JPS6355561B2 - - Google Patents

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JPS6355561B2
JPS6355561B2 JP58091501A JP9150183A JPS6355561B2 JP S6355561 B2 JPS6355561 B2 JP S6355561B2 JP 58091501 A JP58091501 A JP 58091501A JP 9150183 A JP9150183 A JP 9150183A JP S6355561 B2 JPS6355561 B2 JP S6355561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
cement
aggregate
epoxy
Prior art date
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Expired
Application number
JP58091501A
Other languages
English (en)
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JPS603303A (ja
Inventor
Tooru Mekata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tokushu Toryo Co Ltd filed Critical Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Priority to JP9150183A priority Critical patent/JPS603303A/ja
Publication of JPS603303A publication Critical patent/JPS603303A/ja
Publication of JPS6355561B2 publication Critical patent/JPS6355561B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は高速道路等の料金所ゲート近辺に於
る轍の補修用塗材の施工方法に関し、再に詳細に
は、短時間で轍の補修が可能であり、且つ強度、
耐摩耗性に優れ、自由に着色し得る道路補修用塗
材の施工方法に関する。
高速道路等の有料道路の料金所近辺は、自道車
の制動、発進に伴い路面が削られる機会が多く轍
跡が汚い凹凸として残ることが多々有り、特にス
パイクタイヤの普及に伴う冬場に於る損傷は多大
なものが有りその補修要望は強いものが有る。
従来より、道路補修には速乾性のセメントが骨
材と共に使用されている。これらの速乾性のセメ
ントは短時間で車の通行が可能な程度に硬化する
が最終硬度を発露するまでには長期間を要し、強
度、耐摩耗性が弱いうちに再び削られることとな
りその改良が強く望まれていた。
かかる実状に鑑み本発明者らは鋭意検討の結果
本発明に至つたものであり、本発明の目的とする
ところは、極めて短時間で轍の補修が可能であり
且つ強度、耐摩耗性に優れ、再に自由に着色し得
る道路補修用塗材の施工方法を提供することにあ
る。
しかして本発明の要旨とするところは、 セメント、骨材、及びラテツクス又はアクリル
エマルジヨンを配合してなる下地調整組成物を10
〜20m/mの厚みで塗工し、10〜48時間程度経過
後、エポキシ系プライマーを200g/m2程度塗布
し、約4時間後、エポキシ系下塗塗材を100〜200
g/m2程度塗布する。更に樹脂モルタルを約10
m/m厚以上に形成し、要すれば仕上げ塗装を順
次施工する道路補修方法であつて該樹脂モルタル
が; エポキシ当量100〜300であるエポキシ樹脂10重
量部に対し硬化剤1〜7重量部、顔料4〜15重量
部、粒径0.5〜0.1m/mの骨材20〜60重量部、粒
径0.1〜0.5m/mの骨材10〜45重量部及びセメン
ト10〜30重量部からなる道路補修用塗材の施工方
法 に存する。
下地形成、不陸調整及びアスフアルトのブリー
ド防止を目的とする下地調整組成物は、セメン
