JPS6355198B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6355198B2
JPS6355198B2 JP11800782A JP11800782A JPS6355198B2 JP S6355198 B2 JPS6355198 B2 JP S6355198B2 JP 11800782 A JP11800782 A JP 11800782A JP 11800782 A JP11800782 A JP 11800782A JP S6355198 B2 JPS6355198 B2 JP S6355198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
frequency heating
thawing
radio waves
heating source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11800782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS599894A (ja
Inventor
Masahiro Ishihara
Mitsuru Watabe
Shuji Ookawa
Shunichi Taguchi
Itsuo Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Netsu Kigu KK
Original Assignee
Hitachi Netsu Kigu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Netsu Kigu KK filed Critical Hitachi Netsu Kigu KK
Priority to JP11800782A priority Critical patent/JPS599894A/ja
Priority to GB08304372A priority patent/GB2117925B/en
Priority to CA000421957A priority patent/CA1192619A/en
Priority to US06/467,814 priority patent/US4520250A/en
Publication of JPS599894A publication Critical patent/JPS599894A/ja
Publication of JPS6355198B2 publication Critical patent/JPS6355198B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高周波加熱源と、それと異なる周波数
の微弱高周波電波の送、受信アンテナを備えた解
凍検出装置とを有する高周波加熱装置に係り、詳
細には前記受信アンテナより受信する受信々号の
新規な処理手段を有する高周波加熱装置に関する
ものである。
従来のこの種装置の冷凍食品の解凍は、例えば
家庭内においては自然解凍、流水解凍、加熱解
凍、電子レンジによる高周波エネルギーでの解凍
などがあり、また工業用としては、2.45GHzの高
周波エネルギーあるいは、数十MHzの高周波エネ
ルギーにより解凍をおこなつているが、いずれの
場合においても、冷凍食品の量、初温の違いがあ
るため、適切な解凍を行うことができず、そのた
め解凍に過不足が生じて食品が煮えてしまつた
り、逆に加熱が不足して再解凍の必要が生じてし
まうことがあるため、常に解凍を監視しなければ
ならないなど極めてわずらわしいものであつた。
最近この様な使い勝手を改良したものとして、
電子レンジにおいて赤外線により食品の温度を測
定して解凍を検知する装置が開発されている。こ
の装置は第1図にその原理図を示したように、金
属で囲まれた加熱室1の内部に食品載置台2を置
き、この食品載置台2には冷凍食品3が置かれて
おり、加熱室1の上方には2.45GHzの高周波加熱
源4、導波管5で構成された高周波加熱手段が配
置されている。6は高周波エネルギーの励振口で
ある。ここでドア(図示せず)を開いて食品3を
加熱室1内に置き、高周波加熱源4で発振された
高周波エネルギーを導波管5を介して励振口6よ
り励振して食品3を高周波加熱し、加熱に伴つて
増加する食品3からの赤外線7をスリツト8を介
して加熱室外に導き出し、この赤外線7を赤外線
検出器9により検出し、その検出信号を増幅、変
換、制御装置10にて信号処理して高周波加熱源
4を制御するものである。
この赤外線検出方式は、食品の絶対温度の計測
ができるので、解凍温度すなわち0℃付近を測定
できるが、実際これを使用しても種々の不具合な
点がある。すなわちその第1は、温度の計測が可
能であつても必ずしも解凍温度を適切に検出でき
ず、氷の融解による確実な解凍の終点を捕促でき
ないこと、第2はスリツトのように2.45GHzの高
周波エネルギーをカツトオフするようなせまい視
野角の範囲しか計測ができないこと、第3には赤
外線信号量が小さいため、ノイズ成分の分離や増
幅などの信号処理に複雑な電子回路構成が必要な
ことであり、電子レンジ以外のものに応用できる
可能性が小さいなどである。
このためにさらに優れた解凍検出方式として、
冷凍食品の解凍時における物理的物性変化を適確
にとらえて適切な解凍を実現するための装置が考
えられた。第2図はこの方式を応用して解凍が検
出できる高周波加熱装置の斜視図である。図にお
いて11はキヤビネツトであり、12はドア、1
3は排気口、14は解凍検出機能、解凍終了表示
灯、解凍終了報知ブザー等で構成された制御装
置、15は制御装置14を含む表示部である。こ
