JPS635871B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS635871B2
JPS635871B2 JP13554783A JP13554783A JPS635871B2 JP S635871 B2 JPS635871 B2 JP S635871B2 JP 13554783 A JP13554783 A JP 13554783A JP 13554783 A JP13554783 A JP 13554783A JP S635871 B2 JPS635871 B2 JP S635871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
failure
parallel resonant
resonant circuit
pulse voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13554783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6028196A (ja
Inventor
Koichi Morishita
Shunichi Tsumura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP13554783A priority Critical patent/JPS6028196A/ja
Publication of JPS6028196A publication Critical patent/JPS6028196A/ja
Publication of JPS635871B2 publication Critical patent/JPS635871B2/ja
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  • General Induction Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は誘導加熱装置の故障診断装置、特に加
熱コイルとコンデンサの並列共振回路を備えた誘
導加熱装置の故障診断装置に関するものである。
背景技術 従来、並列共振回路を形成する加熱コイル、コ
ンデンサの絶縁、短絡等の故障検出は単体絶縁測
定によらなければならず、これでは被測定物であ
る加熱コイル、コンデンサを回路から切離して測
定し該測定後再び回路接続しなければならないた
め、測定に時間と工数を要する欠点があつた。
また従来では使用電圧においての加熱コイルの
レーヤシヨートの判断方法がなく、故障原因追求
のための無駄な電源装置点検、無駄な加熱コイル
取替を実施しなければならず、更に異常予知がで
きず事後保全となる等の問題点があつた。
従つて、従来では故障時の設備停止時間が長く
なり、生産性の低下、保全費および保全工数が大
となる等の欠点があつた。
発明の目的 本発明は前述した従来の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的は加熱コイル、コンデンサを
回路より切離すことなく故障部位要因を診断し修
理することにより長時間の設備停止を防止するこ
とにある。また加熱コイルの劣化状態を量的に判
断して予防保全を実施し設備停止を防止すると共
に保全費、生産停止損失の低減を図ることのでき
る誘導加熱装置の故障診断装置を提供することに
ある。
発明の構成 上記の目的を達成するために、本発明は加熱コ
イルとコンデンサの並列共振回路を備えた誘導加
熱装置において、前記並列共振回路にパルス電圧
を印加するパルス電圧発生回路と、前記パルス電
圧印加時における前記並列共振回路の共振電圧波
形の変化量から該並列共振回路の故障の有無を判
断する故障判断回路とを有することを特徴とす
る。
実施例 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。第1図は誘導加熱装置10と本発明故
障診断装置12との接続図である。誘導加熱装置
10はコンデンサ群14―1〜14―nと加熱コ
イル16との並列共振回路を電源18に接続した
構成であつて、この並列共振回路の両端に故障診
断装置12を接続する。
上記故障診断装置12は第2図に示すように、
パルス電圧発生回路20と故障診断回路22とか
らなる。そしてパルス電圧発生回路20は入力端
子100に接続された全波整流器24と並列にコ
ンデンサ26を接続し、このコンデンサ26はサ
イリスタ28、コイル30を介して出力端子10
2に接続し、サイリスタ28のゲート28aは入
力端子100から電源接続されたゲート回路33
にパルス起動押ボタン32を設けた構成である。
また、上記故障診断回路22は前記出力端子1
02に接続した波形整形回路34の出力側に比較
器36と38を設け、両比較器の出力を論理演算
するアンドゲート40、インバータ42を通した
一方の比較器出力と他方の比較器出力を論理演算
するアンドゲート44、インバータ42,46を
通した上記比較器36,38の出力を論理演算す
るアンドゲート48を設け、これ等各アンドゲー
ト40,44,48の各出力側に発光ダイオード
50,52,54を接続した構成である。なお、
上記波形整形回路34は第3図に示すように、整
流回路56とこの整流回路の出力電圧の振巾レベ
ルHLを検出する平滑回路58と該出力電圧が立
上りから零になるまでの振動時間レベルTLを検
出するカウンタ60とで構成されている。
本発明の実施例は上記の構成からなるもので、
以下、その作用を説明する。
入力端子100より入力された100V交流電圧
は全波整流器24で整流され、コンデンサ26に
蓄電される。この状態で押ボタンスイツチ32を
ONすればゲート回路33によりゲート28aに
トリガ電圧が印加されてサイリスタ28は導通状
態になり、出力端子102、リード線62を介し
て加熱コイル16、コンデンサ14―1〜14―
nの並列共振回路にパルス電圧が印加される。
加熱コイル16、コンデンサ14―1〜14―
