JPS6359156B2 - - Google Patents
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- JPS6359156B2 JPS6359156B2 JP2707878A JP2707878A JPS6359156B2 JP S6359156 B2 JPS6359156 B2 JP S6359156B2 JP 2707878 A JP2707878 A JP 2707878A JP 2707878 A JP2707878 A JP 2707878A JP S6359156 B2 JPS6359156 B2 JP S6359156B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、0℃〜70℃程度と動作温度範囲の狭
い液晶表示器を動作温度範囲以下の低い周囲温度
で使用可能にするため液晶表示器にパネルヒータ
等の加熱器を取付け、低温時にはこの加熱器でも
つて液晶表示器を加熱して液晶表示器の温度を動
作温度範囲まで高め、正常な動作を行なわせるよ
うにした液晶表示装置に関するものであり、本発
明になる液晶表示装置は、低温にさらされる表示
部に用いられその用途として、車両用の表示装置
等がある。
い液晶表示器を動作温度範囲以下の低い周囲温度
で使用可能にするため液晶表示器にパネルヒータ
等の加熱器を取付け、低温時にはこの加熱器でも
つて液晶表示器を加熱して液晶表示器の温度を動
作温度範囲まで高め、正常な動作を行なわせるよ
うにした液晶表示装置に関するものであり、本発
明になる液晶表示装置は、低温にさらされる表示
部に用いられその用途として、車両用の表示装置
等がある。
一般に液晶表示器に用いられる液晶物質は、あ
る温度範囲で流体のような流動性と結晶体の光学
的な異方性をもつ液晶状態となる。液晶物質は、
前記温度範囲より低い温度では固体となり、前記
温度範囲より高い温度では、光学的にも等方な完
全な液体となる。液晶物質が液晶状態にある温度
範囲は一般の液晶表示器に用いられる液晶物質で
はだいたい−20℃〜70℃である。液晶表示器の構
成は周知の様に透明導電膜に印加される電界によ
り、液晶分子の乱れもしくはねじれにより光を散
乱させ表示を行うものであるが、液晶物質の温度
が液晶状態を維持する温度範囲の下限に近ずくに
したがい、流体としての流動性が低くなり、透明
導電膜に印加される電界に対応して表示を行う応
答時間が長くなるという不具合がある。
る温度範囲で流体のような流動性と結晶体の光学
的な異方性をもつ液晶状態となる。液晶物質は、
前記温度範囲より低い温度では固体となり、前記
温度範囲より高い温度では、光学的にも等方な完
全な液体となる。液晶物質が液晶状態にある温度
範囲は一般の液晶表示器に用いられる液晶物質で
はだいたい−20℃〜70℃である。液晶表示器の構
成は周知の様に透明導電膜に印加される電界によ
り、液晶分子の乱れもしくはねじれにより光を散
乱させ表示を行うものであるが、液晶物質の温度
が液晶状態を維持する温度範囲の下限に近ずくに
したがい、流体としての流動性が低くなり、透明
導電膜に印加される電界に対応して表示を行う応
答時間が長くなるという不具合がある。
本発明の目的とするところはこの低温域で起る
応答時間の増加に着目し、応答時間の増加を検知
し、液晶表示器を加熱して、液晶物質が液晶から
固体に変化することを防ぐことにある。
応答時間の増加に着目し、応答時間の増加を検知
し、液晶表示器を加熱して、液晶物質が液晶から
固体に変化することを防ぐことにある。
以下本発明を図に示す一実施例について説明す
る。本実施例では、液晶表示器の表示面の一部に
液晶の動作状態を監視セグメントを設け、該検出
セグメントをはさむ位置に発光素子と受光素子を
設け、検出セグメントを通過する光に基づく受光
信号と、検出セグメントを駆動する検出セグメン
ト駆動回路の出力信号との位相差を位相差検出回
路により求め、この位相差の状態にしたがい、液
晶表示器を加熱するパネルヒータを制御して、液
晶表示器の温度を動作温度範囲内に保ち周囲温度
