JPS6356112B2 - - Google Patents
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- JPS6356112B2 JPS6356112B2 JP56073332A JP7333281A JPS6356112B2 JP S6356112 B2 JPS6356112 B2 JP S6356112B2 JP 56073332 A JP56073332 A JP 56073332A JP 7333281 A JP7333281 A JP 7333281A JP S6356112 B2 JPS6356112 B2 JP S6356112B2
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- pressure vessel
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C13/00—Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
- G21C13/02—Details
- G21C13/024—Supporting constructions for pressure vessels or containment vessels
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/36—Bearings or like supports allowing movement
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、シリンダ状のPC圧力容器を支持
するために用いられ、基台上に立設されたシリン
ダ状の支壁を有するとともに、上記支壁とPC圧
力容器の下端との間に配置された環状の支床装置
を備えた圧力容器のための支持構造体に関する。
するために用いられ、基台上に立設されたシリン
ダ状の支壁を有するとともに、上記支壁とPC圧
力容器の下端との間に配置された環状の支床装置
を備えた圧力容器のための支持構造体に関する。
上記種類のPC圧力容器すなわちプレストレス
トコンクリート圧力容器は、特に原子力発電所に
おいて用いられる。このPC圧力容器は、内部の
空胴を囲む耐圧性のハウジングと、空胴の密閉の
ためのライナを有している。このような圧力容器
は、PC圧力容器の支持構造体に種々問題が発生
する。支持構造体は地震による位置の動きに対し
て十分安全でなければならず、クリープあるいは
稼動時及び故障時の温度変化によつて生ずるコン
クリートの変形に対しても十分に強くなければな
らない。又、予想される種々荷重負荷のために生
ずるPC圧力容器の移動に対して、支持構造体は
十分安全に圧力容器を支持しなければならない。
トコンクリート圧力容器は、特に原子力発電所に
おいて用いられる。このPC圧力容器は、内部の
空胴を囲む耐圧性のハウジングと、空胴の密閉の
ためのライナを有している。このような圧力容器
は、PC圧力容器の支持構造体に種々問題が発生
する。支持構造体は地震による位置の動きに対し
て十分安全でなければならず、クリープあるいは
稼動時及び故障時の温度変化によつて生ずるコン
クリートの変形に対しても十分に強くなければな
らない。又、予想される種々荷重負荷のために生
ずるPC圧力容器の移動に対して、支持構造体は
十分安全に圧力容器を支持しなければならない。
従来周知の支持構造体としては、圧力容器の熱
膨張により発生するラジアル方向の力を受け止め
ることのできる圧力容器の支持構造体が見られ
る。たとえば、西ドイツ特許公告第2432011号公
報には、熱によつて移動する圧力容器の支持構造
体が開示されており、その構造体は、間〓をもつ
て圧力容器を囲む破壊防止装置の保持部にコイル
ばねを介して取付けられている。
膨張により発生するラジアル方向の力を受け止め
ることのできる圧力容器の支持構造体が見られ
る。たとえば、西ドイツ特許公告第2432011号公
報には、熱によつて移動する圧力容器の支持構造
体が開示されており、その構造体は、間〓をもつ
て圧力容器を囲む破壊防止装置の保持部にコイル
ばねを介して取付けられている。
上記の西ドイツ特許では、圧力容器自身は軸方
向に作用する大きなプレストレスを付与されると
ともに、コイルばねを介して支持され、そのコイ
ルばねの一端は上記破壊防止装置の保持部に、又
他端は圧力容器に設けられた支持部に固定されて
いるので、圧力容器の軸方向に作用する引張り力
は上記プレストレスによつてほぼ相殺され、該圧
力容器にかかる軸方向負荷の一部及び熱膨張に基
づいて、圧力容器の半径方向に、圧力容器用支持
構造体に作用する曲げモーメントは上記コイルば
ねを使用したことによつて低下される。このよう
な効果を十分に発揮させるために上記構造に於て
は、コイルばねが有効に伸縮できるように圧力容
器と該圧力容器を囲む破壊防止装置との間に十分
な空〓を設けることが必要である。
向に作用する大きなプレストレスを付与されると
ともに、コイルばねを介して支持され、そのコイ