ト、骨材、及びSB、BR、SBR、NR、NBR等
のラテツクス又はアクリルエマルジヨンを配合し
て成り、10〜20m/mの厚みでコテ等で塗工す
る。セメントとしては、ポルトランドセメント、
高炉セメント、シリカセメント等如何なるセメン
トも好ましくは用いることができる。骨材として
は、砂が一般的であり、JISZ8801に規定される
5m/mフルイを85%以上通過する粒度の砂、い
わゆる5m/m砂が好ましく、川砂、海砂どちら
でも用い得る。最大粒径は5m/m以下、好まし
くは4m/m以下であれば良いが、粗粒細粒が適
宜混在することが好ましく、セメント1に対し2
〜4の配合割合である。
例えば混入樹脂としてSBRラテツクスを用い
る場合は、スチレン含有量(%)等何ら限定され
ることなく、セメント1に対し0.1〜0.5の配合割
合が好ましく、他の樹脂成分であつても同量用い
得る。塗工後10時間程度後次の工程を行える。
エポキシ系プライマーは、下地調整組成物とエ
ポキシ系下塗塗料との満足な付着、アルカリ等に
よる下地からの影響を押えること、及び吸込みム
ラの防止を目的とする。プライマーは、浸透の必
要があるため固型エポキシの溶剤希釈型を使用
し、溶剤で十分浸透させる。硬化剤としては変性
脂肪族アミンを用いることが好ましい。希釈溶剤
は、通常のエポキシ樹脂塗料用のものの15%以下
の使用で良い。塗装に際しては、ローラー、ハ
ケ、スプレー等により、約200g/m2の塗布量が
適し、下地調整組成物の乾燥後、即ち下地調整組
成物形成後10〜48時間後の塗装が好ましい。
エポキシ系下塗塗料は、タツクコートとも呼ば
れるもので次工程で形成する樹脂モルタル層の下
面凹凸に馴じむことにより樹脂モルタル層下面と
の接着面積を増し、接着強度を強固なものとなす
ことを目的とする。エポキシ樹脂は、液状エポキ
シの無溶剤型の使用で良く、硬化剤は変性脂肪族
アミンの使用が好ましい。塗装は、ローラーによ
るものが作業性が良く、その際、5%以下の希釈
剤の使用は差し支えなく、塗布量としては100〜
200g/m2が好ましい。エポキシ系プライマーの
乾燥後、即ちエポキシ系プライマー塗布後約4時
間後の塗装が好ましい。
樹脂モルタルは、無溶剤型液状エポキシ樹脂、
硬化剤としての変性脂肪族アミン、顔料、骨材及
びセメントから成るものである。エポキシ樹脂
は、無溶剤型が好ましく、無溶剤型エポキシ樹脂
の使用により肉やせを防ぎ、ひいてはクラツク等
の不具合を防止する。かかるエポキシ樹脂のエポ
キシ当量は100〜300であることを必須とし、100
未満であれば、劣化し易く、耐候性が悪い不都合
を生じ、300を超えれば、作業性に劣る不都合を
生じる。
顔料としては、炭酸カルシウム、タルク等の体
質顔料及び酸化チタン、カーボン等の着色顔料を
エポキシ樹脂10重量部に対し4〜15重量部配合す
ることが好ましい。
骨材としては、平均粒径1.5m/m以下の硅砂
が好ましく、エポキシ樹脂10重量部に対して粒径
0.5〜1.5m/mの硅砂を20〜60重量部、粒径0.1〜
0.5m/mの硅砂を10〜45重量部配合することが
好ましい。かかる骨材の配合量比が、スリツプ防
止、制動距離短縮に最も効果的である。
セメントとしては、ポルトランドセメント、高
炉セメント、シリカセメント等如何なるセメント
も好ましく用いることができ、エポキシ樹脂10重
量部に対して10〜30重量部の配合が好ましい。セ
メントの混入により、圧縮強度の大幅な向上が可
能となる。
本発明になる樹脂モルタルを得る場合、骨材と
セメント及び顔料をあらかじめ均一に撹拌後、エ
ポキシ樹脂に若干の希釈剤を加えたものを混入、
硬化剤を加えて撹拌すれば良い。
本発明になる樹脂モルタルは、エポキシ系下塗
塗材の塗装直後、即ち下塗塗材が未乾燥のうちに
順次載置塗工することが好ましく、かかる形成方
法にして初めて、下塗塗材を介して下地調整層に
強固に接着された本発明になる樹脂モルタル層の
形成が可能となる。このようにして得られた樹脂
モルタルは、耐摩耗性はもとより、耐スリツプ性
及び圧縮強度等の著しい向上が可能であるが耐久
性を考慮して約10m/m厚以上に形成するのが好
ましい。
更に要すれば仕上げ塗装としてクリヤー塗装を
施すことにより樹脂モルタル層表面の汚れを防止