が液晶表示器の動作温度範囲以下の状態でも安定
に動作させるようにしてある。
る。本実施例では、液晶表示器の表示面の一部に
液晶の動作状態を監視セグメントを設け、該検出
セグメントをはさむ位置に発光素子と受光素子を
設け、検出セグメントを通過する光に基づく受光
信号と、検出セグメントを駆動する検出セグメン
ト駆動回路の出力信号との位相差を位相差検出回
路により求め、この位相差の状態にしたがい、液
晶表示器を加熱するパネルヒータを制御して、液
晶表示器の温度を動作温度範囲内に保ち周囲温度
が液晶表示器の動作温度範囲以下の状態でも安定
に動作させるようにしてある。
以下上記した点を各図に従つて詳述する。第1
図の液晶表示器1は例えばねじれネマチツク
(Twisted Nematic)形であり、表面及び裏面に
偏光面が互に直交した偏光板(図示せず)を設け
たものである。又該液晶表示器1の表示セグメン
ト2のじやまにならない表示面の一部に検出セグ
メント3を設ける。第2図の如く前記検出セグメ
ント3をはさむ位置に発光素子6と受光素子7を
設け、両者を結ぶ光軸が該検出セグメント3を通
るようにする。一方、液晶表示器1の裏面に接し
て、表示に必要な光の散乱反射板4と、液晶表示
器1を加熱するためのパネルヒータ5を設る。第
3図の発光素子6は、発光素子電源8に接続し連
続発光させる検出セグメント駆動回路10の出力
a,bは検出セグメント3を構成する相対する透
明導電膜に接続され、検出セグメント3を駆動す
る。また検出セグメント駆動回路10の出力c
は、位相差検出のための基準信号として、位相差
検出回路20に入力される。一方、受光素子7の
出力dも位相差検出回路20に入力される。位相
差検出回路20の出力eはパネルヒータ駆動回路
30に入力され、パネルヒータ駆動回路30の出
力fによりパネルヒータ5が駆動される。
図の液晶表示器1は例えばねじれネマチツク
(Twisted Nematic)形であり、表面及び裏面に
偏光面が互に直交した偏光板(図示せず)を設け
たものである。又該液晶表示器1の表示セグメン
ト2のじやまにならない表示面の一部に検出セグ
メント3を設ける。第2図の如く前記検出セグメ
ント3をはさむ位置に発光素子6と受光素子7を
設け、両者を結ぶ光軸が該検出セグメント3を通
るようにする。一方、液晶表示器1の裏面に接し
て、表示に必要な光の散乱反射板4と、液晶表示
器1を加熱するためのパネルヒータ5を設る。第
3図の発光素子6は、発光素子電源8に接続し連
続発光させる検出セグメント駆動回路10の出力
a,bは検出セグメント3を構成する相対する透
明導電膜に接続され、検出セグメント3を駆動す
る。また検出セグメント駆動回路10の出力c
は、位相差検出のための基準信号として、位相差
検出回路20に入力される。一方、受光素子7の
出力dも位相差検出回路20に入力される。位相
差検出回路20の出力eはパネルヒータ駆動回路
30に入力され、パネルヒータ駆動回路30の出
力fによりパネルヒータ5が駆動される。
次に第4図の検出セグメント3は電気的に等価
なコンデンサとして表わされ、本実施例では、発
光素子6には発光ダイオードを、受光素子7には
フオトランジスタを用いた。さて検出セグメント
3に対向して設けられた発光素子6、受光素子7
の間を伝播する光は検出セグメント3のON状態
では遮光されOFF状態では透過する。受光素子
7は、光の伝播状態を光電変換し、第5図dに示
す電気信号dを出力する。そして第5図に示す信
号c,dは、位相差検出回路20に入力される。
基準信号cは位相差検出回路20に設けられた排
他的論理和回路22により、受光素子7の出力信
号dの反転回路21による反転信号との位相差が
比較される。そして液晶表示器1が液晶の動作温
度範囲内の適温にある時は、第5図c,dの時間
T0からT1に示す如く、基準信号cと受光素子の
出力dの位相差はなく、排他的論理和回路22の
出力hは、第5図hに示す如く“L”となる。検
出セグメント駆動回路10は、パルス発振器1
1、分周回路12と、排他的論理和回路13から
成り、また位相差検出回路20は、反転回路2