ルばねの一端は上記破壊防止装置の保持部に、又
他端は圧力容器に設けられた支持部に固定されて
いるので、圧力容器の軸方向に作用する引張り力
は上記プレストレスによつてほぼ相殺され、該圧
力容器にかかる軸方向負荷の一部及び熱膨張に基
づいて、圧力容器の半径方向に、圧力容器用支持
構造体に作用する曲げモーメントは上記コイルば
ねを使用したことによつて低下される。このよう
な効果を十分に発揮させるために上記構造に於て
は、コイルばねが有効に伸縮できるように圧力容
器と該圧力容器を囲む破壊防止装置との間に十分
な空〓を設けることが必要である。
又、西ドイツ特許公開第2021031号公報には、
地震によつて生ずる建造物の被害を防止する装置
が示されている。この装置は、揺動体とその揺動
体を保持する板状のローラによつて構成された支
持構造体を備えている。この装置は地震に対して
安全をはかるために、加速度及び衝撃力を建造物
に破損を生ぜぬように保つ許容限度にまで減少さ
せるように形成される。そのために、地震により
建築物の基台に印加される水平方向の振動は揺動
体を介して、上下及び水平方向の両成分に分解さ
れる。そして、振動の上記分解によつて、振動の
加速度に伴つて生ずる力は減少する。
地震によつて生ずる建造物の被害を防止する装置
が示されている。この装置は、揺動体とその揺動
体を保持する板状のローラによつて構成された支
持構造体を備えている。この装置は地震に対して
安全をはかるために、加速度及び衝撃力を建造物
に破損を生ぜぬように保つ許容限度にまで減少さ
せるように形成される。そのために、地震により
建築物の基台に印加される水平方向の振動は揺動
体を介して、上下及び水平方向の両成分に分解さ
れる。そして、振動の上記分解によつて、振動の
加速度に伴つて生ずる力は減少する。
上述の作用は、支持構造体が2つの半球状部材
を有し、その半球状部材の半径が支持構造体の半
分の高さよりも大きく、又支持構造体がその上に
載置された被支持体と共働して、揺動できるシス
テムを有することにより達成される。しかしこの
システムの欠点は、動作中生ずるたわみの最大値
が不確実であること、及び支持構造体のシエル部
と揺動体を接触して力の伝達が行なわれる部分が
点接触となつていることである。
を有し、その半球状部材の半径が支持構造体の半
分の高さよりも大きく、又支持構造体がその上に
載置された被支持体と共働して、揺動できるシス
テムを有することにより達成される。しかしこの
システムの欠点は、動作中生ずるたわみの最大値
が不確実であること、及び支持構造体のシエル部
と揺動体を接触して力の伝達が行なわれる部分が
点接触となつていることである。
更に、固定の床プレート上に配置された複数の
支持部材からなる原子炉用の支持構造体も公知で
ある。これらの支持部材上には、ローラなどから
なる中間部材を介して、支持ケーシングが配置さ
れ、その支持ケーシングは原子炉を支持する。こ
の構造は、西ドイツ特許公告第1559153号公報に
開示されている。ここにおいて、リング状体及び
支持部材の高さのために、システムには不確定な
揺動範囲が存在し、揺動がはげしいとき最大応力
のところで、リング部材に破壊を生ずるおそれが
ある。
支持部材からなる原子炉用の支持構造体も公知で
ある。これらの支持部材上には、ローラなどから
なる中間部材を介して、支持ケーシングが配置さ
れ、その支持ケーシングは原子炉を支持する。こ
の構造は、西ドイツ特許公告第1559153号公報に
開示されている。ここにおいて、リング状体及び
支持部材の高さのために、システムには不確定な
揺動範囲が存在し、揺動がはげしいとき最大応力
のところで、リング部材に破壊を生ずるおそれが
ある。
以上、種々の公知装置における不具合にかんが
み、本発明の目的とするところは、地震に対して
も十分に安全であり、大型の圧力容器を支持する
場合に於ても、全ての静荷重及び動荷重を安全に
基台に伝達し、圧力容器の長期間の寿命を保証す
る支持構造体を提供するにある。
み、本発明の目的とするところは、地震に対して
も十分に安全であり、大型の圧力容器を支持する
場合に於ても、全ての静荷重及び動荷重を安全に
基台に伝達し、圧力容器の長期間の寿命を保証す
る支持構造体を提供するにある。
上記目的を達成するために、この発明の圧力容
器のための支持構造に於て、支床装置はそれぞれ
複数個の一方の支床と他方の支床によつて形成さ
れ、一方の支床と他方の支床は支壁の半径方向に
整列配置されるとともに、一方の支床と他方の支
床は隣接するもの同志等間隔でそれぞれの円周上
に配置され、それぞれの一方の支床と他方の支床
との間には冷却媒体を流す間隔が設けられてい
る。
器のための支持構造に於て、支床装置はそれぞれ
複数個の一方の支床と他方の支床によつて形成さ
れ、一方の支床と他方の支床は支壁の半径方向に
整列配置されるとともに、一方の支床と他方の支
床は隣接するもの同志等間隔でそれぞれの円周上
に配置され、それぞれの一方の支床と他方の支床
との間には冷却媒体を流す間隔が設けられてい
る。
上記のように製作されたこの発明の支持構造体
