JPS6359339A - 炭酸ガス除去装置に於ける熱回収方法 - Google Patents

炭酸ガス除去装置に於ける熱回収方法

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JPS6359339A
JPS6359339A JP61201336A JP20133686A JPS6359339A JP S6359339 A JPS6359339 A JP S6359339A JP 61201336 A JP61201336 A JP 61201336A JP 20133686 A JP20133686 A JP 20133686A JP S6359339 A JPS6359339 A JP S6359339A
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JP
Japan
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regeneration
heat
water
steam generator
reactor
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Akira Suzuki
公 鈴木
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/40Capture or disposal of greenhouse gases of CO2

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 弱塩基性陰イオン交換樹脂(以後固体アミンと称す)を
用いた炭酸ガス(Co2)除去装置においては、 CO
,吸着後の固体アミンは水蒸気により再生される。従っ
て、再生直後の反応器は水蒸気の加熱により高温、高湿
状態にある。この再生直後の反応器から出る精製ガスは
、反応器及び充填樹脂との熱交換により高温、高湿のま
ま排出される。
本発明は高温、高湿の精製ガスの有している熱エネルギ
ーの回収装置に関するものである。
(従来技術) 閉鎖空間の環境制御においては、近年C02除去の必要
性がせまられている。閉鎖空間におけるCO□除去装置
には固体アミンによるものの他に、a)アルカリ性吸収
剤、b)液体アミン、C)モレキュラーシーブ等がある
。上記a)、b)、c)の中で再生ができるものはb 
L c )であるが、水蒸気による再生方式を採用して
いるものはない。
従って、省エネルギー、貰物質を必要とする閉鎖空間で
のCO2除去装置に関して、再生に必要な水蒸気のエネ
ルギー及び水を回収するシステムは見当らない。
(発明の解決しようとする問題点) 高温・高湿の精製ガスをそのま\排出するとそれに含ま
れる熱エネルギー及び水の損失となる。
そこで、この熱エネルギーと水を効率的に回収すること
を目的とする。
(発明による問題点の解決手段) 容器内部に固体アミン樹脂が充填された反応器の片側か
らCO2含有ガスを供給し、他側から精製ガスを取出す
吸収工程と、水蒸気を送ってCO□を解離し脱離ガスを
取出す再生工程とからなる炭酸ガス除去方法において、
再生用の水蒸気発生器と供給水タンクの間に蓄熱器を設
け、水蒸気発生器への供給水を再生直後の反応器からの
精製ガスとの熱交換により予熱するようにして熱回収を
可能とした。
(実施例) 図に基いて説明する。1はCO2含有ガスである。
CO□含有ガス1は供給ライン2から4基の反応器3a
y 3b、3c、 3dに連結されている。各反応器内
には固体アミン樹脂が充填されている。
各反応器は夫々図の上部で脱離ガスライン4と、又下部
で反応器出口精製ガスライン5に連結されている。
7a 、 7bは2基の蓄熱器で、図の上部で再生直後
精製ガス抜出ライン6を介し前記反応器の精製ガス出口
と連結されている。各蓄熱器7a 、 7bは管路8を
介し熱水タンク9に連結され、該熱水タンク9は水蒸気
発生器入口ライン10を介して水蒸気発生器11に連結
されている。12はヒーターである。13は水蒸気供給
ラインで、発生器11で発生した水蒸気を前記反応器へ
供給する。
14は一端が蓄熱器7a 、 7bに連結された蓄熱器
出口ガスラインで、他端は前記反応器出口精製ガスライ
ン5に連結されている。15は供給水タンクで、供給水
蓄熱器入口ライン16を介し蓄熱器7a、7bに連結さ
れている。なお蓄熱器内には熱容量の高い球状の物質例
えば鉛・銅などが充填されている。
(作用) CO□含有ガスは反応器38〜3dの4塔のうち3塔に