1、排他的論理和回路22及び信号の立上がり、
立下がりでトリガされ、パルス信号を発生するモ
ノマルチ回路23、論理積回路24と、再トリガ
が可能なリトリガマルチ回路25から成る。また
パネルヒータ駆動回路30は、トランジスタ31
と、トランジスタ31のオフ状態を安定させる抵
抗33、パネルヒータ用電源32から成る。パネ
ルヒータ5は電気的に等価な抵抗で書き表わし
た。
なコンデンサとして表わされ、本実施例では、発
光素子6には発光ダイオードを、受光素子7には
フオトランジスタを用いた。さて検出セグメント
3に対向して設けられた発光素子6、受光素子7
の間を伝播する光は検出セグメント3のON状態
では遮光されOFF状態では透過する。受光素子
7は、光の伝播状態を光電変換し、第5図dに示
す電気信号dを出力する。そして第5図に示す信
号c,dは、位相差検出回路20に入力される。
基準信号cは位相差検出回路20に設けられた排
他的論理和回路22により、受光素子7の出力信
号dの反転回路21による反転信号との位相差が
比較される。そして液晶表示器1が液晶の動作温
度範囲内の適温にある時は、第5図c,dの時間
T0からT1に示す如く、基準信号cと受光素子の
出力dの位相差はなく、排他的論理和回路22の
出力hは、第5図hに示す如く“L”となる。検
出セグメント駆動回路10は、パルス発振器1
1、分周回路12と、排他的論理和回路13から
成り、また位相差検出回路20は、反転回路2
1、排他的論理和回路22及び信号の立上がり、
立下がりでトリガされ、パルス信号を発生するモ
ノマルチ回路23、論理積回路24と、再トリガ
が可能なリトリガマルチ回路25から成る。また
パネルヒータ駆動回路30は、トランジスタ31
と、トランジスタ31のオフ状態を安定させる抵
抗33、パネルヒータ用電源32から成る。パネ
ルヒータ5は電気的に等価な抵抗で書き表わし
た。
以下前記構成の実施例について動作を説明す
る。パルス発振器11は液晶を駆動するために必
要な、数百Hzの周波数のパルス信号aを発生す
る。前記パルス信号aは第5図aに示す信号とし
て検出セグメント3を構成する透明導電膜に印加
される。また前記パルス信号aは、分周回路12
により分周され第5図cに示す位相差検出の基準
信号cとなる。この基準信号cは検出セグメント
3を駆動する信号としても用いられ、排他的論理
和回路13により、パルス信号aとの排他的論理
和がとられ、第5図bに示す信号となり、検出セ
グメント3の一方の透明導電膜に印加され、前記
パルス信号aとともに検出セグメント3を駆動す
る。
る。パルス発振器11は液晶を駆動するために必
要な、数百Hzの周波数のパルス信号aを発生す
る。前記パルス信号aは第5図aに示す信号とし
て検出セグメント3を構成する透明導電膜に印加
される。また前記パルス信号aは、分周回路12
により分周され第5図cに示す位相差検出の基準
信号cとなる。この基準信号cは検出セグメント
3を駆動する信号としても用いられ、排他的論理
和回路13により、パルス信号aとの排他的論理
和がとられ、第5図bに示す信号となり、検出セ
グメント3の一方の透明導電膜に印加され、前記
パルス信号aとともに検出セグメント3を駆動す
る。
信号a,bは、基準信号cが第5図a,bの前
半に示す如く“L”の時は同相で、この時検出セ
グメント3は光の透過状態となり以下この状態を
OFF状態と呼ぶ。また基準信号cが“H”の時
は、信号a,bは第5図a,bの後半に示す如く
逆位相となり、検出セグメント3は光の遮光状態
となる。以下この状態をON状態と呼ぶ。検出セ
グメント3のON状態とOFF状態の周期は、1秒
前後が望ましく、第5図a,b及びcは、フロー
チヤートを見易くするため、周期の比を少さくし
て表現してある。検出セグメント3のON、OFF
状態は、第5図Aに示す如く、液晶表示器1が動
作温度範囲内にある時間T0からT1の間は、基準
信号cに対し実用上問題とならない程度の時間遅
れはあるもののほとんど一致する。すなわち、第
5図では液晶の動作の立上がり及び立下がりに要
するわずかな時間は省略し、応答波形は簡単のた
