JPS6357923A - 弾性継手 - Google Patents

弾性継手

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JPS6357923A
JPS6357923A JP19847486A JP19847486A JPS6357923A JP S6357923 A JPS6357923 A JP S6357923A JP 19847486 A JP19847486 A JP 19847486A JP 19847486 A JP19847486 A JP 19847486A JP S6357923 A JPS6357923 A JP S6357923A
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JP
Japan
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elastic
mounting bracket
circumference
elastic member
elastic joint
Prior art date
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JP19847486A
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Yuichi Omoto
尾本 裕一
Mutsuo Mizuno
水野 睦男
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、一方の軸と他方の軸とを接続して動力を伝達
しかつ振動などの伝達を抑制する弾性継手に関する。本
発明は、例えば、エンジンの駆動力を伝達するプロペラ
シャフト、ステアリングホイールの回転力を伝達するス
テアリングシャフトの接続に用いられる弾性継手に利用
することができる。
[従来の技術] 弾性継手、例えば、プロペラシャフトの接続に用いられ
る弾性継手は、第5図および第6図に示すように、挿通
孔101aをもつ第1取付金具101と、挿入孔110
aをもつ第2取付金具110と、補強コード部104お
よびゴム部105とからなる骨性部材106とを主たる
構成要素とし、この第1取付金具101および第2取付
金具110を一の中心軸1102の回りに交互に配置し
、隣りどうしの第1取付金具101と第2取付金具11
0とを補強コード部104で巻き、そしてゴム部105
で被覆した構成である。この弾性継手では、第5図に示
すように、第1取付金具101及び第2取付金具110
は、中心軸線102を中心として正(田□角形状に配置
されている。従って正+2゜ 報時と逆転時とでは、バネ定数はほぼ同一である。
上記した弾性継手を使用するにあたっては、第6図に示
すように、第1取付金具101の挿通孔101aにボル
ト106を通すことにより、第1取付金具101をプロ
ペラシャフト107に接続し、第2取付金具110め挿
通孔110aに他のボルト108を通すことにより、第
2取付金具110を他方の軸109に接続している。上
記した弾性継手を用いれば、振動などに対して減衰性能
を確保しつつ駆動力を伝達することができる。
しかしながら、自動車のプロペラシャフト107では、
正転時と逆転時とでは負荷の大きざ、使用頻度が大いに
異なる。そのため、正転時と逆転時とで同一のバネ定数
をもつ弾性継手を使用することは望ましくない。
そこで実公昭56−35539@公報に係る弾性継手が
開発されている。この弾性継手は、正転時に作用する弾
性部材の材質と逆転時に作用する弾性部材の材質とを変
えたものである。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記した正転時と逆転時とで負荷の大きざ、使
用頻度が異なるという実情に鑑みなされたものであり、
その目的は、正転方向と逆転方向とでバネ定数を変化さ
せることができる弾性継手を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る弾性継手は、一方の軸に接続される、一の
中心軸線をもつ第1円周上に等間隔に配置された2個以
上の第1取付金具と、 他方の軸に接続される、該一の中心軸線をもつ第2円周
上に等間隔にかつ隣接する2個の該第1取付金具の間で
かついずれか一方の該第1取付金具側に片寄った位置に
配置された、該第1取付金具と同数の第2取付金具と、 該第2取付金具が片寄っているために互いに隣り合い近
ずいた状態にある該第1取付金具と該第2取付金具とを
連結する、該第1取付金具と同数の第1弾性部材と、 該第2取付金具が片寄っているために互いに隣り合い遠
のいた状態にある該第2取付金具と該第1取付金具とを
連結する、該第1取付金具と同数の第2弾性部材と、か
らなることを特徴とするものである。
本発明にかかる弾性継手では、第2取付金具が片寄って
いるために、第1弾性部材の長さよりも第2弾性部材の
長さの方が長い。本発明にががる弾性継手では、正転時
及び逆転時のうち負荷が大きくかつ使用頻度が高い回転
側において、長さの長い第2弾性部材に張力が作用する
ように、本発明にかかる弾性継手を一方の軸と他方の軸
との間に介在させる。
ここで、第1円周と第2円周とは同一の円周であること
が好ましいが、必ずしもこれに限られるものではない。
第1円周と第2円周とが同一の円周であれば、第1取付
金具と第2取付金具とは正多角形状ではなく、偏多角形
状に配置される。
