JPS6355377A - 圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧縮機に係り、特に防音性と放熱性に好適な圧
縮機に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の圧縮機は特報昭４８−４６４１号に記載のように
ローターとステータ部の摩擦音及び吐出弁の開閉者など
の減音について改善されたものがある。

また防音対策として密閉容器の外周に防音材を巻きつけ
減音している例もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、圧縮機密閉容器内部の減音対策や密閉
容器外周に防音材を巻き減音しているものの、密閉容器
本体には防音のための配慮はなされていなかった。その
ため、ローターやステータから密閉容器に伝おった振動
は圧縮機取付ベースやパイプ等に伝達して騒音となる問
題があった。

本発明の目的はロータリー形圧縮機の蓄熱を防止し、圧
縮性能を損うことな（、騒音を低下させることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、圧縮機を構成する密閉容器表面の一部に防
音制振塗装を施したものである。

〔作用〕

密閉容器の一部に施された防音制振塗料は、密閉容器内
からの騒音を遮音する。それによって、密閉容器内から
の騒音を低減することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の詳細を図に示す実施例で説明すると、第
１図は本発明を実施したロータリー形圧縮機の断面図で
、１はクランクシャフト、２はローター、３はステータ
ー、４は密閉容器を示す。

密閉容器全面には予め溶剤形塗料、例えばメラミンアル
キド樹脂塗料などが塗装し焼付けられている。その上に
防音制振塗料をスプレー塗装工法、ローラーコートエ法
等によって塗装し、焼付けし、塗膜を形成させた状態を
示すものである。

第２図は、圧縮機ステータ部の断面拡大図であり、５は
下地塗装膜、６は防音制振塗膜を示す。

上記防音制振塗膜６を施す場所によっては圧縮機の放熱
を損うことなく、防音制振効果を満足する領域がある。

すなわち防音制振塗膜６を０．０５〜５ｍｍの厚さとし
、嗜ステータ部をつつむように密閉容器の外周に任意の
幅で帯状に塗装することによって、放゛熱性と防音制振
効果の双方を満足することができる領域である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、圧縮機の放熱性を損うことなく、防音
制振効果を与え、騒音を防止させる効果がある。

また防音制振塗装を行うことにより、従来使用していた
高価な防音材を除去できることにより、原価低減効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を備えた防音制振塗料を塗装したロータ
リー形圧縮機の断面図、第２図は第１図の密閉容器の断
面を拡大した断面図である。 １・・・クランクシャフト、２・・・ローター、３・・
・ステーター、４・・・密閉容器、５・・・下地塗膜、
６・・・防音制振塗膜。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、圧縮機を構成する密閉容器表面の一部に防音制振塗
   装を施したことを特徴とする圧縮機。