JPS635735A - 超音波結石破砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、被検体内にある結石を超音波の集束エネルギ
で破砕する超音波結石破砕装置に関するものである。

（従来の技術） 近年、衝撃波エネルギを利用して患者の腎臓の結石を破
砕する装置が実用化されている。

この装置は水を満たした容器内に結石をもった患者を入
れて、その結石の位置を回転楕円体の一方の焦点位置と
一致させ、他方の焦点位置で火薬や爆発や放電現象によ
り衝撃波を発生させて、そのまわυに配置した回転楕円
形の音響ミラーによシ衝撃波を結石部分に集束させるよ
うにして衝撃波エネルギにより結石を破砕するようにし
たものである。

また、凹面の超音波振動子を用いて、同様にその集束点
に結石の位置を一致させ強力な超音波パルスで結石を破
砕する試みもなされている。

これらの患者の結石の位置の確認は、患者を収容する容
器の外側からＸ線透視装置によう結石部分を表示しなが
ら行なうものや、超音波Ｂモード断層像を表示しながら
行なわれている。

しかしながら、位置確認用の装置と破砕用装置の集束点
の位置ぎめを集束点の大きさく数ｍｍ）以下におされる
ことが必要で、位置ぎめが非常に難しい、又、体表面で
の屈折により、焦点の位［ｌがずれるという問題がある
。又、装置が大規模となり、価格も高価になるという問
題がある。

（発明が解決しようとする問題点） このようｖｃｒｌ来の装置では、衝撃波エネルギの集束
点の位置ぎめが困難であり、かつ大規模となる問題があ
った。

本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、位：Ｒぎ
めが容易で、かつ、価格も安世な結石倣砕装置を提供す
ることを目的とするものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 不発明は、凹面形状を有し、その幾可学的中心点に超音
波の集束点を形成する破砕用超音波トランスデユーサと
、この破砕用超音波トランスデユーサの外周に集束点が
破砕用超音波トランスデユーサと一致させてなる一組以
上の位置決め用の振動子対を一体化して構成し、位置決
め用振動子対の一方で超音波パルスを送信し振動子対の
超音波ビームのクロス点付近でのエコーを他方の振動子
で受信するようにし、−体化した超音波トランスデユー
サを結石付近を含む領域で移動させながら、受信信号の
レベルｔ−観測し、受信信号が最大となる、結石のある
位置を検出して位置ぎめを行なうようにしたものである
。

（作用） 本発明によれば一体化された破砕用トランスデユーサと
位置決め用振動子対を移動させ、振動子対による超音波
の送受波によって結石の位置が確認される。破砕用トラ
ンスデユーサからの超音波の集束点と、位置決め用振動
子対からの超音波の集束点とが一致するよう構成されて
いるため結石の位置が確認されれば、そのままで破砕用
トランスデユーサから強力な超音波を発射し結石を破砕
することができる。

（実施例） 以下に図面？参照しながら、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。凹１
面形状を有し、その＆打字的中心点に超音波の集束点を
形成する破砕用超音波トランスデユーサ１が、水の入っ
たウォーターパック１０内で、体内１（向かって配置さ
れている。破砕用トランスデユーサ１の外周には、集束
点が一致して配置された振動子対２ａ、２ｂが固定され
ている。

位置ぎめの際には、送受信回路４の送信信号を受けて振
動子対の片側２ａよシ超音波パルスを送波する。送波さ
れた超音波パルスは体内に入射し、体内の散乱体で散乱
され、集束点付近での散乱の信号がエコーとして、反対
側の振動子２ｂｌＣ受信される。受信された信号は送受
信回路４で増偏され、包路線検波回路５て検波され、そ
の信号が表示回路８に表示される。破砕用トランスデユ
ーサ１を動かしながら、集束点１３を移動させる。集束
点１３がちょうど結石１２のちる位置にきた時通常の体
内の組織の散乱とは全く異なる大きな信号として振動子
２ｂにより受信されるため、結石の位置は容易に認識で
きる。集束点１３が結石の位Ｒ＠た時、破砕用トランス
デユーサをト１定し、破砕を開始する。

破砕の際は、コントローラ６の制菌信号により、−定局
期でパルサー３が駆動され、破砕用トランスデユーサ１
によｐ破砕が行なわれる。

第２図は、本発明の実施例の破砕用トランスジューサと
振動子対との組合せを示しトランスデユーサを正面から
見た図である。破砕用トランスデユーサｌの外周の４ケ
所を切り出し、位置ぎめ用の振動子対を２つ構成したも
のである。この実施例によれば、位置ぎめ用の振動子の
集束点は、既に破砕用トランスデユーサ１の集束点と一
致しているため、集束点の調整は全く不要である。又、
振動子対が２組あるだめ、三次元的に位置ぎめが行なえ
る。

位置ぎめのだめの振動子対の３動は始めのセツティング
時のほか、−定周期毎に行なえば、破砕により、結石の
位置が移動した場会の確認ができ、破砕用トランスデユ
ーサの位置ぎめ再調整も適切に行なえる。

この実施例では、結石の位置の確認は、受信信号の表示
により行なうものであるが、受信信号のＳ幅ｔ−変調し
て、可聴周工数で発音するものとすれば、表示される信
号を見ることなく、位置ぎめが行なえる。

〔発明の効果〕

このように本発明によれば、位置確認用の画像装置が不
要であるため、破砕用装置との位置決めの必要がない、
又装置も小型で、安価なものとな第１図は、本発明の実
施例を示すプａｙり図、第２図は、本発明に係る破砕用
トランスデユーサと位置ぎめ用の振動子対との組合せを
示す区である。

１・・・破砕用トランスデユーサ、２ａ、２ｂ・・・立
置ぎめ用逗動子対、３・−・パルサー、４・・・送受信
回路、５・・・包路線検波回路、６・・・コントローラ
、８・・・表示回路、９・・・体表、１０・・・ウォー
ターパック、１１・゛・腎臓、１２・・・結石、１３・
・・集束点。

代理人　弁理士　　　則　近　憲　方 向　　　　　　竹　花　喜久男

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）凹面形状を有し、その幾可学的中心点に超音波の
   集束点を形成する破砕用トランスデューサと、前記破砕
   用トランスデューサの外周に位置し、かつ集束点が前記
   破砕用トランスデューサと一致して構成された１組以上
   の超音波振動子対とが一体化して構成され、前記超音波
   振動子対により、結石の位置を検出する手段を有するこ
   とを特徴とする超音波結石破砕装置。
2. （２）超音波振動子対は、外周の直径方向に対向した位
   置に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の超音波結石破砕装置。
3. （３）結石の位置を検出する手段は、前記超音波振動子
   対の一方の振動子から送波した超音波パルスのエコー信
   号をもう一方の振動子で受信した受信信号の強度で検出
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の超音
   波結石破砕装置。