又、第1取付金具および第2取付金具は、単なる筒体で
形成されていてもよく、又は、後述の実施例で例示する
ように、一の中心軸線とほぼ平行な中心軸線をもつ中央
孔を有する筒状の外側部材と、外側部材の中央孔内に保
持された内側部材と、内側部材と外側部材との間に介在
する潤滑部材とで構成されていることが好ましい。この
ように潤滑部材を設ければ、内側部材と外側部材とはこ
れの軸方向に相対移動可能となり、そのため@肋や衝撃
などで軸方向に外力が作用するときには内側部材が外側
部材に対してこれの軸方向に滑動する。
従って、弾性継手の軸方向のバネ定数を、ネジレに関係
なく低くすることができる。
又内側部材と外側部材とのelには、fIl滑部材とと
もに弾性シール層を介在させれば、この弾性シール居が
外側部材及び内側部材の径方向に圧縮変形し、その結果
外側部材と内側部材との間が隙間のないノンクリアラン
ス状態とされる。従って内側部材と外側部材との間を確
実にシールすることができる利点がある。
[作用] 本発明に係る弾性継手においては、第1弾性部材の長さ
と、第2弾性部材の長さとが異なる。従って、正転方向
と逆転方向とのバネ定数を変えることができる。
[発明の効果] 本発明の弾性継手によれば、正転方向のバネ定数と逆転
方向のバネ定数とを変えることができる。
従って、正転時(車両の前進時)と逆転時(車両の後退
時)とで負荷の大きさや使用頻度などが大ぎく異なる事
情がある自動車のプロペラシャフトに連結される弾性継
手に、本発明に係る弾性継手を適用すれば、有効に振動
を防止することができる利点が生じる。
[実施例] 本実施例に係る弾性継手は、自動車のプロペラシャフト
に連結される弾性継手に適用した例である。
本実施例に係る弾性継手は、第1図に示すように、第1
取付金具1と第1取付金具と同数の第2取付金具2と、
第1取付金具1と同数の第1弾性部材3と、第1取付金
具と同数の第2弾性部材4とからなる。
第1取付金具1は、一の中心軸線を5もつ第1円周10
上に等間隔に配置されている。
第2取付金具2は、一の中心軸15をもつ第2円周20
上に等間隔に配置されている。この第2取付金具2は、
第1図に示すように、隣接する2個の第1取付金具1の
間に位置しており、かつ、いずれか一方の第1取付金具
1側に片寄った位置に配置されている。ここで、第1円
周10と第2円周20とは第1図に示すように同一の円
周である。第1取付金具1および第2取付金具2は、中
心軸線5を中心、とする正多角形状には配置されておら
ず、偏多角形状に配置されている。
第1弾性部材3は、第2取付部材2が片寄っているため
に近づいた状態にある第1取付金具1と第2取付金具を
連結する部材であり、補強コード部30と、補強コード
部30を外側から被覆する盤状の弾性ゴム部6と、から
なる。
第2iyJ性部材4は、第2取付部材2が片寄っている
ために遠のいた状態にある第2取付金具2と第1取付金
具1とを連結する部材であり、補強コード部40と、補
強コード部40を外側から被覆する盤状の弾性ゴム部6
と、からなる。なお、弾性ゴム部6は、第1図に示、す
ように、補強コード部30および40、第1取付金具1
、第2取付金具2を埋設している。弾性ゴム部6は、外
側部が面取りされており、中央孔60と、補強コード部
40で包囲された部位に形成された孔61とをもつ。孔
61は、主として、材料節減、坦量低減のために設けら
れている。
本実施例に係る弾性継手では、第1図に示すように、第
2取付金具2は、隣接する2個の第1取付金具1の間で
いずれか一方の第1取付金具1側に片寄った位置に配置
されていることを特色とする。従って、第1図に示すよ
うに、第1弾性部材3の補強コード部30の長さは短く
、第2弾性部材4の補強コード部40の長さは第1弾性
部月3の補強コード部30よりも長く設定されている。
本実施例に係る弾性継手を使用するにあたっては、第1
取付金具1を駆動軸側に連結するととちに、第2取付金
具2を被駆動軸側に連結する。ここで、前記した駆1F
JJ軸が矢印B方向(第1図)に正転すると、第1取付
金具1も駆動軸と一体的に同方向に回転する。そして、
駆動軸が正転するときには、第2弾性部材4に、特に補
強コード部40引張り応力が作用し、第1弾性部月3、
特に、補強コード部30に圧縮押力が作用する。
本実施例では、第1図に示すように第2弾性部材4の良
さ、特に第2弾性部材4の補強コード部4oの長さは、
第1弾性部材3の長さよりも長く設定されている構成で
あるため、正転方向である駆動方向のバネ定数を高くす
ることができ又、逆転方向である反駆動方向のバネ定数
を低(することができる。なお、第2図に、本実施例に
かかる弾性継手の変位とトルクとの特性曲線を示す。
次に本発明に係る弾性継手の他の実施例を第3図および
第4図に示す。この実施例では、第1取付金具7は、第
3図に示ツにうに、外側部材70と、内側部材71と、
潤滑性に富む潤滑部材73と、径方向に圧縮された弾性
シールH74とで構成されている。ここで外側部材70
は、弾性ゴム部6に加硫接着により固着されており、一
の中心軸線5とほぼ平行な中心軸ta50をもつ筒状を
なしている。外側部材70は、これの軸芯方向の両端部
に、これの径外方向に伸びる環状の7ランジ部70aを
もつ。又内側部材71は外側部材70の中央孔内に保持
されている。又内側部材71は、外側部材70の内周径
よりも小さな外周径をもち、かつ軸方向の両端部に環状
7ランジ部71aをもつ。ここで環状フランジ部71a
と環状フランジ部70aとは所定の空間を存して重なり
