JPS6360213B2 - - Google Patents
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- JPS6360213B2 JPS6360213B2 JP57087031A JP8703182A JPS6360213B2 JP S6360213 B2 JPS6360213 B2 JP S6360213B2 JP 57087031 A JP57087031 A JP 57087031A JP 8703182 A JP8703182 A JP 8703182A JP S6360213 B2 JPS6360213 B2 JP S6360213B2
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- combustion chamber
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B55/00—Internal-combustion aspects of rotary pistons; Outer members for co-operation with rotary pistons
- F02B55/14—Shapes or constructions of combustion chambers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転運動から直接動力を取出す全く斬
新な歯車内燃機関の燃焼室に関するものである。
新な歯車内燃機関の燃焼室に関するものである。
従来の単なる球状燃焼室では、燃焼室内に噴入
した空気が噴入燃料と十分に混合して燃焼するこ
となく、燃焼ガス出口へ短絡流出する割合が多
く、空気過剰率が増大し機関の出力を低下させて
いる。そこで、本発明は上記の問題点を解決すべ
く、燃焼室内の空気の流入口と燃焼ガスの流出口
との間に、噴入した空気を短絡して流出させない
隔壁を形成したものである。
した空気が噴入燃料と十分に混合して燃焼するこ
となく、燃焼ガス出口へ短絡流出する割合が多
く、空気過剰率が増大し機関の出力を低下させて
いる。そこで、本発明は上記の問題点を解決すべ
く、燃焼室内の空気の流入口と燃焼ガスの流出口
との間に、噴入した空気を短絡して流出させない
隔壁を形成したものである。
以下、本発明を添付する図面に示す具体的な実
施例に基いて詳細に説明する。６個の作動歯車
１，２，３，４，５，６を環状に配置して互いに
噛合うようにし作動歯車ケース７にて支持する。
６個の作動歯車１，２，３，４，５，６は環状に
配置されて互いに噛合うため６箇所に噛合点があ
つて、内向きに噛合う噛合点GIが３箇所、外向
きに噛合う噛合点GOが３箇所で、内向き噛合点
GIと外向き噛合点GOとは交互にある。また、噛
合点は作動歯車間の中心Ｏ間を結ぶ直線と基準ピ
ツチ円PCとの交点である。一つ置きの作動歯車
１，３，５の軸端に小歯車８を刻設し、この小歯
車８を、環状の作動歯車１，２，３，４，５，６
の中心に位置し作動歯車ケース７の中心を挿通す
る中心主軸９の後部に固着した大歯車１０と噛合
わせる。
施例に基いて詳細に説明する。６個の作動歯車
１，２，３，４，５，６を環状に配置して互いに
噛合うようにし作動歯車ケース７にて支持する。
６個の作動歯車１，２，３，４，５，６は環状に
配置されて互いに噛合うため６箇所に噛合点があ
つて、内向きに噛合う噛合点GIが３箇所、外向
きに噛合う噛合点GOが３箇所で、内向き噛合点
GIと外向き噛合点GOとは交互にある。また、噛
合点は作動歯車間の中心Ｏ間を結ぶ直線と基準ピ
ツチ円PCとの交点である。一つ置きの作動歯車
１，３，５の軸端に小歯車８を刻設し、この小歯
車８を、環状の作動歯車１，２，３，４，５，６
の中心に位置し作動歯車ケース７の中心を挿通す
る中心主軸９の後部に固着した大歯車１０と噛合
わせる。
作動歯車ケース７は環状に配置された作動歯車
