JPS635508Y2 - - Google Patents

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JPS635508Y2
JPS635508Y2 JP17656383U JP17656383U JPS635508Y2 JP S635508 Y2 JPS635508 Y2 JP S635508Y2 JP 17656383 U JP17656383 U JP 17656383U JP 17656383 U JP17656383 U JP 17656383U JP S635508 Y2 JPS635508 Y2 JP S635508Y2
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JP
Japan
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pressure vessel
scraper
kneading
pipe shaft
scraping
Prior art date
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JP17656383U
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JPS6085189U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、穀物、加工食品、薬品原料等の粉
粒物質を飽和蒸気、過熱蒸気等の過熱媒体で連続
的に過熱殺菌する装置に関するものである。
一般に、この種の加熱殺菌装置では圧力容器内
での粉粒物質の移送は、スクリユーコンベア方式
が用いられている。この装置においては構造が簡
単で故障が少なく、また均一な滞溜時間が得られ
る等の理由で多用されているが、圧力容器内壁面
とスクリユー部材とによつて囲まれた領域内での
混練移送であるため、その処理能力は小さく、ま
たその混練は不充分なものとなり粉粒物質の加熱
媒体との接触にむらを生じ、粉粒物質の均一な加
熱殺菌は困難なものとなる。
さらに、このスクリユーコンベア方式の装置に
おいては圧力容器の内壁面に粉粒物質が固着する
ため、スクリユーコンベアによる円滑な混練移送
が妨げられ、しかもその固着した粉粒物質に雑菌
が繁殖し汚染の原因となつている。
この考案は、上記スクリユーコンベア方式の加
熱殺菌装置における諸問題を解消するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、圧力
容器内にスクレーパ付の攪拌羽根を有する混練部
材を設け、圧力容器の内壁面にスクレーパを圧接
させて回転させることにより、粉粒物質の圧力容
器内壁面への固着を極力防止すると共に、粉粒物
質を均一かつ多量に連続加熱殺菌することのでき
る装置を提供することにある。
以下、この考案の構成を一実施例として示した
図面に従つて説明する。
第1図は装置全体を示す要部破断側面図であ
る。図中1は水平円筒形とした圧力容器で、一端
に粉粒物質の投入口2を、他端にその排出口3
を、そして中央上部に飽和蒸気、加熱蒸気等の蒸
気吹込口4を設けている。投入口2及び排出口3
には、圧力容器1内の気密を保持した状態で粉粒
物質を投入または排出できるようにしたロータリ
バルブ5をそれぞれに設けている。
6は圧力容器1内に設けられている混練部材で
あり、その圧力容器1の蓋体7と一体化した軸受
部8に軸支されたパイプ軸9に、上下、左右方向
へ互い違いに交差するように複数個が連続して固
定されている。
前記混練部材6を詳述すると、第2図及び第3
図に示したように、パイプ軸9に支柱10を立設
し、攪拌羽根11を固着した支持プレート12を
その支柱10に取付ボルト13で固定したもので
ある。攪拌羽根11の外方端には、圧力容器1の
内壁面をかき取るスクレーパ14をスプリングピ
ン15により弾発的に取付けている。さらに、上
下、左右方向へ互い違いに交差された混練部材6
は攪拌羽根11を互いにオーバラツプさせてい
る。また、混練部材6の一方の攪拌羽根11の回
転方向に対する内面側には、送り方向へ傾斜させ
た送り羽根16を取付けている。尚、最も排出口
3側へ配される攪拌羽根11に取付けた数枚の送
り羽根16′は戻り方向へ傾斜させている。
さらにまた、パイプ軸9には、両端に設けられ
る混練部材6の垂直一方向にかき取り部材17が
固定されている。
このかき取り部材17も、パイプ軸9に支柱1
8を立設し、スクレーパホルダ19を固着した支
持プレート20をその支柱18に取付ボルト21
で固定したものである。スクレーパホツダ19の
先端には、圧力容器1の蓋体7内壁面をかき取る
スクレーパ22をスプリングピン23により弾発
的に取付けている。
圧力容器1の周囲には、保温用のジヤケツト2
4が設けられ、この圧力容器1はジヤケツト24
外壁に固定されたブラケツト25により架台(図
示せず)等に設置されている。
26はモータであり、その駆動力は減速機27
により減速され、ベルトやチエーン等の伝達手段
28を介して、パイプ軸9の駆動側の端部に設け
られたプーリ29に伝達され、パイプ軸9を駆動
している。
この考案は以上の如く構成されており、投入口
2からロータリバルブ5を通つて圧力容器1内に
投入された粉粒物質は、直ちに混練部材6の回転
により攪拌羽根11及び送り羽根16の作用で混
練されつつ排出口3側へ移送される。そして、粉
粒物質は移送中に蒸気吹込口4より吹込まれた飽
和蒸気、過熱蒸気等により加熱殺菌されて、ロー
タリバルブ5を通つて排出口3から排出される。
この時、上下と左右方向へ互い違いに交差する
ように配した混練部材6の攪拌羽根11は互いに
オーバラツプしているので、粉粒物質に滞留は生
ずることなく、また攪拌羽根11、送り羽根16
により充分な混練が行われるので、粉粒物質は均
一に加熱殺菌される。
さらに、混練移送中に圧力容器1の内壁面や蓋
体7の内壁面に接触する粉粒物質は、混練部材6
のスクレーパ14及びかき取り部材17のスクレ
ーパ22により常時かき落されているので、それ
らの内壁面に固着することはない。
以上に述べたように、この考案の加熱殺菌装置
は圧力容器内にスクレーパ付の攪拌羽根を有する
混練部材を設け、圧力容器の内壁面にスクレーパ
を圧接させて回転させることにより、粉粒物質の
圧力容器内壁面への固着を極力防止すると共に、
粉粒物質を均一かつ多量に連続加熱殺菌すること
のできるものであり、実用的効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置全体を示す要部破断側
面図、第2図は投入口側の混練部材とかき取り部
材近傍を示す拡大説明図、第3図は第2図中の蓋
側から見た状態の混練部材とかき取り部材を示す
説明図である。 1……圧力容器、6……混練部材、8……軸受
部、9……パイプ軸、11……攪拌羽根、14…
…スクレーパ、17……かき取り部材、22……
スクレーパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクレーパ14付の攪拌羽根11を有する混練
    部材6を、軸受部8に軸支され圧力容器1内に配
    されたパイプ軸9に、上下、左右方向へ互い違い
    に交差するように複数個を連続して固定し、さら
    にスクレーパ22付のかき取り部材17を、前記
    パイプ軸9の両端に前記混練部材6の少なくとも
    垂直一方向に固定したことを特徴とする粉粒物質
    の連続加熱殺菌装置。
JP17656383U 1983-11-14 1983-11-14 粉粒物質の連続加熱殺菌装置 Granted JPS6085189U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17656383U JPS6085189U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 粉粒物質の連続加熱殺菌装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17656383U JPS6085189U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 粉粒物質の連続加熱殺菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6085189U JPS6085189U (ja) 1985-06-12
JPS635508Y2 true JPS635508Y2 (ja) 1988-02-15

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ID=30383842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17656383U Granted JPS6085189U (ja) 1983-11-14 1983-11-14 粉粒物質の連続加熱殺菌装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3941903B2 (ja) * 1998-10-30 2007-07-11 ヱスビー食品株式会社 粉粒体の連続攪拌殺菌装置
JP2005111162A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Tsukasa Kogyo Kk 殺菌装置
JP2013172692A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Samson Co Ltd 加熱殺菌装置

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JPS6085189U (ja) 1985-06-12

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