JPS6361160B2 - - Google Patents

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JPS6361160B2
JPS6361160B2 JP59178024A JP17802484A JPS6361160B2 JP S6361160 B2 JPS6361160 B2 JP S6361160B2 JP 59178024 A JP59178024 A JP 59178024A JP 17802484 A JP17802484 A JP 17802484A JP S6361160 B2 JPS6361160 B2 JP S6361160B2
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conveyor
cutter
shaft
belt
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パン類、畜肉加工品の切断に用いて
好適な切断装置に関する。
従来、パン類、畜肉加工品の切断は、丸鋸、帯
鋸によるか、もしくは、機械式往復動方式によつ
ていた。ところが、前者の丸鋸、帯鋸による場合
は、切り屑が多く発生する上、刃先の切断寿命が
短く、頻繁にその研摩が必要であつた。また、後
者の機械式往復動方式による場合は、被切断物を
高速で往復動させるため大きい動力が必要とな
り、機械の損耗が激しく、しかも、刃の交換も頻
繁に行なわなければならなかつた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
刃先の切れ味を高めて、切り屑の発生を抑え、か
つ、刃先の寿命を延ばすと共に、装置の作動に必
要な動力を低減し、しかも、被切断物を極めて正
確に切断することのできるパン類、畜肉加工品等
の切断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、パン類、
畜肉加工品等の被切断物をその姿勢を保つて移送
する移送装置に、刃先を振動させて該被切断物を
切断する振動カツターをその刃先を被切断物の移
送方向に対向せしめて配設し、かつ、上記振動カ
ツターに、その刃先を振動方向に揺動させる揺動
装置を付設して構成したもので、振動カツターの
刃先に振動と同時に揺動作用を与えて、被切断物
の切断を容易にしたものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図ないし第3図は、本発明に係る切断装置
の一実施例を示すもので、床上に設置された架台
1と、この架台1に設備された搬送コンベヤ2
と、この搬送コンベヤ2の上方に配設された押え
コンベヤ3と、上記架台1に設けられた振動カツ
ター4と、この振動カツター4に付設された揺動
装置5とから構成されている。
上記架台1は、コ字状の上部フレーム6に、補
強フレーム7により補強された4本の支持脚8が
設けられて成るもので、各支持脚8の下端には、
キヤスタ9と、上下の高さを調整できるストツパ
10がそれぞれ取付けられており、架台1全体の
移動が容易にできると共に、架台1を所定位置に
容易に水平に設置することができるようになつて
いる。
上記搬送コンベヤ2は、パン類、畜肉加工品等
の被切断物A(第1図ではサンドイツチを示す。)
を載せて図中矢印B方向に移送するもので、上記
架台1に水平に取付けられている。すなわち、上
記架台1の支持脚8の内側で上部フレーム6より
若干低い位置では、長方形状のコンベヤフレーム
11が固定して水平に取付けられ、このコンベヤ
フレーム11の終端側(第2図における右端側)
に駆動軸12が、かつ、始端側(同図における左
端側)に従動軸13が、それぞれ各軸線をコンベ
ヤフレーム11の幅方向に向けて各軸受14,1
5を介して回転自在に取付けられると共に、これ
ら駆動軸12と従動軸13にそれぞれ設けられた
回転輪16,17に、左右2帯で1組をなすコン
ベヤベルト18,18がコンベヤフレーム11の
幅方向に所定間隔をあけて2組巻回されている。
また、上記駆動軸12の両端はそれぞれ上記コン
ベヤフレーム11の外側面より外方に突出せしめ
られ、その各突出端に所定径のプーリー19,2
0がそれぞれ取付けられている。さらに、上記架
台1の補強フレーム7等に設けられた取付座21
には、可変速モータ22が配置され、この可変速
モータ22の出力軸の駆動プーリー23に、上記
左方(第2図における下方)のプーリー19が駆
動ベルト24を介して連絡されている。そして、
上記可変速モータ22の回転力が上記駆動軸12