の高周波加熱装置において、解凍を検出するに
は、食品を加熱するための2.45GHz高周波エネル
ギーと、2.45GHzとは異なる周波数の高周波エネ
ルギーを食品に放射し、冷凍食品が温度上昇して
解凍状態にむかうときの食品の電波吸収量の急激
な変化および解凍終了時の氷晶体状態において電
波吸収が最大となる現象、さらに氷晶体から常温
あるいは高温に向つて昇温するときの電波吸収割
合の減少する現象を利用して解凍を検出するもの
であつて、電波吸収量の変化によつて適確な解凍
検出をおこなうことができる。
第3図は、第2図に示した高周波加熱装置の詳
細を示す説明図である。金属板または金属網で囲
まれた加熱室1にはドア(図示せず)が開閉自在
に取付けられており、内部に食品載置台2があ
り、冷凍食品3は高周波加熱源4により解凍され
る。16は高周波加熱源とは異なる微弱な高周波
信号の発生器であり、17は信号の送信アンテ
ナ、18は受信アンテナである。19は食品3を
回転させながら加熱するための回転載置台で、こ
れを駆動用モータ20、シヤフト21によつて回
転し、食品3を均一に加熱するようになつてい
る。22はシヤフト21に固定されて回転する回
転検出板で、この回転検出板30の一回転毎にそ
の回転を検出する回転検出素子23、この検出素
子23の検知信号を検知する同期検出器24、こ
の同期検出器24の信号と受信アンテナよりの信
号を比較し、回転検出信号がある間だけ受信をお
こなうようにした変換器25、この変換器25よ
りの信号を得て加熱を制御する制御装置26を設
け、これらにより出力を制御する。この場合の受
信出力電圧は、回転載置台19が一回転する間に
一回計測するか、一回転する間の全出力電圧を平
均化するなどの方法により出力させるが、いずれ
も第4図曲線27に示すように変化する。すなわ
ち、−18〜−15℃程度の冷凍食品が加熱されるに
従つて電波吸収が大きくなり、電圧変化の最低に
なる点、tminに達する。この温度は−3℃〜−
1℃であり、この温度は冷凍食品に含まれる水分
が、氷の状態から氷と水の混在する、いわゆる氷
晶体の状態に移つた温度を示すもので、この
tminになつた点を検出して加熱を制御をするこ
とによつて解凍を検出することができる。
しかしこの手段で実際に解凍をおこなつた場合
つぎのような問題がある。すなわち第3図におい
て、高周波加熱源4より励振される2.45GHz高周
波電波は、普通の高周波加熱装置においては連続
発振の場合出力が500〜600Wと強力であり、冷凍
食品のようにあまり強力に加熱すると煮えたり、
破裂したするような外観を損なう懸念があるもの
では、発振を間欠的に、例えば4秒励振した後、
4秒休止するなどの方法によりデユーテイを変え
て単位時間内の平均励振電力を半減させてゆつく
り加熱する方法が一般的であるが、このような励
振方法で高周波エネルギーを高周波加熱源から励
振している時に、同じタイミングで送信アンテナ
17から高周波加熱源よりの高周波電波と異なる
電波を発振したとき、発振出力が前者は数百Wで
あるのに対し、後者はせいぜい数十mwと小さ
く、2.45GHzの発振高周波エネルギーに含まれる
2.45GHz基本周波数以外の各種周波数が、送信ア
ンテナ17からの発振周波数に重塁されてしまう
とか、電波雑音とて影響し、受信アンテナ18の
受信々号がこれを分離するのに困難となり、解凍
の検出に支障を来たすなどの欠点があつた。
本発明は上記欠点に関しなされたものであり、
その目的は高周波加熱源の電波によつて支障を受
けない解凍検出装置を有する高周波加熱装置を得
ることにある。その目的達成のため高周波加熱源
よりの励振電波と送信アンテナよりの電波を時間
的に分割して励振し、高周波加熱源の励振が休止
している間にのみ解凍検出信号の送受信及び信号
計測を終了してしまうようにしたものである。
以下本発明の一実施例を第5図、第6図に従つ
て説明する。第5図は解凍検知精度の高い解凍検
知機能付高周波加熱装置のブロツク図である。図
において28は掃引発振回路であり、家庭用電子
レンジにあつては出力数十mwの電波を掃引発振
する。29は発振回路である。この発振回路29
の信号は2.45GHzの周波数の流れ込みを防止する
Band rejection filter30を経て送信アンテナ支
持具31で支持される送信アンテナ17より送信
される。同様に受信々号は受信アンテナ支持具3
2に支持される受信アンテナ18に受信され、
Band rejection filter33、検波回路34、増幅
回路35を経てマイクロコンピユータ36に送ら
れる。ここでマイクロコンピユータ36が高周波
加熱源4を間欠的に励振するように指令すと、高
周波加熱源4は、第6図波形37のように間けつ
的に高周波出力を励振する(t0〜t1=t2〜t3)。こ
のt0〜t1,t2〜t3で示される励振時間内において
は、掃引発振器28よりの信号は休止状態とす
る。つぎに間欠励振において高周波加熱源4を休
止させた場合においては、マイクロコンピユータ
36の指令により掃引発振器28を動作させ、送
信アンテナ17より信号を庫内に送り、また受
信々号も受信アンテナ18に受信されマイクロコ
ンピユータ36に送られる。すなわち信号電波は
第6図の時間t1〜t2,t3〜t4間でそれぞれ計測さ
れる。したがつてこの高周波加熱源4の休止期間
に信号計測をおこなうことによつて、高周波加熱
源4の発生するいろいろな電波雑音の影響を防止
することができる。
なおこの休止時間は少くとも回転載置台19が
一回転する間は持続するのが好ましく、回転検出
素子23が例えば1回転を検出する間に回転載置
台19上の食品3を複数回計測し、その平均値を
算出し、さらにその平均値を微分するなどして受
信々号が変化しなくなつた点で解凍を終了するよ