は簡単な構造を有するので、製作及び取付けが容
易に行れること、圧力容器の荷重がほぼ一様に環
状の支壁に分布されること、地震その他の外部か
らの加振力に基づく振動がPC圧力容器及び圧力
容器用の支持構造体に加わつても該PC圧力容器
と支持構造体支床装置による結合が剛結合でない
ので、PC圧力容器及び支持構造体のいずれに対
しても過大な力が加えられることはない。又PC
圧力容器を支持する支床の周囲に形成された間〓
及び空間を通して流される冷却媒体の作用によ
り、各支床はほぼ一様の温度に維持されるので、
該支床が許容される温度以上に加熱されることは
使用全期間を通じ全くない。
は簡単な構造を有するので、製作及び取付けが容
易に行れること、圧力容器の荷重がほぼ一様に環
状の支壁に分布されること、地震その他の外部か
らの加振力に基づく振動がPC圧力容器及び圧力
容器用の支持構造体に加わつても該PC圧力容器
と支持構造体支床装置による結合が剛結合でない
ので、PC圧力容器及び支持構造体のいずれに対
しても過大な力が加えられることはない。又PC
圧力容器を支持する支床の周囲に形成された間〓
及び空間を通して流される冷却媒体の作用によ
り、各支床はほぼ一様の温度に維持されるので、
該支床が許容される温度以上に加熱されることは
使用全期間を通じ全くない。
次に図面に従つて本発明の実施例を説明する。
第1図はプレストレストコンクリート圧力容器1
0(すなわちPC圧力容器)を坦持するこの発明
の支持構造体50を示す。PC圧力容器10はシ
リンダ状をなし、鉛直線X−Xを中心軸として配
置されている。PC圧力容器10は内部に原子炉
の炉心(図示せず)を収容する空洞を有してい
る。
第1図はプレストレストコンクリート圧力容器1
0(すなわちPC圧力容器)を坦持するこの発明
の支持構造体50を示す。PC圧力容器10はシ
リンダ状をなし、鉛直線X−Xを中心軸として配
置されている。PC圧力容器10は内部に原子炉
の炉心(図示せず)を収容する空洞を有してい
る。
支持構造体50は同じくプレストレストコンク
リートで形成され、基台16と、該基台16から
上方に向けてPC圧力容器と同軸に立設されたシ
リンダ状の支壁14と、該支壁14の上に取付け
られ、PC圧力容器10を載置された支床装置5
1から成り、該支床装置51の上にはPC圧力容
器10が坦持されている。支床装置51は必要に
応じて第3図に示されたモルタル層15と、該モ
ルタル層上に配置された一方の支床すなわち内側
の支床12と、他方の支床すなわち外側の支床1
3から成る。上述の内側とは第1図に於て中心軸
である直線X−Xに近い側を意味し外側とは直線
X−Xから遠い側を意味する。
リートで形成され、基台16と、該基台16から
上方に向けてPC圧力容器と同軸に立設されたシ
リンダ状の支壁14と、該支壁14の上に取付け
られ、PC圧力容器10を載置された支床装置5
1から成り、該支床装置51の上にはPC圧力容
器10が坦持されている。支床装置51は必要に
応じて第3図に示されたモルタル層15と、該モ
ルタル層上に配置された一方の支床すなわち内側
の支床12と、他方の支床すなわち外側の支床1
3から成る。上述の内側とは第1図に於て中心軸
である直線X−Xに近い側を意味し外側とは直線
X−Xから遠い側を意味する。
第2図は支持構造体50を第1図の上から見た
図である。第2図の詳細は次に記載する第3図の
説明とともに明らかとなる。
図である。第2図の詳細は次に記載する第3図の
説明とともに明らかとなる。
第3図は第1図に示すAの部分の拡大図であ
る。従つて第3図の左側は上述の内側であり、右
側は上記の外側である。又第3図の上下方向は第
1図の上下方向と一致する。
る。従つて第3図の左側は上述の内側であり、右
側は上記の外側である。又第3図の上下方向は第
1図の上下方向と一致する。
第1図及び第3図に示すようにPC圧力容器1
0の下端にはシリンダ状の台部60が設けられ、
その内側にはシリンダ状の凹所61が設けられて
いる。図に示すように上記台部60の下面の内側
の一部と、凹所61に面するPC圧力容器10の
下面(以下PC圧力容器の内側下面と記す)及び
上記両下面を連結する台部60の内側面には、第
3図に示すように断面が屈曲したライナ20が密
着されている。PC圧力容器10の内側下面に密
着するライナ20の部分は、該下面の内側端から
上昇するライナ20のシリンダ部に連結され、台
部60の下面に密着するライナ20の外側端は、
該下面とほぼ直角に下降するシリンダ部66に連
結されている。ライナ20は圧力容器のコンクリ
ート打ちの型枠として用いられるとともに、後に
説明する支床12及び13と当接する部分とし
て、又冷却媒体を導く流路を形成する部材として
用いられる。
0の下端にはシリンダ状の台部60が設けられ、
その内側にはシリンダ状の凹所61が設けられて
いる。図に示すように上記台部60の下面の内側
の一部と、凹所61に面するPC圧力容器10の
下面(以下PC圧力容器の内側下面と記す)及び
上記両下面を連結する台部60の内側面には、第
3図に示すように断面が屈曲したライナ20が密
