプ
ーリとの噛合時の圧縮空気破裂音を解消すること
ができない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記従来の問題点を解決するもので
あり、歯付きベルトの同期伝導機能とVベルトの
定方向走行性機能とを結合させることにより両ベ
ルトが元来それぞれ有する機能と作用効果の単な
る寄せ集めを越えた相乗機能と相乗効果を発揮し
うるとの本考案者の新しい知見にもとづいて完成
された。その目的とするところは、(1)衝撃面接触
に由来する衝撃音を軽減しうるベルト伝動装置を
提供すること;(2)ベルト長手方向およびベルト横
方向へのすべりのないベルト伝動装置を提供する
こと;(3)ベルト・ドライブ中に蛇行したり横すべ
りしてベルトがプーリからはずれるおそれのな
い、定方向走行性を有するベルト伝動装置を提供
すること:(4)発熱や摩耗の著しく少ないベルトを
備えたベルト伝動装置を提供すること;(5)耐摩耗
性に優れたベルト伝動装置を提供すること;(6)十
分な歯強度(せん断応力)のベルトを備えたベル
ト伝動装置を提供すること;(7)フランジの不要な
プーリを備えたベルト伝動装置を提供すること;
(8)プーリにフランジがないためフランジの占めて
いた分だけベルト巾を広くし得、その結果ベル
ト・キヤパシテイが増大するベルト伝動装置を提
供すること;(9)形状が単純で製作が著しく簡単な
プーリを備えたベルト伝動装置を提供すること;
(10)一定品質でかつ経済性に富みしかも量産の可能
なプーリを備えたベルト伝動装置を提供するこ
と:(11)大きなキヤパシテイの要求されるトラツク
やバスなどの大型車のカムシヤフト・ドライブ用
およびモーターサイクルの後輪駆動用のベルトな
どに用いうるベルト伝動装置を提供すること;お
よび(12)ベルト・ドライブ中に蛇行の許されない紙
幣交換機や自動改札機用のベルトなどに用いうる
ベルト伝動装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のベルト伝動装置は、(1)抗張体を埋設し
た主体部の底面にベルト長手方向に直角に一定の
ピツチで歯を有し、該歯にベルト長手方向に沿つ
て二本もしくはそれ以上のV溝を設けた歯付きベ
ルトと、(2)該歯付きベルトの該歯に噛み合う歯を
底面に設けかつ該歯付きベルトの該V溝に嵌合し
うるリブを底面に沿つて設けたプーリと、を有
し、(3)該リブのプーリ底面からの突出量を、プー
リの歯のプーリ底面からの突出量以下としたこと
を特徴としており、そのことにより上記目的が達
成される。
(実施例) 以下に本考案を実施例にもとづき図面を参照し
つつ詳述する。
本考案のベルト伝動装置は、第2図に示すよう
に、歯付きベルト1とこれに噛み合うプーリ2と
を有する。歯付きベルト1は、第3図に示すよう
に、主体部10の底面12にベルト長手方向に直
角に一定のビツチで歯13を有する。この歯13
には、ベルト長手方向に沿つて少なくとも一本、
好ましくは二本以上、のV溝14が設けられてい
る。主体部10には、芳香族ポリアミド繊維(例
えば商品名ケブラー)やガラス繊維のような低伸
度高張力の撚線ロープなどでなる抗張体11が埋
設されている。前記プーリ2は、第4図に示すよ
うに、その底面22に歯23とリブ24とを有す
る。この歯23はプーリ回転軸0に平行に一定ピ
ツチで設けられ、上記歯付きベルト1の歯13に
噛み合う。プーリ2のリブ24はプーリ回転軸0
に垂直に設けられ、歯付きベルト1のV溝14に
嵌合しうる。リブ24のプーリ底面22からの突
出量は、プーリ歯のプーリ底面22からの突出量
以下とされており、従つて、リブ24はプーリ歯
23より外方向へ突出していない。リブ24とV
溝14とが同数本形成され各リブが対応するV溝
のすべてに嵌合することが最も好ましいが、リブ
数よりもV溝数の方が多く形成されてもよい。
上記プーリ2とこれに巻きかけられるベルト1
は、ベルト・ドライブにおいて、ベルト歯13と
プーリ歯底25、ベルト歯底15とプーリ歯2
3、およびベルトV溝14とプーリリブ24がそ
れぞれ係合する。
ベルト1とプーリ2との接触時に歯間に存在す
る空気はV溝14を通して適宜流出するため、圧
縮空気に由来する衝撃音は極小となる。しかも、
ベルト1は、ベルト走行方向に沿つて設けたV溝
14がプーリ2にプーリ回転軸0に垂直方向に設
けたリブ24に係合しつつ走行するため、ベルト
1は蛇行および横すべりすることなく所定の走行
方向を正しく維持しつつ駆動する。ベルト1が走
行中に蛇行や横すべりをしないため、プーリ2と
の間に不必要な摩擦が生じない。そのため、発熱
やベルトの摩耗が著しく軽減される。
ベルト1は歯13と歯底15の他にV溝14に
よりプーリ2を受けるため、全体としてはプーリ
2との接触面積が従来のベルトに比較し著しく広
くなつている。それゆえ、ベルト1にかかるプー
