JPS6361483A

JPS6361483A - マガジン装置

Info

Publication number: JPS6361483A
Application number: JP20610986A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kawakami; 寛川上
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-09-02
Filing date: 1986-09-02
Publication date: 1988-03-17
Anticipated expiration: 2011-11-27
Also published as: JP2557352B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は例えばＣＤ（光学式コンパクトディスク）方
式の車載用オートチェンジャー装置に用いられるマガジ
ン装置に関する。

（従来の技術）近時、音響別器の分野では可及的に高忠実度再生を図る
ためにＰＣＭ（パルスコードモジュレーション）技術を
利用したＤＡＤ　（デジタルオーディオディスク）再生
装置が開発されており、そのうち、特に、ＣＤ方式によ
るものが急速に普及しつつある。

すなわち、このＣＤ方式によるものは直径１２０ｍ、厚
さ１．２ｍｍの透明樹脂性円盤にデジタル（ＰＣＭ）化
データに対応したビット（“１′′“Ｏ”によりことな
る光反射率が得られるような凹凸状部Ｊを有する金属膜
を形成したディスクをＣＬＶ　（線速度一定）方式によ
り約５００〜２０Ｏｒ−ｐ−ｍの可変回転速度で回転さ
せる。

同時に、このディスクを半導体レーザや光変換素子を内
蔵した光学式ピックアップで内周側から外周側にむけて
デジタル化データをリニアトラッキング式に再生する。

このディスクはピッチが１．６−であって、その片面に
は例えば約１時間のステレオ再生をなし４Ｉ：Ｊる膨大
な情報倒が記録されている。

ところで、このようなＣＤ＋７）備えた優れた特徴を生
かすための使い方として例えば車載用のディスフオート
チェンジャー装置がある。

すなわち、この積のディスクオートチェンジャー装置は
ＣＤプレーヤを複数の光学式ディスクを収納したマガジ
ン装置とともに自動車のトランクルームに装着し、車内
には遠隔操作用の操作部が配設される。そして、使用す
る場合は、運転車等の操作者が操作部を操作すると、Ｃ
Ｄプレーヤのローディング機構が作動して、マガジン装
置の所定のトレイを取出してそのディスクをプレーヤ演
奏部に装着し、ディスク演奏が終了すると、アンローデ
ィング機構によりディスクがディスク′ａ秦部から離脱
されてトレイとともに再びマガジン装置に収納される。

しかしながら、上記ディスクオートチェンジ−装置に使
用されるマガジン装置は、その使用形態上、自動車の振
動やトランク室への着脱等の取扱いの際に、ディスク損
傷や携帯によるディスク落下を招いたり、あるいはＣＤ
プレーヤのローディング機構によるディスク選択の際に
誤って隣合うトレイを同時に駆動する等の誤動作を招き
易いという問題を有していた。そこで、上記マガジン装
置にあっては、誤動作防止を図ったうえで、ディスクの
確実な保護手段を施して、その取扱い性の向上を図るこ
とが要請されている。

なお、かかる事情は車載用に限ることなく、業務用ディ
スクオートチェンジャー装置においても同様であり、そ
の他、レーザディスクやいわゆる電子ファイルシステム
の一環として実用化されつつある光デイスクファイルシ
ステムにおいても同様のものである。

（発明が解決しようとする問題点）この発明は上記の誤動作防止及びディスク保護の要請に
鑑みてなされたもので、簡易な構成で、動作の確実化を
図り得、かつ、ディスク取扱い性の向上を実現し得るよ
うにしたマガジン装置を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）この発明は光学式ディスクを収容してなる複数のトレイ
を有するマガジン装置において、前記複数のトレイのそ
れぞれ隣接するトレイにロック部を設け、このロック部
に対応して前記隣接するトレイの同時取出し状態で前記
ロック部をそれぞれ係止するトレイ同時取出し防止用の
ロック機構を備えたことを特徴とする。

（作用）上記構成により、上記複数のトレイを１つのトレイづつ
しか取出せないようにして誤動作を防止を図ったうえで
、マガジンの交換を含む持運びの際のディスク落下防止
を図ってディスク保護を実現したものである。

