JPS6355589A - 放電表示板の駆動方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は行列方向にマトリクス状に配列されかつ互いに
対向した電極群のうち選択された行列電極の交点が発°
光するごとき、外部電極形放電表示板いわゆるプラズマ
ディスプレイパネルの駆動方式に関する。

〔従来の技術〕

この種のプラズマディスプレイパネル（以下ディスプレ
イパネルと略す）において、互いに平行な複数個の一般
に透明な列電極群、および互いに平行な複数個の一般に
不透明な行電極群をマトリックス状に配列し、両＠極群
間にイオン化し得るガスを介在させ、選択された行電極
と選択された列電極の交点を放電発光表示せしめる方式
が一般に知られている。

上記ディスプレイパネルにおいて、行電極群と列電極１
：′ｆの電極選択方式含入力信号に対応して制御するこ
とにより、入力信号に対応した光学像を表示することが
できる。たとえば、行電極群と列電極群とのうちいずれ
か一方の電極群、例えば行電極群の各電極を順次、時分
割的に選択、走査していき、他方の電極群例えば列電極
群の各電極を走査と同期を保ちながら入力信号によって
選択制御することにより、ディスプレイパネル面上に入
力信号に対応した光学像を表示することができる。外部
電極形ディスプレイパネルにおいてはＡＣ電圧によって
駆動する必要があり、行電極群および列電極群に印加す
る駆動信号中にはトグルパルスとよばれる高周波の放電
パルスが含まれている。

つぎにかかる駆動方式につき図面によって説明する。

第３図に示される放電表示板１は互いに平行な列電極２
（以下特定の１個を示さないときは、サフィックスは省
略する）と直交する互いに平行な行電極３とよりなり、
各々のマトリックス交点に表示セル４を有している。さ
らに列電極２の各々は列ドライバ５の各出力端子に対応
的に接続されており、行電極３の各々の電極は行ドライ
バ６の各出力端子に対応的に接続されている。各行１列
ドライバ６．５の入力には放電表示板１の放電に必要な
放電パルス７が接続されている。

以下、第３図に従ってこの動作原理についてのべる０行
ドライバ６は外部より走査信号９により行制御部１１に
より順次走査される。行ドライバ６ではこの走査信号９
と放電表示板１の駆動に必要な放電パルス７とがミック
スされて放電に必要な電圧にまでステップアップされて
行駆動信号１４を生じ対応する行電極３を順次駆動する
。

一方、入力データ１０は、行電極３の走査に対対応して
、クロックパルス８の入力ごとに、列制御部１２へ入力
され、そこで相対応する列電極への信号となるべく配列
されてその出力は列ドライバ５へ入力され放電パルス７
とミックスされた後放電に必要な電圧にまでステップア
ップされで、列駆動信号１３を生じ対応する列電極２を
駆動する。行駆動信号１４中の放電パルスと、列駆動信
Ｑ　ｌ　Ｂ中の放電パルスとは互いに逆相になっており
、選択された行列電極３．２の交点部の表示セル４には
、行駆動信号１４と列駆動信号１３が加算的に加わり、
放電開始電圧より高くなって放電発光する。

以上のごとく行電極３の走査と列電極２への入力データ
の入力タイミングを制御することにより放電表示板１上
の任意の表示セル４を発光さ５せることができる。この
際、発光輝度は放電パルス７の周波数による。

〔発明が解決しようとする問題点〕

さて、上」した駆動方式において、放電パルス７は走査
信号とは無関係に常時発生しているが、このような従来
の方法では各々の行電極の走査期間内に含まれる放電パ
ルス数が走査信号と放電パルスの位相の関係で１個ない
し２個ずれる可能性がある。このような場合、輝度は放
電パルス数に比例するため、走査信号及び放電パルスの
位相の関係によっては人間の目に走査方向の輝度むらの
縞になって見えるという欠点があった。

本発明の目的は、上記欠点を除去し、走査方向の輝度む
らによる縞をなくした放電表示板の駆動方式を提供する
ことである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、互いに対向的に配列された複数個の行電極と
列電極との選択交点を発光させる放電表示板の行電極を
それぞれ時分割的に放電パルスを含む行電極駆動信号に
よって順次走査し、列電極をクロックパルスにより入力
された入力データに対応させて放電パルスを含む列駆動
信号によって選択制御することにより表示板上に入力デ
ータに対応した情報を表示する放電表示板において、放
電パルスを走査信号、ごとに停止させることで走査信号
と同期させる回路を有する駆動方式である。

〔実施例〕

以下、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は本発明の一実施例を示すブロック図で、各構成要素に
付しである番号は第３図の従来例と対応している。第３
図と異なる部分について説明すると、放電パルス７は毎
走査信号に同期して発振パルスを発生させる同期パルス
発生回路１７により得られている。

第２図は同期パルス発生回路１７の具体的実施回路を示
している。この回路は、ワンショットマルチバイブレー
タ１５を２段直列接続し発振回路を構成しているが、走
査信号９が入力ボート１６に入力され、入力ボート１６
がＬＯＷレベルになるとワンショットマルチバイブレー
タ１５はリセットされ発振が停止してしまう、さらに、
発振定数を構成するコンデンサ１８にチャージされた電
荷は、ダイオード１９を通って放電してしまうため、こ
の発振回路は全く初期状態にリセットされてしまう０次
に、走査信号９が再びＨｉｇｈレベルになるとワンショ
ーＩトマルチパイブレータ１５のリセットが解除されデ
ィレィ素子２１により走査信号の立上りよりややおくれ
てワンショットマルチバイブレータ１５′にトリガが加
わりこの回路は再び発振をはじめ、出力ポート２０に放
電パルス７となるべき発振波形が得られることとなる。

このように第２図の同期パルス発生回路は走査信号がＬ
ＯＷからＨｉｇｈレベルになると新たに発振をはじめる
こととなるため、このパルス発生回路により走査信号に
同期した放電パルス７を得ることが可能となる。そのた
め−走査期間内に含まれる放電パルス数は一定となり、
従来生じていた放電パルス数の違いによる輝度むらの縞
をなくすことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、放電パルスを走査信号ご
とに一時的に停止させて走査信号に同期して作り出すこ
とにより一走査期間内に含まれる放電パルス数を一定に
し、放電表示板上にあられれる輝度むらによる縞をなく
すことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２０は本発
明に用いる同期パルス発生回路の一例の回路図、第３図
は従来の放電表示板の駆動方式のプロ・・Ｉり図である
。 １・・・放電表示板、２・・・列電極、３・・・行電極
、４・・・表示セル、５・・・列ドライバ、６・・・行
ドライバ、１１・・・行制御部、１２・・−列制御部、
１５・・・ワンショットマルチバイブレータ、１７・・
・同期パルス発生回路、１８・・−コンデンサ、１９・
・・ダイオード、２１・・・ディレィ素子。 ９オ矛を極　　　　　　　　列１１堪 Δ　　　　　　　　　　Ｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　互いに対向的に配列された複数個の行電極と列電極と
   の選択交点を発光させる放電表示板の前記行電極を入力
   された走査信号によりそれぞれ時分割的に放電パルスを
   含む行電極駆動信号によつて順次走査し、前記列電極を
   それぞれ前記走査と同期を保ちながらクロックパルスに
   より入力された入力データに対応させて放電パルスを含
   む列駆動信号によって選択制御することにより前記放電
   表示板上に入力データに対応した情報を表示する放電表
   示板の駆動方式において、前記放電パルスの発生を前記
   走査信号ごとに部分的に停止せさて前記走査信号と同期
   させる手段を有することを特徴とする放電表示板の駆動
   方式。