に伝えられて、上記各コンベヤベルト18が被切
断物Aの種類に応じた適切な速度で図中矢印Cの
方向に循環移動させられるようになつている。
またさらに、上記コンベヤフレーム11には、
上記駆動軸12と従動軸13との間に位置して駆
動軸12側に伝動軸25が、軸線をコンベヤフレ
ーム11の幅方向に向けて軸受によつて回転自在
に取付けられ、また、従動軸13側に枢軸26
が、上記伝動軸25とはコンベヤフレーム11の
長手方向に適宜間隔をあけて同じく軸線をコンベ
ヤフレーム11の幅方向に向けて取付けられてい
る。この伝動軸25と枢軸26の各両端はそれぞ
れコンベヤフレーム11の外側面より外方に突出
せしめられ、その各突出部には、互いに同一の長
さを有するアーム27,28の基端部がそれぞれ
回動自在に取付けられている。また、伝動軸25
の右方の端部(第2図における上方の端部)に
は、上記駆動軸12の右方のプーリー20と対を
なし、該プーリー20に伝動ベルト29を介して
連絡された伝動プーリー30が、取付けられる一
方、その左方の端部には他の伝動プーリー31が
取付けられている。
上記押えコンベヤ3は、上記搬送コンベヤ2に
よつて図中矢印B方向に移送される被切断物Aを
上方から押えてその姿勢を保持し、切断時等に被
切断物Aがずれたり浮いたりするのを防ぐもの
で、上記搬送コンベヤ2の上方に搬送コンベヤ2
との離間高さが調整できるように配設されてい
る。すなわち、四角形状の外フレーム32の終端
側に伝動軸33が軸線を外フレーム32の幅方向
に向けて回転自在に取付けられ、また、その始端
側に枢軸34が同じく軸線を外フレーム32の幅
方向に向けて取付けられている。この伝動軸33
と枢軸34は、互いの離間間隔が上記搬送コンベ
ヤ2における伝動軸25と枢軸26の離間間隔に
等しくなつており、その各両端は外フレーム32
の外側面より外方に突出せしめられ、その各突出
部には、搬送コンベヤ2の伝動軸25と枢軸26
の各突出部に取付けられた各アーム27,28の
先端部がそれぞれ回動自在に取付けられている。
また、上記伝動軸25の右方の端部にはタイミン
グギヤ35が取付けられる一方、その左方の端部
には、上記搬送コンベヤ2の伝動軸25の左方の
伝動プーリー31と対をなす伝動プーリー36
が、該伝動プーリー31に伝動ベルト37によつ
て連絡されて取付けられている。さらに、上記外
フレーム32の左右の側板には、上方に開口し、
外フレーム32の終端側に向つて下方に傾斜した
一対の案内溝38,39が、上記伝動軸33及び
枢軸34の取付け部より若干外フレーム32の始
端側に位置をずらして形成されている。
また、上記外フレーム32の内側には内フレー
ム40が配設されている。この内フレーム40の
終端側には駆動軸41が軸線を内フレーム40の
幅方向に向けて軸受42によつて回転自在に取付
けられ、かつ、その始端側には従動軸43が、同
じく内フレーム40の幅方向に軸線を向けて回転
自在に取付けられると共に、この駆動軸41に設
けられたドラム44と従動軸43に、左右2帯で
1組をなすコンベヤベルト45,45が内フレー
ム40の幅方向に所定間隔をあけて2組巻回され
ている。さらに、上記駆動軸41と従動軸43の
各両端は、内フレーム40の外側面より外方に突
出せしめられ、その各突出部は上記外フレーム3
2の一対の案内溝38,39に嵌入される一方、
駆動軸41の右方の端部にはタイミングギヤ46
が取付けられ、このタイミングギヤ46が上記外
フレーム32の伝動軸33のタイミングギヤ35
にかみ合わされている。そして、上記搬送コンベ
ヤ2の駆動軸12の回転力が、各伝動軸25,3
3に順に伝えられ、タイミングギヤ35,46を
介して押えコンベヤ3の駆動軸41に伝えられ
て、コンベヤベルト45,45が図中矢印Dの方
向に循環移動させられるようになつている。な
お、ここで各プーリー20,30,31,36の
径及びタイミングギヤ35,46の歯数比は、押
えコンベヤ3が搬送コンベヤ2と同一速度で走行
するように設定されている。
さらに、上記押えコンベヤ3には高さ調整機構
47が付設されている。すなわち、押えコンベヤ
3の外フレーム32は、前述のように、アーム2
7,28によつて搬送コンベヤ2に取付けられ、
第4図に示すように、搬送コンベヤ2と平行を保
つて上下移動されるようになつているが、上記ア
ーム27,28の内、外フレーム32の始端側の
左方のアーム28には連結部材48の一端が回動
自在に取付けられている。また、搬送コンベヤ2
のコンベヤフレーム11の左方の側板の外側面に
は、ギヤボツクス49が取付けられ、このギヤボ
ツクス49に、一端にハンドル50を、他端にベ
