JPS635888A - 複合部材の製造方法 - Google Patents
複合部材の製造方法Info
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- JPS635888A JPS635888A JP14822086A JP14822086A JPS635888A JP S635888 A JPS635888 A JP S635888A JP 14822086 A JP14822086 A JP 14822086A JP 14822086 A JP14822086 A JP 14822086A JP S635888 A JPS635888 A JP S635888A
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Links
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Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は二つ以上の鉄系金属製の部材からなる複合部材
を冶金的に結合した後、後加工を行なう方法に関する。
を冶金的に結合した後、後加工を行なう方法に関する。
[従来の技術とその問題点]
主として内燃機関用の部品において、強度の高いm製基
部材の表面に耐摩耗性など所望の性能を有する鉄系部材
を接合した複合部材が多用されているが、冶金的に接合
した接合面において(:、、 Ni、Cr、 )to等
の元素が一方から他方へ拡散侵入するために拡散硬化層
あるいは逆に軟化層が形成され、従って接合部に後加工
を行なう必要のめる場合、困難を招いていた。
部材の表面に耐摩耗性など所望の性能を有する鉄系部材
を接合した複合部材が多用されているが、冶金的に接合
した接合面において(:、、 Ni、Cr、 )to等
の元素が一方から他方へ拡散侵入するために拡散硬化層
あるいは逆に軟化層が形成され、従って接合部に後加工
を行なう必要のめる場合、困難を招いていた。
例えば、第3図に示すようにwA製パイプ10に鉄系焼
結材あるいは鋼材のカムロブピースやジャーナルピース
11を組み付け、炉中で加熱して接合させると、接合面
においてピース11からパイプ10へ浸炭が起こり、浸
炭硬化層12が形成され、あるいはまた、接合面のピー
ス側においては逆に軟化層が形成される。そのため接合
面における硬度が極めて不定となって、接合後に油孔1
3を貫通して形成する作業が困難となり、ドリルの寿命
を著しく短くしていた。
結材あるいは鋼材のカムロブピースやジャーナルピース
11を組み付け、炉中で加熱して接合させると、接合面
においてピース11からパイプ10へ浸炭が起こり、浸
炭硬化層12が形成され、あるいはまた、接合面のピー
ス側においては逆に軟化層が形成される。そのため接合
面における硬度が極めて不定となって、接合後に油孔1
3を貫通して形成する作業が困難となり、ドリルの寿命
を著しく短くしていた。
そこで本発明の目、的は、かかる複合部材において接合
面の後加工を容易にする方法を提供することにおる。
面の後加工を容易にする方法を提供することにおる。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を解決するため、本発明によれば、鉄系金属製
の構成部材を鋼製の基部材に組み付けた後、両者をロー
付けあるいは拡散接合の如く加熱して接合する複合部材
の製造方法において、接合後に前記構成部材と基部材の
両者にまたがって後加工を施す接合面に予め拡散防止剤
をコーティングした後、両者を組み付け、加熱接合する
ことを特徴とする複合部材の製造方法が提供される。
の構成部材を鋼製の基部材に組み付けた後、両者をロー
付けあるいは拡散接合の如く加熱して接合する複合部材
の製造方法において、接合後に前記構成部材と基部材の
両者にまたがって後加工を施す接合面に予め拡散防止剤
をコーティングした後、両者を組み付け、加熱接合する
ことを特徴とする複合部材の製造方法が提供される。
[実施例]
以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明の方法を適用した組立式カムシャフト(
複合部材)の断面図であり、鋼製パイプ10(基部材)
に鉄系焼結材のカムロブピース11く構成部材)が接合
されている。また、中央部に油孔13がカムロブピース
11とパイプ10を貫通して形成されている。
複合部材)の断面図であり、鋼製パイプ10(基部材)
に鉄系焼結材のカムロブピース11く構成部材)が接合
されている。また、中央部に油孔13がカムロブピース
11とパイプ10を貫通して形成されている。
しかるに、油孔13が形成される接合面では第2図に示
すように、パイプ10の外周面又はカムロブピース11
の内周面に、アルミナ等を主成分とする無機質のコーテ
ィング剤14が浸炭防止剤(拡散防止剤)として予め塗
布されてから、パイプ1.0にピース11が組み付けら
れる。
すように、パイプ10の外周面又はカムロブピース11
の内周面に、アルミナ等を主成分とする無機質のコーテ