（実施例）以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明の一実流例に係るマガジン装置の外観
を示すもので、図中１０は略箱状のマガジンケースであ
る。このマガジンケース１０はその周壁部のうち二方向
に出入り用の開放部（図中では、図の都合上、図示せず
）が形成され、この開放部（図示せず）に対応する角部
には第２因に示すように複数のトレイ１１ａ、１１ｂ、
・・・が回動軸１２を介して回動自在にして！ｊ１層状
に配設される。この各トレイ１１ａ、１１ｂ、・・・に
はその上面部にディスク載置部１３が同様に形成され、
そのディスク載置部１３には光透過用の切り欠き部１３
ａが図示しないＣＤプレーヤの光学式ピックアップに対
応して形成される。そして、このトレイ１１ａ、１１ｂ
、・・・の−側部には例えば隣接する一組のトレイ（奇
数番目のトレイと偶数番目のトレイ）１１ａ、１１ｂに
互いに対応される凸状のロック部１４．１５がそれぞれ
形成される。

この−組の隣接するトレイ１１ａ、１１ｂの各ロック部
１４．１５はその積層状態で所定の間隔を有して略対称
に対向される。また、上記複数のトレイ１１ａ、１１ｂ
、・・・の−側部にはそれぞれディスク保持部１６が下
段に位置するトレイ１１８゜１１ｂ、・・・に収容され
たディスク１７の周縁部に対応して形成される。さらに
、各トレイ１１ａ。

１１ｂ、・・・にはその周囲部にローディングトレイ取
出し用の係合部１８が図示しないＣＤプレーヤのローデ
ィング機構に対応して形成される。そして、このロック
部１４．１５間のマガジンケース１０には第３図に示す
ようにトレイ同時取出し防止用のロックＲ構を構成する
例えば略り字状の第１及び第２のロック部材１９．２０
が＠２１及びばね部材２２を介して回動自在に配設され
る。この第１及び第２のロック部材１９．２０の一端部
はその一方面部に互いに対向する当接部１９ａ。

２０ａがそれぞれ形成され、その他方面には上記ロック
部（例えば奇数番目のトレイのロック部及び偶数番目の
トレイのロック部）１４．１５に対応する係止部１９ｂ
、２０ｂがそれぞれ形成される。そして、第１及び第２
のロック部材１９゜２０の他端部には位置規ＩＩＪ部１
９ｃ、２０ｃがそれぞれ上記マガジンケース１０の内壁
部に対応して形成される。

また、マガジンケース１０にはその周壁部にはディスク
確認用窓部２３が上記トレイ１１ａ。

１１ｂ、・・・の切り欠き部１３に対応して形成される
。この窓部２３には例えば第４図に示すように略■字状
のディスク保持用保持部２４が上記複数のトレイ１１ａ
、１１ｂ、・・・に対応して所定の間隔を有して形成さ
れる。

上記構成において、第３図に示すようにトレイ１１ａ、
Ｉｌｂ、・・・の収納状態におけるディスク１７は該ト
レイ１１ａ、１１ｂ、・・・に挟装されると共に、マガ
ジンケース１０の保持部２４に周縁部の一部が保持され
、その収納状態が窓部２３より可視される。そして、上
記ローディング＃Ａ構（図示せず）が作動されて所定の
トレイ１１ａ（例えば隣接する一組の一方のトレイ）の
係合部１８に係合され、該１−レイ１１ａに取出し方向
（図中時計方向）の付勢力が付与されると、第５図（ａ
）に示すように第１のロック部材１９がばね部材２２の
ばね力に抗して回動付勢されてのその係止部１９ｂがロ
ック部１４より離間される。

