JPS6358185A - 自動視準式光波距離計 - Google Patents

自動視準式光波距離計

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JPS6358185A
JPS6358185A JP20255786A JP20255786A JPS6358185A JP S6358185 A JPS6358185 A JP S6358185A JP 20255786 A JP20255786 A JP 20255786A JP 20255786 A JP20255786 A JP 20255786A JP S6358185 A JPS6358185 A JP S6358185A
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JP
Japan
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light
optical axis
optical
station
distance
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JP20255786A
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Yoshiisa Narutaki
能功 鳴瀧
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Original Assignee
Opt KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動視準式光波距離計に関し特に沿岸作業船台
などのような移動体の位置又は距離を陸上側の固定位置
から測定し、高精度の位置決めを行う海洋作業システム
に用いて好適なものである。
〔発明の概要〕
対物レンズの光軸を相手局に視準させる視準サーボ系と
、相手局の位置又は距離を計測する測距系とで一つの光
路を共有させて光学系の単純化を図ると共に各基の使用
波長を異ならせて波長選択による光軸分割を行って、相
互の干渉を軽減した自動視準式光波距離計である。
〔従来の技術〕
土木工事、港湾工事、沿岸工事等において、ブルドーザ
−1浚渫船、作業船台等の移動体の位置又は距離を固定
位置から計測するシステムが求められている。
従来、固定位置及び移動体の一方に光波距離計、他方に
反射器(コーナキューブプリズム等)を設け、これらの
光軸をお互いに一致させる自動視準式にして、船台等の
移動体が揺動しても支障無く位置計測ができるようなシ
ステムが知られている(例えば実公昭59−8221号
公報)。
公知の自動視準式光波距離計は、距離計と平行な視準サ
ーボ用光軸を有し、測定点からの視準サーボ光を4分割
受光素子(受光面を水平、垂直の4象限に分割したフォ
トダイオード等)で受けて、その出力を水平、垂直の首
振りモーフにフィードバックして、受光素子の原点にサ
ーボ光を面数させるようなサーボ系を備えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようにサーボ系による自動光軸制御機構を備えた従
来の光波距離計は、自動光軸制御を行うためのサーボ光
路と、相手局の位置又は距離を測定する測距光路とを別
個に設けているので、製造コストが高く、また全体形状
が大きくなって小型コンパクトに構成することができな
い問題がある。
更に測距光路の光軸とサーボ光路の光軸とを完全に平行
にさせる技術を必要とし、製造が難しい。
そこで測距光路を視準サーボ光路として利用することが
考えられる。しかし測距信号と視準サーボ信号とが受信
及び発信装置内で相互に干渉する問題を解消しなければ
ならない。
本発明は、相互干渉なく視準サーボ系と測距系とで一つ
の光路を共有できるようにして、製造コストを安価にす
ると共に、全体的に小型コンパクトに構成できるように
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図に示すように、相対移動する相手局に向けた対物
レンズ(受光レンズ13又は送光レンズ12)の光軸を
分割するために、カントフィルタ47.48.42.4
3又はグイクロイックミラーのような光軸分割器を備え
ている。
分割された光軸の一つと直交して結像点の原点からのず
れを検出する位置センサ(23)を設ける。この位置セ
ンサの出力を用いて上記対物レンズの光軸を水平及び垂
直方向に振って相手局に視準させる視準サーボ系を構成
する。
分割された他の光軸に連ねて送光受光手段(ダイオード
