JPS6359330A - 塗装ブ−スの排気処理方法 - Google Patents

塗装ブ−スの排気処理方法

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JPS6359330A
JPS6359330A JP61204992A JP20499286A JPS6359330A JP S6359330 A JPS6359330 A JP S6359330A JP 61204992 A JP61204992 A JP 61204992A JP 20499286 A JP20499286 A JP 20499286A JP S6359330 A JPS6359330 A JP S6359330A
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JP
Japan
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exhaust
chamber
filter
exhaust duct
shower
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JP61204992A
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Inventor
Muneo Ueda
植田 宗男
Naoki Motai
馬渡 直樹
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、塗装ブースの排気処理方法に関する。
(従来の技術) 塗装工場においては、塗装ブース内の作業環境を浄化す
るために、第11図に示すように塗装プ−ス12内にフ
ァン13により上方から空気を送り込み、これを塗装ブ
ース12の下方に設けられた排気ダクト5を通して排気
口14から外部に排気することが行われている。これに
より、空気中の塗料ミストは、上方から下方への空気の
流れにより塗料受は内に回収される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の方法により、塗装ブース内の空気中の塗料はほぼ
完全に回収されるが、それでもなお、排気中には極微量
の塗料が存在する。これは、大気中に出た場合、環境衛
生上問題となるには到らない量であるが、排気ダクトの
内壁及び排気ダクト内の排気ファン等に付着したものが
長期間使用する間に堆積して厚くなり、これが剥離して
排気と共に外部に出ていくことがある。ところで、自動
車の塗装工場の場合、その周辺は通常新車を置くための
新車プールとなっているため、上記の塗料の剥離片が新
車に付着することがしばしばあった。
この塗料は一度付着すると剥がれにクク、最近よく使用
されるウレタン塗料の場合は特に剥がれにくい、これを
溶剤により除去するとボデーの塗料までも溶は出させて
しまうため色むらが発生し、また、機械的に剥がすと傷
が付くため、新車の商品価値を著しく下げるという問題
があった。従って、本発明においては、排気中の極微量
の塗料が排気ダクト内に付着し、堆積したものが剥離す
ることにより生じる塗料の剥離片が、排気と共に戸外へ
出ていくことのない排気処理方法を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の排気処理方法は
、排気を、塗装ブースの排気ダクトから排気が戸外へ出
る直前の排気処理室において、噴霧した水中に通すこと
により気液接触させ、且つフィルターにより濾過するこ
とからなる。
好ましくは、上部が開口した排気処理室に、排気ダクト
を下向きに挿入し、前記処理室の内部にシャワー及びフ
ィルターを設け、該排気ダクトから導入された空気を、
シャワーによる気液接触及びフィルターによる濾過によ
り処理した後、上部の開口から排気することにより排気
中の塗料を除去する。
上部の開口は、比較的目の粗いネット、例えばポリエチ
レンネットで覆われている。
内部に設けられたフィルターは、排気処理室を上下の2
室に隔てるように設けられていてもよいが、排気ダクト
の出口の下方のみに設けられていてもよい。また、気液
接触及び濾過処理は、少な(とも−度行われれば、どの
ような順序で、また何回行われても良く、従って、排気
処理室内のシャワー及びフィルターの位置、並びに排気
ダクトが開口する位置は随意に選択できる。排気処理室
が2室に分けられている場合には、シャワー及び排気ダ
クトの出口は上室及び下室のいずれに設けられてもよく
、これらの設置位置を変えることにより、気液接触及び
濾過の処理工程を変化させ、塗料の除去効果を変化させ
ることができる。以下に、特に好ましい排気処理室の実
施態様を示す。
第一の実施態様の排気処理室は、内部が、フィルターに
より上室及び下室の2室に隔てられており、上室にシャ
ワーが設けられ、排気ダクトは下室内で開口している。
従って、該排気処理室においては、下室に排気ダクトか
らの排気を導入し、該排気をフィルターに通して上室へ
送り込み、ここでシャワーより噴射される水と接触させ
、その後、上部の開口から外部に排気する。
別の実施態様としての排気処理室は、排気ダクトの開口
の下方にシャワーが設けられ、該シャワーのさらに下方
にフィルターが設けられている。
本実施態様においては、フィルターは排気ダクトの開口