１，２，３，４，５，６の外周および内周に歯部
先端に接触しない範囲で出来るだけ接近して円弧
状壁面１１O，１１Iを形成し、各内向き噛合点GI
の前方を放射状の排気通路１２に形成し排気孔１
３と連通する。
１，２，３，４，５，６の外周および内周に歯部
先端に接触しない範囲で出来るだけ接近して円弧
状壁面１１O，１１Iを形成し、各内向き噛合点GI
の前方を放射状の排気通路１２に形成し排気孔１
３と連通する。
作動歯車ケース７の前方に燃焼ブロツク１４を
配置し、燃焼ブロツク１４の後壁面に吸気孔１
５，１６，１７を刻設し各内向き噛合点GIの後
方と作動歯車１，２，３，４，５，６の前端面側
から連通する。
配置し、燃焼ブロツク１４の後壁面に吸気孔１
５，１６，１７を刻設し各内向き噛合点GIの後
方と作動歯車１，２，３，４，５，６の前端面側
から連通する。
燃焼ブロツク１４の後壁面の外向き噛合点GO
に対向する部位に断熱性の特殊合金の口金１８を
埋設して燃焼ブロツク１４との間に球状の燃焼室
１９，２０，２１を形成する。また、燃焼室１
９，２０，２１の燃焼ブロツク１４側内面には半
球形の耐熱材を用いてもよい。吸気孔１５，１
６，１７から取入れられた空気は作動歯車１，
２，３，４，５，６の回転により円弧状壁面１１
Ｉを経て外向き噛合点GOの前方に流れ込み作動歯
車１，２，３，４，５，６の噛合う歯と歯との間
に閉じ込められ高圧に圧縮される。この圧縮空気
を燃焼室１９，２０，２１に導くために外向き噛
合点GOの前方、例えば第３図図示の位置の燃焼
ブロツク１４の後壁面に給気口２２を開口し圧縮
空気通路２３にて連通し燃焼室１９，２０，２１
内流入口６１を開口する。なお、第３図には給気
口２２を２個示しているが、必要に応じて１個と
することもできる。
に対向する部位に断熱性の特殊合金の口金１８を
埋設して燃焼ブロツク１４との間に球状の燃焼室
１９，２０，２１を形成する。また、燃焼室１
９，２０，２１の燃焼ブロツク１４側内面には半
球形の耐熱材を用いてもよい。吸気孔１５，１
６，１７から取入れられた空気は作動歯車１，
２，３，４，５，６の回転により円弧状壁面１１
Ｉを経て外向き噛合点GOの前方に流れ込み作動歯
車１，２，３，４，５，６の噛合う歯と歯との間
に閉じ込められ高圧に圧縮される。この圧縮空気
を燃焼室１９，２０，２１に導くために外向き噛
合点GOの前方、例えば第３図図示の位置の燃焼
ブロツク１４の後壁面に給気口２２を開口し圧縮
空気通路２３にて連通し燃焼室１９，２０，２１
内流入口６１を開口する。なお、第３図には給気
口２２を２個示しているが、必要に応じて１個と
することもできる。
燃焼ブロツク１４には中心主軸９の近傍に配置
され中心主軸９により駆動される混合気圧縮ギヤ
ポンプ２４，２５，２６が設けられ、このギヤポ
ンプ２４，２５，２６を燃焼ブロツク１４の側方
に開口した空気取入口２７と空気通路２８にて連
通し、空気通路２８の途中に針弁２９で開閉され
る燃料通路３０を開口する。中心主軸９の先端部
に嵌装されたガバナー３１はコイルスプリング３
２により常時前方に付勢され、燃焼ブロツク１４
の前方に配置されてガバナー３１等を覆うガバナ
ーカバー３３に基端を枢着したレバー３４の中間
部に、コイルスプリング３５により前方に付勢さ
れた針弁２９の頭部を衝合させ、レバー３４の先
端部をガバナー３１の裏面に当接させる。中心主
軸９の回転が速くなれば回転数の増加に伴つてガ
バナー３１は中心主軸９上を後方へ移動しレバー
３４を介して針弁２９を後方へ移動させ燃料通路
３０の空気通路２８の開口での燃料の流路を狭く
し燃料の供給が少なくなる。このように燃料の空
気に対する量を針弁２９にて調整しつつギヤポン
プ２４，２５，２６を駆動して空気と燃料との混
合気を形成し、圧縮混合気通路３６を経て前記燃
焼室１９，２０，２１に供給する。圧縮混合気通
路３６には燃焼室１９，２０，２１の近傍に燃焼
ガスをギヤポンプ２４，２５，２６側へ逆流させ
ないための調圧弁３７を設け、ギヤポンプ２４，