45.46)を設け、相手の局に配設された反射器4に
測距光を送り、反射光によって相手の局の位置又は距離
を計測する測距系を構成する。
上記視準サーボ系と測距系とで使用波長を異ならせると
共に、上記光軸分割器に波長選択特性を持たせである。
〔作用〕
波長分離により相互干渉無く視準サーボ系と測距系とで
光路を共有することが可能となる。
光軸分割における損失は波長選択特性により非常に小さ
くなり、測定距離の増大が図れる。
好ましくは、視準サーボ系と測距系とで光の変調周波数
を異ならせるのがよい。この場合、各基が波長分離によ
って独立しているから、個々の系の使用周波数に対して
送受のキャリア変調回路や処理回路を最適(狭帯域)に
設計すれば良く、他の系の周波数に関して妨害や特性低
下を考慮しなくてよい。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す海洋作業周光測距シス
テムの全体のブロック図で、第2図及び第3図は陸上局
及び船台局の各測距装置の正面図である。各局は基台1
上に設けられた自動視準装置2を備え、陸上局には光波
距離計3、船台局には反射器4が夫々設けられている。
光波距離計3は送受光ダイオード45.46を備え、反
射器4はコーナキューブプリズム6を備えている。
視準装置2は、水平面内で回動自在の水平架腕7及び垂
直面内で回動自在の垂直架腕8を備え、夫々X軸ギヤモ
ータ9及びY軸ギヤモータ10によって駆動される。垂
直架腕8上には、互いに平行光軸の送光レンズ12及び
受光レンズ13を備える送受光ユニット11が取付けら
れている。なお陸上局と船台側とでは、第1図に示すよ
うに各レンズ12.13の送−受が対向し、一対の送光
路14と受光路15 (陸上を基準にして)を形成する
第1図には、自動視準装置2の視準光学系2a(陸上局
)に連なる視準サーボ回路及び後述する光通信系の光通
信回路が示しであるが、船台側の視準光学系2bにも全
く同一の回路が付属している。視準光学系2aの送光レ
ンズ12の焦点には送光用発光ダイオード20が配置さ
れ、発振器21の正弦波出力(5kHz)がLEDドラ
イブ回路22を経て供給される。これにより、AM変調
された視準サーボ光が送光レンズ12を通って船台側の
視準光学系2bの受光レンズ13に入射され、その焦点
に配置された位置センサ23に結像する。
一方、船台側の光学系2bにおける送光用発光ダイオー
ド20からは、同じ<AM変調された視準サーボ光が送
光レンズ12を通して陸上局に向けて放射され、陸上局
の受光レンズ13を介して位置センサ23で受光される
なお陸上局光学系2aから船台側へ送出された視準サー
ボ光が、船台側の反射器4で反射されて自局の受光系に
戻って来て、サーボ系の妨害信号となる。これを防ぐた
めに、船台側の視準サーボ光のAM変調周波数を第4図
Bに示すように3kHzにして、陸り局のAM変調周波
数5kHzと異ならせている。陸上局サーボ系は後述の
ように受信サーボ信号の周波数選択を行って、船台側か
らのサーボ光(3kHz)のみに応答し、自局の戻り光
(5kHz)による妨害を排除している。
位置センサ23は、例えば光スポットの原点がらの位置
を検出する二次元(X−Y平面)の半導体装置検出素子
であってよい。この素子は方形受光面を持つフォトダイ
オードの四辺に4つの電極(X、Y二対)を設けた構造
を有し、光スポットが当たった位置に生成された電荷が
、光電流として各電極までの距離に反比例して受光面の
抵抗層によって分割されて各電極から取出されるように
成されている。
第1図において、位置センサ23の各電極の出力は、電
流−電圧変換アンプ24a〜d、バンドパスフィルタ2
5a−dを通り、検波器26a〜dで同期検波されて、
受光位置に対応したレベル値のDCレベル信号に変換さ
れる。4極の検波出力は、上下(U、D)及び左右(L
、R)の位置検出信号として、A/D変換器27でディ
ジタル値に変換されてから、システムコントローラ28
内のマイクロプロセッサに取込まれる。
なおバンドパスフィルタ25 a −dは、第4図Bに
示すように中心3kHzのパンFバス特性BMを有し、
船台側からの3kHzのサーボ信号のみを通過させ、自
局(陸上局)の5 k Hzサーボ光の戻り光による妨
害を排除している。
マイクロプロセッサ内では、U、D、L、Rの位置検出
データから位置センサ23の受光面における受光スポッ
トのX−Y座標位置が演算される。
システムコントローラ28はこの座標位置データに基づ
いて各軸のモータドライブ回路30X、30Yに駆動パ
ルスを導出し、これによりX軸、Y軸のギヤモータ9.
10が夫々駆動される。位置センサ23からモータ9.