め模式的に描いてある。
半に示す如く“L”の時は同相で、この時検出セ
グメント3は光の透過状態となり以下この状態を
OFF状態と呼ぶ。また基準信号cが“H”の時
は、信号a,bは第5図a,bの後半に示す如く
逆位相となり、検出セグメント3は光の遮光状態
となる。以下この状態をON状態と呼ぶ。検出セ
グメント3のON状態とOFF状態の周期は、1秒
前後が望ましく、第5図a,b及びcは、フロー
チヤートを見易くするため、周期の比を少さくし
て表現してある。検出セグメント3のON、OFF
状態は、第5図Aに示す如く、液晶表示器1が動
作温度範囲内にある時間T0からT1の間は、基準
信号cに対し実用上問題とならない程度の時間遅
れはあるもののほとんど一致する。すなわち、第
5図では液晶の動作の立上がり及び立下がりに要
するわずかな時間は省略し、応答波形は簡単のた
め模式的に描いてある。
ところで、液晶表示器1が液晶の動作温度範囲
の下限の温度に近づくと、第5図Aの時間T1以
後に示す如く、基準信号cに対し液晶は信号Aに
示す如く応答遅れを生じ、受光素子7の出力信号
dは図示の如く、基準信号に対し位相差をもつよ
うになり、排他的論理和回路22の出力hはt2な
る時間幅をもつパルス信号を出力する。基準信号
cと信号dの位相差は、第5図c,d,hに示す
如く、排他的論理和回路22の出力hの時間幅t2
に比例する。一方、前記基準信号cの立上がりと
立下がりでトリガされるモノマルチ回路23の出
力gのパルス幅t1を、液晶の応答遅れ時間のリミ
ツトに合せて設定する。
の下限の温度に近づくと、第5図Aの時間T1以
後に示す如く、基準信号cに対し液晶は信号Aに
示す如く応答遅れを生じ、受光素子7の出力信号
dは図示の如く、基準信号に対し位相差をもつよ
うになり、排他的論理和回路22の出力hはt2な
る時間幅をもつパルス信号を出力する。基準信号
cと信号dの位相差は、第5図c,d,hに示す
如く、排他的論理和回路22の出力hの時間幅t2
に比例する。一方、前記基準信号cの立上がりと
立下がりでトリガされるモノマルチ回路23の出
力gのパルス幅t1を、液晶の応答遅れ時間のリミ
ツトに合せて設定する。
そこで前記排他的論理和回路22の出力hと、
モノマルチ回路23の出力gを論理積回路24に
より論理積をとると、液晶表示器1が適温で正常
な動作をしている時間T0からT1の間は、排他的
論理和回路22の出力hは“L”レベルもしくは
モノマルチ回路23の出力gのパルス幅t1より短
いパルスを生じるため、論理積回路24の出力i
は“L”レベルを保持する。他方液晶表示器1が
動作温度範囲の下限に近い温度となると液晶に応
答遅れが生じ第5図iの時間T1以後に示す如く、
排他的論理和回路22の出力hのパルス幅t2が、
モノマルチ回路23の出力gのパルス幅t1より大
きくなり、論理積回路24の出力iにt3の時間幅
をもつたパルスが出力される。
モノマルチ回路23の出力gを論理積回路24に
より論理積をとると、液晶表示器1が適温で正常
な動作をしている時間T0からT1の間は、排他的
論理和回路22の出力hは“L”レベルもしくは
モノマルチ回路23の出力gのパルス幅t1より短
いパルスを生じるため、論理積回路24の出力i
は“L”レベルを保持する。他方液晶表示器1が
動作温度範囲の下限に近い温度となると液晶に応
答遅れが生じ第5図iの時間T1以後に示す如く、
排他的論理和回路22の出力hのパルス幅t2が、
モノマルチ回路23の出力gのパルス幅t1より大
きくなり、論理積回路24の出力iにt3の時間幅
をもつたパルスが出力される。
そしてリトリガモノマルチ回路25は、論理積
回路24の出力iによりトリガされ、第5図eに
示す時間幅t4より十分長い時定数をもつた“L”
レベルのパルス信号eを出力する働きをもつが、
液晶表示器1が適温で正常動作をしている時間
T0からT1の間は、論理積回路24の出力iは
“L”レベルで、リトリガモノマルチ回路25は
トリガされず出力eは“H”レベルを維持するた
め、パネルヒータ駆動回路30のトランジスタ3
1は遮断状態にあり、パネルヒータ5への通電は