着されている。PC圧力容器10の内側下面に密
着するライナ20の部分は、該下面の内側端から
上昇するライナ20のシリンダ部に連結され、台
部60の下面に密着するライナ20の外側端は、
該下面とほぼ直角に下降するシリンダ部66に連
結されている。ライナ20は圧力容器のコンクリ
ート打ちの型枠として用いられるとともに、後に
説明する支床12及び13と当接する部分とし
て、又冷却媒体を導く流路を形成する部材として
用いられる。
シリンダ状の支壁14の上部には、該支壁の半
径方向の厚さより薄い厚さのシリンダ状の内壁6
3が支壁14の内側部から立設され、該内壁63
の上端には環状の支持面24がほぼ水平に形成さ
れる。支壁14の上部には内壁63の外側に支持
面24より低い位置に環状の支持面26がほぼ水
平に形成される。
径方向の厚さより薄い厚さのシリンダ状の内壁6
3が支壁14の内側部から立設され、該内壁63
の上端には環状の支持面24がほぼ水平に形成さ
れる。支壁14の上部には内壁63の外側に支持
面24より低い位置に環状の支持面26がほぼ水
平に形成される。
PC圧力容器10はライナ20と、内側の支床
12と、外側の支床13と、モルタル層15を介
して、支壁14の上に載置される。支壁14上に
PC圧力容器を載置するときの関連部材相互関係
位置は次のように定められている。第3図に見る
ように、PC圧力容器10の台部60の内周面6
2に取付けられたライナ20と、支持構造体50
の支壁14の内壁63の外周面との間には半径方
向の間隔22の空間25が設けられ、又支壁14
の外周面65と台部60の下面から降下するライ
ナ20の外側シリンダ部66との間にも後に説明
する冷却媒体を流すためのシリンダ状の空間28
が設けられる。第2図に示すように、内側の支床
12は上記支持面24の上に、外側の支床13は
上記支持面26の上に1個ずつ半径方向に整列し
た状態で、それぞれモルタル層15を介して、相
互間に間〓18があるように、ほぼ等角度間隔毎
に配設され、両支床12,13の上にPC圧力容
器10が載置される。
12と、外側の支床13と、モルタル層15を介
して、支壁14の上に載置される。支壁14上に
PC圧力容器を載置するときの関連部材相互関係
位置は次のように定められている。第3図に見る
ように、PC圧力容器10の台部60の内周面6
2に取付けられたライナ20と、支持構造体50
の支壁14の内壁63の外周面との間には半径方
向の間隔22の空間25が設けられ、又支壁14
の外周面65と台部60の下面から降下するライ
ナ20の外側シリンダ部66との間にも後に説明
する冷却媒体を流すためのシリンダ状の空間28
が設けられる。第2図に示すように、内側の支床
12は上記支持面24の上に、外側の支床13は
上記支持面26の上に1個ずつ半径方向に整列し
た状態で、それぞれモルタル層15を介して、相
互間に間〓18があるように、ほぼ等角度間隔毎
に配設され、両支床12,13の上にPC圧力容
器10が載置される。
支床12と支持面24のそれぞれの半径方向の
長さはほぼ一致するように製作され、支床13の
半径方向の長さは、台部60の内周面62に密着
されたライナ20の内周面と、支壁14の外周面
65との間の半径方向の長さとほぼ一致するよう
に形成されている。ライナ20の上記シリンダ部
66は支壁14の外壁65の外側に対して間隔を
もつて下方に延出するように製作され、支床13
の外側端面と支壁14の外周面65とがほぼ一致
するように配置すれば、支床13の外側面とライ
ナ20の外側のシリンダ部66の間には、シリン
ダ状の空間28が形成され、台部60の内周面6
2に固着されたライナ20の内面は支床13の内
側端面と一致する。従つて支床12と支床13の
間には間隔22を有するシリンダ状の空間25が
形成される。
長さはほぼ一致するように製作され、支床13の
半径方向の長さは、台部60の内周面62に密着
されたライナ20の内周面と、支壁14の外周面
65との間の半径方向の長さとほぼ一致するよう
に形成されている。ライナ20の上記シリンダ部
66は支壁14の外壁65の外側に対して間隔を
もつて下方に延出するように製作され、支床13
の外側端面と支壁14の外周面65とがほぼ一致
するように配置すれば、支床13の外側面とライ
ナ20の外側のシリンダ部66の間には、シリン
ダ状の空間28が形成され、台部60の内周面6
2に固着されたライナ20の内面は支床13の内
側端面と一致する。従つて支床12と支床13の
間には間隔22を有するシリンダ状の空間25が
形成される。
前記の空間28,25及び間〓18は支床装置
51を冷却する冷却媒体を流す流路として利用さ
れ、支床装置を形成する支床12及び13は常に
許容温度内に維持される。従つて過度の温度上昇
によつて、支床装置及びこれと関連する部材に損
傷を生ずることはない。
51を冷却する冷却媒体を流す流路として利用さ
れ、支床装置を形成する支床12及び13は常に
許容温度内に維持される。従つて過度の温度上昇
によつて、支床装置及びこれと関連する部材に損
傷を生ずることはない。
次に支床について説明する。支床には、第3図