10に至るサーボループは、センサ23の受光スポット
が受光面のX−Y座標の原点に位置するように動作する
。サーボが利いている状態では、陸−E局及び船台側の
視準光学系2a、2bの光軸が一致する。
なお船台側には同様の視準サーボ系が設けられているの
で、対向する三周でお互いに視準し合うことになる。
各局の視準装置2の光軸の向きを微調する手段が設けら
れている。第1図ではこの微調手段はジョイスティソク
31であるが、各X−Y軸のモータ9.10のギヤ系に
微調つまみを設けてもよい。
ジョイスティック31のX方向及びY方向の操作に対応
した電圧出力がA/D変換器32を介してシステムコン
トローラ28に送られ、コントローラ28からモータド
ライブ回路30X、30Yに微調用駆動パルスが導出さ
れて各モータ9.10が微動される。従ってオペレータ
は例えば送受光ユニット11の視準望遠鏡17を覗きな
がらジョイスティック31を操作して相手局を視準する
視準が完了した時点でサーボのスタート釦を押すと、上
述の視準サーボが始動し、その後は船台のゆれや移動に
追従した自動視準が行われる。
位置センサ23によって検出された光軸のずれ等は、シ
ステムコントローラ28に連なる表示器33A〜Cによ
って表示される。表示器33A133Bの各指針がX軸
(水平方向)及びY軸(垂直方向)の原点からのずれを
示す。表示器33Cの指針は位置センサ23の総合受光
レベル(受光強度)を示す。
上記光波距離計3は、上記送光光路14と受光光路15
を共有して陸上局側に設けられている。
従って、上記のように視準光学系2a、2bの光軸が一
致した時は光波距離計3の光軸も船台局の反射器4に正
しく向くことになる。そして、この視準状態で光波距離
計3の回路部34が作動すると、測距光用発光ダイオー
ド45から約15MHz  (AM)と75KHz (
AM)の測距光16が交互に発信される。この測距光用
発光ダイオード45からの測距光16は、送光光路14
の送光レンズ12の光軸に略45°の角度で挿入された
カットフィルタ47により送光光路14に乗せられ船台
局に送られる。
一方、船台局には反射器4が設けられており、陸上局か
ら発信された測距光は反射器4のコーナーキューブプリ
ズム6に入光する。このコーナーキューブプリズム6は
、三つの直角に交わる平面からなり、これに入射した光
は常に入射光線と平行に反射する。即ち、コーナーキュ
ーブプリズム6からの反射光線は常に発光源の方向に戻
ってく1す る特性を持っている。そのために、陸上局側の測距光用
発光ダイオード45から発信された測距光は、海上局に
設けられたコーナーキューブプリズム6により反射され
、受光光路15に乗って陸上局に戻ってくる。
船台局から陸上局に戻ってきた測距光は、受光レンズ1
3の光軸に略456の角度で挿入されたカットフィルタ
48により受光ダイオード46に分岐される。受光ダイ
オード46で受信された測距光は、光波距離系回路部3
4に送られ、この光波距離系回路部34で発信光と受信
光の位相差が測定され、それに基づいて局間距離が算出
される。
本実施例においては約15MHz  (AM)と75K
Hz(AM)の2種類の測距光を使用していて、陸上局
と船台局の間の距離をkm −vatのオーダーで正確
に算出することができる。このようにして算出した距離
データは、インターフェース36を通じてシステムコン
トローラー28に転送される。
本実施例の測距システムは、距離データなどを送るため
の光通信系を備えており、この光通信系は、上記送光光
路14及び受光光路15を双方向光通信路として利用し
ている。
距離計による測距データは船台側で使用されるので、通
常は船台局に距離計が置かれ、陸地側に反射器を置く構
成が採用されている。一方、実施例のように反射器とし
てコーナーキューブプリズムを用いると、プリズムに3
0°程の光軸変動が生じても、距離計と反射器との間の
放射光路及び反射光路は全く変化しない性質がある。従
って船台側にコーナキューブプリズムを置き、陸上に距
離計を置く構成であれば、船のピッチングやローリング
に影響されない安定な測距ができる。ところがこの場合
には陸上側の測距データを船台側に伝送しなければなら
ない。
更に測定データや気温、気圧等の気象状況補正データ等
を船台側から陸上へ又はその逆に伝送する必要もある。
また船台等の作業位置が無人の場合、位置測定値を基に
計算された位置制御や作業制御の指令データを無人装置
に伝送しなければならない。
このように高度な海洋作業システムではデータ伝送シス
テムが不可欠になっている。
第1図において、モデム37の送信端子Sからの出力は
、セレクト回路38からFM変調器39に導出され5.