うに高周波加熱源4に信号を送る。
以上の如く本発明によれば、高周波加熱源より
計測用信号に対する電波的な悪影響を防止し、解
凍検出精度を高めることができるから失敗のない
食品解凍ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の解凍装置を有する高周波加熱装
置を示す構成図、第2図は同外観図、第3図は同
解凍状況検出装置の原理説明のための説明図、第
4図は同受信レベルの特性図、第5図は本発明の
一実施例による高周波加熱装置のブロツク図と構
成図、第6図は同発振出力のタイミングを示す説
明図である。 1……加熱室、3……冷凍食品、4……高周波
加熱源、17……送信アンテナ、18……受信ア
ンテナ、19……回転載置台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属で囲まれた庫内に高周波電波を励振する
    高周波加熱源と、それと異なる周波数の微弱な高
    周波電波を励振する送信アンテナ及びその送信ア
    ンテナからの電波を受信する受信アンテナを前記
    庫内に備え、前記高周波加熱源による回転載置台
    上の冷凍食品の解凍と、この解凍の進行度を検知
    して加熱を制御する解凍検出装置とを備えた高周
    波加熱装置において、高周波加熱源4の電波を間
    欠的に励振するとともに、この間欠励振の休止時
    間内に回転載置台19を少なくとも1回転せし
    め、回転載置台19上の1点または複数点におけ
    る解凍検出信号を計測し、計測値を演算処理して
    解凍を制御することを特徴とする高周波加熱装
    置。
JP11800782A 1982-02-19 1982-07-07 高周波加熱装置 Granted JPS599894A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11800782A JPS599894A (ja) 1982-07-07 1982-07-07 高周波加熱装置
GB08304372A GB2117925B (en) 1982-02-19 1983-02-17 Heating apparatus of thawing sensor controlled type
CA000421957A CA1192619A (en) 1982-02-19 1983-02-18 Heating apparatus of thawing sensor controlled type
US06/467,814 US4520250A (en) 1982-02-19 1983-02-18 Heating apparatus of thawing sensor controlled type

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11800782A JPS599894A (ja) 1982-07-07 1982-07-07 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS599894A JPS599894A (ja) 1984-01-19
JPS6355198B2 true JPS6355198B2 (ja) 1988-11-01

Family

ID=14725736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11800782A Granted JPS599894A (ja) 1982-02-19 1982-07-07 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS599894A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS599894A (ja) 1984-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4520250A (en) Heating apparatus of thawing sensor controlled type
JP2004340571A (ja) 電子レンジの自動解凍制御方法
JPS6355198B2 (ja)
JPS59207595A (ja) 高周波加熱装置
JPS59176655A (ja) 解凍状況検出装置
JP2676940B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH11118156A (ja) 電子レンジ
JPS59151795A (ja) 解凍状況検出装置
JPS58141770A (ja) 解凍状況検出装置
JPS6023828B2 (ja) 解凍状況検出装置
JPS59198695A (ja) 高周波加熱装置
JPH0395314A (ja) 高周波加熱装置
JPS58141768A (ja) 解凍状況検出装置
JPS58141769A (ja) 解凍状況検出装置
JP2966295B2 (ja) 加熱調理装置
JPS6356794B2 (ja)
JPS58141771A (ja) 解凍状況検出装置
JPH0395316A (ja) 高周波加熱装置
JPS58142791A (ja) 高周波加熱装置
JPS5971290A (ja) 高周波加熱装置
JPH03219587A (ja) 高周波加熱装置
JPS59207597A (ja) 高周波加熱装置
JPS59207596A (ja) 高周波加熱装置
JPS58141766A (ja) 解凍状況検出装置
KR940010287B1 (ko) 전자레인지의 자동 건조장치 및 건조 제어방법