行なわれない。他方液晶表示器1が動作温度範囲
の下限に近づくと、第5図iの時間T1以後に示
す如く、論理積回路24の出力iは、t3なる時間
幅のパルス出力を出力し、このパルス信号iによ
り、リトリガモノマルチ回路25を駆動する。リ
トリガモノマルチ回路25の時定数は論理積回路
24の出力iであるパルス信号の周期より十分長
いので、第5図eに示すような連続した“L”レ
ベルの信号となり、パネルヒータ駆動回路30の
トランジスタ31を導通させ、パネルヒータ5を
加熱し、液晶表示器1の温度を上昇せしめる。
回路24の出力iによりトリガされ、第5図eに
示す時間幅t4より十分長い時定数をもつた“L”
レベルのパルス信号eを出力する働きをもつが、
液晶表示器1が適温で正常動作をしている時間
T0からT1の間は、論理積回路24の出力iは
“L”レベルで、リトリガモノマルチ回路25は
トリガされず出力eは“H”レベルを維持するた
め、パネルヒータ駆動回路30のトランジスタ3
1は遮断状態にあり、パネルヒータ5への通電は
行なわれない。他方液晶表示器1が動作温度範囲
の下限に近づくと、第5図iの時間T1以後に示
す如く、論理積回路24の出力iは、t3なる時間
幅のパルス出力を出力し、このパルス信号iによ
り、リトリガモノマルチ回路25を駆動する。リ
トリガモノマルチ回路25の時定数は論理積回路
24の出力iであるパルス信号の周期より十分長
いので、第5図eに示すような連続した“L”レ
ベルの信号となり、パネルヒータ駆動回路30の
トランジスタ31を導通させ、パネルヒータ5を
加熱し、液晶表示器1の温度を上昇せしめる。
なお前記実施例の発光素子6は発光ダイオード
の他に電球等の代用も可能で、受光素子について
も、フオトトランジスタの他にフオトダイオー
ド、cdsセル、シリコンフオトセル、等が使用出
来る。またパネルヒータ5も、熱伝導を用いるヒ
ーターの他に、ドライヤ等の温風や赤外線等によ
る加熱方法の採用も可能である。
の他に電球等の代用も可能で、受光素子について
も、フオトトランジスタの他にフオトダイオー
ド、cdsセル、シリコンフオトセル、等が使用出
来る。またパネルヒータ5も、熱伝導を用いるヒ
ーターの他に、ドライヤ等の温風や赤外線等によ
る加熱方法の採用も可能である。
以上述べたように本発明によれば、以下のよう
な種々の効果を得ることができる。
な種々の効果を得ることができる。
(イ) 液晶表示器の一部に液晶の動作状態を観察す
るための検出セグメント3を設け、この検出セ
グメント3を通して受光センサにより光学的に
液晶の動作状態を観測しているから、直接的に
液晶の動作を知ることが可能となる。
るための検出セグメント3を設け、この検出セ
グメント3を通して受光センサにより光学的に
液晶の動作状態を観測しているから、直接的に
液晶の動作を知ることが可能となる。
(ロ) 液晶の応答遅れを検知した際には、加熱手段
により前記液晶表示器1を加熱しているから、
低温時等においても液晶を正常な動作状態に保
つことが可能となる。
により前記液晶表示器1を加熱しているから、
低温時等においても液晶を正常な動作状態に保
つことが可能となる。
(ハ) 本発明においては、光学的に液晶状態を観測
する場合、検出セグメント3を透過状態または
遮光状態に駆動するタイミングに応じた基準信
号と実際の透過状態または遮光状態による受光
センサからの受光信号との位相差を用いて液晶
の応答遅れを判断するようにしているから、受
光センサの感度が多少低下した場合にも、受光
センサは、本質的に透過光の有無を検出するだ
けでよく、液晶の応答遅れを確実に検出して液
晶表示器の動作補償を行なうことができる。
する場合、検出セグメント3を透過状態または
遮光状態に駆動するタイミングに応じた基準信
号と実際の透過状態または遮光状態による受光
センサからの受光信号との位相差を用いて液晶
の応答遅れを判断するようにしているから、受
光センサの感度が多少低下した場合にも、受光
センサは、本質的に透過光の有無を検出するだ
けでよく、液晶の応答遅れを確実に検出して液
晶表示器の動作補償を行なうことができる。