リ2の接触圧は単位接触面積当たり減少する。そ
の結果、ベルト1の耐摩耗性が向上する。ベルト
歯底15にかかるプーリ歯圧力もこのような理由
により緩和されるため、ベルト歯底15を従来ベ
ルトのようにプーリ歯圧力の緩和のために広くす
る必要がない。それゆえ、ベルト歯13の歯厚w
を大きくすることができる。ベルト歯厚wを大き
くすることにより、ベルト歯13は全体として大
きくなる。したがつて、ベルト歯13の強度が大
きくなり、大きなベルト・キヤパシテイの要求さ
れるトラツクやバスなどの大型車のカムシヤフ
ト・ドライブ用やモーターサイクルの後輪駆動用
のベルトなどに用いられうる。ベルト1の歯厚w
と歯底l(ピツチp−歯厚w)との寸法比は、約
1:1〜約2:1の範囲に設定されうる。ベルト
歯厚wが過度に大きいとベルト1の屈曲性および
柔軟性を欠き、過度に小さいとベルト歯強度が低
下する。
ベルト1のV溝14の深さdは、ベルト歯13
の頂部から歯元方向に、ベルト歯13の高さhの
約60〜約80%の範囲に設定されうる。ベルト歯1
3の強度は、通常、歯元から歯高さhのせいぜい
約20%の位置付近までの歯下方部130の強度に
依存する。この位置から歯頂部に到るまでの残り
の歯上方部131はプーリ2との噛合に専ら機能
する。それゆえ、この歯上方部131にV溝14
を設けてもベルト歯13の強度は何ら低下しな
い。
上記ベルトV溝14は、また、第5図に示すよ
うに、そのV溝角度θ1が約30゜〜約50゜、好ま
しくは約30゜〜約40゜の範囲に設定される。V溝
角度θ1が過度に大きいと、V溝14の開口巾が
広くなりすぎる。それゆえ、ベルト歯上方部13
1が狭くなり歯強度が低下する。V溝角度θ1が
過度に小さいと、V溝14が狭くなりすぎ、本考
案の所期の目的を達成し得ない。
ベルトV溝14の角度θ1はこれに嵌合するプ
ーリリブ24の角度θ2の約90〜約100%の範囲
に設定される。リブ角度θ2が過度に大きいとリ
ブ24が低くなりすぎ、V溝14との噛み合いが
弱くなる。リブ角度θ2が過度に小さいとV溝1
4との噛み合いが適切になされえない。いずれの
場合も本考案の目的を達成することができない。
ベルト1の製法としては、例えば、ベルト歯表
面がたて横両方向に伸長性のあるニツトなどの帆
布で被覆されるよう一体成形する方法、あるいは
歯付きベルトの歯部に上記所定形状のV溝を別途
研磨仕上げする方法がある。いずれの場合にもベ
ルト横方向の剛性を強めるためにベルト背面に帆
布が使用されうる。
プーリ2と噛み合うベルト1は、既述のよう
に、走行中に蛇行も横すべりもしない。それゆ
え、プーリ2は、従来のプーリのようなフランジ
は全く不要である。プーリ2はそれ自体を一体成
形で製造することもできるが、第6図に示すよう
に、歯付きプーリ部品20を複数個別々に成形
し、その各回転軸および歯を整合させつつベルト
巾に合わせて適当数組み合わせることにより作ら
れうる。その一体物は、ねじ止めやかしめ止めの
通常の固定手段200で固定される。このプーリ
部品20は、底面220にベルト歯13に噛み合
う230とベルトV溝14に嵌合するリブ240
とを有する。このリブ240は底面220に沿つ
て底面220の一端に設けられる。ただし、最終
製品のプーリ2の一端に位置するプーリ部品には
リブ240は不要である。プーリ部品20は形状
が単純で成形などにより多量に生産されうる。こ
の部品20を所定の歯付きベルト1の巾に合うよ
う組み合わせるだけで所望のプーリ2が得られる
ため、得られたプーリ2は定品質性と経済性に優
れている。プーリ2の材質には特に制限はなく、
鋼、軽合金、合成樹脂などあらゆる種類の材料が
用いられうる。
あるいは、プーリ2は、第7図に示すように、
複数個の歯付きプーリ部品30と複数のリブ部品
40とをその回転軸0および歯31を整合させて
交互に組み合わせることにより作られうる。この
歯付きプーリ部品30は、ベルト歯13に噛み合
う歯31をその底面330に有する。プーリ部品
40は円板形状をなしその外周端面が最終的に得
られるプーリ2の歯23より外方向へ突出しない
よう形成される。これらプーリ部品30,40は
形状が著しく単純であるため、多量生産が容易で
ある。自動旋盤による加工に特に有利である。
フランジの不要な上記プーリ2は、フランジ相
当分だけベルトとの有効接触面積が実質的に広く
なる。接触面積の広くなつた分だけベルト1の巾
は実質的にひろげられうる。その結果、ベルト1
のベルト・キヤパシテイが向上する。それゆえ、
このベルト1は、大きなベルト・キヤパシテイの
要求されるトラツクやバスなどの大型車のカム・
シヤフト・ドライブ用やモーターサイクルの後輪
駆動用に最適なベルトとして使用されうる。しか
も、ベルト駆動時の衝撃音が極端に少ないため、
騒音公害防止にも貢献しうる。
ベルト1は、既述のように、蛇行することなく
走行するため、走行時に蛇行しないことが重要な