する。
以上、本願発明の施工方法は下地調整組成物塗
工の翌日、プライマー、下塗塗材、樹脂モルタル
を塗工し、次の日には車の通行が可能となるもの
で、極めて短時間で轍跡の補修を可能とし、しか
も強度、耐摩耗性に優れた初期硬度も得られるも
のである。
以下に実施例を用いて本発明のより詳細な説明
に供する。当然のことながら本発明は実施例のみ
に限定されるものでないことは言うまでもないこ
とである。
実施例 ポルトランドセメント:川砂:SBR(スチレン
含量40%)=1:2.5:0.25割合で配合された下地
調整組成物を12m/m厚で施工した。12時間放置
し、十分に乾燥させた後、ビスフエノールA型エ
ポキシ樹脂と変性脂肪族アミンからなるエポキシ
系プライマーをローラーにより約200g/m2塗布
した。
更に4時間放置し、プライマーが硬化乾燥した
後、 エピクロン#857(大日本インキ社製) 47.0重量部 エピキユア#3025(油化シエル社製)25.2重量部 タルク 7.0重量部 炭酸カルシウム 34.0重量部 酸化チタン 12.0重量部 カーボン 0.1重量部 よりなるエポキシ系下塗塗材を150g/m2ローラ
ーにより塗布し、直後未乾燥のうちに 0.1〜0.5m/mの硅砂 23重量部 0.5〜1.5m/mの硅砂 37重量部 下塗塗材同様組成物 19重量部 ポルトランドセメント 21重量部 よりなる樹脂モルタルを下塗塗材上に下塗塗材が
未乾燥のうちに10m/mの厚さで施工し、12時間
放置し十分に硬化させた後、更にアクリルウレタ
ンクリヤーにより仕上げを行つた。
かかる施工方法になる補修道路は、スパイクタ
イヤに耐える優れた耐摩耗性を有するのは勿論の
こと、JISA1108により圧縮強度の測定の結果、
従来300〜400Kg/cm2であつた圧縮強度が500Kg/
cm2に向上し、圧縮強度は非常に優れたものとな
り、更にはノンストツプ性を大幅に向上し、施工
後、補修道路として要求される硬度の現出時間も
著しく短縮され、道路自体のカラー化も可能であ
る優れた道路補修用塗材の施工方法である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セメント、骨材、及びラテツクス又はアクリ
    ルエマルジヨンを配合してなる下地調整組成物を
    10〜20m/mの厚みで塗工し、10〜48時間程度経
    過後、エポキシ系プライマーを200g/m2程度塗
    布し、約4時間後、エポキシ系下塗塗材を100〜
    200g/m2程度塗布する。更に樹脂モルタルを約
    10m/m厚以上に形成し、要すれば仕上げ塗装を
    順次施工する道路補修方法であつて該樹脂モルタ
    ルが; エポキシ当量100〜300であるエポキシ樹脂10重
    量部に対し硬化剤1〜7重量部、顔料4〜15重量
    部、粒径0.5〜1.5m/mの骨材20〜60重量部、粒
    径0.1〜0.5m/mの骨材10〜45重量部及びセメン
    ト10〜30重量部からなることを特徴とする道路補
    修用塗材の施工方法。
JP9150183A 1983-05-26 1983-05-26 道路補修用塗材の施工方法 Granted JPS603303A (ja)

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JP9150183A JPS603303A (ja) 1983-05-26 1983-05-26 道路補修用塗材の施工方法

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JP9150183A JPS603303A (ja) 1983-05-26 1983-05-26 道路補修用塗材の施工方法

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JPS603303A JPS603303A (ja) 1985-01-09
JPS6355561B2 true JPS6355561B2 (ja) 1988-11-02

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