5MHzのキャリアが送信データでもってFM変調され
る。FM比出力LEDドライブ回路40を介して送信用
発光ダイオード41に与えられる。このダイオード41
からの送信データ光は測距系のカットフィルタ47の後
方に、送光レンズ12の光軸に略45°の角度で挿入さ
れたカントフィルタ42により、送光光路14に乗せら
れ、船台側に送られる。
一方、船台側は同様なモデム37や送信用発光ダイオー
ド41等を備えていて、送信データ光を陸上局の受光光
路15に乗せて送信して来る。この際、既述の視準サー
ボ系と同じ理由により、船台側からの送信光のFMキャ
リアを5MHzにして、第4図Cに示すように陸上局か
らのキャリア周波数5.5MHzと異ならせている。こ
れにより船台側にコーナキューブプリズム6が存在する
ことに起因する陸上局側の自己漏話を無くしている。船
台側からの送信データは例えば気圧、温度等の測距用の
物理条件補正データである。
船台側から受光光路15に乗せて陸上局に送られて来た
データ光は測距系のカットフィルタ48の後方に、受光
レンズ13の光軸に略45゛の角度で挿入されたカット
フィルタ43により受光ダイオード44に分岐される。
ダイオード44の受光出力はアンプ50、バンドパスフ
ィルタ51を通り、FM復調器52で復調され、モデム
37の受信端子Rに入力される。モデム37でデコード
処理された受信データはシステムコントローラ28に導
入され、マイクロプロセッサによる測距データの補正等
に利用される。
バンドパスフィルタ51は、第4図Cに示すように中心
5 M H2のバンドパス特性BMを有し、上述のよう
に5.5MHzキャリアの自己漏話を防止している。
上述のように1つの光路を、視準サーボ系、測距系、光
通信系の三つで共用するために相互干渉の問題が生じる
。このため上述のようにデータ光とサーボ光とで変調周
波数を5 M Hzと5KHzに分離すると共に、測距
光の周波数を、データ光やサーボ光の周波数とは離れて
いて相互干渉しにくい15MHzと75KHzにしてい
る。更に加えて夫々の光の波長を、測距光が810nm
、データ光が890nm、サーボ光が1l100nとに
分けている。つまり下表のように配分して電気的及び物
理的に帯域分離させて光路の共用を図っている。
受光レンズ13の結像空間に挿入された光軸分割器とし
てのカントフィルタ48.43は第5図のような分光特
性を有している。即ち、カットフィルタ48は約850
nff1以上の波長を効率良く通過させ、それ以下の波
長の光を効率良く反射させる。従って、このカットフィ
ルタ48の作用により測距光用の受光ダイオード46が
測距光のみを受光するように分光が行われる。
850nm以上の波長の光は上記カットフィルタ48で
反射されたり、減衰されたりすることなく、このカット
フィルタ48を効率良く通過する。そして、上記カント
フィルタ48を通過した光の内、900nm以下の波長
はカントフィルタ48と焦点の間に挿入されている光通
信系のカットフィルタ43によって反射され、900n
m以上の波長はこのカントフィルタ43を効率良く通過
する。これによって、光通信系の受光ダイオード44が
データ光のみを受光し、サーボ系の位置センサ23がサ
ーボ光のみを受光するように分光が行われる。
この構成により、測距光とデータ光、及びサーボ系とで
光路を共有しても、相互干渉が生しないようにすること
ができる。
なお本実施例においては、受光レンズ13に対してまず
光波距離計用のカットフィルタ48を挿入し、第2段目
に光通信用のカットフィルタ43を挿入している。これ
は、カントフィルタと言えども透過光を少しは減衰させ
てしまうので、精密な測定を行うために高いS/Nが要
求される光波距離計用の光路を最優先し、次に光通信用
の光路を設け、最後にサーボ光路を設けるようにした。
このために、サーボ光は2枚のカットフィルタ48.4
3を通過しなければ位置センサ23に到達することがで
きず、これらのカットフィルタを通過することによって
約6dBの損失が生じる。しかし、サーボ光の場合は1
分間に360°角速度で制御する場合においても、比較
的低い周波数(5KHz〜10KHz)を使用すること
ができ、低い周波数は変調効率が良く、また受光感度を
大きくするのが容易である。これらによって、カットフ
ィルタ通過時の損失を充分に補うことができる。
また使用波長を分離して各係を独立させたので、測距系
、視準系及び光通信系の各送出光を100%変調するこ
とができ、より遠距離の伝送が可能となる。更に各受光
ダイオード46.44及び位置センサ23に連なるレベ
ル検出回路や位相検出回路は夫々の光変調周波数の帯域
に合わせて十分に狭帯域に設計でき、また他系の信号周