２５，２６は調圧弁３７の設定圧に抗して圧送す
る。なお、ギヤポンプ２４，２５，２６は空気を
圧縮し、それで燃料を搬送し、しかも定容量であ
つて供給する燃料の量は針弁２９で調整する。ま
た、燃焼室１９，２０，２１内に噴入する圧縮混
合気に着火するために圧縮混合気通路３６の開口
の直前に臨むようにしてグロープラグ３８，３
９，４０を配置する。ギヤポンプ２４，２５，２
６で調圧弁３７の設定圧に抗して供給された圧縮
混合気は常時燃焼室１９，２０，２１内に噴入
し、圧縮空気通路２３より作動歯車１，２，３，
４，５，６の回転に伴つて噴入する圧縮空気は燃
焼室１９，２０，２１内で渦流となり、グロープ
ラグ３８，３９，４０により着火され、燃焼室１
９，２０，２１内は常時燃焼が継続している。噴
入圧縮空気は作動歯車１，２，３，４，５，６の
１回転により歯数と同数回燃焼室１９，２０，２
１内に噴入するが圧縮混合気は常時燃焼室１９，
２０，２１に噴入しグロープラグ３８，３９，４
０で着火されているため燃焼室１９，２０，２１
内では燃焼が常時継続する。サイクルごとに着火
し燃焼を継続するため余分の燃料を供給する従来
の内燃機関より燃焼効率がよい。
され中心主軸９により駆動される混合気圧縮ギヤ
ポンプ２４，２５，２６が設けられ、このギヤポ
ンプ２４，２５，２６を燃焼ブロツク１４の側方
に開口した空気取入口２７と空気通路２８にて連
通し、空気通路２８の途中に針弁２９で開閉され
る燃料通路３０を開口する。中心主軸９の先端部
に嵌装されたガバナー３１はコイルスプリング３
２により常時前方に付勢され、燃焼ブロツク１４
の前方に配置されてガバナー３１等を覆うガバナ
ーカバー３３に基端を枢着したレバー３４の中間
部に、コイルスプリング３５により前方に付勢さ
れた針弁２９の頭部を衝合させ、レバー３４の先
端部をガバナー３１の裏面に当接させる。中心主
軸９の回転が速くなれば回転数の増加に伴つてガ
バナー３１は中心主軸９上を後方へ移動しレバー
３４を介して針弁２９を後方へ移動させ燃料通路
３０の空気通路２８の開口での燃料の流路を狭く
し燃料の供給が少なくなる。このように燃料の空
気に対する量を針弁２９にて調整しつつギヤポン
プ２４，２５，２６を駆動して空気と燃料との混
合気を形成し、圧縮混合気通路３６を経て前記燃
焼室１９，２０，２１に供給する。圧縮混合気通
路３６には燃焼室１９，２０，２１の近傍に燃焼
ガスをギヤポンプ２４，２５，２６側へ逆流させ
ないための調圧弁３７を設け、ギヤポンプ２４，
２５，２６は調圧弁３７の設定圧に抗して圧送す
る。なお、ギヤポンプ２４，２５，２６は空気を
圧縮し、それで燃料を搬送し、しかも定容量であ
つて供給する燃料の量は針弁２９で調整する。ま
た、燃焼室１９，２０，２１内に噴入する圧縮混
合気に着火するために圧縮混合気通路３６の開口
の直前に臨むようにしてグロープラグ３８，３
９，４０を配置する。ギヤポンプ２４，２５，２
６で調圧弁３７の設定圧に抗して供給された圧縮
混合気は常時燃焼室１９，２０，２１内に噴入
し、圧縮空気通路２３より作動歯車１，２，３，
４，５，６の回転に伴つて噴入する圧縮空気は燃
焼室１９，２０，２１内で渦流となり、グロープ
ラグ３８，３９，４０により着火され、燃焼室１
９，２０，２１内は常時燃焼が継続している。噴
入圧縮空気は作動歯車１，２，３，４，５，６の
１回転により歯数と同数回燃焼室１９，２０，２
１内に噴入するが圧縮混合気は常時燃焼室１９，
２０，２１に噴入しグロープラグ３８，３９，４
０で着火されているため燃焼室１９，２０，２１
内では燃焼が常時継続する。サイクルごとに着火
し燃焼を継続するため余分の燃料を供給する従来
の内燃機関より燃焼効率がよい。
燃焼室１９，２０，２１内の燃焼ガスを外向き
噛合点GOの後方の作動歯車１，２，３，４，５，
６の歯面間に形成された膨張室４１に導く燃焼ガ
ス通路口４２を燃焼室１９，２０，２１内開口の
流出口６２を経て外向き噛合点GOの後方例えば
第３図に示すように口金１８の端面に開口し燃焼