入りCO□の吸収工程が行われる。他の1塔は固体アミ
ン再生のため、水蒸気が導入されて再生工程が行われる
。この吸収と再生の両工程は、常に反応器3塔が吸収工
程にあり、他の1塔は再生工程にあるように繰り返し運
転され、連続的にCO2含有ガスを処理できるようにな
っている。
一方、再生直後の反応器から出る精製ガスはライン6に
て蓄熱器2塔のうちの1塔へ送られ、高温、高湿の精製
ガスから熱と水分が回収された後ライン14にて系外へ
放出される。他の蓄熱器1塔は、その間供給水タンク1
5からポンプにより水が供給され、蓄熱器で加熱された
後、熱水タンク9を経て水蒸気発生器11へ送られる。
再生直後の反応器から出る精製ガスは高温、高湿である
が、CO2含有ガス1は通常常温であるため、ある一定
時間経過すると温度が低下してくる。その時は、蓄熱器
への通ガスを停止し、ライン5から精製ガスを排出しな
ければならない。
このように再生のための水蒸気によって加熱。
加湿されて反応器に蓄えられた熱量及び水分を精製ガス
を介して蓄熱器により回収し、システム全体の熱損失並
びに水分の節減が可能となっている。
固体アミンの再生は約100℃の水蒸気により行ってい
る。水蒸気の熱量は、a)反応器本体及び固体アミン樹
脂を常温から60〜100’Cまで加熱するに要する熱
量、 b)co2の解離熱及び、C)放熱で消費される
。これらa)、b)、c)の熱量のうち回収できる熱量
はa)の部分である。再生直後に流すCO□含有ガスと
の熱交換により反応器3の出口での精製ガス温度は約6
0〜100℃であり、関係湿度は約75%である。
上記高温、高湿の精製ガスを蓄熱器7に通すと、第2図
に示すような蓄熱器2塔の場合、約50’Cの加熱水を
連続的に水蒸気発生器へ供給することができる。また第
3図に示すような蓄熱器1塔の場合には、水蒸気発生器
への加熱水の供給は間欠運転となる。
(効果) 炭酸ガス除去装置において、水蒸気発生器11と供給水
タンク15の間に蓄熱器7を設けることによって、再生
用水蒸気で加熱、加湿された反応器本体及び樹脂から精
製ガスを介して熱量及び水分を回収し、システム全体の
熱損失並びに水蒸気発生器供給水の節減を計ることがで
きるようになった・ これにより、システム全体の熱損失は約5%、水蒸気発
生器供給水は約40%削減することができる。
また閉鎖空間において本装置を稼動させる場合。
高温、高湿の精製ガスを空間内に放出することがないの
で冷房機、脱湿機等の負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は炭酸ガス除去装置のフローを示す。 第2図は蓄熱器2塔の場合の吸収−再生タイムスケジュ
ールを示す。 第3図は蓄熱器1塔の場合の吸収−再生タイムスケジュ
ールを示す。 図において; 1  CO□含有ガス   2 供給ライン3a〜3d
  反応器   4 脱離ガスライン5 反応器出口精
製ガスライン 6 再生直後精製ガス抜出しライン 7a、7b  蓄熱器    8 管路9 熱水タンク 10  水蒸気発生器入口ライン 11  水蒸気発生器  12  ヒータ13  水蒸
気供給ライン 14  蓄熱器出口ガスライン 15  供給水タンク 16  供給水蓄熱器入口ライン 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [ I ]容器内部に固体アミン樹脂が充填された反応器
    の片側からCO_2含有ガスを供給し、他側から精製ガ
    スを取出す吸収工程と、水蒸気を送ってCO_2を解離
    し脱離ガスを取出す再生工程とからなる炭酸ガス除去方
    法において、再生用の水蒸気発生器と供給水タンクの間
    に蓄熱器を設け、水蒸気発生器への供給水を再生直後の
    反応器からの精製ガスとの熱交換により予熱するように
    した炭酸ガス除去装置に於ける熱回収方法。 [II]反応器を複数設置し、これらのうち1つは再生工
    程、他は吸収工程にあるようにし、また吸収、再生のサ
    イクルに合せて蓄熱器が作動できるように1塔又は2塔
    の蓄熱器を設けたことを特徴とする特許請求の範囲[
    I ]項記載の炭酸ガス除去装置に於ける熱回収方法。
JP61201336A 1986-08-29 1986-08-29 炭酸ガス除去装置に於ける熱回収方法 Expired - Lifetime JPH07110334B2 (ja)

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