ベルギヤ51をそれぞれ備えた軸52が、ハンド
ル50をギヤボツクス49の外部に、ベベルギヤ
51をギヤボツクス49の内部にそれぞれ位置せ
しめて回転自在に支承されると共に、上記ベベル
ギヤ51は、一端が取付け金具53によつて上記
側板の外側面に取付けられ、軸線をコンベヤフレ
ーム11の長手方向に向けて回動自在に配設され
たねじ部材54の他端のベベルギヤ55にかみ合
わされている。そして、上記ねじ部材54には、
上記連結部材48の他端が外面に回動自在に取付
けられた移動ボス56が螺合されており、上記ハ
ンドル50の回転が軸52、ベベルギヤ51,5
5、ねじ部材54の順にねじ部材54に伝えられ
て移動ボス56がねじ部材54の軸線方向に移動
させられ、これにより連結部材48によつて上記
アーム28が押し引きされて起倒され、押えコン
ベヤ3の高さ調整がなされるようになつている。
さらにまた、上記押えコンベヤ3は、被切断物
Aの上方からの押え付け及びその移送が円滑にな
されるように、中折れ構造となつている。すなわ
ち、押えコンベヤ3の内フレーム40には、駆動
軸41、従動軸43の他に、コンベヤベルト45
の案内用のキヤリア軸57が複数本各軸線を内フ
レーム40の幅方向に向けて所定位置に回転自在
に取付けられているが、上記従動軸43は駆動軸
41より所定高さ高い位置に取付けられ、かつ、
上記キヤリア軸57の内、従動軸43に近い下方
のキヤリア軸57aが駆動軸41と略同一の高さ
に配設されている。そして、従動軸43から上記
キヤリア軸57aに至る区間におけるコンベヤベ
ルト45の走行面は、キヤリア軸57aから駆動
軸41に至る区間におけるコンベヤベルト45の
水平な走行面に対して所定の角度θで傾斜せしめ
られている。
しかして、上記搬送コンベヤ2と押えコンベヤ
3が、被切断物Aをその姿勢を保つて移送する移
送装置58を構成している。
上記振動カツター4は、その刃先59を振動さ
せて被切断物Aを切断するもので、刃先59が搬
送コンベヤ2と押えコンベヤ3との間にくるよう
に架台1に支持されて配設されている。すなわ
ち、上記架台1の上部フレーム6の上面には、水
平な支持板60と一側(第3図における右側)に
なるにしたがつて下方に傾斜させられた傾斜板6
1とを備えた支持台62が四角形状の介在フレー
ム63を介して固定して取付けられている。この
支持台62の傾斜板61上に、左右一対のガイド
レール64,64が搬送コンベヤ2の長手方向に
沿つて互いに平行に設けられ、この一対のガイド
レール64,64に揺動部材65がガイドレール
64,64に沿つて移動自在に取付けられると共
に、この揺動部材65の左右の上面に、左右一対
の揺動カツター4,4がそれぞれ取付け金具66
によつて固定して取付けられている。この各振動
カツター4は、それぞれ振動子67と刃部68か
ら成るもので、各刃部68が上記押えコンベヤ3
の各組のコンベヤベルト45,45間の間隙及び
搬送コンベヤ2の各組のコンベヤベルト18,1
8間の間隙に各刃先59を斜め下方に向けた状態
で挿通されている。そして、図示しない発振器に
より発振された超音波もしくは電磁石にパルス電
流を流すことにより発生された磁力により各振動
子67を介して各刃先59が図中矢印Eの方向に
振動数20〜25000回/秒、振幅0.02〜20m/mの
範囲内で、好ましくは振動数15000〜20000回/
秒、振幅0.05〜0.2m/m高速で微振動させられ
るようになつている。
上記揺動装置5は、上記各振動カツター4を各
刃先59の振動方向Eに揺動させて、各刃先59
に振動と同時に揺動作用を付与し、切断を容易に
するものであり、各振動カツター4が取付けられ
ている上記揺動部材65に付設されている。すな
わち、上記支持台62の傾斜板61上で上記ガイ
ドレール64,64より上方の位置には、一端に
カム部材69が、他端に伝動プーリー70がそれ
ぞれ取付けられた回転軸71が、軸線を搬送コン
ベヤ2の幅方向に向けて一対の軸受72,72を
介して回転自在に支承され、かつ、この回転軸7
1のカム部材69の外側面でその中心より偏心し
た位置には、軸方向の長さが調整できる連結棒7
3の基端が回動自在に取付けられると共に、この
連結棒73の先端は上記揺動部材65の上端に回
動自在に取付けられている。また、上記支持台6
2の支持板60の上にはモータ74が設置され、
このモータ74の出力軸に取付けられた駆動プー
リー75が上記回転軸71の他端の伝動プーリー
70に伝動ベルト76によつて連絡されている。
そして、上記モータ74の回転力が回転軸71に
伝えられてカム部材69が回転し、連結棒73の
基端が回転軸71の軸心を中心として回転して該
