JPS63582Y2 - - Google Patents

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JPS63582Y2
JPS63582Y2 JP18718280U JP18718280U JPS63582Y2 JP S63582 Y2 JPS63582 Y2 JP S63582Y2 JP 18718280 U JP18718280 U JP 18718280U JP 18718280 U JP18718280 U JP 18718280U JP S63582 Y2 JPS63582 Y2 JP S63582Y2
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JP
Japan
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container
frame
lifting
mounting table
rear wall
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JP18718280U
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English (en)
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JPS57107725U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金網篭型となるコンテナーに詰つたみ
かん等の果実を、底部より排出する如くしたコン
テナーの底開き装置に関するものである。
一般に、みかんの撰果場等において用いられる
荷受システムとしては、極めて大きな荷受ボツク
スに搬入するみかん等を、単にボツクスの底部よ
り順次山積みとして詰込み、繰出し作業に当つて
は該荷受ボツクスの底部に形成の漏斗部の開閉に
より必要に応じた分量だけ排出するものである。
しかし、このような大型荷受ボツクス使用では、
底部位置のみかんは上方のみかんの詰込み圧によ
つて傷みを招き易く、最良の荷受構成となつてい
ない。このため、近時は上記実情に鑑み、地域別
集荷の箱詰め要望と相俟つて小容量荷受となる単
一容量ストツク(例えば400Kg詰め)を呈すコン
テナー荷受システムへと転換されつつある。但
し、ここでも問題は含んでいる。例えば、この単
一のコンテナーより配果コンベヤへの排出作業に
あつて、該コンテナーは天地を逆としなければ内
部のみかんを排出し得ず、この転落圧によりみか
んの傷みは免れえず、且つ面倒な作業となる。
本考案は上記欠陥を一掃したものであり、コン
テナー内の果実(みかん等)を底部の片開きによ
り順次転動させて排出させ、傷みを最小とする如
くしたコンテナーの底開き装置を提供することを
目的としたものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれ
ば、次の通りである。
1はフオークリフトの搬送爪(図示せず)を差
込みえる差込口14を手前となる前端に臨ませた
パレツト型底部1aの後端と、該底部1aに載置
する金網篭型コンテナー枠部1′の後壁1bの下
縁を蝶番2をもつて蝶着し、該底部1aを片開き
構造としたコンテナーである。3はコンテナー1
を搬入する載置台で、該載置台3は、前記コンテ
ナー1の少なくとも左右間隔巾をもつて植設の排
出機枠となる起立支柱4,4の下部前方へ突設し
た受台枠部4aと、この上部にコンテナー1の搬
入方向を長手方向とした2本の縦ローラ6と該縦
ローラ6,6前端に直交の横ローラ5を1本配設
した構成で、この載置台3上のコンテナー1の底
部1aが該横ローラ5の上面を開放支持点とす
る。7,7′は前記対向の起立支柱4,4の上方
支柱部4b,4bの対向面に夫々取付けた一対の
円弧状昇降案内レールで、該昇降案内レール7,
7′は上下方向へつらなると共に、上記が前方へ
屈曲する構成となつていて、且つこの上位置の昇
降案内レール7,7′の外面7a,7aに、起立
支柱4,4間に介在する昇降枠体8の側板部8
a,8aに突設の上部摺動コロ9,9を接触し、
下位置の昇降案内レール7′,7′の内面7b′,7
b′に下部摺動コロ9′,9′を接触する。即ち、起
立支柱4,4間に介在する昇降枠体8は、上下左
右に配す4個の摺動コロ9,9′を昇降案内レー
ル7,7′に対し、挟接状としてセツトする。1
0は昇降枠体8の前面上部の横梁となる支持杆8
bに軸架した支承軸11部より垂下のコンテナー
吊下げ用係合爪で、係合爪10は下端のフツク部
10aを、上端に装着のバネ12の弾撥に抗して
後方側へ回動自在とし、該フツク部10aをコン
テナー1の後壁1bの上縁に切欠の開口16にて
露出した横枠杆1cに係合する構成としてなる。
又、昇降枠体8の前面下部の支持杆8cはコンテ
ナー1の後壁1bの下部に当接する如くしてな
る。13,13は昇降枠体8の両側板部8a,8
aにロツド13a,13a端を取付けたシリンダ
ーで、該シリンダー13,13の下端は起立支柱
4,4の下部に取付けてなる。
いまこの作用を説明すると、先ず単一篭となる
コンテナー1内にみかん等の果実Aを上方開口よ
り直接バラ詰めしておくものである。この場合、
底部1aは蝶番2を支点として開放自在となる構
造であるが、運搬に際しては該底部1aに形成の
差込口14にフオークリストの搬送爪(図示せ
ず)を差込み上部のコンテナー枠部1と一体とし
て持上げるため、コンテナー1内の果実は流出し
ない。又、コンテナー1の上面両側には受片15
を配してなるため、該コンテナー1を多段に積上
げることが出来る。
ここにおいて、コンテナー1内の果実Aを配果
コンベヤ(図示せず)等へ流入させるときは、前
記のようにフオークリフト等の運搬手段をもつて
コンテナー1を、この底部1aが載置台3の縦ロ
ーラ6,6、横ローラ5上に位置するよう正面
(前方)側より搬入する(勿論、この位置では、
フオークリフトの腕部は載置台3の前方(手前)
に配す配果コンベヤ路を跨ぐ状態となる)。この
場合、コンテナー1の後壁1b部が載置台3の奥
部(後端)に位置する昇降枠体8の上下となる横
軸の支持杆8b,8cに当接するまで移行する