ィング剤14が浸炭防止剤(拡散防止剤)として予め塗
布されてから、パイプ1.0にピース11が組み付けら
れる。
しかる後、両者を炉中で焼結接合すれば、第1図に示す
ように、コーティング剤14を塗布した中央部を除く接
合面のみに浸炭硬化層12が形成されて、浸炭硬化層が
形成されない中央部にはドリルによって油孔13の加工
が容易に行われる。
ように、コーティング剤14を塗布した中央部を除く接
合面のみに浸炭硬化層12が形成されて、浸炭硬化層が
形成されない中央部にはドリルによって油孔13の加工
が容易に行われる。
本発明の方法はその他に、第4.5図に示すように、組
立式カムシャフトの軸端部においてプーリを結合するた
めのピン穴15ヤキー溝16が、鋼製パイプ10と軸端
部品17にまたがって加工される場合にも適用すること
ができるし、あるいはタペット、ロッカーアーム等にも
適用可能である。
立式カムシャフトの軸端部においてプーリを結合するた
めのピン穴15ヤキー溝16が、鋼製パイプ10と軸端
部品17にまたがって加工される場合にも適用すること
ができるし、あるいはタペット、ロッカーアーム等にも
適用可能である。
また、鋼材と鉄系焼結材の組み合わせに限らず、鋼材ど
うしで成分の異なる場合(特にC最に差のおる場合)に
も有効となる。
うしで成分の異なる場合(特にC最に差のおる場合)に
も有効となる。
[発明の効果]
従来においては複合部材の接合部を加工するための工具
が硬化層あるいは軟化層に遭遇して困難を招いていたが
、本発明によれば、予め拡散防止剤をコーティングした
部分においては硬度が変化せず、容易に加工することが
でき、工具の寿命を長くすることができる。
が硬化層あるいは軟化層に遭遇して困難を招いていたが
、本発明によれば、予め拡散防止剤をコーティングした
部分においては硬度が変化せず、容易に加工することが
でき、工具の寿命を長くすることができる。
第1図と第2図は本発明の第1の実施例を示す縦断面図
、第3図は従来例を示す縦断面図、第4図と第5図は本
発明の他の実施例を示す縦断面図である。 符号の説明 10・・・鋼製パイプ(基部材)、11・・・カムロブ
ピース(構成部材)、12・・・浸炭硬化層(拡散層)
14・・・コーティング剤。
、第3図は従来例を示す縦断面図、第4図と第5図は本
発明の他の実施例を示す縦断面図である。 符号の説明 10・・・鋼製パイプ(基部材)、11・・・カムロブ
ピース(構成部材)、12・・・浸炭硬化層(拡散層)
14・・・コーティング剤。
Claims (1)
- 鉄系金属製の構成部材を鋼製の基部材に組み付けた後、
両者を加熱して接合する複合部材の製造方法において、
接合後に前記構成部材と基部材の両者にまたがつて後加
工を施す接合面に予め拡散防止剤をコーティングした後
、両者を組み付け、加熱接合することを特徴とする複合
部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14822086A JPS635888A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 複合部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14822086A JPS635888A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 複合部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635888A true JPS635888A (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=15447962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14822086A Pending JPS635888A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 複合部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635888A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107427945A (zh) * | 2015-03-30 | 2017-12-01 | 住友电工烧结合金株式会社 | 接合组件和接合组件的制造方法 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP14822086A patent/JPS635888A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107427945A (zh) * | 2015-03-30 | 2017-12-01 | 住友电工烧结合金株式会社 | 接合组件和接合组件的制造方法 |
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