JPS6359788B2 - - Google Patents

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JPS6359788B2
JPS6359788B2 JP28176385A JP28176385A JPS6359788B2 JP S6359788 B2 JPS6359788 B2 JP S6359788B2 JP 28176385 A JP28176385 A JP 28176385A JP 28176385 A JP28176385 A JP 28176385A JP S6359788 B2 JPS6359788 B2 JP S6359788B2
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JP
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molten metal
supply
duct
stator
pump
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JP28176385A
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JPS62142066A (ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D39/00Equipment for supplying molten metal in rations
    • B22D39/003Equipment for supplying molten metal in rations using electromagnetic field

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電磁ポンプを使用して、アルミニ
ウム等の溶融金属を供給する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の溶融金属供給装置を第2図により説明す
ると、保護ケース9に覆われた電磁ポンプ1が、
溶融炉等の供給元2の溶融金属aに浸漬され、同
電磁ポンプ1のポンプ内ダクト3から樋等の供給
先5に、供給ダクト4が配管されている。ポンプ
内ダクト3の中にコア7が配置され、その外側に
ステータ6が配置されている。
ステータ6に三相交流等を流し、ポンプ内ダク
ト3に上方へ向けて移動磁界を発生させると、同
ダクト3の中に導入された溶融金属が移動磁界の
磁気作用によつて推力を受け、供給ダクト4を通
つて供給先5へ供給される。
上記供給装置において、供給元2側の湯面が供
給先5側の湯面より高い場合に、溶融金属の流路
を、閉じられた連続する管で形成すると、いわゆ
るサイホン現象によつて、溶融金属の停止が任意
に行えなくなる。即ち、電磁ポンプ1の始動によ
つて、溶融金属が一旦流れ始めると、供給元2と
供給側5とのヘツド差によつて、そのまゝ溶融金
属が流れ続け、ステータ6への電力の供給を遮断
しても、溶融金属の供給が停止されない。
このため、例えば第2図で示すように、供給ダ
クト4を供給元2側の湯面よりやゝ高いところで
一旦大気中に開き、ホツパ8等を介して接続する
という配管方式をとらなければならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のような配管方式では、次のよう
な問題があつた。(1)ホツパ8で溶融金属が大気に
接するため、その中の溶融金属aが酸化され、湯
面に酸化膜が生じる。(2)配管構造が全体として複
雑になり、特に、大気に開放するためのホツパ8
の部分での溶融金属の保温がしにくいため、溶融
金属の凝固等によるトラブルを生じやすい。(3)供
給ダクト4の上記接続個所は、供給元2の液面の
高さに合わせて配置されるが、供給元2の液面が
低くなると、供給を開始するのにそれだけ高い揚
程が必要となり、電磁ポンプ1の能力が低いと、
溶融金属の供給開始が困難になる。(4)溶融金属の
供給中に、電磁ポンプ1を停止しても、溶融金属
の慣性によつて直ぐに溶融金属の供給が停止され
ない。また、停止後、電磁ポンプ1を再び始動し
ても、供給ダクト4の中に溶融金属が満たされる
までに時間がかかるため、直ぐに溶融金属の供給
が開始されない。
この発明は、従来の溶融金属供給装置における
上記の諸問題を解決するためなされたもので、溶
融金属に酸化膜が生じにくゝ、供給ダクトの配管
構造が簡素で、かつ温度管理が容易で、小さな電
磁ポンプの出力で供給の再開ができ、溶融金属の
供給開始と停止の応答性のよい溶融金属供給装置
を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
以下、この発明の構成を第1図の符号を引用し
ながら説明すると、電磁ポンプ11を供給元12
の溶融金属aに浸漬し、このポンプ内ダクト13
に供給ダクト14を接続し、これを上記供給元1
2側より湯面の低い供給先15に配管する。電磁
ポンプ11のポンプ内ダクト13に駆動用ステー
タ16を配置し、ポンプ内ダクト13と供給ダク
ト14によつて形成される流路の少なくとも1個
所に、制動用ステータ17を設ける。さらに、供
給ダクト14を大気圧に開放する開放手段を備え
る。
〔作用〕
上記溶融金属供給装置の作用を、その使用法と
共に説明すると、まず、供給元12側から供給先
15側へ溶融金属aを供給するときは、駆動用ス
テータ16に順次位相がずれた電流を流し、ポン
プ内ダクト13の中に上方へと移動磁界を発生さ
せる。すると、ポンプ内ダクト13に導入された
溶融金属aが推力を受け、溶融金属aの供給が開
始される。この状態では、駆動用ステータ16を
停止しても、供給元12と供給先15との間に湯
面の落差hがある限り、溶融金属aの供給を続け
ることができる。
次に、溶融金属aの供給を停止するときは、駆
動用ステータ16を停止すると共に、制動用ステ
ータ17を始動させ、ダクトの中に溶融金属aの
流れと逆方向に移動磁界を形成し、その流れに打
ち勝つだけの制動力を与える。これによつて、給
ダクト14の中の溶融金属が停止される。停止し
た後は、制動用ステータ16の出力を下げ、上記