波数の妨害を考慮しなくてよい。このため回路の温度ド
リフトや高域周波数特性の要求条件を緩和することがで
き、簡単な回路構成でも十分安定に動作させることがで
きる。
なお第1図の送光側でも同様なカットフィルタ47.4
2を用いているが、これは二つの発光ダイオード45 
(測距光用)と20 (ザーボ光用)及び41 (デー
タ光用)を直交軸に配置するために使用している。従っ
て各ダイオード45.20.41の出力が大きければ、
カントフィルタ47.42の代わりにハーフミラ−を使
うことができる。
カットフィルタ47.42を送光軸に挿入した場合、そ
の反射及び透過の分光特性により、小出力の発光ダイオ
ードでも合成能率が高いので、より小形、高性能にでき
る。
カットフィルタ47.48.42.43の代わりにグイ
クロインクミラー又は色分光フィルタを使用することが
できる。また送光部の発光ダイオード45.20.41
として1素子で多波長の光を発信する光多重素子を使用
することができる。
この素子を使用した場合には、カットフィルタ47.4
2による光軸の直交分解が不要になる。
上述の双方向の光データ通信路を使用して音声伝送によ
る相互会話が可能である。第1図において、マイクロホ
ン53の出力がアンプ54及びセレクト回路38を介し
て既述の光データ発信系に入力され、送光光路14を通
って船台局に伝送される。船台局からの音声送信信号は
受光光1s15を通って既述の陸上局のデータ受信系で
受信され、モデム37で復調されてからスピーカ55に
導出される。
この構成により陸上局と船台局との間で音声双方向通信
が可能であり、例えば光波距離計の初期設定の際のマニ
ュアル操作の合図やその他の業務連絡に使用することが
できる。
次に第6図に従い上記実施例の変形例を説明する。この
例の場合も実質的な構成、目的及び効果は前記実施例と
同一であり、同一部分については同一の符号をイ」シて
説明を省略する。
この例では、各々の発光ダイオード20.41.45に
光ファイバ60.61.62を接続し、各々の光ファイ
バの一側端末60a、61a、62aを送光レンズ12
の焦点に位置せしめた例を示している。上記各々の光フ
ァイバは、例えば100〜250μmの太さのものを複
数本束ねて構成することができ、各々の光ファイバの一
側端末60a、61a、62aはよく研磨して末端処理
をしておくのが望ましい。
なお、上記実施例では示さなかったが上記光波距離計3
には、測距用発光ダイオード45から発信された測距光
を受光ダイオード46に直接受光させるための校正光路
が設けられている。この校正光路は、光波距離計3の電
気定数や機械定数を測定時の温度等の条件にあわせて校
正するために設けられている。この校正は、受光ダイオ
ード46に入光する測距光の径路を受光光路側と校正光
路側とに切換える切換シャッタ64を校正光路側に切換
えて行う。この時に、距離や方向を示す表示が零点を示
すように上記電気定数や機械定数を校正すれば、温度の
変動などによる誤差を補正した正確な計測を行うことが
できる。
第1図の実施例においては、測距光用発光ダイオード4
5から発信された測距光の一部を適宜の光路を介して容
易に受光ダイオード46に導くことができる。第6図の
例では、測距光用発光ダイオード45に光ファイバ62
を取りイ」げて、上記発光ダイオード45から発信され
た測距光を光ファイバ62でもって直接送光レンズ12
の焦点に導くようにしたので、測距光の一部を受光ダイ
オード46に導くことが容易でない。そこで、測距光を
送光レンズ12の焦点に導くための光ファイバ62とは
別の光ファイハロ3を上記測距光用発光ダイオード45
に取りイ]け、この光ファイバ63の一側端末63aを
上記切換シャッタ64に接続するようにした。従って、
切換シャッタ64の切換動作によって測距光用発光ダイ
オード45から発信された測距光を受光ダイオード46
に直接導くことができる。なお、第6図中65は受光ダ
イオード46に入光する光量を調節するための光学絞り
手段である。
なお上記実施例では視準サーボ系と測距系の他に光通信
系を設け、単一の送受光路14.15に三種類の系を共
有させるようにしたが上記光通信系は必ずしも設けなく
てもよい。
更に上記実施例では送光光路14と受光光路15のそれ
ぞれに一対の対物レンズを用いた例を示したが、送光光
路と受光光路で対向する1対の対物レンズのみを用い、
各レンズの中心部と外周部とで像空間を二分してそれぞ
れを測距系と視準ザーボ系とに割り当てることができる
。データ伝送系は測距系又は視準ザーボ系の一方と光軸
を共用させることができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く、対物レンズの光軸を相対する相手
