JPS6359952A - ハイパ−サ−ミア装置 - Google Patents

ハイパ−サ−ミア装置

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JPS6359952A
JPS6359952A JP61204966A JP20496686A JPS6359952A JP S6359952 A JPS6359952 A JP S6359952A JP 61204966 A JP61204966 A JP 61204966A JP 20496686 A JP20496686 A JP 20496686A JP S6359952 A JPS6359952 A JP S6359952A
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JP
Japan
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heating
temperature
temperature distribution
region
interest
Prior art date
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Pending
Application number
JP61204966A
Other languages
English (en)
Inventor
忠 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、癌や悪性腫瘍等に効果あるものと期待され
ている温熱療法(ハイパーサーミア)を行なうための装
置に関する。
【従来の技術】
ハイパーサーミアでは、癌などの患部に加温ターゲット
を定め、これを43〜45℃はどに加温しその温度に保
持することが、治療効果を達成する上で重要である。他
方、正常組織についてはなるべく温度上昇させないよう
にする必要があり、温度測定および温度コントロールが
大きな課題となっている。 従来のハイパーサーミア装置では、生体にサーミスタ等
の温度計を刺し入れて温度を測定しているので、有限個
の点について温度の測定ができるにすぎず、2次元(而
)での温度分布をとらえることは難しいばかりか、生体
に傷を付けるという点で問題である。 そこで、これらに鑑み、たとえば特願昭60−1881
77号公報や特願昭61−13955号公報などにおい
て提案がなされている。前者は、加温ビームを斜めに横
断するよう断層面を定め。 この断層面でのX線CT像やNMR像を撮影するという
ものである。後者は、加温用超音波プローブの機械的保
持機構から得たプローブの機械的位置を示す信号にもと
づいて超音波の集束点を、書1算するというものである
【発明が解決しようとする問題点】
しかし、これらの提案は、なるほど生体に対し非侵襲的
なものではあるが、前借では単に加温ビームの通過位置
を確認するというだけにすぎず、後者ではプローブの機
械的位置から超音波集束点を推定する域を出ない。すな
わち、これらは、温度を直接測定するものではなく、間
接的な観測にとどまり、温度の2次元分4Iの測定には
程遠いものとなっている。生体各部が実際にどれ位の温
度になっているかを確認することはできず、ターゲット
が所定の温[にまでなっていないことや、あるいはター
ゲット以外の部分にホットスポットが生じて火傷の危険
があること等までは到底知り得ようがないものである。 この発明は、最も適切な断面での温度の2次元分4jを
非+Juに測定でき、これに応じて温度制御も容易なハ
イバーザ−ミア装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段] この発明によるハイパーサーミア装置は、断層撮影装置
と、該断層撮影装置において得られた断層像から温度分
布像に変換する温度計算装置と、1−72断層撮影装置
の断層面により加温ビーJ、が実質的に縦断されるよう
な位置・方向に設定される加温用7ブリケータと、上記
温度分布像を表示する表示装置と、関心領域を設定し、
この関心領域を−[−記温度分布像とともに上記表示装
置により表示させる関心領域設定器とを備える。 【作  用] 断層撮影′!A置において得られた断層像から温度を求
めているので、2次元的な温度分布を測定することがで
きる。しかもこの温度分布像を求める断面は、断層撮影
装置で撮影する断面であり、この断面は、加温ビームを
実質的に縦断するような位置関係となっている。 したがって、加温ビームの主な通過領域が含まれる断面
での2次元的な温度分布像を非侵襲に測定でき、これが
表示されることになる。そして、設定した関心領域も同
時に表示されるため、温度分布像の体内での位置関係の
把握が容易である。 そのため、ターゲットが適温に加温されているか、ター
ゲット以外の部分でホットスポットが生じていないか、
等を確実に観測できる。 このように関心領域を設定拳表示するので、その中の温
度を検出して温度コントロールに役立てることもできる
。 【実 施 例】 第1図において、X線CT装δlのX線管11と検出器
12とに挟まれる領域に患者2が置かれ、X線管11と
検出器12とが患者2を中心に一体に回転することによ
って患者2の体軸に直角な患部21を含む断面での断層
像が得られるようにされている。 加温用アプリケータ31はマイクロ波や超音波等の加温
エネルギを放射して患者2の特定部位を加温するもので
、保持機構32により特定の3次元的(X、Y、Z方向
)位置に保たれ、所定の方向に向けられている。この位
置および方向は制御装置33によって制御され、加温用
アプリケータ31から放射される加温ビームが上記のX
線CT装置1の断層像を得る断面によって縦断されるよ
うなものとされている。すなわち、制御装置33にはト
ラックポール等の座標および方向入力装置が備えられ、
これにより加温用アプリケ〜りの位置・方向を任意に定
めることにより、加温ビームの中心軸が一上記の断面上
に乗るように加温用アプリケータ31の位置一方向の設
定がなされる。 加温用アプリケータ31には加温エネルギ発生装置34
から加温エネルギが供給される。X線CT装置lから得
られた断層像(のデータ)はCPU35に入力され、C
RT37によって第2図A、Hのように表示される。加
温前の断層像(第2図A)には患者2の体表輪郭ととも
に、患部21の画像が表われている。 ROI設定器39は、関心領域(ROI )を設定する
もので、このCRT37トに表示された断層像にもとづ
き、第2図Cのように患部や体表輪郭を囲むROI 1
.BOX2等を設定する。こうl〜て設定されたROI
は磁気ディスク装置などの記憶装置38に記憶される。 また、この記憶装置38には、加温前の断層像も記憶し
