JPS6360039A - 割り型鍛造方法 - Google Patents

割り型鍛造方法

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JPS6360039A
JPS6360039A JP20319386A JP20319386A JPS6360039A JP S6360039 A JPS6360039 A JP S6360039A JP 20319386 A JP20319386 A JP 20319386A JP 20319386 A JP20319386 A JP 20319386A JP S6360039 A JPS6360039 A JP S6360039A
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JP
Japan
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stage
upsetting
die
billet
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP20319386A
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English (en)
Inventor
Yasutoshi Aida
会田 保俊
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鍛造温度に加熱された棒状素材を、素材の軸
線を含む平面で分割された対をなすグリップダイ間に挾
持してポンチにより軸線方向に加圧し、素材の外径よシ
犬径の部分を成形する複数の据込工程を含む割シ型鍛造
方法に関するものである。
(従来の技術) 種々の産業部門において、棒状の素材を、同素材の軸線
を含む平面で分割された対をなすグリップダイ間に挾持
してポンチにより軸線方向に加圧し、素材の外径より大
径の部分を成形する据込鍛造が広く採用されている。い
ま、その−例として自動車のマニュアルトランスミッシ
ョンにおけるカウンタシャフトの鍛造粗材を製造する方
法を、第4図乃至第7図について具体的に説明する。先
づ、図示しない丸棒素材Wが約1200’Cに加熱され
て、第1工程で第4図Aに示すように円錐状の拡大部1
0が成形され、次に第2工程で、同図Bに示すように、
将来機械加工によって歯切される第1の歯車部12が成
形され、更に第3工程で、同図Cに示すように、後に歯
切加工が行なわれる第2の歯車部14が成形され、最終
の第4工程で、同図りに示すように、同様に歯車として
加工される第3の歯車部16が成形される。上記成形に
使用されるグリップダイは、第5図に示すように、素材
の軸線を含む平面に泊って二分割された対をなすダイ1
8x及び18yからなり、各ダイに、上記第4図の第1
工程から第4工程に至る金型20a 、20b 、20
c及び20dが設けられており、この実施例では、左方
のダイ18xが固定され、右方のダイ18yが左方のダ
イ18xに対し進退して、各金型20a〜20dに装入
された素材又は中間工程材(中間工程材も次工程におけ
る素材という意味で、以下両者を総合して素材という)
を把持力Pで保持するようになっている。上記ダイ18
yの進退変位及び把持力Pは、周知のようにクランク又
は偏心輪機構、油圧装置等によって生起される。予め加
熱された素材を、金型20a内に装入し、ダイ18yを
ダイ18X側に進出させて素材を把持し、第4図Aの左
端側からポンチ(図示せず)を金型2Oa内に進入させ
、素材を軸線方向に加圧して据込み、円錐状拡大部io
が成形される。以下同様にして、金型20 b 、20
e。
20dを用いて、第4図に示すように第4工程までの据
込鍛造が行なわれる。第1工程から第4工程の金型に順
次素材を移動させるために、第6図に示すような箸22
が従来使用されてきた。箸22は、その先端にグリソゾ
ダイから突出しだ軸部24(第4図A乃至りにおける右
端部分)を握む一対の半円筒部26と、各半円筒部26
から延在しだてこ腕28と、一対のてこ腕を枢着する枢
軸30と、一方のでこ腕28に固着された吊下げ金具3
2とを備え1例えば工場の天井梁から、図示しないスプ
リングバランサ等を介してロープ又はワイヤ34により
、枢軸30が実質的に水平方向になるように吊持されて
いる。作業者は、素材の軸部24を半円筒部26で挾持
して前工程の金型から次工程の金型に装入するのである
。この原著22の枢軸30の方向が実質的に常に同方向
(略水平)を指向しているので、各工程で中間加工材は
常に同じ角位相を保持しながら移送される。一方、各金
型20a乃至20dは、夫々第5図に示すように、素材
の中心線を通る平面で分割されていて、分割面の二ツノ
に不可避的に丸味が形成されるので、第4図A、B、C
及びDに各々対応する第7図A、B、C及びDの正面図