これにより、トレイ１１ａは第２図に示すように軸１２
を中心に図中時計方向に回動されてマガジンケース１０
より取出されて、そのディスク１７が前述したようにＣ
Ｄプレーヤ〈図示せず〉のディスク演奏部に装着されて
ディスク演奏が行なわれ、演奏が終了すると、再びマガ
ジンケース１０に収納される。なお、この際、取出され
たトレイ１１ａに隣接するトレイ１．１ｂはそのロック
部１５が第２のロック部材２０の係止部２０ｂに係止さ
れてマガジンケース１０より取出されることが阻止され
ている。同時にトレイ１１ｂに収容されたディスク１７
はディスク保持部１６により位置ＩＡ制される。

また、第３図に示すようにトレイの収納状態において上
記ローディング４構（図示せず）が上記隣接するトレイ
１１ｂの他方の係合部１８に係合されて取出し方向（図
中時計方向）の付勢力が付与されると、第５図（ｂ）に
示すように第２のロック部材２０がばね部材２２のばね
力に抗して回動付勢されてのその係止部２０ｂがロック
部１５より離間される。これにより、このトレイ１１ｂ
は上述したように第２図に示すように１１２を中心に図
中時計方向に回動されて間諜にマガジンケース１０より
取出されるもので、ここではその詳細な説明は省略するそして、マガジンケース１０に収納された各トレイ１１
ａ、１１ｂ、・・・は例えば上記ローディングｎ１ｉｌ
（図示せず）により隣接する一組のトレイ１１ａ、１１
ｂが同時に取出し方向（図中時計方向）に回動付勢され
ると、その各ロック部１４゜１５がそれぞれ第１及び第
２のロック部材１９゜２０の各係止部１９ｂ、２０ｂを
ばね部材２２のばね力に抗して図中時計及び反時計方向
に回動付勢する。これにより、第１及び第２のロック部
材１９．２０は当接部１９ａ、２０ａ同士が当接して位
置規制される。しかして、隣接する一組のトレイ１１ａ
、１１ｂはその各ロック部１４．１５がそれぞれ第１及
び第２のロック部材１９．２０の係止部１９ｂ、２０ｂ
に係止された状態となり、マガジンケース１０から同時
に取出されるのが阻止される。

このように、上記マガジン装置は隣接する一組のトレイ
１１ａ、１１ｂの同時取出しを阻止するロック様（３を
霞えたことにより、ＣＤプレーヤのローディング数構の
連結が容易で、しかも、確実な誤動作防止が図り得る。

また、これによれば・マガジンケース１０の交換等の持
運びの際にトレイ１１ａ、１１ｂ、・・・の落下が確実
に防止されることで、ディスクの保護が図れるので、そ
の交換作業を含む取扱いが極めて容易となるものである
。

なお、この発明は上記実施例に限ることなく、その他、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し
得ることはいうまでもないことである。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明によれば、簡易な構成で
、動作の確実化を図り得、かつ、ディスク取扱い性の向
上を実現し得るようにしたマガジン装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図のこの発明の一実廠例に係るマガジン装置を示す
外観斜視図、第２図は第１図の要部を取出して示す斜視
図、第３図は第１図の要部を示す詳細図、第４図は第１
図の一部を取出して示す断面図、第５図は第１図の動作
を説明するために示した動作状態図である。１０・・・マガジンケース、１１ａ、１１ｂ・・・トレ
イ、１２・・・回動軸、１３・・・載置部、１３ａ・・
・切り欠き部、１４．１５・・・ロック部、１６・・・
ディスク保持部、１７・・・ディスク、１８・・・係合
部、１９゜２０・・・第１及び第２のロック部材、１９
．２０ａ・・・当接部、１９ｂ、２０ｂ・・・係止部、
１９Ｃ１２０Ｇ・・・位置規制部、２１・・・軸、２２
・・・ばね部材、２３・・・窓部、２４・・・保持部。

Claims

【特許請求の範囲】

光学式ディスクを収容してなる複数のトレイを有するマ
ガジン装置において、前記複数のトレイのそれぞれ隣接
するトレイにロック部を設け、これらロック部に対応し
て前記隣接するトレイの同時取出し状態で前記ロック部
をそれぞれ係止するトレイ同時取出し防止用のロック機
構を具備したことを特徴とするマガジン装置。