連結棒73が上下動され、これにより揺動部材6
5が上下動されて各振動カツター4が上記振動方
向Eに所定速度で揺動させられるように構成され
ている。
なお、図中77は従動軸13の位置を変えて搬
送コンベヤ2のコンベヤベルト18のテンシヨン
を適切に調整するテンシヨン調整機構であり、ま
た、78は押えコンベヤ3のコンベヤベルト45
の蛇行を防止するためのつばである。
次に、上記切断装置の作用について説明する。
被切断物Aの切断に先立ち、先ず、押えコンベ
ヤ3の高さを被切断物Aの種類に応じた適正高さ
に高さ調整機構47によつて調整する。すなわ
ち、高さ調整機構47のハンドル50を回すと、
ハンドル50→軸52→ベベルギヤ51,55→
ねじ部材54の順に回転力がねじ部材54に伝わ
つてねじ部材54が回転し、これにより移動ボス
56がねじ部材54の軸線方向に移動して連結部
材48が所定のアーム28を押し引きする。そし
て、各アーム27,28が起倒されて押えコンベ
ヤ3が搬送コンベヤ2と平行に水平状態を保つた
まま上下動され、高さが調整される。
次いで、可変速モータ22を起動して搬送コン
ベヤ2及び押えコンベヤ3を作動させると共に、
図示しないスイツチを入れて各振動カツター4の
各刃先59を矢印E方向に高速で微振動させ、か
つ、揺動装置5のモータ74を起動して各振動カ
ツター4を同方向に揺動させる。すなわち、可変
速モータ22を始動すると、その回転力が、駆動
プーリー23→駆動ベルト24→プーリー19→
駆動軸12の順に駆動軸12に伝わつて搬送コン
ベヤ2が作動させられ、また、上記駆動軸12の
回転力が、プーリー20→伝動ベルト29→伝動
プーリー30→伝動軸25→伝動プーリー31→
伝動ベルト37→伝動プーリー36→伝動軸33
→タイミングギヤ35→タイミングギヤ46→駆
動軸41の順に駆動軸41に伝わつて押えコンベ
ヤ3が搬送コンベヤ2と同一速度で作動させられ
る。一方、揺動装置5のモータ74が回転する
と、駆動プーリー75→伝動ベルト76→伝動プ
ーリー70→回転軸71→カム部材69の順にそ
の回転力がカム部材69に伝わり、連結棒73の
基端が回転軸71の軸心を中心として回転して連
結棒73が上下動する。そして、この連結棒73
により揺動部材65が上下動されて各振動カツタ
ー4が図中E方向に所定速度で揺動される。
この状態で搬送コンベヤ2の始端側から被切断
物Aを供給する。すると、被切断物Aは搬送コン
ベヤ2により矢印B方向に移送されていくが、押
えコンベヤ3の始端部に至つたところで該押えコ
ンベヤ3により上方から押えられ、その姿勢が保
持されたまま各振動カツター4まで移送される。
そして、振動及び揺動する各振動カツター4の各
刃先59によつて所定の形状に切断分割され、そ
のまま搬送コンベヤ2の終端側まで移送される。
このように、上記構成の切断装置にあつては、刃
先59が超音波もしくは電磁力により高速で微振
動させられる振動カツター4を用い、しかも、こ
の振動カツター4を揺動装置5によつて振動方向
Eに所定速度で揺動させて被切断物Aを切断する
ようにしたから、被切断物Aの切断は極めて円滑
にかつ迅速に行われ、切り屑の発生がほとんどな
く、また、刃先59の耐久性が向上して刃部68
の取替頻度が大幅に少なくなる。
また、押えコンベヤ3によつて被切断物Aは上
方から押えられているので、切断時等に被切断物
Aの位置がずれたり、浮いたりすることがなく、
したがつて、被切断物Aを極めて正確に所望の形
状に切断することができる。さらに、押えコンベ
ヤ3の高さは高さ調整機構47によつて自在に調
整し得るようになつているから、高さの違う複数
種の被切断物Aに対して用いることができる。
またさらに、押えコンベヤ3は内フレーム46
を外フレーム32から取外すことにより、自在に
その主要部分を取外すことができるようになつて
いるから、押えコンベヤ3のコンベヤベルト45
等の洗浄作業は極めて容易にできる。
ところで、上記被切断物Aはパン類、畜肉加工
品が主体であるが、具体的には、パン、サンドイ
ツチ、カステラ、スナツク製品、トルテ、サラミ
ソーセージ、ベーコン、ハム、チーズ等が挙げら
れる。
さらに、上記実施例において、搬送コンベヤ2
及び押えコンベヤ3は例示のベルト式のものに限
らず、スラツトもしくはネツト式等他の形式のも
のでもよい。また、ベルト式の場合、第6図に示
すように、長さ方向に沿つて断面V字状のガイド
79が設けられたコンベヤベルトを用いると、そ
の蛇行をさらに確実に防止することができ、好都
合である。さらにまた、上記搬送コンベヤ2、押
えコンベヤ3及び揺動装置5においてはベルト伝