に示すように、各工程の素材には、金型の分割面に清っ
て延びた鋭角的なはシ36が発生する。既に述べたよう
に、箸22によって素材はその軸線の周りを廻転するこ
となく、同じ角位相で次工程に送られるので、各工程で
発生したばり36は、次工程でつぶされることなく実質
的に同一面に整列して次第に成長し、結局第4図に斜線
を施して示しだように広範囲にばり36が発生する。第
7図B乃至りに示されているような鋭角的なばり36は
、旋盤等による旋削時に、刃物に対して周期的な衝撃力
を与えるために、チップが脱落し又は欠落して大きな損
傷を与える。そこで、従来はグラインダ等を用いて広範
囲に発生するばり36を機械加工上問題がない程度まで
削り落しており、このため多大の手間を要し、結局製造
コストの高騰を招いていたのである。また上記鋭いばり
が、次工程の据込に際して素材内に喰い込んで疵を作り
、不良品の発生率が高くなる不具合があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、複数の据込工程を経て製造される鍛造品の上
述したような鋭角的なばりの発生を防止するか、又はそ
の発生範囲を著しく狭い領域に限定し得る割シ型鍛造方
法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために創案されたもので
、鍛造温度に加熱された棒状素材を、同素材の軸線を含
む平面で分割された対をなす金型間に挾持してポンチに
より軸線方向に加圧し、素材の外径よシ大径の部分を成
形する複数の据込工程を含むものにおいて、上記素材を
据込工程毎にその軸線の周りに廻動させ、直前の工程に
おける素材上の金型の分割面が、次工程における素材上
の金型の分割面と一致しないようにすることを特徴とす
る割り型鍛造方法を要旨とするものである。
(作用) 本発明方法によれば、複数の据込工程を含む鍛造を行な
う際に、素材を据込工程毎に軸線の周りに廻動させるこ
とによって、ある工程における素材上の金型の分割面が
、次工程における素材上の金型の分割面と一致しないよ
うにするので、前工程で発生したばりが成長することな
く次工程でつぶされてなだらかな隆起に変形し、最終工
程のばシだけが残るので、ばり取り作業の必要な領域を
著しく狭くすることができる。
なお又、本発明方法の実施に際し、金型の合せ面付近に
なだらかな丘状の面取シを施すことによって、上記最終
工程で発生するばシをなだらかなものとし、機械加工上
障害とならない程度のものとするか、少くとも、軽くグ
ラインダをかけるだけで簡単に削除し得る小さい鋭角的
なばシが発生する程度に改善することができる。
(実施例) 以下本発明方法の実施例を第1図乃至第3図について具
体的に説明する。(なお、従来の鍛造方法に関し既に説
明した第4図乃至第7図と実質的に同−又は対応する部
材及び部分については、同一の符号を付し重複説明は省
略する。)先づ、本発明方法により、第4図に示したカ
ウンタシャフトを、第5図に示したグリップダイ18x
及び18yを用いて製造する場合、第2図に示すような
箸22を使用する。この箸と従前の箸との相違点は、夫
々先端部分に半円筒部26を具えたてこ腕28が360
度自由に廻転し得るよう吊輪38を介してロープ又はワ
イヤ34に吊持されている点である。この箸22を用い
て素材の軸部24を把持し、第1工程から順次次工程に
移送する際に、直前の工程の金型の分割面と後続する次
工程の金型の分割面とが一致しないように、素材をその
軸線の周りに廻動させるのである。
−例として、上記廻動角を90度とした場合の素材の正
面図が第1図に示されている。また、この際、金型20
a乃至20dには、第3図に示すように、合せ面0−0
付近にゆるやかな曲面からなる面取シ40が施されてい
る。第1図Aに示す第1工程では、全体としてなだらか
な丘状を呈し、金型合せ面0−0に沿って僅かに鋭く突
出した突起42′を有するばり42が形成される。箸2
2を用い素材を軸線の周りに90度廻動させて、第2工
程の据込を行なうと、第1図Bに示すように、第1工程
のばり42が押しつぶされて鋭い突起が消失し低いなだ
らかな丘状突起となるか、又は完全に消失すると共に、
新たに比較的ゆるやかな丘状部分と合せ面0−0に沿っ
て僅かに鋭く突出した突起4・1′を有するばυ44が
形成される。次の第3工程で、同様にして素材をその軸
線の周りに90度廻動させて据込を行なうと、第1図C
で示すように、前工程のばシ44が押しつぶされて低い
少さなばシとなるか又は完全に消失し、新たに比較的ゆ
るやかな丘状部分と合せ面0−0に清って僅かに鋭く突
出した突起46′を有するばり46が形成される。更に
最終の第4工程で、同様に素材をその軸線の周りに90
度廻動させて据込を行なうと、第1図りで示すように、
前工程のばシ46が押しつぶされて低い小さなばシとな
るか又は消失し、新たに比較的ゆるやかな丘状部分と合
せ面0−0に清って僅かに鋭く突出しだ突起を有するば