nの並列共振回路にパルス電圧が印加されると、
共振電圧が並列共振回路の両端に発生する。この
電圧を波形整形回路34に引き込み、振巾レベル
HLと振動時間レベルTLに変換する。振巾レベ
ルHLは設定器64の設定レベルと比較器36で
比較され、振巾レベルHL<設定値の場合、比較
器36の出力はハイレベルとなる。振動時間レベ
ルTLは設定値66の設定レベルと比較器38で
比較され、振動時間レベルTL<設定値の場合、
比較器38の出力はハイレベルとなる。
従つて、第4図aに示すように正常であれば、
同図bに示すように電圧波形は振巾V0(つまり
HL)が大きく立上りから零になるまでの時間t0
(つまりTL)が長いので、両比較器36,38の
出力が共にハイレベルとなり、アンドゲート40
の出力もハイレベルとなり、発光ダイオード50
を発光させて正常であることを表示する。
このとき、若し、第5図aに示すように加熱コ
イル16が短絡していると、同図bに示すように
振動時間レベルTL<設定値となり、比較器38
の出力がローレベルとなるため、アンドゲート4
4の出力がハイレベルとなり、発光ダイオード5
2を発光させて加熱コイル16の故障を表示す
る。
また、第6図aに示すようにコンデンサ群14
―1〜14―nの1つが短絡していると、同図b
に示すように振巾レベルHL<設定値、振動時間
レベルTL<設定値となり、比較器36,38の
出力は共にローレベルとなるため、インバータ4
2,46の出力を入力とするアンドゲート48の
出力がハイレベルとなり、発光ダイオード54を
発光させてコンデンサの故障を表示する。
上記のようにして、正常、加熱コイル16の故
障、コンデンサ14―1〜14―nの故障を夫々
区別して検出表示するものである。また、上記の
故障時、アンドゲート44,48の出力を利用し
て、故障表示と同時に誘導加熱装置を不作動にし
て他所への悪影響の波及を辺速に防止することも
できる。
発明の効果 以上、詳述したように本発明によれば、並列共
振回路にパルス電圧を印加し、このパルス電圧印
加時における並列共振回路の共振電圧波形の変動
により故障の有無及び故障部位診断するものであ
るから、加熱コイル、多数コンデンサを回路より
切離すことなく、短時間にこれ等の故障部位及び
要因の診断が可能となり、設備停止による生産へ
の悪影響を防止し保全工数を大巾に低減できる。
また、振動時間レベルとの設定比較値を高く設定
することにより、故障に至る前に低レベルの異常
検出(異常予知)が可能となり、事後保全より前
段階の状態監視保全ができ、突発故障の予防、保
全費、保全工数、生産停止損失の大幅な低減が可
能となる等の効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は誘導加熱装置と故障診断装置の接続関
係を示す概要図、第2図は本発明故障診断装置の
実施例を示す回路図、第3図は波形整形回路のブ
ロツク図、第4図aは正常時の並列共振回路図、
第4図bはその時の共振電圧波形図、第5図aは
コイル短絡時の並列共振回路図、第5図bはその
時の共振電圧波形図、第6図aはコンデンサ短絡
時の並列共振回路図、第6図bはその時の共振電
圧波形図である。各図中同一部材には同一符号を
付し、 10…誘導加熱装置、12…故障診断装置、1
4―1〜14―n…コンデンサ群、16…加熱コ
イル、18…電源、20…パルス電圧発生回路、
22…故障診断回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱コイルとコンデンサの並列共振回路を備
    えた誘導加熱装置において、前記並列共振回路に
    パルス電圧を印加するパルス電圧発生回路と、前
    記パルス電圧印加時における前記並列共振回路の
    共振電圧波形の変化量から該並列共振回路の故障
    の有無を判断する故障判断回路とを有することを
    特徴とする誘導加熱装置の故障診断装置。
JP13554783A 1983-07-25 1983-07-25 誘導加熱装置の故障診断装置 Granted JPS6028196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13554783A JPS6028196A (ja) 1983-07-25 1983-07-25 誘導加熱装置の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13554783A JPS6028196A (ja) 1983-07-25 1983-07-25 誘導加熱装置の故障診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6028196A JPS6028196A (ja) 1985-02-13
JPS635871B2 true JPS635871B2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=15154331

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13554783A Granted JPS6028196A (ja) 1983-07-25 1983-07-25 誘導加熱装置の故障診断装置

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JP (1) JPS6028196A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5012997B2 (ja) * 2008-04-24 2012-08-29 東芝三菱電機産業システム株式会社 誘導加熱装置の劣化診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6028196A (ja) 1985-02-13

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