動機構を採用したが、各ベルトの種類は平ベル
ト、丸ベルト、Vベルト等任意であり、また、チ
エーン伝動機構等、他の伝動機構によつてもよ
い。加えて、上記においては、各振動カツター4
は斜めに配設してその切れ味をよくするようにし
ているが、鉛直に配設してもよい。
以上詳細に説明したように、この発明は、ベル
トの走行方向にスリツトが形成された一対のベル
トコンベアが互いの距離を調整可能として上下に
平行に配置されてなる移送装置と、一端を架台に
取り付けられるとともに前記スリツトを上下に挿
通する長刃状のカツタと、この一端と前記架台の
間に配置されてカツタを長さ方向に沿つて揺動さ
せる揺動機構と、この一端と前記揺動機構の間に
配置された振動子によつて該カツタを長さ方向に
沿つて微振動させる振動機構とを設え、前記一対
のベルトコンベアの上下の間隔をその入口から前
記カツタに相当する位置に至るに従い狭くなるよ
うに構成したものであるので次のような効果を奏
するものである。
(イ) カツタの刃先に微振動を与えつつ揺動させ、
このカツタに上下のベルトコンベアで押さえた
被切断物を移動させて当接させて切断すること
により、刃先への被切断物の付着を防いで切断
抵抗を減少させ、切り屑を減らして切断面を滑
らかに仕上げるとともに刃体の寿命を延ばして
取り替え頻度を少なくし、また、装置の作動に
必要な動力を低減すことができる。
(ロ) ベルトの走行方向にスリツトが形成された一
対のベルトコンベアを互いの距離を調整可能と
して上下に平行に配置し、さらにベルトコンベ
アの上下の間隔をその入口から前記カツタに相
当する位置に至るに従い狭くなるようにしたか
ら、被切断物が移動に従つて自然に押圧され、
ベルトによつてしつかりと押さえられた状態で
カツタに当接する。従つて、カツタの揺動と微
振動とを被切断物に有効に作用させ、上記のよ
うな作用効果をさらに増幅することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の切断装置の一実施例を示すも
ので、第1図は装置全体を概略的に表わす斜視
図、第2図は平面図、第3図は一部を切欠いて示
す側面図、第4図は押えコンベヤの取付け状態を
示す説明図、第5図は搬送コンベヤと押えコンベ
ヤ及び振動カツターの位置関係を示す説明図、第
6図はガイドを備えたコンベヤベルトの略図であ
る。 2……搬送コンベア、3……押さえコンベア、
4……振動カツタ(振動機構)、5……振動装置
(揺動機構)、22……可変速モータ、47……高
さ調整機構、58……移送装置、59……刃先、
6,7……振動子、68……刃部(カツタ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベルトの走行方向にスリツトが形成された一
    対のベルトコンベアが互いの距離を調整可能とし
    て上下に平行に配置されてなる移送装置と、一端
    を架台に取り付けられるとともに前記スリツトを
    上下に挿通する長刃状のカツタと、この一端と前
    記架台の間に配置されてカツタを長さ方向に沿つ
    て揺動させる揺動機構と、この一端と前記揺動機
    構の間に配置された振動子によつて該カツタを長
    さ方向に沿つて微振動させる振動機構とを備え、
    前記一対のベルトコンベアはその上下の間隔がそ
    の入口より前記カツタに相当する位置に至るに従
    い狭くなつていることを特徴とするパン類、畜肉
    加工品等の切断装置。
JP17802484A 1984-08-27 1984-08-27 パン類、畜肉加工品等の切断装置 Granted JPS6156895A (ja)

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JP17802484A JPS6156895A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 パン類、畜肉加工品等の切断装置

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JPS6156895A JPS6156895A (ja) 1986-03-22
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JP17802484A Granted JPS6156895A (ja) 1984-08-27 1984-08-27 パン類、畜肉加工品等の切断装置

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