シ48が発生する。この最終工程のばシ48は、多くの
場合、そのまま機械加工しても刃物を損傷するようなこ
とがなく、ばり取9作業を省くことができる。また、切
削条件等によ)ばす取りを行なうとしても、最終工程で
発生したはり48だけで良く、しかも金型合せ面O−0
に清って生ずる僅かな鋭角的突起を削除するだけで良い
ので、ぼり取り作業の所要時間を大巾に短縮することが
できる。一方、従来のように成長したばりが次工程で素
材内に喰い込んで疵を作ることがないので、不良品の発
生率を低減し得る利点がある。
なお、金型として第3図に示した改良型の金型でなく、
従来通シの金型を使用すると、中間工程で発生するぼり
42,44.46は、上記と略同様に成長することなく
次工程で直ちに押しつぶされて、次の機械加工作業の妨
げとなることはないが、最終工程のばり48が、従来通
シの鋭角的な犬きいばりとなるので、このばシ48だけ
を従来通りグラインダ等により削除する必要がちる。し
かし、この場合でも、削除を必要とするばりは従来と較
べて遥かに小さい領域に限られ、ばシ取p作業を大巾に
節減することができる。なお、上記実施例では、素材を
工程毎にその軸線の周りに90度廻動させたが、この廻
動角度は随意であシ、要は前工程の金型合せ面と、後続
工程の金型合せ面とが、一致しないようにすればよい。
(発明の効果) 叙上のように、本発明に係る割シ型鍛造方法は、鍛造温
度に加熱された棒状素材を、同素材の軸線を含む平面で
分割された対をなすグリップダイ間に挾持してポンチに
より軸線方向に加圧し、素材の外径よシ犬径の部分を成
形する複数の据込工程を含むものにおいて、上記素材を
据込工程毎にその軸線の周りに廻動させ、直前の工程に
おける素材上のグリップダイの分割面が、次工程におけ
る素材上のグリップダイの分割面と一致しないようにす
ることを特徴とし、改良された箸を用いて、工程毎に素
材をその軸線の周りに廻動させ、前工程と後続工程にお
ける金型合せ面を一致させないようKすることによって
、機械加工上有害なばシの生成を解消するか、又は著し
く狭い範囲にとどめ、ばシを削除するだめの作業を省略
し、又は著しく節減することができるので、製造コスト
を低減し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により自動車のトランスミッション
におけるカウンタシャフト鍛造素材を据込鍛造する場合
の第1乃至第4工程(A乃至D)の正面図、第2図は第
1図の鍛造を実施する際に使用する箸の斜視図、第3図
は第1図の据込鍛造に採用して有利な金型の断面図、第
4図は一例として本発明方法を適用すべきカウンタシャ
フトの鍛造素材を従来の方法により製造した場合の第1
工程乃至第4工程(A乃至D)の側面図、第5図は第4
図の据込鍛造を行なうために用いられたグリップダイの
正面図、第6図は第4図に示す各鍛造工程において使用
された従来の箸の斜視図、第7図は第5図に示しだグリ
ップダイ及び第6図に示しだ箸を使用して作られた第4
図に示す各工程の鍛造素材の正面図である。 W・・・素材、     10・・・拡大部、12・・
・第1歯車部、 26・・・半円筒部、14・・・第2
歯車部、 28・・・てこ腕、16・・・第3歯車部、
 36・・・ばシ、18x及び18y・・・ダイ、  
38・・・吊輪、201L r 20 b 、 20 
c及び 42,44.46及び20d・・・金型、  
     48・・・ばシ。 22・・・箸、 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鍛造温度に加熱された棒状素材を、同素材の軸線を含む
    平面で分割された対をなす金型間に挾持してポンチによ
    り軸線方向に加圧し、素材の外径より大径の部分を成形
    する複数の据込工程を含むものにおいて、上記素材を据
    込工程毎にその軸線の周りに廻動させ、直前の工程にお
    ける素材上の金型の分割面が、次工程における素材上の
    金型の分割面と一致しないようにすることを特徴とする
    割り型鍛造方法
JP20319386A 1986-08-29 1986-08-29 割り型鍛造方法 Pending JPS6360039A (ja)

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JP20319386A JPS6360039A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 割り型鍛造方法

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JPS6360039A true JPS6360039A (ja) 1988-03-16

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