ガス通路４３にて連通する。第３図では燃焼ガス
通路口４２が２個示されているが必要に応じて１
個としてもよく、前記給気口２２との位置関係は
第３図に示すように燃焼ガス通路口４２が作動歯
車１，２，３，４，５，６の端面で閉じられた後
に給気口２２が開くように配置する。ただ、若干
の間オーバラツプして燃焼ガス通路口４２と給気
口２２が同時に開くように設定することもある。
噛合点GOの後方の作動歯車１，２，３，４，５，
６の歯面間に形成された膨張室４１に導く燃焼ガ
ス通路口４２を燃焼室１９，２０，２１内開口の
流出口６２を経て外向き噛合点GOの後方例えば
第３図に示すように口金１８の端面に開口し燃焼
ガス通路４３にて連通する。第３図では燃焼ガス
通路口４２が２個示されているが必要に応じて１
個としてもよく、前記給気口２２との位置関係は
第３図に示すように燃焼ガス通路口４２が作動歯
車１，２，３，４，５，６の端面で閉じられた後
に給気口２２が開くように配置する。ただ、若干
の間オーバラツプして燃焼ガス通路口４２と給気
口２２が同時に開くように設定することもある。
また、燃焼室１９，２０，２１内には、噴入し
た空気を直ちに燃焼室１９，２０，２１外に流出
させないために、空気の流入口６１と燃焼ガスの
流出口６２との間に隔壁６３を形成する。隔壁６
３の先端部を空気は強制的に流過するようにし圧
縮混合気と十分に混合させ隔壁６３は燃焼室１
９，２０，２１に噴入した空気が短絡して流出口
６２に向わないようにする。隔壁６３は図示の例
に限定されるものでなく流入口６１・流出口６２
近傍を特に高くあるいは低く形成する等自由に設
定でき、図示の例のように流入口６１・流出口６
２を各々２個配置した場合に流入口６１・流出口
６２近傍の隔壁６３を高く中央部を低く形成して
流入口６１から噴入した空気を遠方の流出口６２
に向わしめ燃焼室１９，２０，２１内を斜行状に
流過させ燃焼室１９，２０，２１内に比較的長期
間滞留させて空気と燃料との混合の促進を図るこ
ともできる。
た空気を直ちに燃焼室１９，２０，２１外に流出
させないために、空気の流入口６１と燃焼ガスの
流出口６２との間に隔壁６３を形成する。隔壁６
３の先端部を空気は強制的に流過するようにし圧
縮混合気と十分に混合させ隔壁６３は燃焼室１
９，２０，２１に噴入した空気が短絡して流出口
６２に向わないようにする。隔壁６３は図示の例
に限定されるものでなく流入口６１・流出口６２
近傍を特に高くあるいは低く形成する等自由に設
定でき、図示の例のように流入口６１・流出口６
２を各々２個配置した場合に流入口６１・流出口
６２近傍の隔壁６３を高く中央部を低く形成して
流入口６１から噴入した空気を遠方の流出口６２
に向わしめ燃焼室１９，２０，２１内を斜行状に
流過させ燃焼室１９，２０，２１内に比較的長期
間滞留させて空気と燃料との混合の促進を図るこ
ともできる。
燃焼室１９，２０，２１から燃焼ガス通路４３
を経て膨張室４１に至つた燃焼ガスは膨張して作
動歯車１，２，３，４，５，６を回転させる。膨
張した燃焼ガスは作動歯車１，２，３，４，５，
６と円弧状壁面１１Oとの間を経て排気通路１２
に流出するが、円弧状壁面１１Oは作動歯車１，
２，３，４，５，６の歯部先端が接触しない範囲
で接近して形成してあるので、排気通路１２に至
るまで円弧状壁面１１Oとすると膨張した燃焼ガ
スは円弧状壁面１１Oと作動歯車１，２，３，４，
５，６の歯との間に閉じ込められ有効なエネルギ
ーとして作動しないため膨張した燃焼ガスを動エ
ネルギーとして利用すべく作動歯車１，２，３，
４，５，６の歯部先端の外方に排気噴流路４４を
下流側に設ける。
を経て膨張室４１に至つた燃焼ガスは膨張して作
動歯車１，２，３，４，５，６を回転させる。膨
張した燃焼ガスは作動歯車１，２，３，４，５，
６と円弧状壁面１１Oとの間を経て排気通路１２
に流出するが、円弧状壁面１１Oは作動歯車１，
２，３，４，５，６の歯部先端が接触しない範囲
で接近して形成してあるので、排気通路１２に至