の位置のみに設けられているため、排気処理室ば2室に
分けられてはいない。従って、排気ダクトから導入され
た空気は、下方に向かって流れ、ジャワ、−により噴霧
される水と接触した後、フィルターを通った後、上方に
向かって流れ、上部の開口より出る。
もう一つの実施態様としての排気処理室は、内部が、フ
ィルターにより上室及び下室の2室に隔てられており、
排気ダクトは上室内で下方に向かって開口し、シャワー
が上室の排気ダクトより上方、及び排気ダクト内に設け
られている。該排気処理室においては、該排気ダクト内
のシャワーにより気液接触され、排気処理室内に導入さ
れた排気が、フィルターに通して下室に入り、再びフィ
ルターに通して上室に戻り、上室内でシャワーより水が
噴霧されている中を通ることにより気液接触され、その
後、上部の開口から外部に排気される。該排気室におい
ては、排気ダクトから室内に排気された空気の一部は、
フィルターを通らずにそのまま外部に排気される。
本発明において、排気処理は排気が戸外に出る直前に行
われる。従って、排気処理室は排気ダクトの排出口付近
、通常塗装工場の屋根上に設置する。
(作用) 本発明の排気処理方法により、排気ダクト中で生じた塗
料の剥離片は、排気が戸外へ出る直前に気液接触及び濾
過により除去されるため、戸外へ出る空気中には、排気
ダクト中で生じる剥離片は存在しない。
(実施例) 以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1: 第1図は、本発明の一実施例の排気処理方法に使用する
排気処理室1b及び排気ダクト5を上方から見た図を示
し、第2図はそのA−A ’断面図である。
排気処理室1aは、フィルター3により上室6及び下室
7の2室に隔てられている。上部は開口し、全面がポリ
エチレンネット4で覆われており、ここから排気ダクト
5が下向きに挿入され、下室7内で開口している。シャ
ワー2は上室6内に第2図に示すような配管で設けられ
ている。第3図は第2図の排気処理室のB−B ’断面
図の一部であり、図中11はシャワーの噴射口を示す。
排気ダクト5の出口部8の下方には導入された排気を下
室7内に均一に分散させるための分散板10が設けられ
ている。従って、排気は排気ダクト5から下室7に導入
され、分散板10により分散された後、フィルター3を
通して上室6へ送られる。
ここで排気をシャワー2より噴射される水9と接触させ
、その後ポリエチレンネット4を通して外部に排気する
排気処理室1aは、第4図に示すように塗装ブース12
の屋根上に取りつけられ、排気は、塗装ブースから排気
ダクト5を通って排気処理室内へ′導入され、ここで処
理された後、戸外へ出る。
上記の排気処理室内で排気と気液接触した水は、第5図
に示すように、配管15を通して貯水槽16に回収され
、ストレーナ−17で濾過した後、ポンプ19により配
管18を通して汲み上げられ、排気処理室1aのシャワ
ー2に供給されて再利用される。塗料を含む水は、排水
口20または塗装ブースの屋根上へ流される。
実施例2: 第6図は、本発明の一実施例の排気処理方法に使用する
排気処理室1b及び排気ダクト5を上方から見た図を示
し、第7図はそのc−c ’断面図、第8図は第6図の
水平方向の一部断面図である。
第8図においては、上半分が断面図を示している。
排気処理室1bは、上部が開口し、ポリエチレンネット
4で覆われており、ここから、排気ダクト5が下向きに
挿入され、排気処理室1bの中程で開口している。排気
ダクト5の出口部8の下方にはシャワー2が第7図に示
すような配管で設けられ、シャワー2の下方にはフィル
ター3が設けられている。排気は、この排気ダクト5の
開口部8から導入され、下方向へ流れてシャワー2より
噴射される水9と接触し、その後フィルター3を通った
後、上方向に流れ、上部の開口からポリエチレンネット
4を通って外部に出る。
本実施例においては、フィルター3は排気ダクト5の開
口に相当する位置にのみ設けられており、また、排気ダ
クト5がフィルターの上方で開口しているため、塗料に
よりフィルター3が目詰まりした場合、空気は目詰まり
したフィルターを避けて排気されるため、目詰まりによ
る排気の圧力損失が生じず、また、排気の圧力によりフ
ィルターが破損することはない。
実施例3: 第9図は、本発明の一実施例の排気処理方法に使用する
排気処理室1c及び排気ダクト5を上方から見た図を示
し、第10図はそのD−D ’断面図である。
排気処理室ICは、フィルター3により上室6及び下室
7の2室に隔てられている。上部は開口し、ポリエチレ
ンネット4で覆われており、ここから排気ダクト5が下
向きに挿入され、上室6内で開口している。シャワー2
は上室6内に第10図に示すような配管で設けられてい
る。排気は、排気ダクト内壁のシャワー2により噴射さ
れる水9と気液接触した後、上室6内に導入され、フィ
ルター3を通して下室7へ送り入れられる。その後、再
びフィルター3を通して上室6へ戻し、上室6内に設け
られたシャワー2により気液接触させた後、上部の開口
からポリエチレンネット4を通して外部へ排気する。
本実施例においては、排気ダクト5がフィルター3の上
方で開口しているため、フィルター3が塗料により目詰
まりした場合、空気は目詰まりしたフィルターを避けて
流れるため、目詰まりによる排気の圧力損失が生じず、