紙幣交換機や自動改札機用のベルトにも用いられ
うる。
(考案の効果) 本考案のベルト伝動装置は、このように、(1)衝
撃面接触に由来する衝撃音を軽減しうる;(2)ベル
ト長手方向およびベルト横方向へのすべりがな
い;(3)ベルト・ドライブ中に蛇行したり横すべり
してベルトがプーリからはずれるおそれのない、
定方向走行性を有する;(4)発熱や摩耗の著しく少
ないベルトを備えている;(5)耐摩耗性に優れる;
(6)十分な歯強度(せん断応力)のベルトを備えて
いる;(7)フランジの不要なプーリを備えている;
(8)プーリにフランジがないためフランジの占めて
いた分だけベルト巾を広くし得、その結果ベル
ト・キヤパシテイが増大する;(9)形状が単純で製
作が著しく簡単なプーリを備えている;(10)一定品
質でかつ経済性に富みしかも量産の可能なプーリ
を備えている;(11)大きなキヤパシテイの要求され
るトラツクやバスなどの大型のカムシヤフト・ド
ライブ用およびモーターサイクルの後輪駆動用の
ベルトなどに用いられうる;および(12)ベルト・ド
ライブ中に蛇行の許されない紙幣交換機や自動改
札機用のベルトなどに用いられうる、という優れ
た効果を達成する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよびcは、それぞれ、従来の歯
付きベルト100,103および従来のプーリ1
06の部品斜視図、第1図dおよびeはそれぞれ
従来の歯付きベルト113およびプーリ110の
側面図およびベルト113の横断面図、第2図は
本考案のベルト伝動装置の一実施例の部分斜視
図、第3図は歯付きベルト1の一実施例の部分斜
視図、第4図はプーリ2の一実施例の斜視図、第
5図は歯付きベルト1とプーリ2の噛み合いの一
例の正面断面図、および第6図はプーリ2の一実
施例の分解斜視図、および第7図はプーリ2の他
の実施例の分解斜視図である。 1……歯付きベルト、2……プーリ、10……
ベルト主体部、11……抗張体、12……ベルト
底面、13……ベルト歯、14……ベルトV溝、
15……ベルト歯底、22……プーリ底面、23
……プーリ歯、24……プーリリブ、25……プ
ーリ歯底、130……ベルト歯下方部、131…
…ベルト歯上方部、h……ベルト歯の高さ、w…
…ベルト歯厚、l……ベルト歯底、p……ベルト
歯ピツチ、d……ベルトV溝の深さ、θ1……ベ
ルトV溝角度、θ2……プーリリブ角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 (1) 抗張体を埋設した主体部の底面にベルト
    長手方向に直角に一定のピツチで歯を有し、該
    歯にベルト長手方向に沿つて二本もしくはそれ
    以上のV溝を設けた歯付きベルトと、 (2) 該歯付きベルトの該歯に噛み合う歯を底面に
    設けかつ該歯付きベルトの該V溝に嵌合しうる
    リブを底面に沿つて設けたプーリと、 を有し、 (3) 該リブのプーリ底面からの突出量を、プーリ
    の歯のプーリ底面からの突出量以下としたこと
    を特徴とする ベルト伝動装置。 2 前記V溝は、その深さが前記ベルト歯の高さ
    の約60〜約100%そしてそのV溝角度が約30〜
    約50゜の範囲にある前記実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載のベルト伝動装置。 3 前記ベルト歯の歯厚と歯底の比が約1:1〜
    約2:1の範囲にある実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のベルト伝動装置。 4 前記ベルトV溝はそのV溝角度が前記プーリ
    のリブの角度の約90〜約100%の範囲にある前
    記実用新案登録請求の範囲第1項に記載のベル
    ト伝動装置。 5 前記プーリは、複数個の歯付きプーリ部品を
    その各回転軸および歯を整合させて組み合わせ
    ることにより構成され、該プーリ部品は前記ベ
    ルト歯に噛み合う歯を底面に設けかつ前記ベル
    トV溝に嵌合するリブを底面の一端に該底面に
    沿つて回転軸に垂直に設けてなる前記実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のベルト伝動装
    置。 6 前記プーリは、複数個の歯付きプーリ部品と
    リブ部品とをその回転軸および歯を整合させて
    交互に組み合わせることにより構成され、該歯
    付きプーリ部品は前記ベルト歯に噛み合う歯を
    底面に設けてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のベルト伝動装置。
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