合う。そしてこの空間内には弾性ゴムシール部75が介
在されている。弾性ゴムシール部75は外側部材70の
環状フランジ部70aおよび内側部材71の環状7ラン
ジ部71aの周方向にそってこれらとほぼ同軸的にかつ
連続的にリング状に配置されている。潤滑部材73は外
側部材70の中央孔を形成する内面と内側部材71の外
周面との間に介在している。この潤滑部材73は、摩擦
係数の小さなフッ素樹脂を主要成分とする樹脂層で形成
されている。弾性シール層74は、潤滑剤層73と外側
部材70との間に圧縮状態に介在している。弾性シール
層74は、これの肉厚方向に圧縮しているため、外側部
U70と、内側部材71との間が隙間のないノンクリア
ランス状態にされている。
この実施例においては図示はしないが、第2取付金具も
同様に外側部材、内側部材、潤滑部材などをもつ構造と
されている。更に、第1図に示した実施例と同様に、第
1弾性部材と第2弾性部材との長さは異なるように設定
されている。従って、正転方向のバネ定数と逆転方向の
バネ定数とを変えることができる。更に本実施例に係る
弾性継手では、プロペラシャフトなどに接続した状態で
使用する場合、弾性継手の軸方向に振動や衝撃力が作用
したときには、内側部材71は潤滑部材73に沿って外
側部材70に対してこれの中心軸線とほぼ平行な方向に
滑動する。従って弾性継手の軸方向のバネ定数をネジレ
にほとんど関係なく低減することができる利点が生じる
本発明にかかる弾性継手の更に異なる実施例を第4図に
示す。この実施例では、第1弾性部材8と第2弾性部材
9とは、複数個設けられており、互いに連結されている
。ここで、第1弾性部材8は、第2取付金具2が片寄っ
ているために近づいた状態にある第1取付金具1と第2
取付金具2とを連結する補強コード部80と、補強コー
ド部80を覆う弾性コム部81と、からなる。又、第2
弾性部材9は、第2取付金具2が片寄っているために遠
のいた状態にある第1取付金具1と第2取付金具2とを
連結する補強コード部90と、補強コード部90を覆う
弾性ゴム部91と、からなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る1実施例を示し、第
1図は弾性継手の拡大平面図であり、第2図はトルクと
変位との関係を示ずグラフである。 第3図は本発明に係る弾性継手の他の実施例を示し、弾
性継手の第1取付金具付近の縦断面図であり、第4図は
本発明に係る更に異なる実施例を示し、弾性継手の拡大
横断面図である。 第5図は従来の弾性継手の右半分を断面にしてしめす平
面図であり、第6図はその弾性継手の使用状態をしめず
断面図である。 図中、1は第1取付金具、2は第2取付金具、3は第1
弾性部材、4は第2弾性部材、5は一の中心軸線、70
は外側部材、71は内側部材、73は滑動部材、74は
弾性シール層、8は第1弾性部材、9は第2弾性部材を
それぞれ示す。 特許出願人   東海ゴム工業株式会社代理人    
弁理士 大川 宏 同     弁理士 丸山明夫 第1図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方の軸に接続される、一の中心軸線をもつ第1
    円周上に等間隔に配置された2個以上の第1取付金具と
    、 他方の軸に接続される、該一の中心軸線をもつ第2円周
    上に等間隔にかつ隣接する2個の該第1取付金具の間で
    かついずれか一方の該第1取付金具側に片寄つた位置に
    配置された、該第1取付金具と同数の第2取付金具と、 該第2取付金具が片寄っているために互いに隣り合い近
    ずいた状態にある該第1取付金具と該第2取付金具とを
    連結する、該第1取付金具と同数の第1弾性部材と、 該第2取付金具が片寄っているために互いに隣り合い遠
    のいた状態にある該第2取付金具と該第1取付金具とを
    連結する、該第1取付金具と同数の第2弾性部材と、か
    らなることを特徴とする弾性継手。
  2. (2)第1円周と第2円周は同一の円周である特許請求
    の範囲第1項記載の弾性継手。
  3. (3)第1弾性部材及び第2弾性部材は、それぞれ第1
    取付金具と第2取付金具とを巻回する補強コード部と、
    該補強コード部を被覆する弾性ゴム部と、で形成されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の弾性継手。
  4. (4)第1取付金具、第2取付金具の少なくとも一方は
    、 一の中心軸線とほぼ平行な中心軸線をもつ中央孔を有す
    る筒状の外側部材と、該外側部材の該中央孔内に保持さ
    れた内側部材と、該外側部材と該内側部材との間に介在
    する潤滑部材と、で構成されており、 該内側部材は、該外側部材に対して該中心軸線とほぼ平
    行な方向に滑動自在とされている特許請求の範囲第1項
    記載の弾性継手。
JP19847486A 1986-08-25 1986-08-25 弾性継手 Granted JPS6357923A (ja)

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JPS6357923A true JPS6357923A (ja) 1988-03-12
JPH0240884B2 JPH0240884B2 (ja) 1990-09-13

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