に示すように、内部の支床と外部の支床がある
が、図に見るように同じ技術に基づいて製作され
ているので、内側の支床12について説明する。
支床12は間隔をおいて上下に配置された複数個
の鋼製の支持部材30と、該支持部材30を所定
の関係位置に保持するように埋込んだ成形可能な
材料、たとえばプラスチツク材料で製作された支
持部材17から成る。支床12は上述のように一
体的構造をなし、支床12の高さは、シリンダ状
の空間25の間隔22を考慮して定められる。
PC圧力容器10の荷重は支床12を介して支壁
14に伝えられ、更に基台16に伝えられる。
に示すように、内部の支床と外部の支床がある
が、図に見るように同じ技術に基づいて製作され
ているので、内側の支床12について説明する。
支床12は間隔をおいて上下に配置された複数個
の鋼製の支持部材30と、該支持部材30を所定
の関係位置に保持するように埋込んだ成形可能な
材料、たとえばプラスチツク材料で製作された支
持部材17から成る。支床12は上述のように一
体的構造をなし、支床12の高さは、シリンダ状
の空間25の間隔22を考慮して定められる。
PC圧力容器10の荷重は支床12を介して支壁
14に伝えられ、更に基台16に伝えられる。
第4図には第3図とは異る支床12を示す。第
4図の支柱12は複数個の鋼製の支持部材30と
複数個のプラスチツク製の中間支持部材11を交
互に積重ねて形成されている。中間支持部材11
は支床12に加えられる荷重が大きいときには、
潤滑材として作用する。この場合にも支持部材3
0及び中間支持部材11の積重高さは、上述の空
間25の間隔22を考慮して定められる。たとえ
ば支持部材30と中間部材11を多数積重ねる
程、上記間隔22は大きくとらねばならない。
4図の支柱12は複数個の鋼製の支持部材30と
複数個のプラスチツク製の中間支持部材11を交
互に積重ねて形成されている。中間支持部材11
は支床12に加えられる荷重が大きいときには、
潤滑材として作用する。この場合にも支持部材3
0及び中間支持部材11の積重高さは、上述の空
間25の間隔22を考慮して定められる。たとえ
ば支持部材30と中間部材11を多数積重ねる
程、上記間隔22は大きくとらねばならない。
第1図は、基台上に支持されたリング状支壁上
に本発明の支持構造体と、これを介して支持され
た圧力容器の縦断面図、第2図はリング状支壁上
の2つの支持面とその上に配置された支床の態様
を示す平面図、第3図は第1図においてAで示す
部分の拡大詳細図、第4図は本発明の他の支床を
示す図である。 10……圧力容器、12,13……支床、14
……支壁、15……モルタル層、20……ライ
ナ、24,26……支持面。
に本発明の支持構造体と、これを介して支持され
た圧力容器の縦断面図、第2図はリング状支壁上
の2つの支持面とその上に配置された支床の態様
を示す平面図、第3図は第1図においてAで示す
部分の拡大詳細図、第4図は本発明の他の支床を
示す図である。 10……圧力容器、12,13……支床、14
……支壁、15……モルタル層、20……ライ
ナ、24,26……支持面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ状のPC圧力容器を支持するために
用いられ、基台上に立設されたシリンダ状の支壁
を有するとともに、上記支壁の上端とPC圧力容
器の下端との間に配置された環状の支床装置を有
する支持構造体に於て、 上記支床装置はそれぞれ複数個の支床12と支
床13によつて形成され、支床12と支床13は
支壁14の半径方向に整列配置されるとともに、
支床12と支床13は隣接するもの同志等間隔で
それぞれの円周上に配置され、それぞれの支床1
2と支床13との間には冷却媒体を流す間〓18
が設けられていること、 を特徴とする圧力容器のための支持構造体。 2 支床12,13は2つの支持面24,26上
にそれぞれ分離して配置されてなる特許請求の範
囲第1項に記載の支持構造体。 3 支床12は複数個の鋼製の支持部材30とそ
れらの間に介在するプラスチツク製の中間支持部
材17とよりなり、軸方向の支床手段を構成して
なる特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の支
持構造体。 4 支床13は、複数個の鋼製の支持部材30
と、それら部材を埋設したプラスチツク製のブロ
ツク部材17とよりなる特許請求の範囲第1項な
いし第3項のいずれか1に記載の支持構造体。 5 圧力容器10の下部に鋼製のライナ20が設
けられてなる特許請求の範囲第1項ないし第4項
のいずれか1に記載の支持構造体。 6 支床12,13とリング状支壁14の間にモ
ルタル層15が設けられてなる特許請求の範囲第
1項乃至第5項のいずれか1に記載の支持構造