るまで円弧状壁面１１Oとすると膨張した燃焼ガ
スは円弧状壁面１１Oと作動歯車１，２，３，４，
５，６の歯との間に閉じ込められ有効なエネルギ
ーとして作動しないため膨張した燃焼ガスを動エ
ネルギーとして利用すべく作動歯車１，２，３，
４，５，６の歯部先端の外方に排気噴流路４４を
下流側に設ける。
本歯車内燃機関は機能部品を支持したり、構成
したり或は覆う枠体、ケース、カバーを製作容易
にするため作動歯車ケース７、燃焼ブロツク１
４、ガバナーカバー３３およびフライホイールカ
バー６５の４分割とし、ダイキヤスト製とし順に
重合可能なるように中心主軸９を挿通できそれぞ
れの接合面を中心主軸９に垂直な面に形成してあ
る。
したり或は覆う枠体、ケース、カバーを製作容易
にするため作動歯車ケース７、燃焼ブロツク１
４、ガバナーカバー３３およびフライホイールカ
バー６５の４分割とし、ダイキヤスト製とし順に
重合可能なるように中心主軸９を挿通できそれぞ
れの接合面を中心主軸９に垂直な面に形成してあ
る。
作動歯車ケース７の前方には各排気孔１３から
それぞれ単独に燃焼ガスを排出するのでなく１箇
所から排出すべく１個の排出口４５を有する環状
の排気管４６を接続する。また、燃焼ブロツク１
４の前方には吸気孔１５，１６，１７から取入れ
る空気を１箇所から吸入すべく１個の空気取入口
４７を有する環状の吸気管４８を接続し、この吸
気管４８は中心主軸９の先端に取付けられたフア
ン４９を覆うように突出させ、しかもカウリング
を形成してフアン４９の送風効率を向上する。ま
た排気管４６は外側に配置されているので放熱上
好ましい。さらに、フアン４９は装置の前端中央
に配置されているので装置全体の冷却が至極容易
である。
それぞれ単独に燃焼ガスを排出するのでなく１箇
所から排出すべく１個の排出口４５を有する環状
の排気管４６を接続する。また、燃焼ブロツク１
４の前方には吸気孔１５，１６，１７から取入れ
る空気を１箇所から吸入すべく１個の空気取入口
４７を有する環状の吸気管４８を接続し、この吸
気管４８は中心主軸９の先端に取付けられたフア
ン４９を覆うように突出させ、しかもカウリング
を形成してフアン４９の送風効率を向上する。ま
た排気管４６は外側に配置されているので放熱上
好ましい。さらに、フアン４９は装置の前端中央
に配置されているので装置全体の冷却が至極容易
である。
５０，５１は中心主軸９の軸受、５２はリング
ギヤ、５３はセルモータである。
ギヤ、５３はセルモータである。
上記の歯車内燃機関はセルモータ５３を駆動す
るとリングギヤ５２、中心主軸９の後端に取付け
られたフライホイール５４を介して中心主軸９が
回転し、大歯車１０、小歯車８を経て作動歯車
１，２，３，４，５，６が回転し始動する。作動
歯車１，２，３，４，５，６の内向き噛合点GI
の前方の排気通路１２、排気孔１３、排気管４
６、排出口４５から燃焼ガスを排出し、内向き噛
合点GIの後方の吸気孔１５，１６，１７に空気
取入口４７、吸気管４８を経て空気を取入れ、作
動歯車１，２，３，４，５，６の回転により空気
は円弧状壁面１１Iを経て外向き噛合点GOの前方
に流れ込み作動歯車１，２，３，４，５，６の噛
合う歯と歯との間に閉じ込められ圧縮されて高圧
となり圧縮空気通路２３、流入口６１を経て燃焼
室１９，２０，２１に噴入し渦流となる。一方、
ギヤポンプ２４により形成された空気と燃料との
混合気は通路３６を経て燃焼室１９，２０，２１
内に噴入し前記空気渦流と混合しグロープラグ３
８，３９，４０により着火し常時燃焼を経続し流
出口６２、通路４３を経て燃焼ガスは膨張室４１
に噴入し膨張し作動歯車１，２，３，４，５，６
を回転させ、さらに燃焼ガスは流路４４を通過す
るとき噴流により作動歯車１，２，３，４，５，
６を回転させ通路１２に至る。作動歯車１，２，
３，４，５，６に発生した動力は小歯車８、大歯
車１０を経て中心主軸９に伝達される。
るとリングギヤ５２、中心主軸９の後端に取付け