(ニ) 液晶の応答遅れを判断するために、検出セグ
メント駆動手段からの基準信号と、受光センサ
からの検出信号との位相差を用いているため、
受光センサを複数個設け、検出セグメントの複
数箇所に異なる印加電圧を加えて、それぞれの
受光センサの出力信号を比較する等の複雑な回
路構成を必要とすることなく、非常に簡単な構
成で、液晶の応答遅れを検出することができ
る。
メント駆動手段からの基準信号と、受光センサ
からの検出信号との位相差を用いているため、
受光センサを複数個設け、検出セグメントの複
数箇所に異なる印加電圧を加えて、それぞれの
受光センサの出力信号を比較する等の複雑な回
路構成を必要とすることなく、非常に簡単な構
成で、液晶の応答遅れを検出することができ
る。
(ホ) 液晶の異常動作を簡単な構成で、直接検出で
き、液晶の応答遅れが所定値以上大きくなつた
時、液晶の駆動電圧を調整することなく、液晶
を加熱することにより、簡単な構成で液晶の動
作を正常に戻すことができる。
き、液晶の応答遅れが所定値以上大きくなつた
時、液晶の駆動電圧を調整することなく、液晶
を加熱することにより、簡単な構成で液晶の動
作を正常に戻すことができる。
さらに、本発明においては、上記光学的に液晶
状態を観測する場合、検出セグメント3を透過状
態に駆動するタイミングに応じた基準信号と実際
の透過状態による受光素子7からの受光信号との
位相差を用いて液晶の応答遅れを判断するように
しているから、発光素子6の劣化によりその発光
輝度が低下するようなことがあつても、その位相
差には変化がないため、液晶の応答遅れを確実に
検出して液晶表示器の動作補償を行なうことがで
きる。
状態を観測する場合、検出セグメント3を透過状
態に駆動するタイミングに応じた基準信号と実際
の透過状態による受光素子7からの受光信号との
位相差を用いて液晶の応答遅れを判断するように
しているから、発光素子6の劣化によりその発光
輝度が低下するようなことがあつても、その位相
差には変化がないため、液晶の応答遅れを確実に
検出して液晶表示器の動作補償を行なうことがで
きる。
第1図は本発明になる液晶表示装置の主体を成
す液晶表示器1の正面図、第2図は第1図に示す
液晶表示器1の側面図、第3図は本発明の一実施
例におけるブロツク図、第4図は、本発明の一実
施例における電気回路図、第5図は本発明の動作
説明に用いるタイムチヤートである。 1…液晶表示器、2…表示セグメント、3…検
出セグメント、4…散乱反射板、5…加熱器をな
すパネルヒータ、6…発光素子、7…受光素子、
10…検出セグメント駆動回路、20,30…制
御手段の主要部をなす位相差検出回路、パネルヒ
ータ駆動回路。
す液晶表示器1の正面図、第2図は第1図に示す
液晶表示器1の側面図、第3図は本発明の一実施
例におけるブロツク図、第4図は、本発明の一実
施例における電気回路図、第5図は本発明の動作
説明に用いるタイムチヤートである。 1…液晶表示器、2…表示セグメント、3…検
出セグメント、4…散乱反射板、5…加熱器をな
すパネルヒータ、6…発光素子、7…受光素子、
10…検出セグメント駆動回路、20,30…制
御手段の主要部をなす位相差検出回路、パネルヒ
ータ駆動回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 印加電界の状態の変化に応じて光の透過状態
と遮光状態とに変化する液晶素子を有する液晶表
示器と、 前記液晶素子のうち表示に用いない部分に設け
られた検出セグメントと、 前記液晶表示器を加熱する加熱手段と、 前記検出セグメントからの透過光の有無に応じ
た検出信号を出力する少なくとも1個の受光セン
サと、 前記検出セグメントの印加電界を変化せしめる
タイミングを与える基準信号を発生すると共に、
この基準信号に同期して前記検出セグメントの印
加電界を変化せしめる駆動信号を出力する検出セ
グメント駆動手段と、 該検出セグメント駆動手段からの基準信号と、
前記受光センサからの検出信号との位相差を検出
し、その位相差が所定値以上の時に応答遅れ検出