また、フィルターが排気の圧力により破損することがな
い。しかも、排気ダクト5の内部にもシャワーが形成さ
れているため、排気が一度も気液接触を受けずに外部に
出ることはない。
(発明の効果) 本発明の塗装ブースの排気処理方法は、排気を排気ダク
トから戸外へ出る直前に、気液接触及びフィルターによ
る濾過を行うことにより処理するため、排気ダクト中に
付着して堆積することにより生じた塗料の剥離片が除去
され、戸外に出ていくことがない、従って、外部の新車
のプールに置かれている新車に付着して新車の商品価値
を下げることなく、排気を処理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例で使用する排気処理室及び
排気ダクトを上方から見た図、第2図は第1図の排気処
理室のA−A ’断面図、第3図は第2図の排気処理室
のB−B ”断面図、第4図は第1図の排気処理室を塗
装ブースの屋根に取り付は状態を示す図、第5図は第1
図の排気処理室の給水の工程を示す図、第6図は本発明
の別の実施例で使用する排気処理室及び排気ダクトを上
方から見た図、第7図は第6図の排気処理室のC−C′
断面図、第8図は第6図の排気処理室の一部断面図、第
9図は本発明のさらに別の実施例で使用する排気処理室
及び排気ダクトを上方から見た図、第10図は第9図の
排気処理室のD−D ’断面図、第11図は従来の塗装
ブースを示す図である。 1、la、lb、IC・・・排気処理室2・・・シャワ
ー       3・・・フィルター4・・・ポリエチ
レンネット  5・・・排気ダクト6・・・上室   
      7・・・下室特許出願人  トリニティ工
業株式会社第6図 第8図 第9図 4・ 第10図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排気を、塗装ブースの排気ダクトから排気が戸外
    へ出る直前の排気処理室において、噴霧した水中に通す
    ことにより気液接触させ、且つフィルターにより濾過す
    ることからなる塗装ブースの排気処理方法。
  2. (2)上部が開口した排気処理室に、排気ダクトを下向
    きに挿入し、前記処理室の内部にシャワー及びフィルタ
    ーを設け、該排気ダクトから導入された空気を、シャワ
    ーによる気液接触及びフィルターによる濾過により処理
    した後、上部の開口より排気することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)上記の排気処理室が、フィルターにより上下の2
    室に分割され、シャワーが上室に設けられ、排気ダクト
    が下室で開口しており、該排気ダクトから導入された空
    気をフィルターに通して上室へ送り入れ、上室内で気液
    接触させた後、排気することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の方法。
  4. (4)上記の排気処理室において、排気ダクトの開口部
    の下方にシャワーが設けられ、該シャワーのさらに下方
    にフィルターが設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の方法。
  5. (5)上記の排気処理室が、フィルターにより上下の2
    室に分割され、排気ダクトが上室で開口し、シャワーが
    上室の排気ダクトより上方及び排気ダクト内に設けられ
    ており、該排気ダクトから導入された排気をフィルター
    に通して下室へ送り入れた後、再びフィルターに通して
    上室に戻し、上室内で気液接触させた後、排気すること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。
JP61204992A 1986-08-30 1986-08-30 塗装ブ−スの排気処理方法 Granted JPS6359330A (ja)

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JP61204992A JPS6359330A (ja) 1986-08-30 1986-08-30 塗装ブ−スの排気処理方法

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JPS6359330A true JPS6359330A (ja) 1988-03-15
JPH0553523B2 JPH0553523B2 (ja) 1993-08-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104888567A (zh) * 2015-06-08 2015-09-09 无锡市羊尖盛裕机械配件厂 一种喷漆车间的漆气过滤装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136235A (en) * 1976-05-12 1977-11-14 Riyouwa Sangiyou Kk Paint mist catching device in spray painting
JPS52167662U (ja) * 1976-06-12 1977-12-19

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