JPH033886A - 超電導方式エレベータ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ この発明は、超電導方式で駆動されるニレヘタ装置に関
するものである。

し従来の技術］ 従来、リニアモータを釣斤錘に取付けた方式のエレベー
タとして、例えば特開昭５７−１．２１．５６８号公報
に開示されたものがあり、その概要を第３図によって説
明する。図において、２つの案内レール（２）に沿って
昇降するエレベータかご（１）は、ロープ（３）の一端
に結合されて吊下けられている１、ロープ（３）は綱車
（４）およびそらぜ屯（５）を経て、他端に垂直案内レ
ール（７）に沿って滑る釣合錘（６）が結合されている
。

綱車（４）およびそらぜ車（５）はアイトうとして機能
するものて、駆動機能は有していないのて、駆動機能は
りニアモータ（８）によって発生させる。このリニアモ
ータ（８）は釣合錘（６）の一体部分をなしており、電
機子として作用する案内レール（７）と共動するように
なっている。

案内レール（７）は中空の円筒状のものである。

一方、リニアモータ（８）は形状がトロイダルであって
、案内レール（７）を囲んで配置されている。電池（９
）はインバータ（１０）を介してリニアモータ（８）に
給電する。この電池（９〉はインバータ（１０）および
充電器（１１）とともに釣合錘（６）の一体部分をなし
ている。充電器（１１）は２つの別個の電源から給電さ
れている。すなわち、一方は屋上（１３）に設置されて
いる太陽電池パネル＜１２）から制御ケーブル（１４）
を介して給電される。他方は主電源システム（１５）か
らであり、充電器（１１）は釣合錘（６）か低位置に停
止したときに、コネクタ（１６）に接続されるようにな
っている。また、かご（１）の制動は、かこ（１）に取
付０られてかこ（１）の案内レール（２）と共動する制
動手段（１７）によって行われる。

［発明が解決しようとする課題］ 以」−のような従来の釣合錘にリニアモータを装着した
方式のエレベータでは、釣合錘に電カケプルを配置する
必要があるが、電カケーフルは可撓性に乏しいので、リ
ニアモータの容量が大きいと電カケーフルを収納するた
めの大きな昇降路スペースを要するという問題点があっ
た。

また、リニアモータは力率、効率が悪く、リニアモータ
のサイズか著しく大きくなるという問題点もあった。

この発明は」１記の問題点を解消するためになされたち
のて、昇降路スペースが小さくて足り、小形に構成する
ことかてきる超電導方式エレベータ装置を招・ることを
目的とする。

１課題を解決する／、こめの手段］ この発明に係る超電導方式エレベータ装置は、釣合錘に
装着されて水下方向の磁束を発生ずる超電導コイルと、
この超電導コイルに永久電流を流す励磁装置と、超電導
コイルに対向して重−直方向に分割配置された釣合錘移
動用コイルとを備えている。

［作　用］ この発明においては、超電導コイルによる水下方向の磁
束と移動用コイルに流れる電流によって、フレミンク左
手の法則に従う１−下方向の力が発生し、釣合錘が昇降
される。

［実施例］ 第１図、第２図はこび）発明の一実施例を示し、第１図
において、非磁性体でなる円筒〈２０）か立設されてお
り、この円筒（２０）の中を釣合錘（６）か滑動して」
ユニする。円筒（２０）の外周に巻かれた移動用コイル
（２１）は、適当な間隔てｎ分割された分割コイル（２
］、ａ）〜（２１，ｎ　）からなっている。釣合錘（６
）には、単なる錘（２２）のほかに超電導偏平コイル（
２３）が一体間に装着されている。

第２図において、超電導偏平コイル（２３）は、２つの
超電導材で形成された偏平コイル（２３ａ）、（２３ｂ
）が上下２段に積重ねられ、対向する上下のコイルは互
いに逆向きに巻かれている。超電導偏平コイル（２３）
はタイオー１へブリッジ（２４）に接続され、夕゛イオ
ードフリッジ（２４）は制御ケーブル（１４）を介して
機械室の制御盤（２５）に接続されている。移動用コイ
ル（２１）は各分割ごとに機械室の別の制御盤（２６）
に接続されている。制御盤（２５）には電源（２７ａ）
、コンタクタ（２８）が設けられており、制御盤（２６
）には電源（２７ｂ）、サイリスクスイッチ（２９）が
設けられている。

その他、第３図におけると同一符号は同一部分を示して
いる。

次に動作について説明する。いま、エレベータが停止し
ている状態て起動指令かり、えられると、コンタクタ（
２８）は閉成され、電源（２７ａ）がタ′イ第１〜ブブ
リッジ（２４）を通じて超電導偏平コイル（２３）に電
力を供給する。そうすると、図示矢印のように、超電導
偏平コイル（２３）による水平方向の磁束が発生ずる。

次にコンタクタ（２８）を開放しても、超電導偏平コイ
ル（２３）にはダイオードフリツジ（２４）を通って還
流するいわゆる永久電流か流れる。従って図示矢印の磁
束は、コンタクタ（２８）を開放しても消滅することは
ない。

ついでサイリスクスイッチ（２９）によって超電導偏平
コイル（２３）に対向している移動用コイル（２１）に
給電すると、この電流と前記の磁束によって、フレミン
ク左手の法則による上下方向の力が発生ずる。このとき
、釣合錘（６）が移動するにつれて、超電導偏平コイル
（２３）と対向する移動用コイル（２１）の分割コイル
を順次に切替えて行くか、かご（１）または釣合錘〈６
）の位置検出については周知であり、説明を省略する。

ここて、釣合錘く６）の上昇と下降は、サイリスクスイ
ッチ（２９）の選択により移動用コイル（２１）に流す
電流の方向を切替えて行う。

また、円筒（２０）は、内面が釣合錘（６）のカイ１〜
面となるのて、特に釣合錘（６）用のカイトしルを要ぜ
す、据イ」けか簡略化される。

なお、現状にＪ〕いては超電導コイルを超電導状態に維
持するだめの冷媒装置か必要であるが、将来、常温て超
電導状態が祠られる物質が実現すると、冷媒装置がなく
とも」−述した目的が達成されるので、冷媒装置の図示
および３（ａ明は省略した。

［発明の効果］ 以］−の説明から明らかなように、この発明は、ロープ
を介してかこに結合された釣合錘と一体的に設けられ水
平方向の磁束を発生ずる超電導コイルと、この超電導コ
イルに永久電流を流すための励磁装置と、超電導コイル
に対向して垂直方向に分割された移動用コイルを備え、
大きな力を発生ずる超電導コイルを用いてかごを昇降さ
せるので、無駄な昇降路スペースか不必要になり、小形
、経済的なものか得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の立回面図、第２図は第１
図のものの要部結線図、第３図は従来のりニアモータ方
式エレベータの概略立面図である。 （１）　　・かご、（３）−ロ　プ、（６）釣合錘、（
２０）　　　円筒、（２］）　　　移動用コイル、（２
３）・　超電導（（！平）コ、イル、（２４）、　（２
５）励磁装置をなすダイオードブリッジと制御盤。 なお、各図中、同一符号は同一・又は相当部分を示す。 代　　理　　人　　　　　曾　　我　　道　　照特開平 ３ ３８８６　（４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロープを介してかごに結合された釣合錘に一体的に設け
   られ水平方向の磁束を発生する超電導コイルと、この超
   電導コイルに永久電流を流す励磁装置と、前記超電導コ
   イルに対向して垂直方向に分割配置された前記釣合錘移
   動用のコイルとを備えてなる超電導方式エレベータ装置
   。