落差hによつて、溶融金属aに働く重力を相殺す
るだけの出力に維持する。これによつて、供給ダ
クト14の中で、溶融金属aが停止した状態に維
持される。
この状態から制動用ステータ17を停止させ、
或いはさらに駆動用ステータ16を始動すること
によつて、再び溶融金属の供給が開始される。
最終的に、溶融金属の供給装置を停止させると
きは、制動用ステータ17の始動により、供給ダ
クト14の中の溶融金属aを停止させた後、開放
手段によつて、供給ダクト14の中を大気圧に開
放することにより、その中の溶融金属aを抜き、
その後制動用ステータ17を停止させる。
〔実施例〕
次に、第1図を参照しながら、この発明の実施
例と、望ましい実施態様について説明する。
セラミツク製のポンプ内ダクト13の周囲に、
駆動用ステータ16と制動用ステータ17が上下
に並べて配置され、これらステータ16,17に
対応して、ポンプ内ダクト13の中に、上下にコ
ア20,21が配置さている。駆動用ステータ1
6と制動用ステータ17には、図示されてない電
源が接続されており、互いに逆方向に位相がずれ
た電流が流される。
駆動用ステータ16、制動用ステータ17及び
ポンプ内ダクト13は、同ダクト13の下端に対
応して下面が一部開口したセラミツク製の保護ケ
ース19で覆われ、溶融炉等の供給元12の溶融
金属aに浸漬されている。
上記ポンプ内ダクト13に、供給ダクト14が
接続され、同ダクト14の先端側は、樋等の供給
先15側に配置されている。供給時に、供給先1
5側に形成される湯面は、上記供給元12側の湯
面にくらべて低い。なお、供給ダクト14には、
その中の溶融金属aの凝固を防ぐため、図示され
てない加熱手段が設けられる。
供給ダクト14には、供給ダクト14を大気圧
に開放する開放手段として、開放弁18が設けら
れ、同弁18は、供給ダクト14の最も高い部分
よりさらに高いところに配置されている。上記開
放弁18には、電磁弁等が使用される。
制動用ステータ17は、図示のように駆動用ス
テータ16に近いところに配置するのが一般的で
あるが、上記開放弁18と駆動用ステータ16と
の間であれば、任意の位置に配置することができ
る。
また、図示のように、双方のステータ16,1
7を保護ケース19に収めた場合、制動用ステー
タ17の電源の位相を切り替えることができるよ
うにしておくとよい。この場合、溶融金属aの供
給開始時に、制動用ステータ17と駆動用ステー
タ16とに、同じ方向に位相がずれた電流を流
し、溶融金属の流れが定常状態となつたところで
制動用ステータ17の電源を停止する。その後、
供給を停止する時に、制動用ステータ17に上記
と逆方向に位相がずれた電流を流す。これによつ
て、供給開始時における駆動用ステータ16の出
力不足等を補うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、この発明によれば、大気に
対して閉じられた供給ダクト14を通して、溶融
金属aの供給や停止を行うことができることか
ら、供給中の溶融金属が酸化されない。また、供
給ダクト14の形状も単純となり、その温度管理
が容易である。
さらに、制動用ステータ17を始動させること
によつて、供給ダクト14の中の溶融金属aをそ
の場で停止させることができ、続いてこの状態か
ら、駆動用ステータ16を始動させて、停止した
溶融金属aの移動を再開させるだけで供給を開始
することができる。従つて、応答性が極めてよ
く、しかも供給開始時に大きな出力を必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示す、電磁ポン
プを用いた溶融金属供給装置の説明図、第2図
は、同溶融金属供給装置の従来例を示す説明図で
ある。 11…電磁ポンプ、12…溶融金属の供給元、
13…ポンプ内ダクト、14…供給ダクト、15
…溶融金属の供給先、16…駆動用ステータ、1
7…制動用ステータ、18…開放弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電磁ポンプ11を供給元12の溶融金属aに
    浸漬し、電磁ポンプ11のポンプ内ダクト13と
    連続する供給ダクト14を通して、溶融金属aを
    上記供給元12側より湯面の低い供給先15側に
    供給する溶融金属供給装置において、電磁ポンプ
    11のポンプ内ダクト13に駆動用ステータ16
    を配置し、ポンプ内ダクト13と供給ダクト14
    によつて形成される溶融金属aの流路に、制動用
    ステータ17を設け、供給ダクト14内を大気圧
    に戻す開放手段を備えてなることを特徴とする電
    磁ポンプを用いた溶融金属供給装置。 2 開放手段が、供給ダクト14に設けられた開
    放弁18からなる特許請求の範囲第1項記載の溶
    融金属供給装置。
JP28176385A 1985-12-14 1985-12-14 電磁ポンプを用いた溶融金属供給装置 Granted JPS62142066A (ja)

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JP28176385A JPS62142066A (ja) 1985-12-14 1985-12-14 電磁ポンプを用いた溶融金属供給装置

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JPS62142066A JPS62142066A (ja) 1987-06-25
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JP5043168B2 (ja) * 2009-10-29 2012-10-10 助川電気工業株式会社 溶融アルミニウム供給装置とそのダクト逆洗方法
DE102015220514A1 (de) * 2015-10-21 2017-04-27 Ersa Gmbh Lotpumpe

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JPS62142066A (ja) 1987-06-25

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