信号を発生する位相差検出手段と、 この位相差検出手段からの応答遅れ検出信号を
受けて前記加熱手段を加熱せしめる加熱駆動信号
を出力する加熱駆動手段とを備えることを特徴と
する液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2707878A JPS54119897A (en) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | Liquid crystal display unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2707878A JPS54119897A (en) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | Liquid crystal display unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54119897A JPS54119897A (en) | 1979-09-18 |
JPS6359156B2 true JPS6359156B2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=12211030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2707878A Granted JPS54119897A (en) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | Liquid crystal display unit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54119897A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878121A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-11 | Seiko Epson Corp | 光信号発生装置 |
FR2518291A1 (fr) * | 1981-12-15 | 1983-06-17 | Thomson Csf | Dispositif de visualisation electrochromique a commande thermo-electrique |
JPS58106524A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶表示装置 |
JPS599641A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-19 | Nippon Denso Co Ltd | 液晶表示器駆動装置 |
JPS6011820A (ja) * | 1983-03-30 | 1985-01-22 | Chino Works Ltd | 表示器点灯回路 |
JPH01140520U (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-26 | ||
JP2610205B2 (ja) * | 1991-12-17 | 1997-05-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | 光アドレス型空間光変調装置 |
JP3283424B2 (ja) * | 1996-01-16 | 2002-05-20 | 三菱電機株式会社 | 投写型表示装置 |
-
1978
- 1978-03-09 JP JP2707878A patent/JPS54119897A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54119897A (en) | 1979-09-18 |
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