(但し、このときは昇降枠体8は降下の待機位置
となつている)。次にこのコンテナー1の後壁1
b部が昇降枠体8に達したとき、該昇降枠体8の
前面上部の支持杆8b部に突設の係合爪10のフ
ツク部10aが、後壁1bの上縁位置の横枠杆1
cにて少し後方へ押され、該横枠杆1cがフツク
部10aの溝部10a′に位置した時、係合爪10
はバネ12の弾撥にて元の垂下位置へ戻る。即
ち、コンテナー1が載置台3の所定の位置にセツ
トされたとき、この横枠杆1cに係合爪10が自
動的に係合する状態となる。
この後、適宜の操作手段を用いシリンダー1
3,13を作動し、このロツド13a,13aを
繰出せば、該ロツド13a,13aの上端に取付
いた昇降枠体8が一体的に押上げられるものとな
る。この昇降枠体8は、四方に配す摺動コロ9,
9′が円弧状昇降案内レール7,7′の屈曲に沿つ
て摺動し、垂直状を保ち乍ら上部前方へ移動する
ものとなり、これに伴い該昇降枠体8の係合爪1
0にてフツクされたコンテナー1も上方の吊下げ
られる。このとき、コンテナー1の後壁1bの下
部の横枠杆1c′には昇降枠体8の下部支持杆8c
が当接しているため、該コンテナー1は実質的に
上下2点の支持を呈し傾くことなく水平に持上げ
られる。
一方、コンテナー1の上昇に伴つて底部1aも
上昇しようとするが、該底部1aはコンテナー枠
部1′の後壁1b部に蝶番2をもつて蝶着してい
るため、該蝶番2位置を支点とし底部1aの前端
1a′が、詰物(果実)の重み及び自重により載置
台3の前縁位置の横ローラ5を支持点として片開
き傾斜を呈し、この底部1aの傾斜によつて生じ
た下方開放口17より果実Aが転がり落ち、前方
に配すシユーター18を経て排出される。尚、底
部1aの両側には三角状の支切板19を配してい
るため、該底部1aの傾斜に伴う開放口17の横
方向への飛出し転落を防ぐものである。
果実の排出後は、前記と逆にシリンダー13,
13のロツド13a,13a部を後退させて縮め
れば昇降枠体8が降下し、これに追従するコンテ
ナー枠部1′が下がると共に底部1aも水平位置
に復帰し、元の底付きコンテナー1となる。
上述のように本考案のコンテナーの底開き装置
は、開放自在の底部を備えたコンテナーを、開放
支持点用横ローラを有する載置台に載せ、この後
端に配したシリンダーにて昇降する昇降枠体にて
該コンテナーの後壁上縁を吊上げる如くしたこと
により、前記底部を、コンテナーのコンテナー枠
部の上昇に伴い、その蝶番を支点として徐々に傾
斜し開放開口を形成するため、果実はこの傾斜に
より自転し乍ら落下して行くので傷めない。この
ことは、特にみかん等の如き果皮の柔らかな果実
の排出に最適となる。又、本考案のコンテナーの
上昇動は、上下に配した2本の円弧状昇降案内レ
ールに昇降枠体の摺動コロを案内させる構成とし
たことにより、コンテナー枠部は常時水平状態を
保ち乍ら移動し、該コンテナー枠部の上方開放よ
り果実がこぼれ落ちることもない。しかも、2本
の昇降案内レールの案内で昇降枠体を上部前方へ
繰出す如くしてなるため、極めて重いコンテナー
(例えば、みかん400Kg詰め)であつても、円滑に
可動し、且つ堅牢で、故障,破損を招かない長期
使用タイプとなる等の実用的効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
コンテナーの斜面図、第2図は同背面図、第3図
は開き装置部の側面図、第4図は同要部を示す斜
面図、第5図は作動状態の説明図である。 1……コンテナー、1a……パレツト型底部、
2……蝶番、3……載置台、4……起立支柱、5
……横ローラ、6……縦ローラ、7,7′……円
弧状昇降案内レール、8……昇降枠体、8a……
側板部、9,9′……摺動コロ、10……係合爪、
13……シリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオークリフトの搬送爪を差込みしえる差込口
    14を前端としたパレツト型底部1aの後端と、
    該底部1a上に配す金網篭型コンテナー枠部1′
    の後壁1bの下縁を蝶番2をもつて蝶着した底開
    きのコンテナー1と、該コンテナー1を載置する
    コンテナー1の搬入方向を長手方向とした2本の
    縦ローラ6,6と底開放支持点となる横ローラ5
    を配設した載置台3と、該載置台3の受台枠部4
    aの後端両側に一体の対向する起立支柱4,4を
    設けると共に、該起立支柱4,4の対向面に夫々
    上下一対となる円弧状昇降案内レール7,7′を
    取付け、該昇降案内レール7,7′部に、起立支
    柱4,4間に介在した昇降枠体8の上下左右とな
    る四方に配す摺動コロ9,9′を摺接し、前記昇
    降枠体8の上部横梁となる支持杆8bに軸架した
    支承軸11に突設の係合爪10を、載置台3上の
    コンテナー1の後壁1bに有する横枠杆1cに係
    合自在とし、且つ前記昇降枠体8の両側板部8
    a,8aと起立支柱4,4の下部杆に夫々昇降動
    用シリンダー13,13を介在設置したコンテナ
    ーの底開き装置。
JP18718280U 1980-12-25 1980-12-25 Expired JPS63582Y2 (ja)

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JP18718280U JPS63582Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

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JP18718280U JPS63582Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

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JPS57107725U JPS57107725U (ja) 1982-07-02
JPS63582Y2 true JPS63582Y2 (ja) 1988-01-08

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