体。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803018818 DE3018818A1 (de) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | Stuetzkonstruktion fuer einen vorgespannten zylindrischen druckbehaelter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755886A JPS5755886A (en) | 1982-04-03 |
JPS6356112B2 true JPS6356112B2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=6102642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56073332A Granted JPS5755886A (en) | 1980-05-16 | 1981-05-15 | Supporting structure for pressure vessel |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4474729A (ja) |
JP (1) | JPS5755886A (ja) |
DE (1) | DE3018818A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62228616A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-07 | Nippon Kinzoku Kk | 排気ガス浄化用触媒カ−トリツジ |
US4938633A (en) * | 1989-04-14 | 1990-07-03 | The United States Of America As Represented By The Department Of Energy | Seismic isolation systems with distinct multiple frequencies |
US5161338A (en) * | 1990-03-13 | 1992-11-10 | Hideyuki Tada | Laminated rubber support assembly |
US5391851A (en) * | 1990-11-14 | 1995-02-21 | Nippon Soken Inc. | Multi-point welding method and catalyst support produced thereby |
JPH04305252A (ja) * | 1991-01-22 | 1992-10-28 | Nippon Steel Corp | 押し潰し型金属担体の製造方法 |
JP3672330B2 (ja) * | 1993-04-05 | 2005-07-20 | トヨタ自動車株式会社 | 制振構造体 |
US6160864A (en) * | 1999-03-05 | 2000-12-12 | General Electric Company | Seismic isolators |
CA2801391C (en) | 2010-06-30 | 2016-10-11 | Exxonmobil Upstream Research Company | Compliant deck tower |
CN103088751B (zh) * | 2012-11-08 | 2015-06-17 | 北京工业大学 | 可置换式限位锁定减震耗能装置 |
DE102014004059A1 (de) | 2014-03-21 | 2015-09-24 | Andreas D.J. Iske | Schwingungsisolator |
NL1042777B1 (en) * | 2018-03-06 | 2019-09-13 | Wavin Bv | A spacer for fixation to a construction element, for maintaining a relative distance to another construction element, and for restricting a movement about a position relative to another construction element |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3018239A (en) * | 1961-02-21 | 1962-01-23 | John J Happell | Experimental liquid metal fuel reactor |
US3298794A (en) * | 1964-01-28 | 1967-01-17 | Chicago Bridge & Iron Co | Sealing means for pressure vessels |
FR1396470A (fr) * | 1964-03-11 | 1965-04-23 | Soc Indatom | Aire support pour réacteur nucléaire |