ておく。 こうして、加温前の断層像とBOXの記憶が終了17た
後、加温用アプリケータ31から加温ビームを患者2の
患部21に向けて照射し、加温を開始12、 ・定時間
間隔(たとえば1分間隔)毎に断層像を撮影して温度計
算装2136により温度を求める。すなわち、CT値と
温度との間には直線的な関係があるため、加温前と後で
の断層像データ(各画素におけるCT値)の変化により
上昇温度が求められる。加温前の断層像(第2図A)を
記憶装M38から読み出し、これから加温後の断層像(
第2図B)を減算することのJ:って温度分布像が得ら
れ、これがCRT37によって第2図りのよう(こ表示
される。 そして、記憶′!A置38から読み出されたROIも第
2図りのように温度分布像に重ねて表示される。加温前
と後の断層像を減算すればその間に温度変化した部分だ
けが抽出され、変化のない部分の画像は失われることに
なるので、体表輪郭等が失われ分りずらくなる。また、
患部21のみを局所的に加温しても、体内では血流およ
び熱伝導があるため、その部分のみが温度上昇するわけ
でなく、その周囲も温度−1,L、滑らかな温度分布と
なる。その結果、温度分布像しか表示されないと、温度
分布像の体内での位置関係の把握がしずらくなる。そこ
で、先に設定したROIも表示することと17で、患部
や体表輪郭に対する温度分布像の位置関係を明瞭にして
いるのである。 このようにROIを設定したことにより、たとえば患部
21を含むROII内が所定の温度にまで十封したか、
あるいは、ROIIの外で且っBOX2の内側の領域で
ホットスポットが生じていないか、等の判別をCPU3
5などで自動的に行ない、これに基づき加温エネルギ発
生装M34を制御して加温用アプリケータ31に供給す
るエネルギを増派したり停止したり、制御装置33に指
令を送って保持機構32により加温ビームの方向等を変
化さたり、操作者に対して警報を発したりという制御を
自動的に行なうことが可能となる。 なお、X線CT装置lにおいて、X線管11と検出器1
2とを一体に保持して回転させるための図示しないフレ
ーム等に保持機構32を取り伺けて、これらと一体に加
温用アプリケータ31を回転させるようにすれば、加温
ビームの患者2への入射位置が移動していくので表面部
分にホットスポットが生じることを避けることができる
。 上記では断層撮影装置として第311F代(Rotat
e−Rotate方式)のX線CT装置lを用いたが、
他の方式のX線CT装置はもちろん、超音波式あるいは
マイクロ波式の断層撮影装置や、NMR(核磁気共鳴)
を利用した断層撮影装置などを使用することができる。
【発明の効果】
この発明によれば、加温ビームを縦断するような断面に
おける広い範囲の温度分布を非侵襲的に測定することが
できて、患部が所定の温度に加温されており拝つ他の部
分が無用に加温されていないことを容易に確認できると
ともに、それに応じて加温の制御を行なうこともif)
能となる。そのため、癌等のハイパーサーミアを安全に
flつ効果的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図A、
B、C,Dは表示された画像を表わす図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 断層撮影装置と、該断層撮影装置において得ら
    れた断層像から温度分布像に変換する温度計算装置と、
    上記断層撮影装置の断層面により加温ビームが実質的に
    縦断されるような位置・方向に設定される加温用アプリ
    ケータと、上記温度分布像を表示する表示装置と、関心
    領域を設定し、この関心領域を上記温度分布像とともに
    上記表示装置により表示させる関心領域設定器とを備え
    るハイパーサーミア装置。
  2. (2) 上記設定された関心領域内の温度に応じて上記
    加温用アプリケータから放射する加温用エネルギを制御
    する制御装置をさらに備えることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のハイパーサーミア装置。
JP61204966A 1986-08-30 1986-08-30 ハイパ−サ−ミア装置 Pending JPS6359952A (ja)

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JP61204966A JPS6359952A (ja) 1986-08-30 1986-08-30 ハイパ−サ−ミア装置

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JPS6359952A true JPS6359952A (ja) 1988-03-15

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ID=16499247

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JP61204966A Pending JPS6359952A (ja) 1986-08-30 1986-08-30 ハイパ−サ−ミア装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05237133A (ja) * 1991-08-29 1993-09-17 General Electric Co <Ge> レーザ又は超音波による熱波を用いた磁気共鳴外科手術方式
JP5897239B1 (ja) * 2013-02-22 2016-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 診断イメージングのためのハイパーサーミア
JP2016156736A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 学校法人北里研究所 温度分布情報取得装置、温度分布情報取得方法およびプログラム

Cited By (4)

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JPH0771561B2 (ja) * 1991-08-29 1995-08-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 磁気共鳴外科システム
JP5897239B1 (ja) * 2013-02-22 2016-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 診断イメージングのためのハイパーサーミア
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