られたフライホイール５４を介して中心主軸９が
回転し、大歯車１０、小歯車８を経て作動歯車
１，２，３，４，５，６が回転し始動する。作動
歯車１，２，３，４，５，６の内向き噛合点GI
の前方の排気通路１２、排気孔１３、排気管４
６、排出口４５から燃焼ガスを排出し、内向き噛
合点GIの後方の吸気孔１５，１６，１７に空気
取入口４７、吸気管４８を経て空気を取入れ、作
動歯車１，２，３，４，５，６の回転により空気
は円弧状壁面１１Iを経て外向き噛合点GOの前方
に流れ込み作動歯車１，２，３，４，５，６の噛
合う歯と歯との間に閉じ込められ圧縮されて高圧
となり圧縮空気通路２３、流入口６１を経て燃焼
室１９，２０，２１に噴入し渦流となる。一方、
ギヤポンプ２４により形成された空気と燃料との
混合気は通路３６を経て燃焼室１９，２０，２１
内に噴入し前記空気渦流と混合しグロープラグ３
８，３９，４０により着火し常時燃焼を経続し流
出口６２、通路４３を経て燃焼ガスは膨張室４１
に噴入し膨張し作動歯車１，２，３，４，５，６
を回転させ、さらに燃焼ガスは流路４４を通過す
るとき噴流により作動歯車１，２，３，４，５，
６を回転させ通路１２に至る。作動歯車１，２，
３，４，５，６に発生した動力は小歯車８、大歯
車１０を経て中心主軸９に伝達される。
冷却・潤滑のために、中心主軸９の作動歯車ケ
ース７部に内歯車ポンプの潤滑油ポンプ５５を設
ける。この潤滑油ポンプ５５は中心主軸９を駆動
軸とし中心主軸９にピニオン５６が取付けられピ
ニオン５６と偏心して内歯車５７を噛合せピニオ
ン５６と内歯車５７との間に三日月状の隔金５８
を設け吸油口５９と吐出口６０を形成する。
ース７部に内歯車ポンプの潤滑油ポンプ５５を設
ける。この潤滑油ポンプ５５は中心主軸９を駆動
軸とし中心主軸９にピニオン５６が取付けられピ
ニオン５６と偏心して内歯車５７を噛合せピニオ
ン５６と内歯車５７との間に三日月状の隔金５８
を設け吸油口５９と吐出口６０を形成する。
本発明は、叙上のように、４個以上の偶数個の
作動歯車を環状に配置して互いに噛合せた歯車内
燃機関において、燃焼室内の空気の流入口と燃焼
ガスの流出口との間に隔壁を形成したから、噴入
した空気が短絡して流出口から直ちに流出するこ
とはない。また、赤熱した隔壁に噴入空気や圧縮
混合気が衝合して加熱された気化を促進して燃焼
を助長する。さらに、隔壁の存在により空気と燃
料とが確実に混合して、空気過剰率を下げ機関の
出力を増大させる。
作動歯車を環状に配置して互いに噛合せた歯車内
燃機関において、燃焼室内の空気の流入口と燃焼
ガスの流出口との間に隔壁を形成したから、噴入
した空気が短絡して流出口から直ちに流出するこ
とはない。また、赤熱した隔壁に噴入空気や圧縮
混合気が衝合して加熱された気化を促進して燃焼
を助長する。さらに、隔壁の存在により空気と燃
料とが確実に混合して、空気過剰率を下げ機関の
出力を増大させる。
口金と燃焼ブロツク端面とにより球状の燃焼室
を形成したので、小形の燃焼室が可能となり歯車
内燃機関を小形化することができる。
を形成したので、小形の燃焼室が可能となり歯車
内燃機関を小形化することができる。
第１図は本発明の具体的一実施例の正面図、第
２図は第１図の側断面図、第３図は第１図の要部
拡大正面図である。 １，２，３，４，５，６…作動歯車、GI…内
向き噛合点、GO…外向き噛合点、１９，２０，
２１…燃焼室、６１…流入口、６２…流出口、６
３…隔壁。
２図は第１図の側断面図、第３図は第１図の要部
拡大正面図である。 １，２，３，４，５，６…作動歯車、GI…内
向き噛合点、GO…外向き噛合点、１９，２０，
２１…燃焼室、６１…流入口、６２…流出口、６
３…隔壁。
Claims (1)
- １ ４個以上の偶数個の作動歯車を環状に配置し
て互いに噛合せ、作動歯車が内向きに噛合う噛合
部において排気、吸気を行わしめ、作動歯車が外
向きに噛合う噛合部において、圧縮、爆発、膨張
を行わしむる歯車内燃機関において、燃焼ブロツ