FR1409841A (fr) * | 1964-07-21 | 1965-09-03 | Electricite De France | Dispositif d'appui de la jupe supportant un réacteur nucléaire |
US3362567A (en) * | 1965-06-07 | 1968-01-09 | Atomic Energy Commission Usa | Compliant flange vessel closure |
CH514765A (de) * | 1970-01-26 | 1971-10-31 | Bbc Brown Boveri & Cie | Verfahren und Auflager zur Verhütung von Erdbebenschäden an Gebäuden |
FR2129854B1 (ja) * | 1971-03-17 | 1973-12-07 | Commissariat Energie Atomique | |
US4062994A (en) * | 1971-07-27 | 1977-12-13 | National Research Development Corporation | Energy absorbing composite structures |
LU72596A1 (ja) * | 1975-05-28 | 1977-02-14 | ||
IN145684B (ja) * | 1975-07-01 | 1979-04-21 | Spie Batignolles | |
JPS5547964Y2 (ja) * | 1976-02-25 | 1980-11-10 | ||
US4078968A (en) * | 1976-07-28 | 1978-03-14 | The United States Government As Represented By The U. S. Department Of Energy | Sealed head access area enclosure |
US4178811A (en) * | 1977-06-15 | 1979-12-18 | Wallace Murray Corporation | Meta reinforced plastic damper hub |
DE2728549C2 (de) * | 1977-06-24 | 1979-05-03 | Kober Ag, Glarus (Schweiz) | Gleitlager für Brücken oder ähnliche Tragwerke und Gleitelement dafür |
US4349184A (en) * | 1978-04-03 | 1982-09-14 | Barry Wright Corporation | Laminated bearings having elastomer layers of varying dimensions |
SE412138B (sv) * | 1978-06-08 | 1980-02-18 | Asea Atom Ab | Forankringsanordning for en i huvudsak cylindrisk kernreaktortrycktank med vertikal axel |
DE2903758A1 (de) * | 1979-02-01 | 1980-08-07 | Hochtemperatur Reaktorbau Gmbh | Stuetzkonstruktion fuer einen vorgespannten zylindrischen druckbehaelter und verfahren zu ihrer errichtung |
US4348356A (en) * | 1980-05-09 | 1982-09-07 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Reactor vessel support system |
-
1980
- 1980-05-16 DE DE19803018818 patent/DE3018818A1/de active Granted
-
1981
- 1981-05-07 US US06/261,636 patent/US4474729A/en not_active Expired - Fee Related
- 1981-05-15 JP JP56073332A patent/JPS5755886A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3018818A1 (de) | 1981-11-26 |
US4474729A (en) | 1984-10-02 |
JPS5755886A (en) | 1982-04-03 |
DE3018818C2 (ja) | 1988-07-21 |
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