局に視準させる視準サーボ系と、相手局迄の位置又は距
離を測定する測距系とで光路を共有させたので、自動視
準式の光波測距系を小形、低コストにすることができる
また光波距離計の光軸を完全に相手局に視準させて反射
器に向けることができる。視準サーボ系と光波距離計と
の光軸の不一致は原理的に生じない。
また各基の使用波長を異ならせると共に、波長選択によ
り光軸分割を行って、相互の干渉を軽減したので、個々
の系の伝送効率が良くなり、より遠距離の測定が可能と
なる。また波長分離により各基が最適な光変調周波数を
採用し、各基で変調度を上げることが可能になる。この
場合、各基の信号処理回路は狭帯域でよく、他系の周波
数の妨割を考慮しなくてよいから、周波数特性や温度特
性等に関し、性能向上及び安定化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す海洋作業周光測距シス
テムの全体ブロック図、第2図及び第3図は陸上局及び
船台局の各測距装置の正面図、第4図は測距系と視準サ
ーボ系及び光通信系との周波数分配図、第5図は波長カ
プトフィルタの特性図、第6図は発光ダイオードの発信
出力を発光光路に乗せる手段の変形例を示すブロック図
である。 なお図面に用いた符号において、 1、−−−−−−−−−−−−−一基台2−−−−−−
−−−−−・−自動視準装置2a、2b −−−−一視
準光学系 3−−−−−一一一−−−−−−光波距離計4−−−−
−−−−−−−−−−一反射器5−−−−−−−−−−
−一対物レンズ6−−−−−−−−・−コーナキューブ
プリズム7−−−一−−−−−−−−−−−水平架腕8
−−−−−−−−−−−−垂直架腕 9−−−−−−−−−−−−−− X軸ギヤモータ10
−−−−一−−−−−−−−Y軸ギヤモータ11−−−
−−−−−−−−−一一−−−一−送受光ユニソト12
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−送光レンズ1
3−−−−−−−−−−−−−−一受光レンズi t−
−−−−−−−−−−−−:−−一送光光路15−−−
−−−−−−−−−一受光光路16−−−−−−−−−
−−−−−−−測距光20−−−−−−−−−−−−−
−一発光ダイオード21−・−・−−−−−−−−一一
一一−発振器23−・−・・−−−−−−一−−−−・
・−位置センサ25a〜25d−バンドパスフィルタ 35−−−−−−−−−−−−−−送受光ユニット37
−−−−−−−−−−−−−−モデム39−−−−−−
−−−−−−−−− F M変調器41−−−−−−−
−−−−−−一送信用発光ダイオード42、43−一−
−−−−カットフィルタ44−・−・−−−一−−−−
−−−−発光ダイオード45−−−−−−−−−−−−
−一測距光用発光ダイオード46−−−−−−−−−−
−−−−受光ダイオード4 ’7’−−−−−−−−−
−−−−カットフィルタ4 B−−−−−−−−−−−
−一カノドフィルタ51−−−−−−−−−−−−−−
バンドパスフィルタ52−−−−−−−−−−−−−−
−−− F M復調器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相対する相手局に向けた対物レンズの光軸を分割す
    る光軸分割器と、 分割された光軸の一つと直交して結像点の原点からのず
    れを検出する位置センサを備えて、この位置センサの出
    力に基づいて上記対物レンズの光軸を水平及び垂直方向
    に振って相手局に視準させる視準サーボ系と、 分割された他の光軸に連なる発光受光手段を有し、相手
    局に配設された反射器に測距光を送り、反射光により相
    手局の位置又は距離を測定する測距系とを備え、 上記視準サーボ系と測距系とで使用波長を異ならせると
    共に、上記光軸分割器に波長選択特性を持たせたことを
    特徴とする自動視準式光波距離計。 2、上記光軸分割器が三軸分割器であり、分割された二
    光軸に上記視準サーボ系と測距系とが連なり、残りの分
    割光軸に連なる送受光器を備える光通信系が更に設けら
    れ、上記視準サーボ系、測距系及び光通信系で使用波長
    を互いに異ならせると共に、上記光軸分割器に三波長の
    選択特性を持たせたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の自動視準式光波距離計。
JP20255786A 1986-08-28 1986-08-28 自動視準式光波距離計 Pending JPS6358185A (ja)

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