クの端面に奥部を半球状とした凹部を刻設し凹部
に内面を半球状とした口金を埋設して球状の燃焼
室を形成し、口金には圧縮空気通路および燃焼ガ
ス通路をそれぞれ穿設して空気の流入口および燃
焼ガスの流出口を球状の燃焼室に開口せしめ、燃
焼室内の空気の流入口と燃焼ガスの流出口との間
に、噴入した空気を短絡して流出させない隔壁を
形成したことを特徴とする歯車内燃機関の燃焼
室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8703182A JPS58204935A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 歯車内燃機関の燃焼室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8703182A JPS58204935A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 歯車内燃機関の燃焼室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58204935A JPS58204935A (ja) | 1983-11-29 |
| JPS6360213B2 true JPS6360213B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=13903579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8703182A Granted JPS58204935A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 歯車内燃機関の燃焼室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58204935A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITVR20020056A1 (it) * | 2002-05-21 | 2003-11-21 | Butler Eng & Marketing | Macchina volumetrica reversibile |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5756601A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-05 | Kubota Ltd | Gear type internal combustion engine |
| JPS5758019A (en) * | 1980-07-25 | 1982-04-07 | Okinori Dan | Combustion system of gas turbine |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP8703182A patent/JPS58204935A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5758019A (en) * | 1980-07-25 | 1982-04-07 | Okinori Dan | Combustion system of gas turbine |
| JPS5756601A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-05 | Kubota Ltd | Gear type internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58204935A (ja) | 1983-11-29 |
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